なつこさんの映画レビュー・感想・評価 - 44ページ目

いとしきエブリデイ(2012年製作の映画)

3.0

音楽は良かったけど、夫婦、子供、親子、何を軸に描いてるのか…。
ただ淡々と日記をつけているかのよう。正直、うまく消化できなかったです(^_^;)

ジヌよさらば かむろば村へ(2015年製作の映画)

3.8

深い事考えずに「面白かった」と言える邦画は久しぶりw

設定が重いんだか軽いんだか分からないくらい、小ネタが盛り沢山で、いちいち笑ってしまいました(笑)

そして、役者が濃い。
エイプリルフールズのメ
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イントゥ・ザ・ウッズ(2014年製作の映画)

2.9

エンドロール観ながら「巨人が可哀相すぎる」と思ったのが最初の感想(笑)

物語のその後、っていう宣伝の仕方は違うよね、これ。
時間軸としては、確かに「その後」なんだけど、何か全部中途半端な感じを受けま
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なんちゃって家族(2013年製作の映画)

3.8

ゲスっぷり満載だけど、カラッとしててテンポが良くて、ただただ楽しいコメディ!

麻薬を運ぶ為に間に合わせで集めた偽家族。そんな4人が、本人も気付かないうちにだんだん家族っぽくなっていく。
ほっこり終わ
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アントキノイノチ(2011年製作の映画)

3.2

もう少しライトな感じだと思って観はじめたんですが、結構リアルな闇が題材になってて驚いた。
無関心とか見て見ぬふりって、ホントに怖いし身近だから。

岡田くん良かった。榮倉奈々はちょっと分かんないけど、
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すべては君に逢えたから(2013年製作の映画)

3.2

クリスマスの夜までの数日を追った、5つのオムニバスストーリー。
っていうか、ほぼファンタジー。こういうのはあまりツッコミ入れちゃだめですw
しかし、なんで題材がクリスマスベースだと、何が起きてもOKな
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ルノワール 陽だまりの裸婦(2012年製作の映画)

3.0

陽の光、屋内の灯、夕暮れの光・・・すべてが美しい。
色彩もとても綺麗。
ルノワールの作品が見たくなって、本棚の奥から画集を引っ張り出しましたw
出兵前、父と子が抱き合うシーンは胸にきました。

最初は
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ジュピター(2014年製作の映画)

3.3

壮大な映像とスピード感を楽しむエンタテインメント作品。

乗物や建物のデザインがどれもこれも凝りすぎてて、目がチカチカしましたが(笑)世界観としては魅せてくれました。
実はシンブルな宇宙船の中が、観て
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ペコロスの母に会いに行く(2013年製作の映画)

3.8

認知症の母と、それに誠実に向き合おうとする息子。
貧しかった昔を思い出しながら、逆行するように現在を思い出せなくなる。どんどん進んでいく認知症。

「ボケることも悪いことばかりじゃない」そう言える息子
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LIFE!(2013年製作の映画)

4.4

「虹を掴む男」観たら、また観たくなってしまった。
演出も全部が好き・・・って、ベン・スティラーが好きなのかな?
真上から撮る人混み、壮大な景色、スケボーで滑走するシーンなんて自分が滑ってるような爽快感
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ウルフ・オブ・ウォールストリート(2013年製作の映画)

3.5

最低最悪の男を3時間も観せて、退屈させないのが凄い!
全く好きになれない主人公ですが、ディカプリオの演技は圧巻でした。

龍三と七人の子分たち(2015年製作の映画)

3.6

人情モノかと思ったら、だいぶ違いましたw

おじいちゃん達が主役なのに、凄いセリフ量、そして絶妙にズレた掛け合いw
中でも品川さんがすっごいツボでした!ズレ具合が突き抜けてて可愛い(笑)

クライマッ
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虹を掴む男(1947年製作の映画)

3.7

「LIFE!」の原案と聞いていましたが、別物でした。
物語が進むにつれて、どこまでが空想で、どこからが現実なのか分からなくなり、主人公と一緒にパ二クりながら観てました(笑)この時代らしい、分かりやすい
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汚れた血(1986年製作の映画)

3.0

ボンヌフより更に詩的。
飛行場に着く直前のアレックスのセリフが印象的だった。
そして世界観に入りにくいのは、やっぱりドニが苦手なのかもしれません。

ウォールフラワー(2012年製作の映画)

4.0

誰かと出会ったことで、いつもの景色は一変する。
仲間って作ろうと思って出来るものではないし、維持しようとして出来るものでもない。だから現在進行形である「今」がかけがえのない瞬間なんだよね。
大人になる
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スティーブ・ジョブズ(2013年製作の映画)

3.5

初めて触れたPCがMacだった。彼がいなかったら、彼の理念、信念が無かったら、きっと今の私はいない。
・・・という、私のような思い入れの強すぎる人間が観ると(苦笑)物足りないかもしれませんが、彼の復帰
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江ノ島プリズム(2013年製作の映画)

