ねじまきさんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

ねじまき

ねじまき

映画(407)
ドラマ(0)
アニメ(2)

フルートベール駅で(2013年製作の映画)

-

アメリカで実際に起きた事件を描いた作品。オスカーは、娘と恋人を大切にし、家族からも愛される青年だった。事件が起きた日にも、彼は他の人と同じように当たり前の生活を生きていた。事件が象徴する社会の歪み、そ>>続きを読む

ゼロ・グラビティ(2013年製作の映画)

-

再鑑賞。もちろん過去に体験した事は無く、今後もおそらく体験する事も無いであろう宇宙を舞台にした作品ですが、鑑賞後のこの感覚…あたかも宇宙空間を体験した気分になります。映像の圧倒的な力を再認識しました。>>続きを読む

激突!(1971年製作の映画)

-

名作と言われるだけありました。シンプルなのに面白い。カメラと演出の力を知る事ができる映画です。「つまらないバージョンの激突」とか誰か作って欲しいなぁ。スピルバーグ作との事ですが、途中のガソリンスタンド>>続きを読む

ジンジャーの朝 〜さよなら、わたしが愛した世界(2012年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

ジンジャーの父親。最初に出てきた時から性欲全開で、その後の展開がなんとなく頭に浮かんでしまうほど。母親との不和もあきらかにそれが原因だったし。ジンジャーは親としての親よりも、友達としての親を選択してし>>続きを読む

ジャージー・ボーイズ(2014年製作の映画)

-

観てよかった!監督のここぞという時の印象的なカメラワークは顕在。力なく座り込むフランキーに対する真正面からの哀しいクローズアップ。「心に歌があった」とは劇中のセリフですが、その後の切なくも力強い彼の歌>>続きを読む

キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー(2014年製作の映画)

-

しっかりとしたストーリーもさることながら、注目はアクションシーンの質の高さ。序盤のカーアクションの出来は異常。あれだけ目まぐるしく場面が展開するのに何が起きているのかがハッキリ認識できるアクションシー>>続きを読む

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(2014年製作の映画)

-

傑作!最近のアメコミものはダークな再解釈や現代社会の投影といったアダルトな要素が主流でしたが、この作品はヒーロー活劇をストレートに描いています。大人も子供もおじいちゃんも、みんなで楽しめる素晴らしいエ>>続きを読む

オーガストウォーズ(2012年製作の映画)

-

母性や親子愛はいいものですが、なんだろうこの欺瞞の匂い。紛争を取り扱っているんですよね?そんなデリケートなもの取り上げといて今思いついたような意味なしシーンバンバン挟み込んで、どっかで見たようなアクシ>>続きを読む

MAMA(2013年製作の映画)

-

CG部分には若干のアレ感を感じますが、素晴らしいホラー作品です。なんとなく邦画アニメのおおかみこどもの雨と雪を思い出しました。メインキャストの一人をジェシカチャスティンが演じていますが、彼女の演技は必>>続きを読む

宇宙戦争(2005年製作の映画)

-

再鑑賞。公開当時はガッカリ映画として話題となり、鑑賞してやはりガッカリした記憶。しかしどうでしょう?改めて観ると大災害の中の一般人視点を描いた前半部。素晴らしいじゃないですか!キャラクタ描写もスマート>>続きを読む

ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅(2013年製作の映画)

-

待望のアレクサンダーペイン最新作。作品を重ねる毎にどんどんお話がスローに、地味になって行きますね。しかしながらテンポ良くのびやかな話運びは変わらないため、退屈する事はありませんでした。主人公の生活の描>>続きを読む

THE JUON/呪怨(2004年製作の映画)

-

今まで観た中で一番、出演者によるオーディオコメンタリーが面白かった(笑えた)映画。もしレンタル等された方は必聴です。

ラッシュ/プライドと友情(2013年製作の映画)

-

ロンハワードの漢映画シリーズ最新作。面白くないわけがないと思い安心して鑑賞。今作は特にカメラワークが印象に残りました。ヘルメットをかぶるラウダの目と奥に映る妻の姿。決戦前の会見の、机の下でライターを開>>続きを読む

いまを生きる(1989年製作の映画)

-

再鑑賞。改めて観ると高校生の純朴さに時代を感じます。いや、単に素直な子供たちってだけなのかな。「教科書に書いていない事を生徒達に教える」。言うは易しですが実現するのは非常に難しいわけで。上手く行き過ぎ>>続きを読む

ダークナイト ライジング(2012年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

再鑑賞。ベイン「フガフガ。(バットマンの心をボロボロにするために、ゴッサムを破壊してやる!爆弾で破壊してやるぞ。でもホントはタリアのためだ。タリアがそうしたがっているから破壊するのだ)」タリア「ゴッサ>>続きを読む

ポール・ヴァーホーヴェン トリック(2012年製作の映画)

-

バーホーベンファンなので、ウキウキしながら鑑賞したのですが…。ハッキリ言ってつまんねぇ。脚本はありきたり。驚く展開なんざひとつも無い。この出来では、言い訳にドキュメントパートを入れたとしか思えず。美人>>続きを読む

LIFE!(2013年製作の映画)

-

中盤のタクシーに乗る主人公のシーン。車載ラジオの声に始まる妄想。「夫がいるのにもかかわらず惚れられてしまったわけですか、ウォルター?」「(ウォルター困ったように笑顔)」「…ウォルター、あんた最高だなぁ>>続きを読む

