minさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

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ホワイトハウス・ダウン(2013年製作の映画)

3.7

テレビで見かけて最後まで観てしまった。
つまらなければさっさと見ないのだけど、最後まで見るぐらい面白い。
ツッコミどころは多々あるけれど、個人的には嫌いじゃない。
皆様のレビューにも劇中の台詞がちらほ
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父 パードレ・パドローネ(1977年製作の映画)

4.2

NHK BSで放映していたので録画。
こんな強烈な映画は久しぶり。
すこぶる厳格な羊飼いの父親と貧しくて教育を受けられずに育った息子の実話をもとにした物語。
この手の話がアジア映画になると美談寄りにな
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星空の用心棒(1967年製作の映画)

3.0

ドラマ「太陽にほえろ」的な王道のチープ感たっぷりなマカロニウェスタン…って死語よね。

いい時代に作られたウェスタンで娯楽作品そのものだし、演出もいい意味で大げさなところがあり、イタリア語の勉強をして
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徘徊 ママリン87歳の夏(2015年製作の映画)

4.0

認知症という病の救いと恐怖が絶妙なさじ加減で映し出されているドキュメンタリー。

時に電柱に話しかけ、お父さんの位牌を見てはこれはお父さんじゃないと言い、ピッツァを食べに行けば伝票まで食べちゃう認知症
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夏をゆく人々(2014年製作の映画)

3.8

とにかく、それでもバッボ(父ちゃん)はラクダを買っちゃうんだよねってところにつきる。そして、ラストで戻った娘をアウトドアなベッドで迎えた時の父ちゃんの一言がこの映画を集約しているような。
家族と言えど
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Dearダニー 君へのうた(2015年製作の映画)

4.5

久しぶりに大人が笑える映画で、2時間弱があっという間だった。
主演のアル・パチーノよりも、ホテルの支配人のアネット・ベニングが見所。アル・パチーノ相手に絶妙な間の素晴らしい掛け合いに胸が高鳴りっぱなし
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キャプテン・フィリップス(2013年製作の映画)

4.0

臨場感が半端ない。
その風貌から一瞬忘れちゃうんだけど、ソマリアの海賊は少年たちなのよね。輸送船に向いてる彼等の銃は、結局彼等に向いているのと限りなく同じこと。
トム・ハンクスの演技も素晴らしいけど、
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パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々:魔の海(2013年製作の映画)

2.8

15分ぐらいで突然登場する牛ロボに、最初からなんだかなぁ…と。
小道具もなんとなく役目を終えてしまい、なんだか色々残念なような。
こんな感じの映画だったのね。

ブーリン家の姉妹(2008年製作の映画)

4.0

役者が役にピタッとはまっていて、なおかつ、衣装、音楽、風景も美しい映画。観たことがあるのに、見かけるとついつい最後までとっぷりと観てしまう。主演が素晴らしいのはもとより、叔父のノーフォーク卿の役者が地>>続きを読む

オズ はじまりの戦い(2013年製作の映画)

3.0

オープニングやエンドロールはティム・バートンっぽい?と思いきやサム・ライミ監督でした。映像は素晴らしく美しいし、衣装も小物も凝っている。けれど、絵本じゃなくて絵画。オズ役は役者にマッチ。もっと変人なオ>>続きを読む

ヘンゼルとグレーテル おそろし森の魔女(2013年製作の映画)

2.9

大人になったヘンゼルとグレーテルが黒魔女ハンターのスベシャリストとしてとにかくぶっ放しまくる話。
お相手は魔女というよりゾンビ。
なにも考えずに観られるアクション娯楽な作品。

雷桜(2010年製作の映画)

2.3

夜中に地上波放映していたのを視聴。
原作は時代も江戸時代の田舎集落臭さも出ていて良かったのだけれど、なんだか違う話しになっちゃって残念。脚本家はお若い方でしょうか。

借りぐらしのアリエッティ(2010年製作の映画)

2.5

映像美と効果音はさすが。(とくにカラスの襲撃シーン)
こびとの世界は観ていて楽しくなるけれど、それ以上でも以下でもなく。
でも、なんとなく気になって最後まで観てしまったということは、それなりに面白いの
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パリ猫ディノの夜(2010年製作の映画)

4.5

WOWOWで放送していたのをたまたま見かけて、時間も忘れて視てしまった。作画もストーリーもシンプルだけど、日本のアニメが失ってしまった良さが満載。他の方も書かれてるけれど、停電のシーンの描き方はは本当>>続きを読む

フランケンウィニー(2012年製作の映画)

3.4

死んでしまった愛犬を甦らせる話。
途中、シザーハンズやらフランダースやらが脳裏をよぎるシーンあり。
ラストがいかにもアメリカだなと。
せっかくモノクロだったのに残念。
でも、お人形は本当によく出来てい
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ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル(2011年製作の映画)

3.8

TV放映していてなんとなく観てしまった。THE 娯楽映画!テンポもいいし、観光的見せ場もたくさん。トム・クルーズ、けっこういい年だと思うのだけど若い!

