ヴレアさんの映画レビュー・感想・評価 - 74ページ目

ワイルド・スピード(2001年製作の映画)

3.0

新作が公開されるので全作予習しておこうと思い見始めた。
いかにもアメリカ映画って感じのダイナミックさが楽しい作品だった。

普通に街中の道路でスピードを競い合うクレイジーな連中。
トラック強盗から仲間
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アルキメデスの大戦(2019年製作の映画)

3.0

戦争ドラマと言うより池井戸潤のドラマを観ているような感覚だった。
憎い上司(上官)とのバトル。プレゼンを成功させる為の努力。限られた時間。どんでん返し。等々…。

戦艦大和を造りたい奴がいて、いやいや
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ガールズ&パンツァー 最終章 第2話(2019年製作の映画)

3.5

約1時間という短い時間ながらも試合のシーンは1話以上にてんこ盛りで大満足だったし、日常パートにしても、次の対戦相手のチームの描写とかが伏線になっていて全く無駄がなくて、それでいて各キャラクターのシーン>>続きを読む

ガールズ&パンツァー 最終章 第1話(2017年製作の映画)

3.0

久し振りだったので、キャラクターの名前や関係性などは忘れてしまっていたものの、ストーリーの大筋は掴めたし、また新たな大会が始まったんだなぁというのはわかった(←ザックリしすぎ)ので楽しめた、が、これか>>続きを読む

天気の子(2019年製作の映画)

1.9

このレビューはネタバレを含みます

かなり壮大な話だし、面白くなりそうなものなのに、最後まで乗りきれなかった。
こういう格好良くて感動的な画を見せたいんだろうなぁというのは良く伝わってくる。
が、しかし物語や人物像に深みがなく、ただ綺麗
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チャイルド・プレイ(2019年製作の映画)

2.4

予告編でチャッキーの顔を出さなかった理由……気持ち悪いからなんですね(笑)
しかも、現代版のチャッキーはもはや人形ではなくハイテクロボットだった!!
家電やネットワークを操作できる上にAIだから学習機
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シンク・オア・スイム イチかバチか俺たちの夢(2018年製作の映画)

2.8

色々と人生詰んでるおじさん達が一か八かの大勝負に出た!
しかも、シンクロナイズド・スイミングである。
最初は皆単なる趣味みたいにダラダラやっていたのに急に国の代表として大会を目指す展開になるもんだから
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旅のおわり世界のはじまり(2019年製作の映画)

1.2

このレビューはネタバレを含みます

前田のあっちゃんのファンは恐らく満足して帰った事でしょうね。彼女の色んな表情がスクリーンいっぱいに写し出され、壮大な舞台を背景に歌うシーンまであるのですから。

しかし、こちとら黒沢清監督のいつものテ
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カメラを止めるな!スピンオフ「ハリウッド大作戦!」(2019年製作の映画)

2.3

このレビューはネタバレを含みます

「カメ止め」が好きだからこそ厳しめに採点。
とは言えこれは映画では無く、もともと無料で見られた配信用の作品である為、評価が難しい。
あくまで「カメラを止めるな!」の続編として見た場合はかなりのつまらな
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予兆 散歩する侵略者 劇場版(2017年製作の映画)

4.3

「散歩する侵略者」はどちらかというとコメディ要素が強かったが本作「予兆」は全体的にホラーよりだ。今作で印象的なのはとにかく東出昌大。寄生獣再び この人はほんとに異星人役がよく似合う。凄い存在感だった。>>続きを読む

散歩する侵略者(2017年製作の映画)

4.6

人によっては退屈な映画かもしれないが、普遍的な物語に宇宙人という非日常なモノを掛け合わせる事でこんなにも面白くなるのかと思ったし、単なる侵略モノに終わらず、夫婦の愛がテーマになっていたり(クライマック>>続きを読む

勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

4.8

中二病的妄想爆発!痛すぎるこじらせ系女子が非日常とリアルの狭間で蠢く様を赤裸々に綴ったドラマでありながら、片時も目が離せない力強さに溢れた凄い映画だった。

また、孤独を愛する全ての人に送る決して他人
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グランド・マスター(2013年製作の映画)

4.9

過去3回寝て、4回目にしてやっと最後まで鑑賞。
思えば王家衛の「楽園の暇」でも5回程寝てしまった私。
どうも王家衛×武侠映画は私にとって鬼門のようだ…。

前述の「楽園の暇」の例があるので、あまりカン
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ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

映画を観てよく泣く事がある(面白過ぎて)。
私の涙腺は特殊なのかもしれないが、悲しいシーンではあまり泣かず、面白すぎると泣く確率が高い。
全く共感されないと思うけど、もう面白さが私の予想の範囲を超えて
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シャークネード ラスト・チェーンソー 4DX(2018年製作の映画)

1.0

全編に渡ってゲラゲラ笑い通しだったが、こんな映画にまともな点数つけるのは躊躇われる為ここは潔く最低点である1点をつけようと思う。普通につまらない映画には2点とかの点をつけるが、ある種の突き抜けたつまら>>続きを読む

シャークネード5 ワールド・タイフーン(2017年製作の映画)

2.4

ストーンヘンジに何故かサメの洞窟があって、そこにはお宝が眠ってて…というインディジョーンズ的な展開。そして、やはりシャークネード発生!キター(゚∀゚)

その後、雪山でのサメとのバトルが最高に楽しい。
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シャークネード4(2016年製作の映画)

2.2

宇宙空間にテロップが出る壮大なオープニング。間違って『スターウォーズ』借りちゃったかな?と勘違い。ライトセーバーとか出てくるし。

ざっくり物語を説明すると、なんか、天候を制御する機械?が壊れた事によ
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シャークネード エクストリーム・ミッション(2015年製作の映画)

2.3

シリーズの方向性を決定付けた傑作!
…とまではいかないけど前2作に比べて全てにおいてパワーアップしているので騙されたと思って見てみて下さい!

とにかく最初から最後まで間段無くサメが降り注ぐサービス精
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シャークネード カテゴリー2(2014年製作の映画)

1.8

相変わらずつまらないけど1よりはまだマシだったかな。
とにかく馬鹿馬鹿しさが2倍増しになっておりました。
ラスト、主人公がチェーンソー片手に竜巻に突っ込み、空を飛びながらサメを倒しまくるというシリーズ
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シャークネード(2013年製作の映画)

1.3

これが伝説の第1作目か。
近所のレンタル屋に無くて、長らく見れなかったのだが、遂にamazon primeに追加されていたので鑑賞。順番としては4→5→6→1という鑑賞順。

まず、驚いたのは、最初は
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ディストラクション・ベイビーズ(2016年製作の映画)

4.8

ただ殴り合うだけの映画(極端に言うと)なのに何故ここまで惹きつけられるのか。

柳楽優弥の存在感が凄いからだ。誰かれ構わず喧嘩を吹っ掛けるスタイルで、決して喧嘩が目茶苦茶強いわけじゃないんだけど、殴ら
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トイ・ストーリー4(2019年製作の映画)

3.6

~3までは純粋にオモチャとしてどうあるべきかというのを描いていたと思うが、今作ではさらに踏み込んでオモチャ達のアイデンティティに迫るというか、それぞれがどう生きるか(オモチャだけど)という深いテーマ性>>続きを読む

ザ・ファブル(2019年製作の映画)

2.6

飽きずに楽しむ事は出来たけど…少々人間ドラマ部分がメチャクチャで、こんな奴ら現実に居ないだろぉって感じだった。
アクションはなかなかスピーディーで良かったけど、いくら凄腕の殺し屋だからってあまりに無敵
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Diner ダイナー(2019年製作の映画)

2.1

原作が面白かったから期待したけど映画の方は全然面白くなかった。
↓以下、原作厨による文句ばかりの全然参考にならないレビュー。

雰囲気だけは良かったと思うし、美術面ではとても凝っている。そこだけは評価
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凪待ち(2019年製作の映画)

