味噌のカツオさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

味噌のカツオ

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母性(2022年製作の映画)

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予告編の映像を見ていて、かつての中島哲也監督作品を彷彿とさせましたが、意外にも監督は廣木隆一。
そして主演はドラマ「ハコヅメ」ペアである戸田恵梨香&永野芽郁。とはいえ「ハコヅメ」とは全く違う関係性であ
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ザ・メニュー(2022年製作の映画)

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シェフの手による パン!はあっても
食べられるパンはありません。


今年公開された作品で『ボイリング・ポイント/沸騰』というものがありました。
そちらは人気レストランの裏側をノンストップのワンカット
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こころの通訳者たち~what a wonderful world~(2021年製作の映画)

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ちょっと気になって…詳細をあまり入れずに見に行きまして。
実際に上映が始まってから、シチュエーションを飲み込むのに、ちょっと時間を要したといいますか(苦笑)

一旦おさらいすると、聴覚障がい者も楽しめ
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ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー(2022年製作の映画)

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正直言いますと、チャドウィック・ボーズマンへの追悼の思いこそあれど「良いもん見た~」というスペシャル感までは…行っていないかな。
MCUシリーズという映画界の大河ドラマの一編として「見届けました」とい
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犯罪都市 THE ROUNDUP(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

一番の売りは当然マブリーの暴れっぷりでしょう。
なんなら「マ・ドンソクという名の怪獣映画」レベル。彼が通った後は怪獣のそれと同様に 街が破壊されていくという感じで。

ドアノブを引き抜いちゃったり、相
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夜を越える旅(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

あらすじやチラシを見ただけでは どんな内容なのかは掴みかねる印象で。
インディ作品として なかなかチャレンジングなものではあろうかと。

序盤は結果を出せずに悶々とする漫画家志望の主人公・春利と、関係
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天間荘の三姉妹(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

見た人の感想が若干微妙な反応が多かったり、2時間半という本編の長さも気になって躊躇していたのですが。
そこは のんさんを応援したいという一心で見てまいりました。

ぶっちゃけ“微妙”というのは うなず
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君だけが知らない(2021年製作の映画)

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始まってしばらくは見ていても状況が読み取れず。
現実と幻覚、そして過去の記憶もないまぜで、全くついて行けず。

恥ずかしながら、登場人物の名前も誰が誰やら…みたいな。
でも夫が怪しいのは ぼんやりと感
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MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない(2022年製作の映画)

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主演の円井わんは『コントラ』を見て以来 気になっている役者さん。
チョイ役ながら他の映画だったり、テレビCMなんかで見る機会はありましたが、こんな面白い設定の作品に主演というのは嬉しい次第。
今作の吉
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四畳半タイムマシンブルース(2022年製作の映画)

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「四畳半神話大系」と「サマータイムマシン・ブルース」のコラボレーションアニメ作品。

「サマータイムマシン・ブルース」は2005年に永山瑛太と上野樹里の映画版を見ています。
作品として面白かったのはも
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線は、僕を描く(2022年製作の映画)

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『ちはやふる』シリーズ以来となる小泉徳宏監督作品。
またなんか“和”をベースとした作品だね~なんて思いつつ。

スポ根チックなバトルが見せ場だった「ちはやふる」とは違って、あくまで“己と向き合う”こと
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もっと超越した所へ。(2022年製作の映画)

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面白かった~。まさか こんなテンション上がるとは思わなかった~(笑)

物語としては4組の男女の恋愛模様。
基本的な舞台設定は女性の自宅で。ひとり風俗の個室というのもありますが、その中で繰り広げられる
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ドライビング・バニー(2021年製作の映画)

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「ロッテントマトで驚異の100%」という文句に惹かれて気になっていた作品。
日本では全くピックアップされていませんが、『ラストナイト・イン・ソーホー』のトーマシン・マッケンジーが出演してるなら、もうち
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秘密の森の、その向こう(2021年製作の映画)

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♪ある日、森の中、〇〇に出会った~

『燃ゆる女の肖像』のセリーヌ・シアマ監督作品としても話題になっていますが。
そちらは 2020年12月に見ておりまして。もうそんなに経ってたんだ。

今作は202
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「ウルトラセブン」55周年記念 4K特別上映(2022年製作の映画)

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「ウルトラセブン」の4K版を映画館で見られるチャンスだということで行ってまいりました。
まぁ見るだけならDVDやら配信やらもありますが。映画館で独特な没入感を持って、集中して鑑賞しましょうと。結構お客
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マイ・ブロークン・マリコ(2022年製作の映画)

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わたくしは知らなかったのですが、原作のコミックスは相当に話題になっていたようで。
またその要因として“面白い”というよりも、いろんな意味での衝撃として刻まれて。多くの読者が思い入れを持っていた作品であ
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川っぺりムコリッタ(2021年製作の映画)

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全般的にユルい雰囲気で流れる映画。

ムロツヨシ演じる島田は自ら“ミニマリスト”だと称しておりましたが。
そんな島田につけ込まれる(?)松ケン演じる山田も、ほぼほぼ何も持っていなかったけど。

それ以
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アイ・アム まきもと(2022年製作の映画)

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5か月前には おぞまし過ぎるサイコなキラーだった阿部サダヲが、まったくイメージの違うキャラクターとしての主演作でして。
今作では爪は剥ぎません。

