夫、下宿人、刑事の3人を怪しく見せておいて、(ほぉ〜そうなんだ)と思ったらあんなラストに「…⁉︎」
「真犯人が見つかった」と言われ、面会に行き号泣するシーンの重み。
焼け跡から持って帰ったものを母親に手渡すトジュンの表情の深さ。
廃品回収の男はなぜ黙っていたのだろうかと云う疑問は意味なく思え、見終>>続きを読む
竹野内豊はロンバケでの真二のようなチャラい役がいい。
絵画修復の先生も好意を寄せるほどに魅力的には見えない。
フィレンツェの街並みと音楽はロマンティックだった。
イタリアへフェリーニに会いに行ったルーシーがすてきな男性に出会った場所は、ロミオとジュリエットのバルコニー…と云うシーンが印象的だった。
見抜かれなかった贋作も「芸術」…なのかなぁ…技術的に秀でているということは明らかなんだけど。
"香辛料長者"のコルネリスを裏切った若き妻ソフィアと肖像画家ヤンの企み。
後にそれを知ったコルネリスの決意が涙を誘う。
「花の命は短いが、絵画は残る」
チューリップの球根の競りが異様に感じられた。
寅を思い遣るさくらの優しさに涙する寅次郎の実母(ミヤコ蝶々)
帝国ホテルに泊まっていることを強調するシーンが笑えた。
Popな曲のタレ流しだったけど、私好みなものはエンドロール直前に流れたTHE THEの"This Is The Day " ぐらいだった。
ファン・ジョンミン主演作では一番好きかも。
スピーディーな展開、コミカルなアクションシーン、散りばめられた笑いや騒々しい会話などの全てが良かった。
名誉の負傷の痕を見せ合うシーンが笑える。
仲間の">>続きを読む
ゴールディ・ホーンのコメディエンヌぶりも、メル・ギブソンのアクションもあまり印象に残らない。
スーザン・ジョージの大きな瞳とちょっと歯並びの悪い口、グラサン外すとイマイチなピーター・フォンダと車修理はお手の物な相棒。
ぶつかって故障した車を相棒が直してはまたクルミ林を走り回る。
こんなのがガ>>続きを読む
抑圧され歪んでしまった男が助けた女性の介護をするが、おどおどしていて女性の言いなりな役柄は "今夜はトークハード" や "忘れられない人"の時と同じ演技で、Cスレイターって上手いのか下手なのかよくわか>>続きを読む
汚いアパートに住む息子の高すぎる水道代に疑問を抱いた母親がその謎を解く。
タイトルは「おばさん探偵」にすべき。
ゲーテの部屋に勝手に出入りし、手料理を冷蔵庫に作り置きするシーンが和む。
コントラストの強いモノクロだと皺がより強調される。
木洩れ日が窓ガラスに映る。
双眼鏡で明るい日差しの隣家を覗き見。
バカ息子を嘆き、子育てを悔やむ。孫娘には「ババァ」呼ばわりされ、指輪をねだられる>>続きを読む
タコ社長は子だくさんだった。
「(寅ちゃん)ご飯6杯も食べた」とさくらに電話するおばちゃんが笑える。
舟遊びに誘われず僻む寅さん。
遠回しに寅を拒絶する夕子。鈍感すぎる寅さん。
旅先で偶然見>>続きを読む
ロボットロケットとかロボット拷問みたいなショーが野蛮だった。
マネキン顔のジュード・ロウと、チンパンジーみたいな歩き方のテディベアが良かった。
オスメント君の下がり眉で半泣き顔がさらに涙を誘う。
小説家が猟奇事件を解明するクライムサスペンスを観たかった。オカルトホラー系は苦手と毎回言いつつ観てしまうんですが…
菅田将暉、岡田将生に期待したけど、辛かった我が子の就活を思い出して気持ちが沈んだ 。
深い霧の夜、通りに響く馬車の音。
娼婦の惨殺死体とぶどうの軸…路地裏の一室でのおぞましいシーンまでの盛り上がりはJデップの"フロム・ヘル"の方がスリリング。
「証拠がないから」と釈放になる強姦殺人犯だけど、DNA鑑定が出ているのに何故?
食品配達で訪れてマーキングしたり犯行に及ぶ男をキモく演じているキーファー・サザーランドがハマり役。
面白かった。
"スキャナーズ "みたいな「パーンと破裂するシーン」にびっくり。
他局のキャスターに疑惑を追及されるシーン辺りから風向きが変わったと思ったが、結局この終わり方で納得。
宿で見ず知らずの青年のために法要を行うおせっかいな寅さんや宿泊客のドタバタシーンに和む。
大好きな映画「デランシー・ストリート」の主演二人が出ていたのでちょっと嬉しかった。
麻薬ビジネスで多くの命が奪われる恐ろしさが綿々と続くが、「何が欲しいか」と訊かれたデルトロの答えが活きるラストが良>>続きを読む
あの夜ドアを開けなかったがために亡くなった女性の身元を調べる女医の話。
そこまでやらなくても…と思ったり、研修医の辞めた理由もよく分からなかった。
「一緒に死んでくれ」と言われたら、一番愛されていると思うところだけど、そうじゃないんだということですか……よくわからん。
真っ赤な手術着や特注の手術器具が不気味だけど、中盤ちょっと眠気を覚え、後半は兄弟の見分けがつかなくなってしまった。
ケヴィン・コスナーにはこんな無鉄砲な行いが似合わないイメージがある。
ヘリが飛び、草原が波打つラスト…もっとさらっと終わらせて欲しかった。
冒頭、汽車でのクリスピン・グローヴァーとの会話や、森で死んだ子鹿の血を顔に塗り添い寝する場面などは不思議な感覚に陥るけれど、ライフル銃を撃つシーンのあれこれはどこか滑稽な感じがした。
雪景色や整然とした街並み、無表情で寡黙な列車運転士ホルテン…冒険というほどワクワクもドキドキもしないが、老人ホームの母親にぶどうを食べさせるシーンは印象に残った。
クライムサスペンスを観ているつもりだったので、SFホラーみたいなクライマックスに脱力した。
「普通じゃない人」の方が真っ当な人間に思えてくる。
トモは叔父のマキオとパートナーのリンコに育てられる方が幸せだと思う。ネグレクトの母親が改心すれば母性は戻るのかな。
介護施設の斉藤さんは呆けてい>>続きを読む
アル中男が娼婦に恋して更生するストーリーを期待したのに残念だった。
吹き荒ぶ風のような、工場の轟音のような音だったり、レコードのノイズ、犬吠えなどが不気味。
グロテスクなものを映し、奇をてらう演出ばかりで理解も追いつかなかったけど、最後まで見なければ気が済まない何かが>>続きを読む