東京国際映画祭、コンペティション部門にて。
イランとイスラエルの作り手が共同監督としてタッグを組んだ、非常に意欲的な作品。
モノクロのソリッドな映像で、ヒリヒリとした物語が進んでいく感じが好きでした。>>続きを読む
東京国際映画祭、アジアの未来部門にて。
映像ミステリとして適度に緊張感のある展開が続くものの、そろそろストーリーが加速しそうだ…!というところで再度タメに入った印象を複数回受けたので、もう少し動きのあ>>続きを読む
東京国際映画祭、コンペティション部門にて。
映画祭としては「鳥類学者」以来の、徹頭徹尾何一つ理解できなかった案件ではありましたが、この監督は理解せずに体感するくらいの心持ちの方が楽しめるのかもしれませ>>続きを読む
東京国際映画祭、コンペティション部門にて。
「春江水暖」グー・シャオガン監督の新作として観ると意外なテーマとテイストではありましたが、終盤のまとめ方がかなり好みでした。
遠目からのショットが相変わらず>>続きを読む
東京国際映画祭、ワールドフォーカス部門にて。
ところどころでクスッとくるシーンもありつつ、抑えめのトーンでも感動させてくる感じ、結構好きな作風でした。
割とあらすじが説明しすぎ案件ではありましたが、そ>>続きを読む
東京国際映画祭、ワールドフォーカス部門にて。
めちゃくちゃ好みの作品でした。
淡々とした会話、温かいようで閉じているようでもある雰囲気、一対一でのじっくり目の会話シーン…。
原題は"無駄足ではなかった>>続きを読む
東京国際映画祭、ワールドフォーカス部門にて。
1994年が舞台ではありますが、芸術学部における表現の自由を求めるストライキ、メイン3人の恋模様など、ある種、かなり現代的なテーマですね。
もう少しドラマ>>続きを読む
末恐ろしい作品でした…。
イランを舞台にした、社会派の淡々とした作品ですが、アカデミー賞デンマーク代表作品なんですね。
やや呆気ない感じもあるラスト…と思わせてのひと展開、結構しんどかったです…。
「きさらぎ駅」監督・脚本コンビの作品ということで鑑賞しましたが、冒頭からアクセル全開でブッ飛ばしていた同作と比べると、序盤がゆったり目に感じてしまいました…。
もちろん、後半の展開はキレがありましたし>>続きを読む
ワンシチュエーションのパニック系サメ映画かと思わせて、海洋サスペンス的な色が濃い作品でした。
序盤の不穏な空気感は好きでしたが、やはりサメ要素がもっと欲しかったかな、という感じでした…。
設定に入り込めなかったのでスコアは控えめになりましたが、クスッと笑える箇所もあり、シリアスな箇所もあり、ある程度は楽しめた作品でした。
なんとなく「パラサイト 半地下の家族」を想起させるポスタービジュ>>続きを読む
もはやホラー映画、渋さとドライさを突き詰めたような作品でした。
演者にも観客にも疲労が蓄積していくような「ジョン・ウィック:コンセクエンス」とは対をなすように、淡々としたトーンで敵を殺めていくマッコー>>続きを読む
流れるように淡々としたトーンの会話劇が進行していく、「ヘルドッグス」から地続きの世界観のような作品でした。
安藤サクラさん劇場だったと同時に、全キャストが熱量全開気味だった「ヘルドックス」とは正反対>>続きを読む
1980年代の韓国を舞台にした、フィクションの作品。
「タクシー運転手」「1987、ある闘いの真実」的な史実ベースの大作ドラマに、「新しき世界」「ただ悪より救いたまえ」的なドライでヒリヒリする空気感が>>続きを読む
原作未読。
Amazonスタジオが製作に入っていたり、主演の大沢たかおさんがプロデューサーとしても参画していたりと、邦画としては珍しい座組ですね。
映像も結構頑張っていましたし、潜水艦同士が対峙する>>続きを読む
新作に向けて、予習・初鑑賞。
もはやネットミームになっている感すらある中盤の超有名セリフもカッコよかったですし、そこからの終盤に入ってからの舞台設定、アクションの渋さとドライさ、本当に好きでした…!
