Reoさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

俳優 亀岡拓次(2016年製作の映画)

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 背景のスクリーンで移動感演出するやつ久々に見た気がするんですけどいいですよね。
 終始目が死んでるし酒飲んでる安田顕が現実と幻想を行ったり来たりした果て、オムツはいて原付で走り出す映画。業界というか
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狼よさらば(1974年製作の映画)

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よく考えれば当たり前だけど、デスノートもビジランテに入るのかと思いながら観ました。
というのも、カージーの射撃スキルが鬼なので彼の武器は拳銃だけどほとんどデスノートみたいなもんではという、あとひと殺し
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蒼い衝動(1986年製作の映画)

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実家の屋敷を舞台に誰彼構わず乱痴気騒ぎを起こすモラル皆無のエロコメディ。
ネタAVよりも突拍子もない展開でひょいひょい濡れ場に突入するしこれといったドラマがあることもなく、まともに見たら頭おかしくなり
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カプリコン・1(1977年製作の映画)

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陰謀論的な引きは本当に魅力的なんだけど、いかんせん原点感が強いな。
後半で雰囲気がガラリと変わってサスペンスアクションとなりいい感じ。ノーブレーキで送る爆走キレキレ運転テクは最高。

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

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 だいぶ遅れて鑑賞したんですけど、劇場はキャパ少ないながらも最前列まで満席という盛況ぶりで驚きました。もう1ヶ月ぐらい経っているのに、さすが坂元裕二作品…と思いきや、「テレビとか見ます?」っていう隣の>>続きを読む

シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

 冒頭のマリの歌から、これは破みたいな明るい空気の映画になるのではという確定演出のようなものを感じ、そこが外れたらとても暗い気持ちになっていたかもしれないけどまぁ文句なしに終わりました。大人になった。>>続きを読む

スーパーバッド 童貞ウォーズ(2007年製作の映画)

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好きなんですけど、いい歳して童貞マインドくすぐる映画ほど前傾姿勢で見ちゃうのはちょっと気恥ずかしくもあります。

あの頃。(2021年製作の映画)

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 特に望んだわけでもないが結果的に尖った人生を選んでしまったり、明確な目的もなく研いで脆くなってしまったメンタルで松浦亜弥を見たら確かに泣けてくるのかもしれない。

 トークショーの雰囲気とかサブカル
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アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

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何回目かの鑑賞。SF的な検証とか最終的な自己啓発はまぁともかく、心が潤ってる時ほど良い映画だと思えるじんわり温かいやつです。
ただまぁ、序盤のヘタレ主人公がリセット可能な状況をいいことにキモムーブに躊
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あした晴れるか(1960年製作の映画)

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 アマゾンプライムに中平康作品が一気に追加されてたので飛びついた。黒縁メガネの芦川いづみが逞しいながらもコミカルで魅力的過ぎますね。
 東京探検というお題目ながら、舞台は深川不動尊、清洲橋、佃島などな
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アルプススタンドのはしの方(2020年製作の映画)

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甲子園…まぁ、甲子園には見えず、地方大会3,4回戦まで異例の大躍進遂げた地方公立校っていう感じで見てしまった。全然乗り気じゃない生徒まで巻き込むには仕方ない設定ではあるのかな。
 仕事の関係で夏の地方
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架空OL日記(2020年製作の映画)

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バカリズムの視線ってムラ社会だと結構怖い指摘になるのねという印象あります。ただ上司につけるあだ名はいちいち秀逸でした。
箱庭的なゆるい日常が急に強制終了させられるホラーとか、バカリズムがどうやって各キ
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思い、思われ、ふり、ふられ(2020年製作の映画)

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画作りがとても綺麗だし北村匠海が非常に映えてる。浜辺美波は多才だなぁ。
ストーリーは子供より子供っぽい大人にイライラするし、一つ一つの山がそれなりカロリーあるので終盤なんか疲れてくるんですけど、とにか
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ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(2019年製作の映画)

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しっかり乗れてゴキゲンになれた。音楽いいな。主人公も元々クソ陰キャというよりも優等生として、良くも悪くもポジション取れてたわけだし、もちろん映画的とはいえパーティーに参加できる側じゃないですか。だから>>続きを読む

ソウルフル・ワールド(2020年製作の映画)

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 「インサイド・ヘッド」が好きなら絶対に観て欲しいやつ。臨死体験と、生まれる直前の魂のあり方にピクサーなりの理屈をつける作品ですね。
 人が生きる理由に関わる重要な要素を「きらめき」と提示した上で、そ
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劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

