味噌のカツオさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

味噌のカツオ

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運命のマッチアップ(2019年製作の映画)

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兄弟なのに二人とも高校1年生?と思ったけど、共に転入ではなく、初めて高校に入るから1年生かと後に納得。
弟の強豪校らしい統制された態勢もイメージに合う一方、兄の方は予算の都合もあって廃部寸前というシチ
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こちらあみ子(2022年製作の映画)

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劇場に行く度に、ポスターのドアップになってる作中のあみ子の顔が気になっていて。
なんなら奈良美智の描かれる気の強そうな女の子のイラストの実写版みたい…とかそんな感じで。

映画としてはどうなのかわから
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ビリーバーズ(2022年製作の映画)

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あらすじからしてカルト宗教もしくは集団をテーマにしたものだと想像は付きますし。実際そんな内容ではありまして。

大半、3人の島での日常を描いた映画なのですが。
もちろん普通に どこか歪なそれであるし。
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バッドマン 史上最低のスーパーヒーロー(2021年製作の映画)

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世界的なヒーロー映画と言えばMCUでありDCであり。
それらの両方から元ネタを引っ張ってきて、オマージュやらパロディやらふんだんに盛り込みつつ。
それに加えて(わたくし好みの)趣味の悪い下ネタから ナ
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神々の山嶺(2021年製作の映画)

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事前に あらすじを読んだ時点では「失われたカメラの行方と伝説の登山家マロリーの真相に迫るミステリー」という受け止めだったのですが、実際に見た印象は…そんなもん「どうでもいい」と言いたくなるというか(苦>>続きを読む

ボイリング・ポイント/沸騰(2021年製作の映画)

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15年に渡ってレストランで働いていたという監督自身の経験をもとに作ったとのこと。

様々な出来事が起きたり、その中で事態の収束に追われたり、そこで人々の感情が揺れ動いたり。
見る側としては、それらの様
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リコリス・ピザ(2021年製作の映画)

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どうでもいいことですが、今年公開の『さがす』と、ちょっとネタ被りしてましたね。

見るだけだっつってんのに 触ろうとするのは万国共通であるとわかりました。

スープとイデオロギー(2021年製作の映画)

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わたくし自身、学生時代は勉強の“べ”の字にも触れることなく無駄な時間を過ごしてまいりまして。
あまりにも世の中を知らないまま大人になってしまいました。

だからこそ、世の中の真実に多少でも触れるべく、
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わたし達はおとな(2022年製作の映画)

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近年、奇をてらったような…いかにも映画的な…ではなく。
実際にありそうな、なさそうな。なさそうで ありそうな恋愛テーマの映画、増えてますね。
増えてると思う分「またかよ」とも思うんだけど。反面、現実の
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メタモルフォーゼの縁側(2022年製作の映画)

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原作は「このマンガがすごい!2019」オンナ編第1位に輝いたコミック。
あぁそういう原作があったんや。そのうえで、よくぞこの二人をキャスティングしたなと。素晴らしい組み合わせでありました。

芦田愛菜
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PLAN 75(2022年製作の映画)

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これは創作でありフィクションではありますが。
日本の超高齢化というのは現実に、近々ではなく今起きている“問題”でもあるわけで。

こうした状況になったのは、見通しの甘さだったり、何事にも無策であるとい
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FLEE フリー(2021年製作の映画)

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内容はドキュメンタリーではありますが、リアルの映像を使うことで、本人や家族への影響が…との懸念から、アニメーションという表現を用いて制作。

今やアニメと言っても映像のクオリティはグングン高まっていま
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

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2018年の夏に撮影され、最初に発表になった公開日は2019年7月12日というもの。
やがて様々な事情から都度 公開日がズレにズレ込み、やっと、やっと、2022年5月27日に米国、カナダ、日本で劇場公
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息子の面影(2020年製作の映画)

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好きで映画を見ています。後味の悪い作品も、嫌いじゃありません。むしろ好きかも。
それであっても稀に「なんで俺は お金払ってまで、こんな嫌な思いをしてるんだろう」と頭を抱えたくなることもあります。

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(ハル)(1996年製作の映画)

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2011年に亡くなられた森田芳光監督による1996年の作品。
ミッドランドスクエア シネマにて。上映後、森田監督の奥様である映画プロデューサー・三沢和子さんと、ライムスター宇多丸さんのトーク付きの企画
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ハケンアニメ!(2022年製作の映画)

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決して そんな派手に宣伝されてるようでもないんだけど、実際に見たら、めちゃめちゃ刺さりましたね。
間違いなく見て良かった作品です。おススメですよ!