3.5

ギャンブル依存症怖ぇ。
闇賭博怖ぇ。
何よりも屑過ぎる主人公の行動が怖ぇ。
ってなる映画だった。
とにかく主人公が救いようのない馬鹿で、なんでそんな行動するの?まさかそれはしないだろうね?と心配してし
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ホットギミック ガールミーツボーイ(2019年製作の映画)

2.5

地味だけどかわいいヒロインが複数のイケメン王子様に言い寄られるといういつもの少女漫画的展開と見せかけて、実はかなり鬱なストーリーで驚かされた。
おまけに登場人物が中二病を発症しているのか?(特にメガネ
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新聞記者(2019年製作の映画)

3.8

単なる政権批判の映画になってるんじゃなくて、あくまで現実をリンクさせたフィクションであるという点でそんなに肩肘張らずに観ることが出来た。
日本の商業映画でここまで社会派に徹した作品はあまり見ないのでと
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スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム(2019年製作の映画)

3.6

もはや一見さんお断りムード。
これまではMCUシリーズであっても、その作品単独で楽しめるものが多かったが、本作は完全に「アイアンマン」の続きというか「エンドゲーム」ありきで事が進むのでアベンジャーズは
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僕たちは希望という名の列車に乗った(2018年製作の映画)

4.2

ハンガリー動乱のニュース映像を映画館で目撃した学生達が衝撃を受け、何か自分達に出来ることはないかと行った"黙祷"。初めは軽い気持ちだったんだと思う。クラス全員でやる事で一体感が生まれるし、正しい行いを>>続きを読む

ハウス・ジャック・ビルト(2018年製作の映画)

3.0

シリアルキラーものや、サイコサスペンス、犯罪映画全般が好きな人、多少のグロ耐性はある人、或いは途中退出者が続出したというニュースに釣られた怖いもの見たさ勢、はすぐに飛び付く可能性が高い映画である。>>続きを読む

パピヨン(2017年製作の映画)

3.7

オリジナル版は遠い昔に観たけど、そうそうこんな感じ!青い海と広大な風景の記憶が印象に残ってる。とにかくテンポが良くて現代風にアレンジしたのかなと思った。しかし、刑務所での過酷な生活描写は容赦がなく、ほ>>続きを読む

ハイ・ライフ(2018年製作の映画)

2.0

なんか終始暗いし宇宙でやるほどの実験かね?
しかし、絶対彼らは地球に帰れる事はないんだろうなと思うとなんか切なくなりました。

光速の99%だかを超えると前に進んでいるのか下がっているのかわからなくな
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きみと、波にのれたら(2019年製作の映画)

3.1

予告編でネタバレし過ぎ問題。
恋人が死ぬというのを知ってるのと知ってないのとじゃ心持ちが違い過ぎるのでできれば知らずに観たかったなと思った。
「ペット2」の予告編を見習って欲しい。全くストーリーに関わ
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そうして私たちはプールに金魚を、(2016年製作の映画)

3.5

「ウィーアーリトルゾンビーズ」の公式サイトで鑑賞。
なるほどー、これが「リトルゾンビーズ」の原型ね。
実際の事件を元にした青春ドラマという事でもっと普通のを想像してたけど、おもいっきりリトルゾンビーズ
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ウィーアーリトルゾンビーズ(2019年製作の映画)

4.5

(追記)
この映画ヤバい。
2日連続で観に行ってしまった。
この映画を観てからというもの脳内で「ウィーアー、ウィーアー、リトルゾンビーズ♪」がエンドレスで鳴りまくっている。凄い中毒性。
あと、特に好き
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町田くんの世界(2019年製作の映画)

2.9

原作をエンターテイメントとして昇華させた結果、色々と失ってしまったものや得た物もあると思うので、賛否両論あるのは当然だが、これはこれで面白くまとまっていると思う。

どうしても時間的にキャラクターの掘
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