3.4

タイムスリップものとして観ると・・・まあ色々あると思いますが、青春映画としては好きなテイスト。静かで優しい。
「憶えてるから。私は忘れないから」っていうセリフが耳に残ってます。
福士くんの恋愛ものが苦
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ウォーキング with ダイナソー(2013年製作の映画)

3.3

恐竜好きと子供には楽しいコミカルな作品。
あ、私みたいなノリさん好きの人は、ボケとツッコミ満載の吹き替えが楽しいと思います(笑)

ブルージャスミン(2013年製作の映画)

3.7

一見嫌な女だけど、とても可哀想なジャスミン。自分の価値はもっと高いハズと思い続けて、でも自分の手でそれを壊してしまう。

過去と現在を自然に見せながら次第に分かってくる「真実」。
ウディ・アレンらしい
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博士と彼女のセオリー(2014年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

英国の匂いがスクリーンから伝わってくる、素敵な映像美。
そして普段のキュートなエディが、完全に博士になっていて、主演男優賞に納得。

この作品のスティーヴンは、どんなに病状が進行しても、周りに当たり散
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アメリカン・ハッスル(2013年製作の映画)

3.5

冒頭の、真剣に髪を整えるクリスチャン・ベイルのシーンでまず笑ってしまった。哀愁漂うおっさんのビジュアルがすごい。あと、彼は騙しのプロなんだけど非情にはなれず、息子だったり友情だったり、人情に弱いところ>>続きを読む

カポーティ(2005年製作の映画)

3.5

ペリーと話しているカポーティは、最初は話を聞き出すための、信用させるための計算だったと分かったが、時間が経てば経つほど、次第にどこまでが本気でどこまでが話を聞き出すための芝居なのか分からなくなってきた>>続きを読む

土竜の唄 潜入捜査官 REIJI(2014年製作の映画)

3.1

ヤクザと不良を撮るなら三池さんですよね!
徹底的にふざけてるけど、根っこがちゃんとある脚本はクドカンらしいし、生田斗真も振り切れてていい!
女子ウケ要素はゼロだけど、それでいいと思います。

いちばん
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ディナーラッシュ(2000年製作の映画)

3.5

スタッフも客も個性的。あれだけ大勢出てくるのにちゃんとキャラが立ってるのが素晴らしい。
って、観客の目を散らしておいて、ラストそうきましたか!

昔フレンチのサーブをしてた事があったので、あの戦場のよ
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君が生きた証(2014年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

会社をクビになったのも、マスコミに追われたのも、現実から逃げて船に隠れてしまったのも、そういう事だったのか・・・。
親に責任がないとは言わないけど、辛すぎる。
ジョシュは心を病んでいたのかもしれないけ
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シェフ 三ツ星フードトラック始めました(2014年製作の映画)

5.0

Happyな気分にさせてくれる軽快な作品w今猛烈にサンドイッチが食べたいー!

美味しそうな料理と、ノリのいい音楽が最高w
登場人物もみんな魅力的。
主役はもちろん、何で別れたのか分からないくらい元妻
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運動靴と赤い金魚(1997年製作の映画)

3.7

大人から見れば「靴を失くした」両親にそう言って叱られた方がずっと楽なのに、学校から追い出されそうになっても、父親に詰られても、妹のために毎日大変な思いをして通学する兄。
靴をなくされて、でも兄を想い両
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ゼロ・グラビティ(2013年製作の映画)

3.0

3Dで観なかったからかな…あまり宇宙空間での死とか孤独への恐怖が伝わってこなかった…。

REDリターンズ(2013年製作の映画)

3.4

アクションの先輩方が、また笑わせてくれましたw
コメディベースだけど、アクションの王道はしっかり観せてる。
頭空っぽにして観れるので、好きですw

ある朝突然、スーパースター(2012年製作の映画)

3.5

自分は何も変わってないのに、周りが勝手に盛り上がり、上げるだけ上げて落とされる。
メディアと、それに踊らされる人々…皮肉だけど現実的。
落とされたときにホッとしてしまう自分がいました。

アメリカン・スナイパー(2014年製作の映画)

4.6

クリス・カレルという人を殆ど知らずに観たので、ラストを含めて全てが痛かったし衝撃でした。
上手く言葉で表現するには、あと3日くらいかかりそうです。
この内容なら「全米が泣いた!」的な脚本・演出も十分で
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くじけないで(2013年製作の映画)

3.3

やさしく包み込んでくれるトヨさんの人柄に、心が温まる。
少し中途半端な終わり方にも感じましたが、それ以上に大きな心で周りを見つめられる人になりたいと思いました。

愛のむきだし(2008年製作の映画)

4.6

青春おバカムービー的に誰にでも入りやすくスタートして、あのラストに持っていくまでの展開、しかも4時間全く落ちないパワーは圧巻としか言いようがない。
映画というよりも、劇場で舞台を観ているような、熱が伝
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きっと、星のせいじゃない。(2014年製作の映画)

3.9

いわゆる難病ものかと思いきや、POPでユーモアいっぱいで、でも何も解決はしないし奇跡も起きないところは現実的で、凄く良かった。

ガスが予想を裏切り素敵すぎた。
レストランでヘイゼルに告白するシーンで
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