misaさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

misa

misa

映画(615)
ドラマ(1)
アニメ(0)

大学は出たけれど(1929年製作の映画)

3.7

この主人公のイケメンなこと。

この時代のハイカラは今の時代に通ずるものが強くあって、時代は巡るんだなと思わせられる。

突貫小僧(1929年製作の映画)

3.7

活弁とピアノ演奏と共に。

私が知っていた小津とはまた全く違う雰囲気の作品。
チャップリンを彷彿とさせるのは単にサイレントだからなのか。

マリッジ・ストーリー(2019年製作の映画)

4.0

結構重たい。

スカヨハもアダムドライバーも、名演だと思う。

コメディ要素もありながら、噛み合わない2人のやりとり、感情の起伏がとても丁寧に描かれていて、だからこそとても観ていて辛かった。

最後は
>>続きを読む

ビフォア・サンセット(2004年製作の映画)

3.8

大人になって再開した2人。

少し擦れた2人の会話は昔とは少し違って。

前の作品と同じで終わり方がすごく好き。

ビフォア・サンライズ 恋人までの距離(1995年製作の映画)

4.0

最初の電車の中で出会うシーン。
そこから始まる会話だけの物語。

お互いの視線。

大好き。

レオン 完全版(1994年製作の映画)

4.1

綺麗すぎるカットの数々と、演技の素晴らしさ

見終わった後は衝撃が強すぎてちょっと放心状態。

クレイマー、クレイマー(1979年製作の映画)

4.0

めちゃめちゃよかった、、

奥さんが家を突然出て行ってから、慣れない子育てと家事に奮闘しながら段々と父性が大きくなっていく様子

最後のシーンでの息子の全てを悟って現実を受け入れようとしている演技も最
>>続きを読む

イエスタデイ(2019年製作の映画)

3.7

結構期待してたんだけど、「ビートルズの映画」にとどまってて残念、、

リリージェームズの美貌とビートルズの音楽がなかったら(があっても)スカスカの内容だった、、

ラブ・ダイアリーズ(2008年製作の映画)

3.8

奥さんと離婚寸前の主人公が、自分の娘にせがまれて、かつての恋愛話を話しながらどれが奥さんか当てさせるという筋書き。

ただの恋愛モノじゃなくて謎解きにするっていうのが意外と面白かったのと、女優陣が綺麗
>>続きを読む

エイス・グレード 世界でいちばんクールな私へ(2018年製作の映画)

3.9

冴えない女の子が自分のアイデンティティを探していく、よくあるテーマの映画なんだけど、同時代的だったのが面白かった。

主人公がYouTubeに投稿する彼女の中での「こうありたい」自分と、現実での「冴え
>>続きを読む

アイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニング(2018年製作の映画)

3.9

よくあるストーリーなんだけど、三連休の最終日に観るべきやつ。

プラダを着た悪魔とかもわたしは大好きだけど、あれはだんだんアンハサウェイが美人になっていくのに対して、これの主人公は見た目はずっとおんな
>>続きを読む

ノーマ、世界を変える料理(2015年製作の映画)

3.6

ドキュメンタリーという映画としての完成度、という意味でいうと、テレビ番組のようだったけど。

NOMAに行きたいという思いはとにかく強くなった!!

ザ・ロイヤル・テネンバウムズ(2001年製作の映画)

3.8

シンメトリーと独特のテンポ、色合いの美しさがなんとも言えないウェスアンダーソン。

色々な家族の問題を抽出して、ファンタジックなストーリーテリングと共にある種の滑稽さをもってしてそれを昇華させていく感
>>続きを読む

トラフィック/ぼくの伯父さんの交通大戦争(1971年製作の映画)

3.8

いつもの独特なテンポ感とユロさんの動き。
渋滞の時のあくびのカットがシュールすぎて大好き。

そして一貫して綺麗な色と画。どこを切り取っても写真になる。

恋人たちの予感(1989年製作の映画)

3.8

王道ラブコメだけどわたしは好き。

グダグタしたセリフを積み重ねながら関係性が変わっていくのを描いていく感じ。

同じ映画を別々の場所で観ながら電話するシーンってすごく個人的に胸熱なんだけど、分割して
>>続きを読む

恋する惑星(1994年製作の映画)

3.9

正直まどろみながら観たのであんまりちゃんと観れてないけど、色合いとかスローモーションとか大好きでした。

もう一度ちゃんとみる。

教授と美女(1941年製作の映画)

4.0

前日にカラーをみたので、カラーの美しさが懐かしくなりながらも、クラシカルな滑稽さと礼儀正しさが共存しているようなストーリーテリングに感動。

こっちはシネマヴェーラで見たけど、こういう作品はやっぱり映
>>続きを読む

紳士は金髪がお好き(1953年製作の映画)

