解ったようで解らない。
憶測が無数に生まれる作品。
不気味と不思議な余韻が漂う。
ジャーナリストと当事者の対話から
真実が数珠繋ぎとなり次々と過去に輪郭が形成されていく。
過去が形となり現在に現れる。
真実に辿り着き、
登場人物其々の救済される姿が
異なっていた点については
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登場人物が多い分ストーリーが混乱するかと思い不安だったが、
台詞のテンポが気持ち良く流れて楽しめた。
無意識に根付いてしまっている深層のルッキズムを
再確認させられている様な作品だった。
色彩や部屋や衣装の細々したアイテムの
モチーフからじわじわとメッセージが込められている気がしてゾッとした。>>続きを読む
東京は人生を変える。
チワワちゃんがどこの生まれで学歴がどうとか本名がどうとか職業がどうとか関係ない。肩書きも境界線も無く深掘りしないフラットな関係性がチワワちゃん達のデフォな世界。
しかし、チ>>続きを読む
優雅な生活が最高の復讐である。
田舎の閉鎖的な環境の中で日常的に繰り広げられるホモソの中で生きていく。
フェミ臭いと一言で片付けられて欲しくない作品。
日本に深く根付いてしまったホモソの呪縛か>>続きを読む
現在って不満なものなんだ。
理想のファンタジー体験。
過去にタイムスリップすることにより
自分の深層心理と価値観を再認識し、
改めて新たな道を歩み出す。
クスクス微笑ましくなる場面が多くて
音楽>>続きを読む
人生において必ず一度は魅力的な人に人は出会う。
根拠などは無く、直感で感覚で本能で。
そして確信となり信仰心となり愛が生まれる。
愛に世の善悪のものさしは関係ない。
正義の味方は絶対。
村田は関わ>>続きを読む
それぞれの望みが異なっていて複雑になる。
家族の思い出とか記憶って他者に伝える時、思い出補正入っちゃうけど容赦なく補正が解除されて淡々と事実と項目が浴びせられる現実に心が痛くなった。現実に私の近所で同>>続きを読む
本当に良いモノを観た時、
ずっと余韻に浸る経験は誰しもあるだろう。
あのシーンの音楽、
あの時の人物の心境、
あの時の台詞の意味とは…?
鑑賞後にも、脳裏に凪沙が浮かんでくる。
MTFとしての>>続きを読む
宗教二世として育っていく心の不安定な思春期の少女の視点で物語が進む。
成長過程の人間に与える影響、それを無知ながらにもチョイスしていく少女。
いつか訪れる思い出という名の答え合わせの時にこの少女に>>続きを読む
ドキュメンタリー形式のオムニバス。
所々、過去の作品映像とカウンセリングの内容がリンクする。
ホドロフスキーは
人間、一度は考えた事がある様な馬鹿げたりタブーな妄想を具現化し、見事に映像化する魔術師>>続きを読む