なつこさんの映画レビュー・感想・評価 - 43ページ目

オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ(2013年製作の映画)

3.2

ヴァンパイア映画も、ジムジャームッシュが撮ると、スタイリッシュな哲学になるのね。

海街diary(2015年製作の映画)

4.0

鎌倉を包む、光と風を感じられる優しい時間を過ごしました。

4姉妹の日常には、それなりに色々起きるけど、そのどれかを核にするでもなく、転機として捉えるでもなく、日常のひとつとして流れるように描いていま
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チャッピー(2015年製作の映画)

4.0

人工知能を題材にした作品は過去にもいくつか観ましたが、これは群を抜いて素晴らしい問題作。

チャッピーはものすごく可愛くて愛おしかったけど、同時に純真無垢な事の怖さを目の当たりにした。

強奪のくだり
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予告犯(2015年製作の映画)

3.8

ガンガン進んでいく、テンポの良いエンタテインメントな内容はちょっとワクワクする。
だけど、観終わった後の、柔らかい夕陽に包まれたような、でも少し切ない…言葉にはならない、あの感じ。
やっぱり中村監督だ
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トゥモローランド(2015年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

未来に行ってワクワクー!な話だと思ったら、移動手段がぜんぜんスマートじゃなくて痛いしガタガタだし(笑)地球を救うのも破壊するのも人類という設定は、意外にリアルだった。
フランクとアテナの数十年を思うと
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テストN(2013年製作の映画)

1.5

祖父の日記から派生した事だけは分かった。あとは意味不明。

グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

4.9

綺麗な絵本を、読み聞かせて貰っている子供のような気持ちになりました。

ホテルから刑務所まで、ロープウエイの乗場ですら可愛いw
美術を見るだけでも価値がある気がします。

可愛らしさと散りばめられた毒
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ジャッカス クソジジイのアメリカ横断チン道中(2013年製作の映画)

3.4

いやー、くだらなかったー!w
これ映画にする必要があったのか?っていう疑問もありますが、まあ気にしない。

最後、なんだかちょっといい話風にしめてたけど、振り返っても内容全く無いからね!(笑)

愛を複製する女(2010年製作の映画)

3.2

クローンは記憶もコピーするのだろうか?
と、最後考えてしまった。

海も含めて、ずっと画面温度の低い感じがこの世界観を作っている。無機質に見えて、静かに激しくうごめく感情。

「SFスリラー」というキ
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銀の匙 Silver Spoon(2013年製作の映画)

3.1

原作ファンだからか、詰め込み過ぎちゃった感が否めない。

ひとつひとつが大事なエピソードなだけに、もっとじっくりやって欲しかったなぁ。
尺が足りないなら、ひとつエピソード削ってでも、もう少し掘り下げて
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アナと雪の女王/エルサのサプライズ(2015年製作の映画)

3.5

続編だから出来た、可愛さ盛り沢山のショートムービー。

アナ雪観た事ない人には良さが伝わらないであろう(でもこれ、みんな観てる前提ですよね笑)氷の城の住人とか、相変わらずなオラフとか、ワンカットしか出
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シンデレラ(2015年製作の映画)

3.6

幸せな気持ちになれる映画。

原作そのままで、ナレーションも絵本風のおとぎ話なんだけど、設定や心理描写が細かく描かれていて、妙なリアリティがあったw

特にケイトブランシェットが放つ負のリアリティは、
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メイズ・ランナー(2013年製作の映画)

3.5

これは映画館のスクリーンと音響で観る作品。
脚本を気にするより、作品に身を任せて見た方が楽しめます。

個人的にホント追われるのが嫌いなので「やだー!来るな来るな来るな!」と思って観てました(笑)
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スティング(1973年製作の映画)

4.5

70年代の「お洒落でカッコいい」をギュッと凝縮したような作品。

役者はもちろん、音楽、演出、そして最後の最後の展開まで、観る者に詮索させないテンポの良いコミカルな脚本が素晴らしい。

もう一度、今度
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小さな世界はワンダーランド(2014年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

どんぐりが葉の上に落ちて揺れる瞬間、凍っていく大地、ホントどんだけ待って撮影してるんだろう。
小動物が歩く、普段は気づかないような音も、素晴らしい効果音でした。

父の影響でBBC EARTHはよく見
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インターセクション(2013年製作の映画)

3.4

偶然集まった人間達のワンシュチュエーションものだと思ってたんですが、全然違いました。
それぞれの思惑と計画があって、事故を通してそれが重なり合い、露見していく…。

赤ちゃんを奪った目的は、どれが本当
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9<ナイン> 〜9番目の奇妙な人形〜(2009年製作の映画)

3.3

機械と人間の共存と戦いの果て。定番だけど、ロボットでもなく人間でもなく、その微妙な立ち位置にいる人形からの視点というのは良かった。

軽いノリで見はじめたら、意外と重く、ダークな世界観と、悲しくはない
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ガラスの脳(1999年製作の映画)

3.3

東京国際映画祭で観たのを思い出した。
ピュアさが眩しかった記憶。

MONSTERZ モンスターズ(2014年製作の映画)

3.2

生きる意味と承認欲求。
全てが表裏一体な2人とか、題材はすっごく好きなジャンルだし、キャストもいいし、絶対悪くないと思うんですけど…なんだろう、なんか凄い惜しい!

