もみの木さんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

もみの木

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ザ・スクエア 思いやりの聖域(2017年製作の映画)

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もっとダイナミックな展開があるかと思いきや、控えめな感じ。優等生の「僕のダメなところ」を書いた作文を読まされているように感じてしまいました。同じ内容であれば、逆の立場(現場となったアパートの住人)をよ>>続きを読む

ラッカは静かに虐殺されている(2017年製作の映画)

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顔の見分けが付かないせいか、中々話に入るのが難しかったです。リアルタイムではない(ISは制圧済)というのも一因と思います。IS関係の話では、対ISの戦線に加わる女性小隊長を描いた「バハールの涙」の方が>>続きを読む

風と共に去りぬ(1939年製作の映画)

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これは自分が苦手なラブロマンスを描いた作品だったのですね。苦手な作品でした。南北戦争の被害は甚大だったんだ(社会構造が変わるレベル)、特にアトランタ駅での引きのカットで戦争の惨禍ってこういうことだった>>続きを読む

心と体と(2017年製作の映画)

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男性向けライトノベルという感じでした。主人公エンドレの天動説的な世界がずっと続いて退屈でした。もう一方の主人公マーリアは意思があるようには思えず高スペックで一途というのもいかにもラノベっぽい。2017>>続きを読む

マダムのおかしな晩餐会(2016年製作の映画)

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序盤の晩餐会シーンがこの映画の一番盛り上がるところで、それ以降の展開であれば「鈴木家の嘘」の方が面白かったです。ハッとするようなラストシーンは良かったです。

犬猿(2017年製作の映画)

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これって誰のための映画なんだろうか…?と思いました。犯罪者は悪い、デブは見苦しい、イケメン(美女)無罪っていうだけのような…。もっとひねりが欲しいです。見た目問題であれば、本作より「マダムのおかしな晩>>続きを読む

明日に向って撃て!(1969年製作の映画)

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優秀なガンマンたちが敵をバンバンやっつける話かなと思っていましたが違いました。あまり楽しくなかったです。

幼な子われらに生まれ(2017年製作の映画)

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子を持つ大人向けの話だと感じました。工藤官九郎演じる沢田の意見が一番しっくりきました・・・。沢田にしても、主人公信にしても、旦那あるあるを描いてそうで、結婚したら妻からこういう点を詰められるんだろうな>>続きを読む

羊と鋼の森(2018年製作の映画)

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うーん。茶道を描いた「日日是好日」、ジャズのドラムを描いた「セッション」みたいに、芸術って理解するのが難しいですね。「明るい音」と言われてもよく分からない。脚云々関係なく、閉めていた蓋を開ければ音は飛>>続きを読む

インターステラー(2014年製作の映画)

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内容がちょっと難しかったです。他の方の解説を読んで内容が分かりましたが、刺さらなかったです。体調が悪かったせいもあるかも知れません。主人公の息子トム・クーパーの幼少期の役に「君の名前で僕を呼んで」の主>>続きを読む

菊とギロチン(2016年製作の映画)

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女相撲・社会主義者それぞれで話を作った方が楽しめたかな。無政府主義者は教科書で少しは習うのに比べ、全く知らない女相撲。女相撲の勧進元(招待者)ってどんな人だったのか、その他山形発祥が大半の理由、他の女>>続きを読む

ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男(2017年製作の映画)

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普通でした。ウインブルドンでの二人の対戦までに、初戦から二人の過去の回想を挟みつつ盛り上がっていく作りですが、今一。タイトルからは、マッケンローがもっとコミカルな人だと想像しましたが、二人の性格に大差>>続きを読む

ミッドサマー(2019年製作の映画)

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男たちだけで結束して、女を出汁にするのは良くないよっていう話かな。現地民の単一方向感が強い。現地民、雑談とかしなさそうだし。監督の意図だろうし、気味の悪さは良く出ているが、好みではない。伝統儀式を馬鹿>>続きを読む

オール・ユー・ニード・イズ・キル(2014年製作の映画)

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訳も分からないままに大変な状況に飲み込まれていくという冒頭、さらに序盤の転機から、これは面白いと引き込まれたのですが、中盤から乗れなかったです。後半、画面が暗く、自宅PC鑑賞では見づらいのも難点。

ビリーブ 未来への大逆転(2018年製作の映画)

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2020年に死去したアメリカ連邦最高裁判事、ルーズ・ギンズバーグ氏(革新系)の、大学在学時から最初に手掛けた性差別裁判までの話。裁判が絡みますが「12人の怒れる男」ほどは楽しめず。ハーバード法科大学院>>続きを読む

凶悪(2013年製作の映画)

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監督さん(白石和彌)の手腕なのでしょう、暴力描写は良いです。ただ内容はありがち(奥さんのエピソードとか)で、結末も途中で予想でき、楽しめなかったです。某俳優さんが「アナと雪の女王」のオラフの声なのを思>>続きを読む

君が君で君だ(2018年製作の映画)

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特に前半のストーカーチックなシーンが見ていて(馬鹿っぽくて)楽しかったです。後半やや失速。

Love Letter(1995年製作の映画)