思い出のマーニー(2014年製作の映画)

-

泣かせどころをしっかり押さえられてしまいました。普遍的なメッセージを持ついい物語だったと思います。しかしながら、他の方も言うとおりストーリーの中にはヘンな所がたくさんあるので、そういった部分がなければ>>続きを読む

レナードの朝(1990年製作の映画)

-

今はいろいろな映画を観るようになり、好きな監督さん役者さんが何人もいますが、最初に好きになった俳優はロビンウィリアムスさん、あなたでした。あなたの暖かな存在感は永遠です。

LEGO(R) ムービー(2014年製作の映画)

-

舐めてました。監督目当てでの鑑賞でしたが、これは大傑作なんじゃないですか!?この映画は誰もが持っている可能性の素晴らしさや創造する事の喜びを思い出させてくれる。
コメディ映画にアレルギーがある人には無
>>続きを読む

新しき世界(2013年製作の映画)

-

主演のイジョンジェさん。(自分はこの作品で始めて知りましたが)この人の表情が忘れられない映画でした。ラストの彼の行く末、二つに一つの選択なのに、そっちを選ぶ映画を今まで観た事が無かったことになによりも>>続きを読む

ロッキー・ザ・ファイナル(2006年製作の映画)

-

いまやエクスペシリーズの旗手として立派にカムバックを果たしているスタローンですが、この映画が公開された時は完全に過去の男でした。そんな彼が、やっと実現させたのがこの映画です。
当時彼を半笑いで見ていた
>>続きを読む

GODZILLA ゴジラ(2014年製作の映画)

-

この映画に何を求めて映画館に行くか?評価の良し悪しは全てそこにかかっていると思う。ビッグバジェット超大作としてパワーアップした東宝のゴジラを観たいのであれば、この映画は100点満点だ。もし2014年ハ>>続きを読む

オール・ユー・ニード・イズ・キル(2014年製作の映画)

-

やはりトムクルーズは良いです。「エージェント」の時から思ってたけれど、この人は普段自分が世間からどうみられているのか、また映画館で観客の目にどう映っているのかを、100%分かった上で映画に出ている人で>>続きを読む

ちはやふる 下の句(2016年製作の映画)

-

脚本の構成力とキャスティングが素晴らしかった前編、上の句と比べると、いま一つという印象が残りました。
前編では才能の有無や恋心、仲間との絆など登場人物が持つ葛藤が、競技かるたをするというメインストーリ
>>続きを読む

アメリカン・ドリーマー 理想の代償(2015年製作の映画)

-

理想に従って高潔に生きてきた男が、最後の成功を手に入れるために大きな現実に直面し、苦悩の末に何を得るのかというベーシックなビジネスドラマです。ですがこの、言ってしまえば良くある、物語には二点の大きな魅>>続きを読む

かいじゅうたちのいるところ(2009年製作の映画)

-

「Oh, come on. That can't happen. I mean you're the king, and look at me, I'm big! how can guys like >>続きを読む

ホビット 竜に奪われた王国(2013年製作の映画)

-

面白かったけれど、今回は長さを感じました。長い、長いぜ〜。レゴラス出過ぎ。アイツどうせ無敵じゃんよ。さらに終盤の展開。例のごとく話が何本かに分かれて展開するものの、本筋以外は結構どうでもいいじゃれ合い>>続きを読む

トゥモロー・ワールド(2006年製作の映画)

-

再鑑賞。やっぱり名作。もちろん皆さんが指摘する長回しが最大の売りだけれど、加えてこの作品は世界観の構築が素晴らしい。この作品は主人公の限られた視点を通して未来を疑似体験する映画なのだけれど、もし観客が>>続きを読む

サイン(2002年製作の映画)

-

監督が意図しているものとは違う意味でツボでした。シャマラン作品って世間一般とは根本的にずれているわけで。それが大きな魅力であり独特の味なのだけれど、自分にはそれがことごとく笑えてしまうのです。世界の終>>続きを読む

マイティ・ソー ダーク・ワールド(2013年製作の映画)

-

前作もそうだったんですが、イマイチ世界観に乗れませんでした。色々と納得出来なくて、話に集中できないのが原因かと。ソーは本当に頭が悪くて、強さだけで皆が従うのも限度があるのではと。あと、アスガルドの面々>>続きを読む

グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

-

ちゃんとヒットするウェス監督の映画が出来ました!という感想がピッタリ。ひょっとしたらあのアメリ以来のオシャレ映画代表となるかもしれませんね。この監督の映画は唯一無二。おそらく後世にて「○○作品っぽい」>>続きを読む

もらとりあむタマ子(2013年製作の映画)

-

面白かった!天然コケッコーの夏帆といい、この監督さん女の子撮るのうまいですね。星野源さんの主題歌も素敵。
このタマ子という女の子、なんか本当に実在感があって、というかありすぎて。同じような境遇にいる人
>>続きを読む

2001年宇宙の旅(1968年製作の映画)

-

一言で済ませる訳ではないけれど、正直よく分からないというのが一番の感想。それだけに他の人がどう思ったのかが気になるところです。

博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか(1964年製作の映画)

-

この時代に映画館で映画を見ることが出来た人たちが本当に羨ましい。この時代、芸術に関わる人なら誰もがキューブリックを真似したくなったのではないのでしょうか?オープニングロールを観ながらそんな事を考えてウ>>続きを読む