さてさて、テレビアニメシリーズって1クール・12回
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ローマの休日(1953年製作の映画)

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先日“金ロー”で放送していたもの、初めて見たのですが。
さすがに全般的なプロットは存じ上げていますが、こうして見てみると、現在の映画でもあるようなエッセンスがいくつも散りばめられてて。
70年前にこれ
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流浪の月(2022年製作の映画)

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2020年の本屋大賞に輝いた凪良ゆうの小説が原作。
ちなみに2019年8月30日に発行された作品とのことなので、映画化の企画としては ものすごい早さで実現したんじゃないでしょうか。

それでいて、作品
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オールド・ボーイ 4K(2003年製作の映画)

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2004年11月に日本公開された作品の4Kレストア版。
今作の主人公は15年監禁されていましたが、それ以上の長さである17年半ぶりの再上映。

当時鑑賞した際に受けた衝撃も相当なものでしたが。
驚いた
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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

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5月12日は「シン・ウルトラマン前夜祭」の日ですね。

↑という感慨を経た翌日。公開初日に鑑賞してまいりまして。
昭和の少年にとっては当然 心惹かれるものがあり。『シン・ゴジラ』に魅了された映画ファン
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機界戦隊ゼンカイジャーVSキラメイジャーVSセンパイジャー(2022年製作の映画)

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元々キラメイジャーはTVシリーズの中でもワチャワチャした場面も多かったし、ゼンカイジャーは輪をかけてドタバタコメディ感も強くなって。
そんな両シリーズが絡むことで、なかなかのトンデモ設定でコント展開が
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マイスモールランド(2022年製作の映画)

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監督・脚本の川和田恵真は早稲田大学出身で、現在は是枝裕和監督率いる映像制作者集団『分福』に所属。
今作はクルド難民の物語ではありますが、監督自身も父がイギリス人・母が日本人ということで、実際に感じてき
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死刑にいたる病(2022年製作の映画)

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原作は櫛木理宇のサスペンス小説「チェインドッグ」。2015年7月に刊行され、その後 2017年10月に「死刑にいたる病」として文庫化。全然タイトル変わってるけどね。
ちなみに持ち込まれた企画ではなく、
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イン・ザ・ハイツ(2021年製作の映画)

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純粋に夢を追うことの尊さを、楽しい歌とダンスを織り交ぜながら、キラキラした子供たちに語るという…そんな作品。

登場人物たちそれぞれのハッピーエンドに辿り着く感じで。
それゆえに ちょっと泣けるという
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ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス(2022年製作の映画)

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サブタイトルの「マルチバース・オブ・マッドネス」の頭文字をとって「MoM」と略されることもあるようですが。

アメリカでは mother や mama などと並んで mom も母親の表記として使われる
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チェチェンへようこそ ーゲイの粛清ー(2020年製作の映画)

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このドキュメンタリーの撮影に当たって、映像によって顔がわかってしまっては、当事者たちに危険が及ぶ可能性が…としてディープフェイクという特殊技術が用いられています。

これは人工知能(AI)を使って、映
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バブル(2022年製作の映画)

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キャラクター。3人寄れば、

シン・カイ・マコト

ニトラム/NITRAM(2021年製作の映画)

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あまり事前情報もないままに、ある両親と困った息子との関係性を描いたものだというイメージで見に行っちゃったのですが。まさか そういう到達点であったとは…で。

タイトルの「ニトラム」がどういう意味なのか
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英雄の証明(2021年製作の映画)

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おなじみアスガー・ファルハディの「オトナの道徳ドラマ」。
これまでの作品と同様、ひとつのエピソードがあって、そこに関わる人々の行動や言葉で観客が惑わされるという。そういう作風が多いわけですが。
今回も
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偽りのないhappy end(2020年製作の映画)

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数多の作品出演でキャリアを積み重ねている河合優実。
そしてドラマやCMで見て気になっていた鳴海唯が主演とのことで。
そんなキャスティングありきで見てきましたが、意外な展開に引っ張られて、作品としても見
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シャドウ・イン・クラウド(2020年製作の映画)

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普通に見たら荒唐無稽の数珠繋ぎみたいで“駄作”と切って捨てられる作品かもしれませんが。
いやいや、これは映画としてのオモシロ要素満載で、妙な見応えありました。

舞台設定は第2次世界大戦中の1943年
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モービウス(2022年製作の映画)

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生き血の代わりがトマトジュースってのは古典過ぎ?

マーベルのキャラクター、モービウスを主人公にしたアクション映画…という触れ込みではありますが。
言うてもヒーローではなく、ヴェノムと同様にスパイダー
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ハッピーアワー(2015年製作の映画)

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今年のアカデミー賞にて国際長編映画賞を受賞した「ドライブ・マイ・カー」の濱口竜介監督作品。
公開は その名が世に広まるよりも前の2015年。

当時も317分という上映時間であったり、役者さんではなく
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猫は逃げた(2021年製作の映画)

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「L/R15」というコラボ企画。『愛なのに』とは入れ替わって、監督:今泉力哉×脚本:城定秀夫によって製作。

中心となる夫婦と、それぞれの浮気相手である男と女。主要な登場人物はわずか4人。
『愛なのに
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ナイトメア・アリー(2021年製作の映画)

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デルトロ監督は『シェイプ・オブ・ウォーター』で作品賞、監督賞を受賞しておりまして。それ以前には怪獣オタということで日本では馴染み深いよね。

それもあってか今作の予告では“見世物小屋”のモンスター(獣
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