3.9

常に美しい2人の美女の装いと、馬鹿馬鹿しいジョークと。

大好き。

新聞記者(2019年製作の映画)

3.8

ストーリー自体にはあまり新しさや捻りは感じなかったけど、終わり方が最高に素晴らしかった。

途中のカットの繋ぎも説明的すぎなくてよかったと思う。

この映画とは関係あるようなないような感じだけど、こう
>>続きを読む

スワイプ!(2018年製作の映画)

3.0

ちょっと前に暇な時にみたけど暇つぶしにもなりませんでした、、

大人しくニューヨークガールズダイアリーを見るべきだ。

アラジン(2019年製作の映画)

3.8

まあ普通に楽しかった

ちょっと期待値高すぎたなぁという印象

三連休最終日だったし暗い映画嫌だなと思って行ったんだけどまあ普通。
女の子の歌はすごいよかった

ホットギミック ガールミーツボーイ(2019年製作の映画)

4.0

例によってただの少女漫画じゃない。

ファーストカットの暗さ、動画と静止画の交差、モチーフの差し込み方。観客をすごいスピードで振り払ってしまう強度。

必死でくらいつかないと容赦なく置いていかれる。
>>続きを読む

さよなら、退屈なレオニー(2018年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

レオニーの髪型、服の色、表情が大好き。


よくあるストーリーだけど、描写しすぎない感じが私のタイプだった。

特に最期のバスに飛び乗るデジャヴで終わらせるあたりの余白が素敵。

フランス語は本当に美
>>続きを読む

僕はイエス様が嫌い(2019年製作の映画)

3.6

期待感が大きかったのもあると思うけどちょっと学生映画感が否めなかった、、

この画を撮りたいからこの筋書き、これを言わせたい、みたいな作り手のエゴとまでは言わないけど、憧れてる映画、みたいなのを感じて
>>続きを読む

スケート・キッチン(2018年製作の映画)

4.1


最初の何分間か、ほとんど会話もなく、ただ映像と映像の繋ぎ合わせで分脈を語って物語の背景を表現してて、はじまってすぐこれは絶対にいい映画だって鳥肌がたった、、


車輪の摩擦音が高揚感を与えるシーンと
>>続きを読む

パッドマン 5億人の女性を救った男(2018年製作の映画)

3.8

日本でも月経は「隠すべきもの」とされてきたけど、インドっていう女性の立場がとても規定された国でそこに対してチャレンジした男性がいたことがもう題材からして面白いし、最後のスピーチがちょーよかった。

>>続きを読む

ドント・ウォーリー(2018年製作の映画)

3.5

ちょっと間延び感、、

主人公の退廃への道の理由があんまり描かれないままに自分語りに入っちゃうから感情移入するのが難しかった


ガスヴァンサントちょっと不発感あるなぁ

マイプライベートアイダホがみ
>>続きを読む

アベンジャーズ(2012年製作の映画)

3.7

こんな感じでヒーローいっぱいでてくるのか、、

全部観ないとってなったら果てしない、、

芳華-Youth-(2017年製作の映画)

3.7

なかなか重たかった、、

最初の方の踊りが多いシーンが素敵

愛がなんだ(2018年製作の映画)

4.0

原作は読んでないんだけど本当に良かった。

誰かにとって、ちょっと重たい人はまた誰かにとっては堅苦しいのが無理な感じだったり、逆もまた然りだったり、人間の関係性とか印象は矢印の方向が違えば全然変わるみ
>>続きを読む

ロスト・イン・トランスレーション(2003年製作の映画)

3.9

日本人だからこそ滑稽にうつる日本の描写
スカヨハの鬱屈

窓に三角座りするシーンと、隣に座ってタバコを回し吸うシーンと、電車の車窓が大好きだった。

もっともっとモラトリアムな時に最初にみたかった。
>>続きを読む

バジュランギおじさんと、小さな迷子(2015年製作の映画)

4.2

1リットルは泣いた

始めはお決まりの歌とダンスで楽しく始まりつつも、終盤は宗教的対立などの社会風刺も込めた描写もあり、単純にいい話、というだけではない部分がインド映画の魅力だと思う。

無宗教国民だ
>>続きを読む

ROMA/ローマ(2018年製作の映画)

4.0

一貫してモノクロで乾いた温度で映される日常。
中盤までは遠目からの水平的なカメラワークで個人に感情移入があまりできない。
そこからの後半の刺激的なシーン登場人物達の大きな感情の動きに追随して大きく感情
>>続きを読む