アメイジング・グレイス(2006年製作の映画)

3.9

奴隷解放を叫び続けた英国人の物語。

「我々が猿で彼等が人間だった」
という劇中の言葉につきる。この台詞の後に、主人公の背中を再び押すジョンが何ともいえず、弱きものこそ神に愛されるという言葉が頭をよぎ
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三国志英傑伝 関羽(2011年製作の映画)

3.0

ドニー・イェンが関羽殿ですか!と、観てみました。
物語が昼メロのようで残念ながらも、流石のアクションはまばたきを忘れそうな素晴らしさ。迫力もあり、毎回、狭い土壁通路だの、階段だのこうきましたか…ってな
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サウンド・オブ・サンダー(2004年製作の映画)

2.6

ドラマとしてもチープ感満載。
1回観たらもういい感じ。
タイムマシンにせよ、この手のSFの世界観によくサンルームが登場するのは何故なのだろう。

歓びを歌にのせて(2004年製作の映画)

4.5

病を患い故郷に戻ったマエストロが、田舎町の聖歌隊を指導するはめになる話。
途中、夫のDVに怯える妻が歌う歌が名曲。どの登場人物も田舎にありがちな人々で、各人の演技も良く、なんとなく引き込まれてしまう。
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Pina ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち(2011年製作の映画)

4.3

観る人を選ぶかもしれないけれど、静かな情熱が躍動する映画。観はじめは理解できるか不安がよぎるも、こんな表現の方法があるのか…と、最後まで観てしまいました。理解する必要は全くなく、感じることが肝要。ピナ>>続きを読む

ダンシング・ヒーロー(1992年製作の映画)

4.5

2017/02/01
某動画サイトで観られると知り、ひさしぶりに再見したら、悪いおじさんがトランプ大統領そっくりで笑ってしまった。

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リンカーン/秘密の書(2012年製作の映画)

3.3

ヴァンパイア狩りの話ぐらいしか知らずに見たら意外と楽しめた。なんでもかんでもヴァンパイアたちのせいにしちゃうのもいかがなものかだけど、B級系としてはアリなのかなと。エンドロールの血で描かれた合衆国がな>>続きを読む

のぼうの城(2012年製作の映画)

3.0

画で言うなら、もうちょっと劇画タッチでいってもよかったのかなと。メリハリがほしい感じがした。
萬斎さんの舞は色々な意味で流石。

ちなみに、「うまい、うますぎる」のローカルCMでおなじみの十万石饅頭の
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ライフ・オブ・パイ トラと漂流した227日(2012年製作の映画)

4.0

お遍路の「同行二人」やキリスト教のあしあとの話が頭をよぎった。リチャード・パーカーはパイにとって神的存在だったのか…パイが様々な宗教を梯子する幼少期に通じるところがあってなるほどね、と。面白い作品だっ>>続きを読む

眼下の敵(1957年製作の映画)

4.6

海上のアメリカ駆逐艦VS海底のドイツ潜水艦の攻防戦を描いた作品。目隠し将棋のごとき両艦キャプテンの頭脳戦に散々ハラハラしつつ、たった1本のロープに感無量。CGなんぞなくても良い映画は素晴らしい!

聖☆おにいさん(2013年製作の映画)

3.5

原作のほのぼの感がよく出ていた。森山未來と星野源がなかなか合っている。「聖人料金があるんだねー」(それは成人料金)などの小ネタにクスクスっと。

100歳の少年と12通の手紙(2009年製作の映画)

4.5

シリアスなテーマながら、小粋なリズムとセンスで人生というものを感じさせてくれる作品。「彼が皆を見守っていたんだ」という医者の言葉に涙腺決壊。久々の良作!

フライペーパー! 史上最低の銀行強盗(2011年製作の映画)

4.0

想像よりはるかに面白かった。キャストに役者がよくハマっている。最後のベタな落ちも素晴らしい!よき時代の正統派。

風立ちぬ(2013年製作の映画)

4.0

大人ジブリ。私はけっこう好きでした。声優陣もエンドロールを見て「あ、この人だったの!」ってなぐらい馴染んでた印象。戦争を美化するつもりはさらさらないけど、こんな時代だからこそ美しい生き様だった人はいた>>続きを読む

サラの鍵(2010年製作の映画)

3.6

原作を読んでどうしても見たかった作品。原作は寝ずに読んでしまいました。個人的に主人公の旦那のイメージがなにか違った。でも、サラの時代のシーンはよく描かれていたと思う。

ソードフィッシュ(2001年製作の映画)

4.5

トラボルタがとにかく素敵。フッディーニ話をしながらのカーチェイスが最高。終盤に冒頭シーンに戻る構成がお洒落にきいてる。DVD特典の巨大カップバージョンに大笑い。

別離(2011年製作の映画)

4.4

生々しいドキュメンタリーを見ているよう。娘が母親と家を出ていく時に父親が娘に放った一言が強烈で、頭の回転は多少緩い方が幸せに生きられるのかもしれないと思った。娘役は監督の娘さんだったのね。

マダガスカル(2005年製作の映画)

4.0

エンドロールまで面白かった!ソーニャがなんとも言えない(笑)

旅するジーンズと19歳の旅立ち(2008年製作の映画)

4.1

こういう不思議なジンクスをもったアイテムって、人生にひとつふたつはあると思う。穏やかに進むストーリーは、週末の夜にボーッと観るのにぴったり。ギリシャの風景が美しかった。2から観てしまったので1も観てみ>>続きを読む