前作から更にスケールアップしたアクションを楽しめる、良質な2作目でした。
ユ・ヘジンの魅力が全編にわたって大爆発していて、ずっとニヤニヤ笑いながら観ちゃいました。
ハイスペックなイケメン2人に挟まれ>>続きを読む
新作に向けて、初鑑賞。
先に「ジョン・ウィック」シリーズや「Mr.ノーバディ」を観ていたので、ジャンルへの新鮮さこそありませんでしたが、ハッチャケすぎず、渋いトーンで進んでいく物語には引き込まれました>>続きを読む
キアヌ・リーヴス主演の最強アクションシリーズ、遂に第4弾。
荘厳で、見惚れるほど鮮やかで、ため息が出るほどに美しい、最高のアクション映画でした。
「ザ・レイド」や「タイラー・レイク」シリーズの初見時の>>続きを読む
割と抑えたトーンのシーンが多かったですが、その裏でパワフルな雰囲気も漂っている、芯のある一本でした。
戦闘シーンがかなりソリッドに作られていただけに、映画館で観ていたら印象も変わったのかな…と、配信ス>>続きを読む
製作にジェームズ・ワンとジェイソン・ブラムが名を連ねる、"その手の"ジャンルとしては、超正統派のホラー映画ですね。
序盤こそホラー映画っぽさがかなり抑えめだったものの、中盤くらいから「エスター」を彷彿>>続きを読む
前2作と比べてもダークな仕上がりとなっている、ホラー調のミステリー劇でした。
ホラー色が強めに感じられ、豪華絢爛な舞台とキャストが印象的なシリーズ過去作と比べて、少し味付けが変わったように感じました。>>続きを読む
「呪術廻戦」「進撃の巨人」などのアニメーション会社、MAPPAの新作ということで鑑賞。
決して分かりやすいタイプの作品ではありませんでしたが、この公開規模で作家性を爆発させるタイプの作品を成立させる岡>>続きを読む
ジャファル・パナヒ監督の息子である、パナー・パナヒ監督の長編デビュー作品。
どこか抜けたロードムービーの感じもありつつ、その裏で大人たちには、そこはかとなく悲壮感が漂っている感じもあり、実に味わい深>>続きを読む
福田雄一監督×Netflix、豪勢なコメディ作品でしたが、最後までいまいちハマりきれず…。
いつものように収拾がつかないほどにギャグを連発するわけでもなく、かといって映像ミステリーとしても斬新な切り口>>続きを読む
須藤蓮監督×渡辺あや脚本、「逆光」コンビでの新作ということで、初日の夜に鑑賞。
相変わらずの、浮遊感のある映像、詩的にも思える台詞のやりとり、光と影が印象的な画作り、どこか閉塞感が感じられる雰囲気、全>>続きを読む
高評価が気になっていたものの長めの上映尺で後回しに来てきた本作ですが、「戦慄怪奇ワールド コワすぎ!」でオマージュがあったとのツイートが複数あり、ようやくの鑑賞。
淡々とした温度感が続く前半戦も不思議>>続きを読む
POVホラーのひとつの到達点にすら思える、最強のエンタメホラー作品でした。
勢いと熱量で押し切られる感じ、ゴリ押しの力技とは分かっていても、やっぱり好きになっちゃうんですよね〜。
「〜真相!トイレの花>>続きを読む
新作に向けて、シリーズで一番スコアが高い本作で予習。
「オカルトの森へようこそ」である程度は監督のテイストを理解したつもりでしたが、それにしてもやりたい放題な作風ですね…。
まさかの着地を見せる最終盤>>続きを読む
新作の公開に向けて復習。
公開当時に鑑賞した際は"手堅くまとめてきた韓国アクション映画だな…"という印象だったので、続編の製作は少し意外でした。
ただ、改めて見ると結構豪華なことをやっていたので、続編>>続きを読む
昨年秋公開の「RRR」が年を超えてロングランを記録し、少し前には「K.G.F」を強烈にお見舞いしてきたインド映画界から、またしても特盛のエンタメ作品が飛び込んできました…!
「ミッション:インポッシブ>>続きを読む
大田原愚豚舎の渡辺紘文さんが脚本に名を連ねているので、駆け込みで鑑賞。
監督曰く「天気の子」×「悪魔のいけにえ」×「トゥルー・ロマンス」とのことで、見事なまでに闇鍋な作品でした。
初動でノリきれず、全>>続きを読む
モンスターパニック映画的なテイストと思わせて、地味にアダム・ドライバーの芝居をじっくりと見せていたような雰囲気もあり、不思議な温度感の作品でした。
B 級映画的なストーリーと単館映画的な雰囲気が魔融合>>続きを読む
ステ様がガチでサメと闘うサメ映画、第2弾。
もはやアドベンチャーモンスタームービー的な雰囲気もありましたし、サメ映画ってジャンルに単純に括るのも申し訳なくなるような大作映画でした。
ステ様の肉体美や存>>続きを読む
初鑑賞。
劇場で最初に観たくて配信では観ずに取っておいたので、ようやくの鑑賞でした。
オードリー・ヘプバーンの上品かつ無邪気な存在感も最高でしたし、グレゴリー・ペックのフォーマルな雰囲気も品があって>>続きを読む
「オオカミの家」併映にて。
設定自体が"1901年に世界で初めて作られたストップモーション・アニメーション作品(という設定)"と変化球気味で興味深いですし、「オオカミの家」とリンクするような要素もあり>>続きを読む