4人ともが何かおかしい。持って生まれた性格もあるしトラウマのせいでもあります。日本的で閉鎖的な集落で、衝動が家族に向かいます。妻の爆発をいつどんな風にと期待しましたが不発でした。旦那と念願のエッチをし>>続きを読む
これまた、ドミニカ映画とは珍しい。場面は友人の家、同じ部屋で二人が演じるので、舞台劇のようです。ゴールに向かわない不倫は割り切った関係にならないなら、会うたびに笑いが減り煮詰まった空気になるものですね>>続きを読む
舞台はラスベガス。もう若くはない2人は、出会いの記念日に「ムダ毛の処理をしない」「ポッコリお腹」と罵り合って別れます。空前のセットですべてが撮影され、眩い色彩、ショーのような演出と人工美を見せつけます>>続きを読む
コッポラの30代に「ゴッドファーザーⅠ・Ⅱ」「地獄の黙示録」、そして、その間に本作の監督と「アメリカン・グラフィティ」の製作をしています。大作で興行成績を収めながら作りたい作品を作ったのでしょうか。盗>>続きを読む
弟の結婚式の後、ヤンヤンの祖母が昏睡し、そして、亡くなるまで。E・ヤン監督は主張しないけど、静かに伝えてきます。何気ない日常を過ごしているように見えても、この同じ時間にも人生には色々なことが起こってい>>続きを読む
まず、タイトルに惹かれます。そして、ロマン派シューベルトの弦楽五重奏の調べが効果的。映像もセリフも繊細で、こんな上質な作品を韓国は作れるんだと嫉妬心が燃えます。ラストを見ると、どこまでが現実の話かわか>>続きを読む
何が真実かはわからない。彼がカミングアウトしなければ、良かった良かったって話。現実にありそうで怖い。
前作は救出、今回は脱出ですね。前回はホワイトハウスという限られた空間、今回はロンドンという広い空間。結構、考えて作られていて、面白かったですね。でも、前回の敵は少数精鋭で戦いに緊迫感がありましたが、今>>続きを読む
SFなんだけどノスタルジック。脚本は良く出来ていて最後までハラハラしました。奥さんが綺麗でチャーミング、こんな夫婦愛を羨ましく思いました。69年のアメリカの方が99年のアメリカより、明らかに輝いていま>>続きを読む
映画の発信力の強さを再認識します。サウジの女性に対する抑圧ぶりが嫌という程わかります。ワジダの母は夫に迎合する生き方を愛だと信じ、自立していません。その挙句、夫は妻子を捨て去ります。学校でも、女性には>>続きを読む
修道院の女性たちは性には無知だけど、好奇心は強くて、また、知ってしまうと男性よりも旺盛です。中世の艶笑譚を映像化したような印象を受けました。
アメリカがここまで追い込まれる映画って、他にもあるのでしょうか?北朝鮮軍は少数精鋭で僅か13分でホワイトハウスを制圧、シェルターで大統領を人質にするまでの手際の良さ。びっくりしました。そりゃ、中東はお>>続きを読む
このドラマは、アル・パチーノとデ・ニーロの 刑事 vs ギャング 対決が名優対決だけあって一番の見どころですが、彼らやヴァルキルマーの妻役を演じる女優陣の演技対決もなかなかなもので、アクション映画に終>>続きを読む
いつも同じ毎日の繰り返し、アメリカの田舎はこんな感じですね。また、この家族、貧しくて、母と次男は放って置けなくて、傷みが進む自宅に家族四人が、蛸壺の中で肌を寄せあうように暮らしています。この閉塞感に息>>続きを読む
キルギスと仏・独・蘭・日合作とは複雑な。その昔、匈奴と呼ばれた遊牧民の国です。監督・脚本・主演をこなす主人公が盗んだ裸馬にまたがり、両手を宙に広げて疾走するシーンに感動しました。貧しくとも平等だったキ>>続きを読む
珍しいスイス映画です。思春期の女子高生がかわいい。大人へと向かう多感な時期を寓話にして語っています。親には窺い知れない世界ですが、誰しも通る通過儀礼です。一人で脚本・監督を務めるリーザさんの描写はファ>>続きを読む
ジャッキーが元気でダンスのキレもいい!でも、この映画の主人公はパワフルな中国そのものだと思いました。ハイテクを使い、舞台はワールドワイド、一体、制作費は幾らでしょう?最後にインド映画風にダンスで締めた>>続きを読む
教授と呼ばれる老紳士がひとりで住まうローマの豪邸は、調度といい内装といい貴族的な重厚さと豪華さで統一されています。壁一面に飾られた「家族の肖像」の絵画には彼の執着を感じます。ただ、生身の“家族”は思い>>続きを読む
