まぁいつものウディ・アレンの映画というところなんだけど、なかなか困った作品でもある。
映画業界における女性への性的な扱われ方やら、ナイーブな問題に、色々と問題を抱えるウディアレン自身が、無神経にタッ>>続きを読む
こんな映画、初めて見た気がする。素晴らしい。
編集も構図も至ってシンプルだけど、160分、退屈せず観れる。半分くらいは、車の中のシーンだったのでは?あと、ヴィンス・ボーンって、こんな良い役者だったの>>続きを読む
クリストファー・ドイル撮影作品は初見ですが、女性のボディーラインの撮り方がとても艶かしくて、良かった。
流石、Wikipediaの主な作品に「月刊 三浦理恵子」がクレジットされてるだけはある。
これはコメディなんですよね?現場のドタバタ具合にゲラゲラ笑ってしまった。
いつも、方法論ありきのギャスパー・ノエさんですが、近二作で内容も伴ってきた印象。相変わらず、賛否両論にはなるんだろうけど、私>>続きを読む
傑作!
最初の結婚式のシーンで、相変わらず「モノ」を撮るのは上手いなーと感心したが、今作のコッポラは「ヒト」と「街」を撮るのも完璧だった。
ラシダ・ジョーンズがめちゃくちゃハマっているのもあるが、目>>続きを読む
最高。
ケレン味たっぷりのノワール。
これは、デ・パルマの隔世遺伝か!?
っていうか、ヒッチコックか。
私が大好きな「殺しのドレス」の美術館シーンみたいな追いかけっこが、延々と観ることが出来て、本当>>続きを読む
ダンケルク同様、キャラの掘り下げがない分、ストーリーテリング一本勝負な本作。ただ、私は時間逆行云々以前に、贋作の絵画の存在の意味が全く分からず、空港でのアクションの動機も理解不能で、そこからは、完璧に>>続きを読む
属人的な要因なのか社会的な要因なのか知る術はないが、どうしても暴力に付き纏われる主人公。
そんな自らの人生に対する制御を半ば放棄する決断を行うことを示す、自転車での飲み会乱入シーンが最高。
あの章>>続きを読む
I’m Fucked Up!
本作は主人公がただただ最悪なシチュエーションに放り込まれ、悪態をついたりする様子を楽しむ悲喜劇的なコメディ構造であり、コメディアン・アダム・サンドラーが面目躍如たる活>>続きを読む
あのあと、またみんなで「オースティン・パワーズ」の観賞会とかしてると思うと、和む。
さすがに主演のキャスティングはもう少し若い女優にしないといけないと思う。
玉城ティナ案件のため、初蜷川実花作品。
相変わらず、玉城ティナは良い。
この後も作家性のある監督作に続々と出演予定で、とても楽しみ。
あと、菊千代と料理の造形は最高。
初蜷川作品だったのですが、>>続きを読む
「イーストウッド88歳の円熟の境地」というような宣伝文句を謳われてますが、そんな肩肘張って観るような映画ではないと思います。
今作を含め近3作におけるイーストウッドの凄さについて、「88歳にして、こ>>続きを読む
ポン・ジュノというワードに引きずられている節もあるし、これは「ケンとカズ」を観た時も同様なんですが、日本の新進気鋭のインディー映画と言われるような作品は、とても韓国映画っぽいものが多い気がします。>>続きを読む
謎のバック・トゥ・ザ・フューチャーへのオマージュで始まる本作ですが、埼玉云々より、伊勢谷友介の取り巻きで海女・小沢真珠の顔力に伴う狂気がかった演技が面白かったです。
大統領選を踏まえて、今のアメリカの分断を理解するのに、とてもいいサンプルだと思う。普通に面白いし。
地球平面説を信じてしまうメカニズムがよく分かります。
少しインターネットで地球の自転・公>>続きを読む
現場スタッフ
「このまま、イベント当日を迎えると、〇〇や〇〇などの大混乱が起きます。イベント中止の決断をお願いします。」
プロデューサー
「君のヨガをお客に見せてやればいいよ。」
現場スタッフ
・>>続きを読む
お祭り!