もう一回最初から撮り直してみて欲し
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セッション(2014年製作の映画)

4.9

最初からずーっと体に力が入って、緊張感ハンパない106分でした。

ラストの、2人が初めて通じ合う瞬間…魂が開放されたようなあの瞬間、緊張通り越して背筋がゾワッとしました。
あの感覚は、なかなか無い!
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脳内ポイズンベリー(2015年製作の映画)

3.8

原作未読なので、あくまでも映画の感想を。

天秤にかけるよね、計算するけど本能が勝っちゃったりして、結果しくじるよね。脳内でモヤモヤぐだぐだしちゃうあの感じ、すごい分かるわー(笑)最後の結論も、ものす
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抱きしめたい 真実の物語(2014年製作の映画)

3.4

全体的に無理矢理泣かせようとしない、自然な演出が良かった。
最後に愛する人の寝顔を見て、幸せだったと思わせてくれる、あのシーンがすごく好きでした。

メリーゴーランドはずるいよね、あれは可愛いに決まっ
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寄生獣 完結編(2015年製作の映画)

3.5

瀧の出番少なっ!(笑)
すみません、最初の感想でしたw

人間とは何か、そして数々の矛盾をかかえて生きる生物。
この映画において、テーマそのものであると言っても過言ではない、深津絵里の存在感!最後まで
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地獄でなぜ悪い(2013年製作の映画)

3.9

園監督らしいおバカ映画。最高!
源ちゃんはああいう役ホント似合うねwみんな最高なんだけど、やっぱり堤さんと友近さんが、強烈に頭に残る(笑)
ギリギリ歯ぎしりレッツゴー♪

ビフォア・サンライズ 恋人までの距離(1995年製作の映画)

3.5

本当に一晩だけの物語なのが良かった。
ドラマチックな事件が起こる事もない、会話劇。
でもそうだよね、知らない者同士が一晩過ごすのだから、会話だよね。その会話の内容を聞きながら、観客も彼女(彼)の性格や
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許されざる者(1992年製作の映画)

3.5

日本版を観たら色々気になって再鑑賞。

やっぱり渋い。カッコいい・・・じゃなくて(それはみんな知ってるw)復讐シーンからラストまで、こんなにサラッとしてましたっけ?
そこまでの流れが濃厚に描かれていた
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許されざる者(2013年製作の映画)

3.3

ネタ元だけを同じに作ったリメイク版ならともかく、イーストウッド版とセリフまで重ね合わせて作られてるのに、復讐からラストまでの表現というか、こんなに後味が違うものかと、少し驚きすらありました。
何が罪で
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劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 新編 叛逆の物語(2013年製作の映画)

3.9

あの結末から、さらにここまで覆して、しかもちゃんと世界を完結させてるのが凄い。サードインパクトはこっちでしたか。

こういう哲学的な作品は、続編を作ると、世界観が広がりすぎて収集つかないまま終わる事が
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カノジョは嘘を愛しすぎてる(2013年製作の映画)

3.3

少女漫画だーw
実は苦手なジャンルなんですが(笑)学園ものでは無かった事と、べたべたちゅーちゅーじゃなかったところ、あとは何より大原櫻子ちゃんの素朴な爽やかさが、全てを良しとしてくれました。

いった
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藁の楯(2013年製作の映画)

3.3

終始、自分の倫理観を問われているような、居心地の悪さと、誰も信用できない状況を見せられ人間不信になりそうでした。

松嶋菜々子がやたらと清丸を打ちたがるシーンが目について、ちょっと違和感を感じましたが
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劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 後編 永遠の物語(2012年製作の映画)

3.9

こういう感じの絵が苦手だったので、友人に勧められるもなかなか手が出ず、観るまでに時間が掛かってしまいましたが、噂以上の衝撃とクオリティでした。
ちゃんと全話観たくて、前後編のあとTV版を一気観w

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ハーメルン(2013年製作の映画)

3.1

思い出になりきっていない過去と、共にゆっくり生きていく人々。本当に時間のあるときにゆったりと観たい映画。

何年も掛けて撮影したという景色は本当に綺麗。校庭の木々、そこから見える山々の美しさ。季節の移
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鑑定士と顔のない依頼人(2013年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

クレアは何か企んでるなー、こんなHAPPYな終わり方はありえないなー、とは思ってたけど、ここまで全てを奪っていくなんて酷すぎる・・・。

屋敷の向かいにある喫茶店、何か伏線があるんだろうかと思っていた
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陽のあたる場所(1951年製作の映画)

3.0

人生は小さな選択の積み重ね。
ジョージはどこで選択を間違えたのだろう。冒頭ですでに令嬢に心惹かれていたのに、同僚のアリスと惹かれあっていく。
ジョージの本当の気持ちはどっちにあったのだろう。

アリス
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バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)(2014年製作の映画)

3.9

面白かった!
あの長いサブタイトルは、あそこに繋がってたんですね。

光と闇は表裏一体。どこまでが現実で、どこまでが幻覚(幻聴)なのか、線引きが徹底的に曖昧で、でもストーリーとしてしっかり繋がっている
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