YoshimuraHajimeさんの映画レビュー・感想・評価

YoshimuraHajime

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オン・ザ・ロック(2020年製作の映画)

4.8

傑作!
最初の結婚式のシーンで、相変わらず「モノ」を撮るのは上手いなーと感心したが、今作のコッポラは「ヒト」と「街」を撮るのも完璧だった。

ラシダ・ジョーンズがめちゃくちゃハマっているのもあるが、目
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もう終わりにしよう。(2020年製作の映画)

5.0

人生の無限性に対する落胆と創作物への祝福。そして、創作者の悲哀。

鵞鳥湖の夜(2019年製作の映画)

5.0

最高。
ケレン味たっぷりのノワール。
これは、デ・パルマの隔世遺伝か!?
っていうか、ヒッチコックか。

私が大好きな「殺しのドレス」の美術館シーンみたいな追いかけっこが、延々と観ることが出来て、本当
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TENET テネット(2020年製作の映画)

-

ダンケルク同様、キャラの掘り下げがない分、ストーリーテリング一本勝負な本作。ただ、私は時間逆行云々以前に、贋作の絵画の存在の意味が全く分からず、空港でのアクションの動機も理解不能で、そこからは、完璧に>>続きを読む

ペパーミント・キャンディー(1999年製作の映画)

4.0

属人的な要因なのか社会的な要因なのか知る術はないが、どうしても暴力に付き纏われる主人公。

そんな自らの人生に対する制御を半ば放棄する決断を行うことを示す、自転車での飲み会乱入シーンが最高。

あの章
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アンカット・ダイヤモンド(2019年製作の映画)

5.0

I’m Fucked Up!

本作は主人公がただただ最悪なシチュエーションに放り込まれ、悪態をついたりする様子を楽しむ悲喜劇的なコメディ構造であり、コメディアン・アダム・サンドラーが面目躍如たる活
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

5.0

あのあと、またみんなで「オースティン・パワーズ」の観賞会とかしてると思うと、和む。

ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)

2.6

さすがに主演のキャスティングはもう少し若い女優にしないといけないと思う。

Diner ダイナー(2019年製作の映画)

3.0

玉城ティナ案件のため、初蜷川実花作品。

相変わらず、玉城ティナは良い。
この後も作家性のある監督作に続々と出演予定で、とても楽しみ。

あと、菊千代と料理の造形は最高。

初蜷川作品だったのですが、
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運び屋(2018年製作の映画)

-

「イーストウッド88歳の円熟の境地」というような宣伝文句を謳われてますが、そんな肩肘張って観るような映画ではないと思います。

今作を含め近3作におけるイーストウッドの凄さについて、「88歳にして、こ
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岬の兄妹(2018年製作の映画)

4.7

ポン・ジュノというワードに引きずられている節もあるし、これは「ケンとカズ」を観た時も同様なんですが、日本の新進気鋭のインディー映画と言われるような作品は、とても韓国映画っぽいものが多い気がします。>>続きを読む

翔んで埼玉(2018年製作の映画)

3.0

謎のバック・トゥ・ザ・フューチャーへのオマージュで始まる本作ですが、埼玉云々より、伊勢谷友介の取り巻きで海女・小沢真珠の顔力に伴う狂気がかった演技が面白かったです。

ビハインド・ザ・カーブ -地球平面説-(2018年製作の映画)

4.0

地球平面説を信じてしまうメカニズムがよく分かります。

少しインターネットで地球の自転・公転のメカニズムを調べてみましたが、意味不明なんですよ。 (特に公転の方)

ただ、そこで平
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FYRE: 夢に終わった史上最高のパーティー(2019年製作の映画)

4.5

現場スタッフ
「このまま、イベント当日を迎えると、〇〇や〇〇などの大混乱が起きます。イベント中止の決断をお願いします。」

プロデューサー
「君のヨガをお客に見せてやればいいよ。」

現場スタッフ
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アクアマン(2018年製作の映画)

4.5

お祭り!
全くそうなってほしいわけじゃないですが、ジェームス・ガンがもし、いなくなったとしても、我々にはジェームス・ワンがいると嬉しくなりました。

こんな荒唐無稽なスターウォーズ×ロード・オブ・ザ・
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カールじいさんの空飛ぶ家(2009年製作の映画)

5.0

狂おしいほど、好きな作品①

序盤、ピクサーで唯一かと思うが、流血の描写が画面に映される。それもそれは主人公の暴力によって、もたされる。

そんな主人公は奥さんがいなくなり、ただ惨めに歳を重ねる生活が
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ファースト・マン(2018年製作の映画)

2.0

デミアン・チャゼルのこれまでのキャリアを統括すると、一貫して「夢」を持つことの崇高さを捉える少年漫画的なテーマで映画を撮る監督だと思っています。

今作は人類初の月面着陸という偉業を成し遂げたニール・
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七つの会議(2018年製作の映画)