全くそうなってほしいわけじゃないですが、ジェームス・ガンがもし、いなくなったとしても、我々にはジェームス・ワンがいると嬉しくなりました。
こんな荒唐無稽なスターウォーズ×ロード・オブ・ザ・>>続きを読む
狂おしいほど、好きな作品①
序盤、ピクサーで唯一かと思うが、流血の描写が画面に映される。それもそれは主人公の暴力によって、もたされる。
そんな主人公は奥さんがいなくなり、ただ惨めに歳を重ねる生活が>>続きを読む
デミアン・チャゼルのこれまでのキャリアを統括すると、一貫して「夢」を持つことの崇高さを捉える少年漫画的なテーマで映画を撮る監督だと思っています。
今作は人類初の月面着陸という偉業を成し遂げたニール・>>続きを読む
原作は未読ですが、基本会話劇である小説を映像化するにあたり、すごく工夫されていると思います。
カットを細かく刻んで、カット割りのパターンもいろんなパターン使ったり、急にドローン撮影になったり、人が止>>続きを読む
地雷踏みまくり炎上おじさん(愛嬌あり)が、ツンデレおばさん(母性と才能あり)と喧嘩をします。
息子はカイロ・レン級にうじうじしてます。
人だけでなく、家だったり、車だったり、街だったり、時代だったり、全ての被写体に対するキュアロンの愛情を感じました。
キュアロンが小津映画を目指したようにも思えます。
今年ベスト級の作品です。
(ちなみに去年のベストは「コクソン」)
松たか子のキャラにはかなりの濃度で、白石晃士作品的な良い味が出ていて、最高です。特に貞子vs伽倻子とカルトの続編を待ち望んでいる人に>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
正直、ラストのステージシーンまでは、予告編から予想のつく既視感のある展開で、若干退屈でした。
ただし、ステージシーンもベタながら、歌い手の置かれた状況はもちろんのこと、他のキャラの心情にも寄り添うよ>>続きを読む
ロッキーシリーズファンなら、5分に1回泣けるというのは嘘じゃない。
モンタージュの中のワンシーンだが、美味しそうなご飯が炊きあがるシーンで号泣してしまった。ただ炊飯ジャーが写ってるだけなのに。。。あの一連のモンタージュはマイベストモンタージュ。
次点はチームアメリカ★>>続きを読む
意図されたものか、分からないけれど、前半のタマの石坂の尾行部分は昔ロンドハーツでやっていた「ブラックメール」のようなゲスい楽しさに溢れている。
映画を観ること自体、自分を安全圏において、他人の人生の>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
この映画は何と言ってもオープニングとラストが見どころ。色んな解釈が出来ると思うが、タオの取り残されっぷり、結局1999年から抜け出せない、25年という時間の重さ、悲哀を、あんな演出で表現するとは。胸を>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
面白いというより、凄い映画。
なんといってもカメラワークの饒舌さ。アクション描写も素晴らしい。
あんな残酷極まりない所業の数々もピンボケでしか映らず、主人公にしかピントが合わない。主人公にとっては、>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
あんな境遇に立たされた主人公の感情とか、のうのうと人生を過ごしてる僕には到底理解できない。おそらく僕は奥さんの姉が言う離れていく側の人間なんだと思う。
そのような立場で聞いた四つ宮の「僕が傷つくから>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
この映画のメッセージは分かるし、アニメーションも素晴らしい。ただ、絶望的にノれない部分があった。
世の中、経済ばかりが絶対的な価値になっていて、経済に供与しないものはどんどんと切り捨てられていくっ>>続きを読む
『マッド・ロミーナ 怒りのウエディング』観てきました!
もうロミーナ様にどんな賞賛の言葉を並べようとロミーナ様へ捧げるべき適格な言葉が見当たらない!
何より来賓に式を楽しんでもらいたいという気遣い>>続きを読む