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原作でやろうとしてることをアニメが全部引き受けて120%の演出で応えるというのはやっぱりすごい。
なんでここまでヒットしたんだっていう疑問は確かにあるけど、そもそもテレビアニメ化にあたってキャスト、ス
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罪の声(2020年製作の映画)

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昭和最大級の未解決事件に数滴のifを垂らして転がしてみようというお話。
もちろんフィクションだろうけど、作者が元新聞記者で、言える話言えない話と色々資料も残ってるだろうから語られる事件の全容も納得でき
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群衆(1941年製作の映画)

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ここまで安直でなくとも、多かれ少なかれ似たような構図は今も両側にあるのでは。きっかけはともかく大衆に燻った火種は本物だ的な云々は難しい問題。

まぼろしの市街戦(1967年製作の映画)

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とても疲れる映画だったな。最初は一発仕掛けに来たアイデアががっつり決まって引き込まれるんですけど、患者たちがどんどん生き生きするどころか核心をついてきて、軍人はそれはそれで抜けてるのでどこまで狂ってて>>続きを読む

タンポポ(1985年製作の映画)

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役所広司最高じゃないですか。何気に伊丹十三作品初めてなんですが、結構わかりやすい引用も多い。ベニスに死すとか81/2、全体的に西部劇チックだけど大いなる西部っぽい喧嘩もあったような。間違いなく知識が足>>続きを読む

TENET テネット(2020年製作の映画)

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まぁわかんなかったんですけど、頑張って咀嚼してます。でもアクションはとても斬新だし、深く考える余裕なく見てても楽しかったんでIMAXやってるのうちに見直します。

来る(2018年製作の映画)

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いわゆるホラー映画がほんとに苦手なんで、どんちゃん騒ぎする割にそこまでびっくりさせてこないのが良かった。
よくある型なんだろうけど、郊外マンションが舞台だったり、終盤の対決で結婚式の映像を置いてくれる
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青い体験(1973年製作の映画)

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もし思春期の真っ只中で出会ってたらと思うと背筋が凍るような映画。木曜洋画劇場とかで流れてたらしいけど、チャンネル回してるうちに良くも悪くも何かを踏み抜いてしまった中学生がいくらかいたんじゃないかと思う>>続きを読む

町田くんの世界(2019年製作の映画)

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夏の金曜夜に郊外のシネコンで観たかった。しくじった。

mellow(2020年製作の映画)

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絶妙に変な格好してるのにオシャレな田中圭が、田中圭っぽい仕事に就いて田中圭っぽいたらしぶりで無双していくお話なんですけど、こんなにモテるだけで本人の内側はチラ見せしかしないなら、映画でも概念的な存在で>>続きを読む

危いことなら銭になる(1962年製作の映画)

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ルパン三世のモデル?とかいう言説がある作品。違ってたら申し訳ない。テンポの良さとスタイリッシュさ、長門裕之の味。

イエスタデイ(2019年製作の映画)

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ヒメーシュ・パテルの絶妙な冴えなさ最高。元のビートルズはなんだかんだアイドル感あるので、そこまで異世界に持ち込むわけではないというか。あとスマホのライトいいね。

ファントム・オブ・パラダイス(1974年製作の映画)

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ファントムが不憫すぎて最高。寝取られシーン目撃してしのうとしたら寝とったやつのせいで死ねないの地獄すぎるよ。曲もいい。

メランコリック(2018年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

 なんだろうな。面白いんだけど、主人公の背景が全然見えてこないというか…「なんで東大出たらいい仕事つかないとならんのだ」というのはわかるけど、にしてもコメディ担当みたいな家族にせよ決定的に欠けた和彦の>>続きを読む

カメラを止めるな!リモート大作戦!(2020年製作の映画)

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行動力で結果を残すのと、この逆境にいち早くファンとキャストを鼓舞するあたりは本当に大物だと思う。

家族ゲーム(1983年製作の映画)

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卵焼きの黄身チューチュー久しぶりに見た。昔はそういう派閥もいる感じの話を聞いた覚えがあるんですけど、未だに信じられないくらい気持ち悪いですね。
しかしその異様さを物語る象徴のような横並びの食卓が「新し
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記憶にございません!(2019年製作の映画)

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三谷映画求めても仕方ないことだけど感動させようとしなくていいのでもうちょっとやんややんやとコメディして欲しかったな。あと微妙にブラックコメディっぽいウィンクもなんかなぁとか思うと普通に相性が悪いんだな>>続きを読む