ねじまきさんの映画レビュー・感想・評価 - 11ページ目

ねじまき

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ハロウィン(2007年製作の映画)

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スプラッタ演出についてはもはや信頼のブランドのロブゾンビ監督作品。完全なる無差別殺人マシーンだったマイケルに、人間的な要素を加えたリメイク方法は好みが分かれるか。自分は良リメイクだと感じました。オリジ>>続きを読む

デビルズリジェクト〜マーダーライドショー2〜(2005年製作の映画)

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某Jヒップホップスターが絶賛しており、気になっていた作品。悪魔のいけにえのような殺人鬼一家が主役のこのシリーズ。ロブゾンビって凄いんだなぁ。この作品のいいところは第一にキャラクターの魅力。これが悪のカ>>続きを読む

ロボコップ(1987年製作の映画)

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いつぶりの再鑑賞?もう、お前ってやつはホント楽しい映画なんだから!と、キャーキャーいいながらゴロゴロしたくなるような楽しい映画ですね。監督特有のホントにホントに過剰なエログロは観る人を選らびますが、悪>>続きを読む

モールス(2010年製作の映画)

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いいリメイク。切なさは原作に劣るけれど、こっちもいい味出してると思います。クロエチャンかわいいし。ただ、クロエグレースモレッツはキャリーでもそうだったけど、こういう怖い役をやるとキュートさが邪魔ってい>>続きを読む

J・エドガー(2011年製作の映画)

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序盤の、後に個人秘書となる彼女との図書館デートで「僕の欠点はどこだろう、聞かせて欲しい」と聞く主人公の姿が印象的だった。まだ知り合って間もない相手へのこの質問。このシーンだけでなんとなくこの人の事が分>>続きを読む

クレイジー・ハート(2009年製作の映画)

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ジェフブリッジスの、ジェフブリッジスによる、人生の負け犬達のための映画!なんか最近、この犬顔のオヤジが大好きだ。ヒロインのマギーギレンホール、ダークナイトの時は急激に老化したレイチェルという哀しいイン>>続きを読む

メアリー&マックス(2009年製作の映画)

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「笑顔になれない事をどうか気にしないで下さい。僕も笑うのが苦手です。笑顔にはなれないけど脳内ではちゃんと笑顔なんです。」分かり合える存在の大切さ。でもそれが目に見える相手かどうかの違いはとても大きい。>>続きを読む

ランゴ(2011年製作の映画)

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なにしろキャラクターの造形が最高に良かった。キモイとカワイイの絶妙なバランス!映像面では荒野の用心棒や、勇気ある追跡など西部劇の名作オマージュのカット割りにいちいちツカまれてしまった。さらにベタベタな>>続きを読む

ホビット 思いがけない冒険(2012年製作の映画)

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第2章公開前に再鑑賞。世界を救うのは偉大な力ではなく、人々が普段の生活の中で見せる愛情や思いやりだ。ホビットを仲間に加えた理由を尋ねられたガンダルフの言葉が感動的。

プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命(2012年製作の映画)

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1〜3部、それぞれ良かったけれど、特に印象に残ったのは、父親の昔の強盗仲間から父親の話を聞いた後、ジェイソンが自転車で道路を走るシーン。この道がどこかに繋がっている気がするというあの感覚が、こちらにも>>続きを読む

エンド・オブ・ウォッチ(2012年製作の映画)

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想像以上の面白さ。LAで一番危険な地区の、町のおまわりさんのお仕事風景。迫力のカーチェイス、危険に満ちた犯罪現場、凄惨な現実、命をかけた救出劇、パトロール中の相棒との下らない会話、守るべき愛する女性と>>続きを読む

ヤギと男と男と壁と(2009年製作の映画)

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「点穴は必殺の技。必ず相手を死に至らしめる。彼は死んだ。」「その場で?」「18年後だ。点穴はいつ効果を表すか分からない」ジョージクルーニーの真剣顔でのとんでも話が印象深いこの映画。でも先ほどの語りに対>>続きを読む

アメリカン・ハッスル(2013年製作の映画)

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ストーリーはとっ散らかっていてウェルメイドとは言えないし、数々のジョークは正直良くわからないものばかりだった。めまぐるしく転がって行く事態とまくし立てるような会話に、中盤は何が起きているのかわからなく>>続きを読む

インフォーマント!(2009年製作の映画)

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話の面白さは評判通り。ただしアメリカの経済事情や社会の知識が無いせいか少し主人公の行動に?な部分がある場面も。暗い話をポップなテンポ感で運ぶソダーバーグ監督お得意のストーリーテリングが、嘘の病理を持つ>>続きを読む

ぐるりのこと。(2008年製作の映画)

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再鑑賞。うまくやりたかったの、でもうまくできなかったのと言って泣くショウコさんの場面が忘れられない。変わるとか変わらないとかって部分だけとりあげるとよくある話だけど、「あるある」発想では決して描くこと>>続きを読む

奇跡(2011年製作の映画)

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是枝作品の子どもが観たくなって鑑賞。この子たちの子どもらしさ、アホなところもスゴイところも全部が本当に素晴らしい。豪華な脇役陣演じる大人たちの、おとぎばなしかよと思うくらい優しい関わりも、なんでか信じ>>続きを読む

グランド・マスター(2013年製作の映画)

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アクション映画としてはアクションシーンの撮り方が残念。カメラ近すぎ。意味無しカット多すぎ。雨をスローモーで撮ればなんでもカッコいいのだ、だから二回使うのだ。一方、香港ノワールとしてはアクションシーン邪>>続きを読む

モンスターズ・ユニバーシティ(2013年製作の映画)

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描いた夢を誰もが叶えられるわけじゃない。でもそれを叶えるために重ねた努力は決して無駄にはならない。そんな勇気のメッセージをこの映画から受け取りました。ナイス!