4.5

原作は未読ですが、基本会話劇である小説を映像化するにあたり、すごく工夫されていると思います。

カットを細かく刻んで、カット割りのパターンもいろんなパターン使ったり、急にドローン撮影になったり、人が止
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天才作家の妻 -40年目の真実-(2017年製作の映画)

4.3

地雷踏みまくり炎上おじさん(愛嬌あり)が、ツンデレおばさん(母性と才能あり)と喧嘩をします。

息子はカイロ・レン級にうじうじしてます。

ROMA/ローマ(2018年製作の映画)

5.0

人だけでなく、家だったり、車だったり、街だったり、時代だったり、全ての被写体に対するキュアロンの愛情を感じました。
キュアロンが小津映画を目指したようにも思えます。

斬、(2018年製作の映画)

4.8

塚本晋也論 ー「鉄」から「森」へ
って感じの考察、誰かに書いて欲しい。

来る(2018年製作の映画)

5.0

今年ベスト級の作品です。
(ちなみに去年のベストは「コクソン」)

松たか子のキャラにはかなりの濃度で、白石晃士作品的な良い味が出ていて、最高です。特に貞子vs伽倻子とカルトの続編を待ち望んでいる人に
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SING/シング(2016年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

正直、ラストのステージシーンまでは、予告編から予想のつく既視感のある展開で、若干退屈でした。

ただし、ステージシーンもベタながら、歌い手の置かれた状況はもちろんのこと、他のキャラの心情にも寄り添うよ
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クリード チャンプを継ぐ男(2015年製作の映画)

5.0

ロッキーシリーズファンなら、5分に1回泣けるというのは嘘じゃない。

ぐるりのこと。(2008年製作の映画)

5.0

モンタージュの中のワンシーンだが、美味しそうなご飯が炊きあがるシーンで号泣してしまった。ただ炊飯ジャーが写ってるだけなのに。。。あの一連のモンタージュはマイベストモンタージュ。
次点はチームアメリカ★
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二重生活(2016年製作の映画)

3.8

意図されたものか、分からないけれど、前半のタマの石坂の尾行部分は昔ロンドハーツでやっていた「ブラックメール」のようなゲスい楽しさに溢れている。

映画を観ること自体、自分を安全圏において、他人の人生の
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山河ノスタルジア(2015年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

この映画は何と言ってもオープニングとラストが見どころ。色んな解釈が出来ると思うが、タオの取り残されっぷり、結局1999年から抜け出せない、25年という時間の重さ、悲哀を、あんな演出で表現するとは。胸を>>続きを読む

サウルの息子(2015年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

面白いというより、凄い映画。
なんといってもカメラワークの饒舌さ。アクション描写も素晴らしい。

あんな残酷極まりない所業の数々もピンボケでしか映らず、主人公にしかピントが合わない。主人公にとっては、
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恋人たち(2015年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

あんな境遇に立たされた主人公の感情とか、のうのうと人生を過ごしてる僕には到底理解できない。おそらく僕は奥さんの姉が言う離れていく側の人間なんだと思う。

そのような立場で聞いた四つ宮の「僕が傷つくから
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リトルプリンス 星の王子さまと私(2014年製作の映画)

2.7

このレビューはネタバレを含みます

この映画のメッセージは分かるし、アニメーションも素晴らしい。ただ、絶望的にノれない部分があった。


世の中、経済ばかりが絶対的な価値になっていて、経済に供与しないものはどんどんと切り捨てられていくっ
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人生スイッチ(2014年製作の映画)

5.0

『マッド・ロミーナ 怒りのウエディング』観てきました!

もうロミーナ様にどんな賞賛の言葉を並べようとロミーナ様へ捧げるべき適格な言葉が見当たらない!

何より来賓に式を楽しんでもらいたいという気遣い
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インサイド・ヘッド(2015年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

ピクサー、何ならピート・ドクター作品の大ファンですが、今回自分が設定していたハードルが高すぎたか、この点数。減点箇所は以下の通り。正直言って細かいですが、ピクサー作品はこれまで深いテーマと娯楽性を両立>>続きを読む

ブラックブック(2006年製作の映画)

5.0

戦争終了後のパレードで初めにかかる音楽がグレン・ミラーの「In the mood」ってところに物凄いセンスを感じた。要は形は変われど、ドイツがアメリカに変わっただけで結局、小国は大国の支配下で在り続け>>続きを読む

フォックスキャッチャー(2014年製作の映画)

4.8

今年の暫定ベスト。
スティーブ・カレルがただ小走りするだけで怖い!チャイニング・テイタムの野暮ったさっていうか、キモさ!マーク・ラファロの熊さん感!

ママの前でいいとこ見せようとするカレルのあけすけ
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ヴァージン・スーサイズ(1999年製作の映画)

3.7

文系女子の踏み絵的映画だし、ちょっと構えて観たけど、結構下ネタとかあって笑えたし、普通に面白かった。昔、大学のゼミで女性教授が「女にだって性欲はあるのよ!ねぇ◯◯さん?」と女性の生徒を困らせた事があっ>>続きを読む

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