misaさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)

4.0

ただただ号泣した

宮沢りえと杉咲花、オダギリジョーすごすぎ。
演技が素晴らしすぎるな

松坂桃李くんのくだりと最後の演出はいらなかった気がするけど。

輪廻のようにつながる親子という問題は自分にとっ
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ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(2019年製作の映画)

3.9

良かった!

勉強を頑張りすぎて性格が歪んじゃった主人公たちがその自分に気づくシーンや周りを受け入れていく過程が、割とフィクションだけど嫌らしくなくてよい。

スローモーションをおりまぜた画の作り方が
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ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋(2019年製作の映画)

3.7

ストーリーの枠組みは面白そうだったのに
思ったより表面的でちょっとがっかり

あと汚い言葉が多すぎてそれが嫌だった、、

8 1/2(1963年製作の映画)

3.8

学生の時、尊敬してた教授が絶賛してたこれ。

見逃しまくってやっとガーデンシネマでみられました。

描いてあることはシンプルだけど、映像表現への挑戦の塊。
キャラクターたちが紡いでいく大量の台詞。その
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コンフィデンスマンJP ロマンス編(2019年製作の映画)

3.6

何も考えたくないタイムの映画。

ドラマ大好きだったし楽しくみた。
長澤まさみこのキャラハマりすぎて他の役みれないな、、

劇場(2020年製作の映画)

3.8

最初マジ最悪な映画また作っちゃったって思ったんだけど、劇中劇の伏線回収でなるほどとなった。
山崎賢人はほんと演技下手だけど、松岡茉優のうまさが際立ってた。
だんだん感情的になっていくところすごいよかっ
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キスから始まるものがたり2(2020年製作の映画)

3.8

アメリカの青春の擬似体験をありがとうのシリーズ。

4連休最終日に見るべきやつ。

はちどり(2018年製作の映画)

3.7

正直期待していたほどは、、
という感じ。

綺麗なシーンもあったけれど。

ストーリーがまとまりすぎていた感がある。

判決、ふたつの希望(2017年製作の映画)

3.8

重々しいカットの変わり方、カメラワーク、光のコントラストがすごく好きだった

ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

3.9

よかった。

よかったけれど、グレタガーウィグの作品だと思ってみるより、若草物語の実写だと思ってみた方がいい。

過去と現在を行き来するシーケンスはみごとで、各シーンの描写や役者もすごくよかったけど
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希望のかなた(2017年製作の映画)

3.9

数年ぶりの映画館でのカウリスマキ。

強い影を落とした、存在感の濃い登場人物たち。

取り上げていた問題はシリアスだったけど、シニカルな描き方、色の鮮やかさがやっぱり大好き。

難民問題に関してなんの
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志乃ちゃんは自分の名前が言えない(2017年製作の映画)

3.6

横川シネマで見逃してからずっといつかみたいと思ってた。

映像の作り方や脚本はちょっと荒削りな感じが否めないけれど、描かれていること自体はすごく興味深かった。

山戸結希とかでやってみてほしいな

映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ(2016年製作の映画)

3.9

池松君と石橋静河さんの好演技コンビ。

池松君なんでこんなキモい役なのに色気があるの、、

詩が元になってるっていうのでサブカル映画止まりなのかなと思っていたら、思いの外爽快感MAXで思春期モードを刺
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別離(2011年製作の映画)

3.9

これも評論のお題で。


手持ちカメラの揺れる画。劇中歌は一切なく、我々は物語と現実の境界を失い没入していく。宗教的背景を多分に盛り込み多数の対立構造を描いた秀作である。
「別離」とは何を指しているの
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恋はデジャ・ブ(1993年製作の映画)

3.8

このタイプの映画は大好き。

ハッピーしかなくてGWに見るにふさわしいな、、

ホテルの内装がパステルカラーでめちゃめちゃガーリーでかわいくて、そこにはげかけたビル・マーレイがとまるキッチュさ、、
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小早川家の秋(1961年製作の映画)

3.9

小津の晩年の作品。

これまでのものと少し違って、若干メロドラマ的要素のある筋書き。

結婚の手配をされる2人の娘が並ぶシーンは特に色が美しい。全体が緑だったり、黄色だったり。

特に最初の原節子がア
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冬冬の夏休み(1984年製作の映画)

4.0

最近ロメールばかり見てたからか、これは驚くほどセリフが少ない。

そして本当にほとんど何も起こらない。

見惚れる素晴らしい色の画面、小津のような固定のローアングル、かと思えば揺れる画面。

展開は少
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コラテラル(2004年製作の映画)

