entamick

いま、会いにゆきますのentamickのネタバレレビュー・内容・結末

いま、会いにゆきます(2004年製作の映画)
4.1

このレビューはネタバレを含みます

セカチューに続いて大ヒットした、小説原作の映画。映画のヒットを受け、ドラマが制作されたのも、セカチューと同様。双方共にヒロインが死ぬ内容で、私の中ではワンセットで捉えています。

あくまでも私の感想ですが、映画版とドラマ版を比較した際、セカチューはドラマ版、イマアイは映画版の方が良かった印象です。この辺りにこの作品の持つ魅力の秘密がありそうです。

魅力①長さが丁度よい。
大どんでん返しありきのストーリーで、最後のタネ明かしが強烈かつファンタジーすぎるので、映画サイズのコンパクトさがはまります。

魅力②ヒロインの竹内結子がよい。
夢の中にいるような、脳に直接響く落ちついたトーンの声。病を抱えているものの、弱さを見せ過ぎない、絶妙なバランスのリアルな演技。ストーリーが飛んでいるだけに、ヒロインの存在感が頼りで、視聴した男性は全員彼女に恋をしたと思います。

現実でも残念ながら帰らぬ人となった彼女ですが、度々この作品を思い出しては、レンタルショップに足を運びます。
「いま、会いにゆきます」は、竹内結子に会いにゆく映画です。
entamick

entamick