エスターのentamickのネタバレレビュー・内容・結末

エスターは自分の欲望に忠実で、その為には手段を選ばず、とんでもない行動力を持っています。残虐なシーンは多数あれど、恐怖感が薄いのは、その行動に共感できる部分があるから。ある意味、悪役を次々とやっつけていくヒーロー映画みたいな、爽快感すらあります。とんでもなく悪い奴とはわかってるけど憎みきれない、何とも不思議なキャラクター。一言で表すなら逆コナンでしょうか。
それにしても妹のマックスが可愛すぎて、その命が助かるか否かで、鑑賞後のイメージがガラリと変わった事でしょう。DVDでは、特典映像で2パターンのエンディングが用意されていますが、本編バージョンで間違い無かったと思います。決してハッピーエンドとは言えない結末ですが。