3.6

全然タイプじゃないし普段見ないけど評論のお題だったので。

エンタメになりきれないエンタメといった感じ、、丸く収まりすぎて少しつまらなかった

美しき結婚(1981年製作の映画)

4.0

これはもうロメール様々。

女の面倒臭い部分を嫌な要素だけギュッと凝縮して見せつけられる、この感じ。

ここまで1人のセリフだけで成り立つ映画はないんじゃないか、窒息するんじゃないかと思うほどそれはま
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ボルベール <帰郷>(2006年製作の映画)

3.8

これは色がすごく綺麗な映画だった。

評論を書くというお題があったのでそのまま備忘録。

女は常に脅威に晒される。何故ならば身体的能力に劣り、常に性の消費の対象にされるからである。しかし女たちは強かだ
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飛行士の妻(1980年製作の映画)

3.9

3年ぶりくらいにみたロメール。

画面はずっと曇り模様のように暗めで、カラフルではないけれど、笑っていいのかダメなのか思わず戸惑ってしまうくらいたくさんに散りばめられたウィットな会話や展開。

会話が
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コンテイジョン(2011年製作の映画)

3.8

これは良かった。
今見たからかもしれないけど。

私たちは情報全てを把握することは出来なくて、それでも無知の知を自覚してできるだけの情報に触れた上で、どれを信じ自分は何を選択するかにもっと自覚的になら
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建築学概論(2012年製作の映画)

3.6

主人公の昔を描いてるシーンはトーンとか面白かった。

ストーリーはありきたりで、この王道ストーリーなら韓ドラの方が沢山の工夫があるっていう意味で勢いある気がする

女は女である(1961年製作の映画)

4.0

これは好きです。

映像表現で遊ぶゴダールのユーモアに踊らされながら必死で頭を回転させようとするけど意外と難儀なことではないのかもしれないという素っ頓狂な感じが好きです。

赤と青と白がとても綺麗。
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風が強く吹いている(2009年製作の映画)

3.5

思ったほど最悪でもなかったけど特筆していい部分は特になかった。

ジョン・F・ドノヴァンの死と生(2018年製作の映画)

3.8

ファーストカットが1番好きだったかも知れない。

いつものドランのような、起承転結のない日常を掬い上げてつくる余白はあまりなく、起承転結がすごく分かりやすい作品ではあったと思う。

でもファーストカッ
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

3.8

先日やっとみた

苦手なことは分かっていたけど、終盤の描写があまりにも強すぎて、表現としての鋭さよりストレス負荷の方が勝ってしまいもはや内容や心情に思いを馳せることが私にはできなかった、、

けど、地
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音楽(2019年製作の映画)

3.8

アニメーションってあんまり好きじゃないけどこれは面白かった

漫画じゃ表しきれなかったんだろうなっていうグルーブ感、盛り上がりがアニメーションと音で表現されてて、鳥肌でした。

途中のギターソロの部分
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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.0

色とか配置がアニメーションみたいな面白さリズミカルさがあって独特のユーモア。

題材はすごく重たいはずなのに、こんなにキャッチーに描いてよいのかというくらいに。

笑っていいのかわからない瞬間もいくつ
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だれもが愛しいチャンピオン(2018年製作の映画)

4.0

明日から復職するこのタイミングでみたことにとっっても意味を感じた。

本当にありきたりと言ってしまえばありきたりなんだけど。
有り体な言葉で言ってしまうならただただ元気の出る映画。

主人公が障がいの
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小さな恋のメロディ(1971年製作の映画)

3.9

早稲田松竹で。
1/7?に。

ムーンライズキングダムの参考にされてるというこれ。
好きなシーンがたくさんあった。

大人の描かれ方が面白かった。

巴里のアメリカ人(1951年製作の映画)

3.8

2019年映画納めはこれ。

終始鮮やかなのに綺麗にまとめられた色とりどりの画。

軽薄なストーリーと台詞が良い意味で面白くて、エンターテイメントとして最高の映画だなと。

ミュージカルのシーンで表し
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サバイビング・デザイアー(1991年製作の映画)

3.9

言葉と言葉の往来、内省、自己投影。

色も素敵だし、言葉が力を持ってる映画。

スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(2019年製作の映画)

4.0

細部細部で思うところはあるものの
50年、半世紀続くシリーズの集大成というところで全ての製作陣を評価したいし(誰)、レイはすごく好きなキャラクターでした。

私もジェダイになりたい。