そんなことはさておき、あまり明示されてはいないようで
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華麗なる大泥棒(1971年製作の映画)

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まずはオープニングの映像に惹きつけられますね。
赤い映像のエフェクトの中、カバンや登場人物などに丸く抜かれたフォーカスが当たるという(説明難しい)のがイカしてて。
さらにエンニオ・モリコーネによるテー
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よだかの片想い(2022年製作の映画)

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あえて、先に一点 物申すなら。

アイコにはアザが~とはいうものの、そんなに目立つ感じとは思えず。
どうせ映画であるなら、もうちょっとキツい設定もアリだったのでは? とも。
いやいや、女性であれば あ
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魔女見習いをさがして(2020年製作の映画)

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テレビアニメ「おジャ魔女どれみ」シリーズの放送20周年を記念して制作された作品。

元となる「~どれみ」は、1999年2月から丸4年で4シリーズが放送されていたアニメシリーズ。
その後、今にも続く「プ
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ヘルドッグス(2022年製作の映画)

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アクション俳優というか格闘俳優というようなポジションを築きつつある岡田准一。
何やら業界内では時代劇への期待も大きいようですが、こちらは『ザ・ファブル』に続く現代劇のアクション映画。

設定としては潜
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さかなのこ(2022年製作の映画)

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魚類学者でタレントのさかなクンが、自身の半生をつづった著書の映画化。
当のさかなクン役を演じるのは のんさん。

それを知ったときは「まさか」という思いと「その手があったか」という納得感が合い半ばでし
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LOVE LIFE(2022年製作の映画)

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劇中、ラジオから流れる曲。「90年代のナンバーです」と紹介されてかかるのが、矢野顕子の「LOVE LIFE」という楽曲で。
これがエンディング曲としても使用されているのですが。

わたくし不勉強でこの
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この子は邪悪(2022年製作の映画)

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予告を見るにつけ、なんとも不穏な感覚に引き付けられて。
期待して見に行ってきましたが。まさに“不穏”が支配する映画でありましたね。

サスペンス調の展開でありますが。言ってしまえば その真相というのは
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グリーンバレット(2022年製作の映画)

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中心となるのはミスマガジン2021受賞者の6人。
“映画的には”社会生活からこぼれた6人の若い女性たちが、殺し屋になるための合宿に参加するという流れ。

合宿といっても運転免許取得な感じではなく。
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サバカン SABAKAN(2022年製作の映画)

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1986年の長崎を舞台に、小5男子 2人のひと夏の出来事を描いたオリジナル作品。1986年、わたくしは15歳当時かな。
“80'sリバイバル”なんて言葉を目にするようになって久しいですが、そうした時代
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セイント・フランシス(2019年製作の映画)

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正直 前半は我々日本人にはわかりにくい部分もあって。
そもそも「ナニーって何?」という点から始まって。カトリック教徒という設定だったり同性婚もそうだし、アメリカの世相やライフスタイルを肌感覚で掴めてい
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野球部に花束を(2022年製作の映画)

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ほぼほぼノーチェックの作品だったけど、『ヒノマルソウル』や『ステップ』の監督という期待から見てきました。

ちゃんと野球テーマとして試合の場面もあるんだけど、見せたいのはスポ根路線ではないわけで。
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オクトパスの神秘: 海の賢者は語る(2020年製作の映画)

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シンプルに海洋生物ドキュメンタリーとして興味深い内容でありました。
あんな風にして“変身”したり、天敵である捕食者とのバトルであったり。

ただ正直、もうちょっとタコちゃんとクレイグさんの“スキンシッ
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プアン/友だちと呼ばせて(2021年製作の映画)

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ひと昔前なら、熱いドラマを描きつつ、実は主人公が病に冒されていた…というのはよくありましたが。
今作はメインキャストが余命宣告を受けている状況からのスタートで。

主人公ボスの元に、かつての“友”であ
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ナワリヌイ(2022年製作の映画)

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ロシアの弁護士で政治活動家でもある、アレクセイ・ナワリヌイ氏の毒殺未遂事件に迫るドキュメンタリー。

率直に驚き、単純に面白く。
スパイ映画では様々な手段で相手の情報を暴いていく描写もありますが、それ
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アプローズ、アプローズ! 囚人たちの大舞台(2020年製作の映画)

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わたくしに演劇の素養があって「ゴドーを待ちながら」を知っていたら、もう一段階 味わい深く見られたかもですが。

エチエンヌが囚人たちに稽古をつけるパートは決して意外性というものはなく。なんなら最初の公
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ジュラシック・ワールド/新たなる支配者(2021年製作の映画)

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1993年から3作が製作された『ジュラシック・パーク』。その後『ジュラシック・ワールド』と受け継がれ、今回が通算6作目。
「30年に渡る壮大な物語の結末を…」なんて文言とともに、これで最終作だとも言わ
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X エックス(2022年製作の映画)

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A24作品のホラーということでも気になっていた作品。
予告編を見てドキドキしましたし、何より女性の足で“X”を表現したキービジュアルも素晴らしくて。

ですが、なかなかタイミングが合わず。気付けば 1
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なまず(2018年製作の映画)

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予告編を見て、楽し気ではあるが、正直 軸のつかめない映像で。だからこそ、その本質に触れたいなと。
そんな興味を持って見てきましたが。結果的に、わたくしには合わなかったなぁ。

ただ滑稽なだけで、コメデ
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