おソノさんさんの映画レビュー・感想・評価

おソノさん

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悪人(2010年製作の映画)

4.0

焼いてもらったDVDで何回か観た。
原作未読なのでこう言い切っていいか分からないけど、悪人を擁護するようなこの映画のテーマ自体が好きではない。もちろん映画の中で、世間的に「悪人」と一括りにされてしまう
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はじまりのうた(2013年製作の映画)

3.0

ジョン・カーニーの音楽映画3部作、観ておこうってことで2作目のこちらも鑑賞。

3本の中ではこれあんまり好みでなかったけど、グレタの境遇に感情移入してしまって最後は泣けた。
デイヴと2人で音楽を作って
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セッション(2014年製作の映画)

3.7

去年の超話題作、やっと鑑賞。

笑えない内容に何回も笑ってしまった。
イジメに耐えて、覚醒して、狂気の世界へようこそ、っていうのはかなり好き。ラストの「え⁉︎」っていう展開から、話題になってた演奏シー
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リトル・ダンサー(2000年製作の映画)

4.5

父と息子モノにはほんとに泣かされる。思春期、夢を追いかける少年と、反対する父親。設定だけでもう好きなやつ!

頑固で不器用なお父さんが変わっていくにつれて、ビリーが子どもらしくなっていくのが嬉しい。人
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シザーハンズ(1990年製作の映画)

4.3

ティム・バートン作品はあまり観てないけど、後々の知ってるどの作品よりもシザーハンズがやっぱり一番好きだ!

こてこてのファンタジー感はなく、むしろとても現実的な世界が舞台。街の風景やファッションとかは
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マイ・ブルーベリー・ナイツ(2007年製作の映画)

3.5

失恋→美味しい食べ物・いい男・自分探しの旅→新しい恋って、なんて型どおりの素敵な映画なんでしょう、と観る前から嫌味な態度で勝手に決めつけていたけど…意外と大人な味のラブストーリーでした。
サントラもカ
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シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

4.8

サントラ買う!絶対買う!!

地元のミニシアターで上映してたので、劇場で観れたことの幸せ。

バンドに疎いわたしでも、彼らが目指してた音楽とMVの映像にワクワクしっ放し。曲を作る過程の、仲間と音合わせ
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アメリカン・ビューティー(1999年製作の映画)

3.5

なんて表現すればいいのか…
恋に落ちて崩壊していく男と家族。でも、本人たちは恋することで自分の欲望を叶え、自分を取り戻していく。
身近な肉親を愛さず、他人に恋をするレスターと妻、死体に興味を示すドラッ
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6才のボクが、大人になるまで。(2014年製作の映画)

3.3

アバウトタイムに続いて、時間の経過についてほのぼの考えちゃう映画でした。実際に12年かけて撮影されただけあって、主演4人の変化には説得力があって、主人公のメイソンの高校卒業パーティーでは親の気持ちで涙>>続きを読む

ピンクとグレー(2016年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

菅田将暉。好き。前半から後半まで、隅々まで目が離せない。今さらながら彼の魅力に気づいた。

しかし一般的に、顔立ちは中島くんのほうが完成されたイケメンなワケで、それが中盤にある仕掛けでひっくり返っても
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アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

4.0

観終わった直後は、いい話だけど正直物足りなさを感じてしまった。でも時間が経つにつれじわじわ、あぁ良かった…と思っている今。
主人公はタイムトラベルという特殊能力で大なり小なり過去をやり直して幸せになる
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百円の恋(2014年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

安藤サクラさん、凄すぎるー!!観終わってもう一度再生したら、前半と後半は別人かと思うくらい体型も人相も違う。それにあの顔演技!あんな獣みたいな顔ができる女優はそういない。数多くある女子のビフォーアフタ>>続きを読む

シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア(2014年製作の映画)

3.8

くだらないことを大真面目に。それがあざとく見えるのもあるけど、これは適温!
ヴァンパイアあるあるなんて知るか!のハズなのに、すごいハマってしまった。みんな人間と同じように苦悩してるんだねぇ。

キャラ
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アキラ AKIRA(1988年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

30年近く前に公開されアニメ界に衝撃を与えた歴史的名作…というような情報のみしか知らず、当然ジャケの主人公が「アキラ」かと思ってたくらい。アニメの技術的な進歩とか、ちょうどわたしが生まれたその年の世相>>続きを読む

アマデウス(1984年製作の映画)

5.0

傑作だと思います‼︎
厳格で高尚な音楽映画かと思いきや、予想と全然違った形で、めちゃめちゃ心打たれた。
天才・モーツァルトと、凡人・サリエリ、2人の作曲家の物語。「アマデウス」はモーツァルトのミドルネ
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風立ちぬ(2013年製作の映画)

4.0

ものづくりに携わる人になりたかったなぁ。二郎の仕事っぷりを見て、なんか悔しかった。もちろんほんの一部のエリートにしかできない仕事だったのだけど、技術者として自分の手で形に残る何かを創り出すこと、うらや>>続きを読む

ピノキオ(1940年製作の映画)

4.4

かなりダークな現実を描いてるストーリーも、キャラクターの造形も、今やディズニー映画そのもののテーマ曲「星に願いを」も、飛び抜けて好き。
知ってるディズニー映画の中では一番古いのに、驚異的な画力。目が追
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ドラゴン・タトゥーの女(2011年製作の映画)

3.5

特報とオープニングがカッコよすぎて、そこだけYouTubeで何回も観てた。本編初めて観た。

登場人物が多い。名前覚えられない!おじさん多くて混乱した。
名前と人間関係が複雑ではあるけどミステリーの展
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セレステ∞ジェシー(2012年製作の映画)

