AYUMIさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

攻殻機動隊 新劇場版(2015年製作の映画)

3.0

大大大好きな攻殻機動隊のシリーズなのに、全然ストーリーが入ってこなかった。特に前半はビジュアルでの情報量に比べて言葉での説明が圧倒的に多くて、、。攻殻機動隊は、目で見て音で煽られ心で感じる作品だと思っ>>続きを読む

ブラック・ミラー: バンダースナッチ(2018年製作の映画)

3.3

新しくて最初興奮。
人生は選択の連続だということについて改めて考えさせられ、そしてとても疲れた。
自分で選択しているようで実は選択させられている、とかいう示唆も美しい。
題材となるゲームに因んでインタ
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コンフィデンスマンJP ロマンス編(2019年製作の映画)

3.8

さすがでございます、脚本。
役者もまた素晴らしいなぁ。その中でも竹内結子がまた突出してすごい。。

ジョーカー(2019年製作の映画)

2.8

アーサーのキャラ設定が曖昧なのかな、イマイチ掴めない上に個人的に共感できるところも少なく、「なるほど!」とか「そうきたか!」と思う明確なポイントなくただただ曖昧にストーリーが進んでいき、そして終わって>>続きを読む

悪魔祓い、聖なる儀式(2016年製作の映画)

3.8

笑っていいのかどうなのかわからないけど、とにかくめちゃくちゃシュールで面白過ぎて、今思い出しても涙が出るほど笑けてくる。
だらしなく服が山積みになった部屋を見て「悪魔のせいだね。」と言い放つ神父。おい
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

3.1

期待しすぎてしまったかも。
同じポンジュノ監督のNetflix作品「オクジャ」より漂う映画としての上質感。韓国映画のクオリティは20年経っても日本映画の上をいく。
個人的には、テーマが微妙にピンとこな
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オクジャ okja(2017年製作の映画)

3.3

テーマが素晴らしい。どちらがいいとも悪いとも不用意に押し付けてこない感じも映画として素敵。でもまだまだNetflix映画だからか、それとも監督のせいなのかわからないが、超A級でもない仕上がり感も絶妙。>>続きを読む

ジョン・ウィック(2014年製作の映画)

2.8

キアヌが出てなかったら100分の時間損失をどうしたらよいかぶつけどころのない悩みにぶち当たった可能性しかない映画。
犬が可愛すぎて、あのロシアのマフィアのアホ息子はほんと制裁受けるべき。でもあのアホ息
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蜜蜂と遠雷(2019年製作の映画)

3.4

文化系ブラックスワン。

ブラックスワンのバレリーナとこの作品のピアニスト、どちらも超一流に向かいつつも、その過程のスパルタ教育と競合のおとしめあい方の装いが、体育会系と文化系で少々異なるのが面白かっ
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

4.0

それぞれの人がそれぞれの正論を振りかざして人間らしく生きてるってとこに相変わらずフォーカスするタランティーノ。

一生懸命な人たちに敬意を示しつつ、はたから見ると滑稽だわって切り出し方をするところがま
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最高の人生の見つけ方(2019年製作の映画)

2.2

これが、ザ邦画か。昭和感がすごかった。古過ぎる感じ。ムロツヨシが華を添えていた。ハリウッド版が素晴らしいようにテーマは素晴らしかった。帰り道でいろいろ考えた。自分の人生についてふと立ち止まって考えてみ>>続きを読む

千と千尋の神隠し(2001年製作の映画)

3.5

全編通してしっかり観たのは初めてだったかも。絵も音楽もいろいろとてんこ盛りで超凝っていてジブリ集大成感があった。でも、凝ることが心を動かすことではなくて、ラピュタのような脚本が強くてシンプルなのが結局>>続きを読む

ナイトクローラー(2014年製作の映画)

2.8

サイコ過ぎる。ノーカントリーのハビエルバルデムを彷彿させる表情だけで恐怖系。程度の差こそあれ、組織でのし上がっていく人はこーゆーことしてるよなと身に覚えがなくもなかったので、気をつけようねつ造。

ヒットマンズ・ボディガード(2017年製作の映画)

3.0

俳優もアクションも会話も超ゴージャスだけど、大切な何かが足りない系。

未来のミライ(2018年製作の映画)