初め中国映画と思って見ていたら、言葉が違っていて、決め手は王様の告知の文字が感じじゃない!で調べたらベトナム映画でした。シンデレラ物語を変形させてその後の展開を戦争ものにスケールアップさせています。フ>>続きを読む
みるみるただならない状況を作り上げる手際が見事。タイトルの理由も後でわかってくる。ピッタリです。氏素性バラバラの10人が雨降る中、郊外のモーテルに集まり、夜中から明け方まで、一人一人と殺されていく。伝>>続きを読む
「ホテル・エルロワイヤル」が気に入ったので、同じくドリュー氏脚本・監督の初期の作品を見ました。大学生男女5人グループでお泊まりに出かけた森の小屋で彼らを襲う惨劇の夜。という伝統的なパターンを踏まえなが>>続きを読む
デイジーはプライドが高く意固地で人種差別意識が強い。決して魅力的なかわいいおばあちゃんではありません。一方、運転手の仕事についたホークは頭はいいが貧困のため文盲で非差別者として生き抜くすべを身につけて>>続きを読む
脚本がよく練られていて、登場人物が限られていて、ホテルロワイヤルで起こる1日の出来事というのがワクワクする。登場人物には秘密があって、ホテルにも秘密がある。秘密はチャプター仕立てで少しずつ明かされてい>>続きを読む
演技面では結婚前までは芸に対する緊張感が横溢していて見応えがありました。その後は、脚本にもう一捻り足りません。ただ、その分、チェン・カイコー監督の京劇愛がわかりやすく、京劇を極めんとする者に求めるスト>>続きを読む
なによりタイトルがいい❗️ ワイルド・アト・ハート♥️ とってもハードボイルドです。舞台は、こういう人たちに囲まれると人生変わっちゃうなぁって思う、周りには見たことないような世界。ニコラス・ケイジは、>>続きを読む
原題の「青梅竹馬」幼なじみを言うそうです。男の居場所は幼なじみの中にあり、野球青年時代のプライドを引きずっています。しがらみの中で生き、結局、米国への事業進出は頓挫し、彼女の父の借金を負って家を手放し>>続きを読む
美しくクールでセクシーなシャーリーズ・セロンがキレキレのアクションをみせる。その大部分のシーンでは、美貌を殺いで、目に青タン、背中に青あざを晒している。その姿さえカッコいい。三重スパイというややこしい>>続きを読む
なじみのないメキシコを舞台にしたことが新鮮。メキシカンカラー満載です。死者の日という風習はキリスト教とは違う固有の死生観ですね。この作品がメキシコで受けたというのは、今や家族や祖先の絆を大切だとする文>>続きを読む
ポーランド映画とは珍しい。人魚姫の現代版だけどダークでポップで奇妙な味にハマります。音楽もいい。女性監督のセンスがいいのでしょうね。物語はアンデルセンのお話のように切ないなぁ。
3人組強盗に妻を殺され娘を重体にされ復讐に燃えるという話ならありがちですが、少し違いました。ドクターは警察の捜査が全く進んでいないことから、その行き場のない怒りを町の無法者を勝手に処刑することで発散し>>続きを読む
こんな面白いとは思わなかった。でも、良い子は見てはいけません!彼女も彼女の兄さんもGSのゴスもみんな怖過ぎ。深く考えずに、あれよあれよという展開を楽しみました。教訓 「大金(キャッシュ)は人に見せるな>>続きを読む
ケイト・ウィンスレットの魂を込めた演技とハンナの潔い生き様に感動しました。ハンナは若く性急な彼を優しく包んでいました。監獄に差し入れられた朗読テープから彼の存在を知り、文字を覚え手紙を差し出します。彼>>続きを読む
最近ロードショウで見たジュマンジの続編が期待はずれで、こんなもんだっけ?と「1」を見るとさすがの面白さです。キルスティン・ダンストが出ていてびっくり。すでに大人を食う存在感でした。
エマ・ストーンがかわいい。舞踏会のドレスが決まってました。でも、こんな年上ってアリなんでしょうか?いくら恋は落ちるものとはいえ。旦那が人を見下す皮肉屋だと先が思いやられます。なにせ、翌年は破壊的な大恐>>続きを読む
タランティーノは当たり外れが大きいけど、これは緊張感あふれる会話シーン、派手なバトル、構成の素晴らしい脚本で正に一級品でした♪ 多言語が入り乱れる欧州戦では、例えば、ドイツ人になり済まして潜入すること>>続きを読む