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こういうヒューマンドラマは苦手です。ある映画的な仕掛けも、話を理解するのを難しくしていました。学校時代、空気だった自分とは大いに隔たりがあるな、と。高校時代のクラス分けって、普通色々配慮するし、クラス>>続きを読む

自転車泥棒(1948年製作の映画)

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顔の見分けがつかないので、この映画が全く楽しめませんでした。他の人の感想見て…ああそういう話の映画だったのかと分かりました。でも二回は見なくていいかな。…この映画初見じゃない気がする…いつ見たんだろう>>続きを読む

ゲット・アウト(2017年製作の映画)

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暗闇とか突然大きな音とか、そういうホラー感は少なく、自分はあまり楽しめませんでした。でも身体的な差異が過剰に注目されるって、ホラーだよな、と。これ主人公が白人男バージョンで作るとどうなるんだろうか…。>>続きを読む

メッセージ(2016年製作の映画)

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少し感動するところはあり、ほどほど楽しめました。中国が特にですが、各国の動向に理解できないところがあり、また、宇宙から地球に来れる程、文明が高度であるなら、地球人の側に自身の意図を正確に伝えるのはわけ>>続きを読む

万引き家族(2018年製作の映画)

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万引きを稼業にしているという設定にはリアリティが無い。身なりはちゃんとしているとか(服も盗めばいい)、同じ店では短期間に反復しないとか、親子連れでするとか、瞬時にするとか、色々工夫はあると思う。マジョ>>続きを読む

セッション(2014年製作の映画)

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ラスト近辺で良いシーンはありましたが、全体的にはそれほどでも。教師の口の悪さは、「フルメタルジャケット」のハートマン軍曹を思い出して悪くなかったですが。ドラムって、要するにテンポがあっていて、早く叩け>>続きを読む

オーケストラ・クラス(2017年製作の映画)

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似たもの同士で意気投合しました、という感じで、ドラマ性があまりないように感じました。先生に喰ってかかる保護者も「音楽は素晴らしいものだ」という考えは共有しているように感じられ、ドラマ性を感じません。先>>続きを読む

幸せへのまわり道(2019年製作の映画)

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自分には合いませんでした。フレッド・ロジャース(演:トム・ハンクス)の描き方がソフトです。人間をソフトに描く描き方は、南沙良さん主演の「もみの家」に似ているので、同作品が良かった方には合うのでは。私は>>続きを読む

英国王のスピーチ(2010年製作の映画)

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彼の心境にシンクロできず、他人事のまま映画が終わりました。彼が話すことになる展開になっても、緊張感を共有できませんでした。挿入される音楽は良かったです。

あるスピーチの重要さを共有できない、ので映画
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マンマ・ミーア!(2008年製作の映画)

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リア充女子のリア充映画かな?でも映画パッケージはそうではない印象ですね。大勢でのダンスシーンは見ていて楽しかったです(特に男性陣の方)。

ディーパンの闘い(2015年製作の映画)

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第68回カンヌ国際映画祭(2015)、パルムドール受賞作。内戦の続くスリランカからフランスにやってきた、家族を装った難民3人の話。厳しい境遇で、次はどんな不幸がやってくるのだろうとハラハラする展開。た>>続きを読む

マイ・ブックショップ(2017年製作の映画)

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主人公(フローレンス・グリーン)に感情移入できず、また空気感なども理解できず。

何故、街の顔役女性(ガマート夫人)は、主人公を嫌っているのか?本屋を立ち退かせようとするのも謎。空き家はいっぱいあるの
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赤ちゃん教育(1938年製作の映画)

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テレビが無い時代の、アメリカ版月9ドラマみたいなものでしょうか。若い男女が丁々発止のやり取りを繰り広げる、アメリカのスクリューボール・コメディ。
初めの方の、主人公が自分の車に横乗りして退場するシーン
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ユダヤ人を救った動物園 アントニーナが愛した命(2017年製作の映画)

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あまり面白く無かったです。うーん、脚色が合わないのかも。場面によっては緊張感のあるシーンはあるのですが、全体的にはそんなに緊張感は無く。ゴミの中に埋もれた後、動物園から出ていくときには服はどうしたんだ>>続きを読む

フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ(2015年製作の映画)

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「おっぱいプルンプルン」があるのは予想通り。道具とか行為とかを一々言われると、これは小説で読んでテンション上げる話だよなーと感じます。契約云々は中二病感が強い。兄ちゃんの方を女子大生が責める話にした方>>続きを読む

頭上の敵機(1949年製作の映画)

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他人事に感じました。引き込まれるシーンが無いです。第二次大戦でイギリスからドイツ(枢軸側)を爆撃するアメリカ陸軍B17爆撃隊の話。B17というと日本軍が苦戦した重爆撃機。この爆撃機、中々堕ちなかったん>>続きを読む

ロスト・ボディ(2012年製作の映画)

4.0

中々良かったです。検死施設で逃げ出した夜警と忽然と消えた一体の死体(ロスト・ボディ)。深まる謎。良いミステリーです。劇場で見るとホラー的な面をより感じることができ、より面白かったと思います。視聴環境っ>>続きを読む