2.8

くんちゃんに腹が立ちすぎて見てられなかった。こんな我が儘で要領の悪い子、将来どうなっちゃうんだろ。普通の子?
サマーウォーズ好きだから、期待しちゃったけど、とにかくくんちゃんが無理で大半イライラした。
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アヤメくんののんびり肉食日誌(2017年製作の映画)

2.3

原作がなかなか面白かったので観てみたけど、なにかな、これは、Vシネマかな。
原作はそれぞれのキャラクターが良いのにこうやってダイジェストにするとどーしても薄っぺらい恋愛模様になってしまうよね。残念だわ
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ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

3.2

「デリカテッセン」のシュールさをオシャレに変換した感じ?音ゲー部分の話。
あとド派手なカーアクションとファミレス感。
アメリカの中のオシャレ王道。

海獣の子供(2018年製作の映画)

3.3

え?えぇぇぇぇー!って感じに全く伝わらないテーマとストーリー。

新海誠作品は異常に美しい映像にどーでもいいこと伝えてきたなって感じだけど、この作品は、えーっと何が伝えたいのかな?何か伝えたそうですね
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オーシャンズ8(2017年製作の映画)

3.0

サンドラブロックとケイトブランシェットとオーシャンズシリーズが好きすぎて期待値高く観たが、これは、普通だった。

プロメア(2019年製作の映画)

3.4

敵だと思ってたのは本当の敵じゃなくってもっとラスボスみたいなのを見つけて懲らしめて、そんでもって結局世界中救うよアホで前向きな主人公は、というありがちな熱血王道ストーリー。その王道ストーリーをただただ>>続きを読む

映画 賭ケグルイ(2019年製作の映画)

3.7

村雨役の人、スッとしてシャッとしててとんでもイケメン。今後に期待。

歩火の演技力に驚き。凄すぎた。

犬八のあの子は元乃木坂の子なの?!知らぬ間に演技派枠でクレジットまで気付かず。女性キャラクターと
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ヘイト・ユー・ギブ(2018年製作の映画)

3.8

多様性を互いに認め合いつつ自分のルーツも誇りに。
日本人には実感がなかなかわかない人種問題の話が中心だが、いろいろグッときた。冒頭とってもいい。主人公家族がとてもいい。子供達の名前がいい。音楽もヒップ
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エクス・マキナ(2015年製作の映画)

3.9

今日まで、いつかAIと恋に落ちることを夢見てきたけど、現実を突きつけられて悲しい気持ち。

映像美しい。音楽というかSE的音楽が、脳をダイレクトにゆさぶる。家のシンプルさサイコー。

ダンスのところと
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バスターのバラード(2018年製作の映画)

3.3

ほんとただ楽しんで作ってる映画って感じ。ジェームスフランコの無駄遣い。出演者みんな表情が面白すぎ。
メッセージはいつもと一緒。世界は自己中の集まり。自己中と自己中の応酬。最後はなんか小さい頃に読んだ「
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レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

3.6

2018年感出しつつ色々ノスタルジーなグーニーズ。安定のいい人は勝つ!仲間と勝つ!

ラプラスの魔女(2018年製作の映画)

3.2

櫻井翔ではない方が良かったのではというのが気になり過ぎるが、そのほかはとてもよかった。美しさとびっくりがいっぱいあった。音楽もハリウッド映画みたいでかっこよかった。

ビリーブ 未来への大逆転(2018年製作の映画)

3.8


いろいろ示唆に富む素晴らしい作品だった。

試練をチャンスに変えてしまう意思が強く努力家な主人公。
→私には絶対無理なレベルでやっていたから、はなっから無理と思いつつ、心に留めておこう。

差別によ
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私は、マリア・カラス(2017年製作の映画)

3.1

音楽の映画として観に行ったけど、女の映画だった。
聡明で美しく、努力家で素直な女性。
人一倍努力して名声を得ても、人間、女として満ち足りることとは一切関係ないところが人生の切ないところ。
それでも酸い
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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

3.8

数学者かプログラマーかよってくらい構造が美しく入れ子になっている綿密に練られたシナリオとカメラワーク、低予算を逆手にとって存分に活かしたB級感、そのセンターには愛と哲学があって、なんて素晴らしい監督な>>続きを読む

華氏 119(2018年製作の映画)

3.4

政治に疎すぎてかなり難しかった。伝えるべき人たちにこの難しさで伝わるのだろうか。