3.7

ジャケットから想像してた2人の関係性と違った。このジャケは本編より過去で、冒頭の回想シーンで一瞬映るのだけど、本編の、現在の2人はこんな顔してなくて、2人のじゃれ合うような仲の良さがあまり見られなくて>>続きを読む

セブン(1995年製作の映画)

3.7

うわ冒頭から不気味!暗くて不穏な雰囲気にぞわわ。
ミステリーに出てくる、ある定義に基づいた連続殺人って、怖いんだけど昔からなんか好きだったな。

後半までテンポ良くて集中力が全然切れない。

そしてあ
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マイヤーリング(1957年製作の映画)

2.9

「ティファニーで朝食を」は冒頭15分でギブアップ。直後にTSUTAYAでオードリーの幻の作品と言われる本作を見つけて借りてみました。オードリーは別にもう良かったのに何で借りたんだろ。
この映画、195
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十二人の怒れる男(1957年製作の映画)

3.8

会社の会議には進行役としても発言者としても議事録係としても頻繁に参加するのだけど、有意義な会議にするのって本当に難しい。毎日時間との戦いだから無茶な意見はなるべく排除して早く決めたいという気持ち、よく>>続きを読む

ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

4.7

余韻が残りまくってて、それこそグーパンチで殴られた頬がずーっとじんじん痛いみたいな。鼻血も出てる気がする。

なぜ殴り合うのか?
がん患者の苦しみや痛みを目の当たりにしなきゃ安らぎを得られなかったり、
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恋はデジャ・ブ(1993年製作の映画)

3.6

これは面白い!
途中、もう飽きたよ!ってなるけど、それも意図的だろうな。取るに足らない1日を永遠に繰り返すという最悪な状況。

でもそれがだんだんと、何でもない1日ではなくなる。

「毎日の積み重ねが
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E.T.(1982年製作の映画)

4.5

子供の頃はE.T.=ホラー映画だった。怖いよ、顔も形も動きも…

怖かったけど、子供のときから「いつか自分の子供に見せたい」と思ってたっけ。
あの賢くて優しい仲良し3兄妹に魅了されたなぁ。子役たちほん
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セイフ ヘイヴン(2013年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

「きみに読む物語」の原作者で、パッケージもほとんど同じなので完全に甘々ラブストーリーかと思ってたら、意外にもミステリー要素が強くてびっくり。

ケイティとアレックスの恋が進んでいくほど、それぞれの夫・
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ピアノ・レッスン(1993年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

夫を失い声を失ったエイダにとって、ピアノは言葉であり、心であり、生命そのもの。その重みを理解せずピアノを売り払った新しい夫に降りかかる不幸。うん、色々考えたけどやっぱりピアノを勝手に売ったのがまずかっ>>続きを読む

おもひでぽろぽろ(1991年製作の映画)

3.5

体調がよろしくないのでお家でDVD三昧。シアワセ( *`ω´)


おもひでぽろぽろ、あんまり好きじゃないのに何回も観ちゃうのはなぜだろう。今日何年かぶりに何回目かの鑑賞。
タエ子は27歳なのか。つい
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男はつらいよ 知床慕情(1987年製作の映画)

4.0

寅さんは人生の指針。
21歳のとき、就活やら恋愛やら色々うまく行かね!チキショウ!というときに寅さんに出会い、このヒトに惚れてしまいました。
26年に渡った48作のシリーズ、多くの日本人にこんなにも愛
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天空の城ラピュタ(1986年製作の映画)

5.0

少年冒険もののお手本のような作品。亡くなった父の夢、目指す場所、すごい力を持つ石、守るべき可憐な女の子、その子の家に伝わる呪文、盗賊、世界征服を目論む敵、軍隊、飛行船、ロボット、そして滅びの言葉。ゲー>>続きを読む

マダム・イン・ニューヨーク(2012年製作の映画)

5.0

インド映画のクオリティたるや…!

英語が話せない専業主婦のシャシは、ビジネスマンの夫や成績優秀な娘から軽蔑されている。そんな彼女が姪っ子の結婚式の手伝いののため1人ニューヨークに旅立つ。最初は世間知
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ハロー!?ゴースト(2010年製作の映画)

4.0

とても良い映画と聞いて、TSUTAYAで借りて観始めたら「え…作品間違えた?」と不安になった序盤。コメディなんですけどなんか古い感じで全く笑えず、なんじゃこりゃと思いながら観てたら…
すいません、とて
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ベイマックス(2014年製作の映画)

4.5

少年とロボとの友情、工科大の研究室、仲間たちとの戦闘シーン。アメコミ原作ということで、少年漫画的な胸アツ展開の詰め合わせ!しっかり泣いたけど、それ以上にワクワク感!

日本とサンフランシスコが融合した
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ポテチ(2012年製作の映画)

3.5

なかなか重いテーマだけど、濱田岳が主演というだけで、なんとも呑気な雰囲気。伊坂作品らしく中盤までは伏線のタネばかりで(タイトルからして…)意味不明だけど、68分の短編なので中だるみもせず観れた。いやで>>続きを読む

ストロベリーショートケイクス(2006年製作の映画)

3.0

性格、生き方の違う女性4人の群像劇。塔子がかっこいいなと思ったら原作者の方なんですね。自ら演じるってことは塔子に思い入れがあるのかな。
テーマはなんだろう。二面性?なりたい自分と現実の自分?人から見え
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オズの魔法使(1939年製作の映画)

3.5

独特の世界観。メルヘンなんだけどイカレてる!出てくるのがほぼおっさんで、すごいシュール。「ごっつええ感じ」のコントを思い出すほど。

ドロシーって名前、昔から好きだな。ルビーの靴。緑のオズ。気球。絵本
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