悪の法則(2013年製作の映画)

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怖かった。こんなに恐ろしさを感じる映画は久しぶりでした。状況説明が少なく、暗喩的な会話が続くため序盤は退屈に感じましたが、ある事件の発生により主人公の世界が反転してからのジリジリとした緊張感に目が離せ>>続きを読む

ブロークバック・マウンテン(2005年製作の映画)

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この映画が好きな人には申し訳ない感想になります事をお断りさせて下さい。想像していたよりもずっと激しくブロークバックし合う二人の男にたじろぎながらの鑑賞。さらにアンハサウェイの豪快な脱ぎっぷり。そして何>>続きを読む

リトル・ミス・サンシャイン(2006年製作の映画)

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自分の言葉ではこの映画の素晴らしさを伝える事は出来ません。多くの人に観ていただきたい作品です。
"I'm madly in love with you ,not because your brains
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みんな元気(2009年製作の映画)

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いい映画でした。いいキャスティング。あとカメラワークが印象に残りました。最後にタイトルについて。原題が"everybody's fine"。直訳なのに細かなニュアンスが違っちゃう事に気が付く不思議。

欲望のバージニア(2012年製作の映画)

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トムハーディの無骨なかっこよさといい、シャイアラブーフの調子こいてる感じといい、ガイピアーズの変態っぽい感じといい、何から何まで想像通りな映画でした。(あ、ゲイリーオールドマンだけ意外。意外なくらい全>>続きを読む

ザ・マスター(2012年製作の映画)

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で、出た〜!得意技炸裂〜っ!PTA、PTA、ポールトーマスアンダーソンだ〜っ!!!!という感じ。つまり今回の作品もなんか凄い感じだけどやっぱり意味分からない感じという。でも「場面場面の意味とか一々理解>>続きを読む

クロニクル(2012年製作の映画)

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面白かった!「企画ポシャりの話はもう聞き飽きた!誰もつくんねぇんだったらオレが作ってやんよ!」という監督の声が聞こえてきそうな位、AKIRA愛に溢れた映画。しかしこの映画の真の白眉は、観客が主人公達に>>続きを読む

ヘルプ 〜心がつなぐストーリー〜(2011年製作の映画)

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ミニーとシーリア、二人が素晴らしかった。特にミニーの目が印象的。社会のルールを理解している黒人メイドであるミニーと、その純粋さから社会のルールを理解できずに仲間外れにされて傷付く白人のシーリア。二人の>>続きを読む

グッドナイト&グッドラック(2005年製作の映画)

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「それは個人的な意見だが確証はあるのだ」己が信念の下、戦う男の話。
主人公のエドワードマローは、最高にクールでカッコいい。しかし「グッドナイト、アンドグッドラック」と言った後、照明が落ちた後の彼の顔に
>>続きを読む

夜の大捜査線(1967年製作の映画)

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「42」公開前にこの映画を観る事ができて良かった。強烈な人種差別描写。こっちから見たら理不尽通り越してもはや不条理にしか見えない事を、なんて事ない感じでやってる。映画表現としても強調してるわけじゃない>>続きを読む

スカーフェイス(1983年製作の映画)

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名作を再鑑賞。この映画はオープニングが素晴らしいと思う。モノローグと実際の歴史映像を織り交ぜたオープニング映像に一瞬で心を掴まれる。アルパチーノの「若い時は自信たっぷり。ビックになってからは疑心暗鬼で>>続きを読む

キャリー(1976年製作の映画)

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リメイク前に。デパルマ監督の大げさ演出がさく裂した名作。クライマックスシーンの迫力と、それに至るまでのいじめと虐待の描写のリアルさがスゴイ。オープニングシーンのねっとりとしたシャワーシーンにドギマギし>>続きを読む

28週後...(2007年製作の映画)

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いいゾンビ映画。スプラッタ、アクションともにレベルが高く、特殊効果も次第点。加えてこの映画の素晴らしい所は人間ドラマ要素です。新しい展開に普遍的な人間の情が絡んでいる所が良いです。そしてゾンビ映画には>>続きを読む

ファミリー・ツリー(2011年製作の映画)

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お気に入りの監督の作品だったものの、予告編を見てピンと来ずにスルーしていた作品。そしたら、コラ予告編!全然違うじゃねぇか!でも結果的にはいい方に裏切られた感じ。ジョージクルーニーもコミカルというではな>>続きを読む

パシフィック・リム(2013年製作の映画)

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言いたいことは2つ。
ひとつ、この映画は最高だ!ふたつ、この映画は最高だ!
モリサンスコシオサエテ・・・。

ライフ・オブ・パイ トラと漂流した227日(2012年製作の映画)

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作品を観た人が、自分が観たものについて「あの物語は一体なんだったのだろう」と少し考える。そんな、物語というもの自体について描いた作品なのだと感じました。
映像の過剰な鮮やかさや現実離れした展開の数々は
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ジャンゴ 繋がれざる者(2012年製作の映画)

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ブラボー!前作のイングロから続いての、タランティーノによる歴史に殴り込みシリーズ。映画の作り手が歴史に対して何ができるか?他の人がタブーだと思っている事をこの監督は遠慮無く全力でやりきって、どうだとい>>続きを読む

世界にひとつのプレイブック(2012年製作の映画)

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主人公をとりまくキャラクターたちがみんなそれぞれのやり方で主人公を思いやっている姿が心に残りました。ヒロインのティファニーや両親、病院の友達ダニー。みんな個性が強い人たちばっかりでぶつかり合っていて。>>続きを読む