ねじまきさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

ねじまき

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るろうに剣心 伝説の最期編(2014年製作の映画)

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原作の技を取り入れようとしているところはファンとしてとても嬉しいし、佐藤健のアクションはシリーズを重ねてもなお新しさを感じます。一方、詰め込み過ぎなサイドストーリーと脇役達は相変わらず描写も薄く、本筋>>続きを読む

ボビー・フィッシャーを探して(1993年製作の映画)

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主人公の少年よりも、公園のチェス打ち達に輝きを感じてしまうのは自分だけでしょうか。

闇金ウシジマくん Part2(2014年製作の映画)

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いつも楽しみなこのシリーズ。とてもハードな作風なのに、ちゃんと因果応報を描いているところが好きです。調子こいてヒドイ事するヤツはいつかヒドイ目にあっちゃうのだ。一番のお気に入りは、やべきょうすけ演じる>>続きを読む

TOKYO TRIBE(2014年製作の映画)

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いつも「突き抜けたバカはカッコイイ!」を証明してくれる園作品、その新作ということで楽しみにしておりました。残念ながら本作には全くノれませんでした。個人技ではカッコイイと思えた部分はありました。しかし、>>続きを読む

ホビット 決戦のゆくえ(2014年製作の映画)

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ストーリーは穴だらけで、突っ込み所の10個や20個は見つける自信ありと言いたい位の出来です。そんな作品でしたが、それでも観てよかったと思いました。それはひとえに、主役のビルボ、もとい演者のマーティフリ>>続きを読む

イントゥ・ザ・ストーム(2014年製作の映画)

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いや〜、面白かった(ニコニコ)。観客の期待に応える迫力とスペクタクル。ジャンル映画の新たな傑作!自宅組にも竜巻を解説する映像特典でサービス満点です。でもやっぱり劇場で観ればよかったなぁ!

インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌(2013年製作の映画)

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ジャケットデザインとエンディング曲がイジワルすぎる。栄光の始まりのステージを迎える者あれば、夜の路地裏に転がる者ありってか。

インターステラー(2014年製作の映画)

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未来への希望そのもの、と言ってもいいんじゃないでしょうか?人間は最初からその中に無限の可能性を持っているのでは、なんてコトを信じさせてくれます。宇宙の果てという未知の世界で描かれるのは、やはりシンプル>>続きを読む

ゴーン・ガール(2014年製作の映画)

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犯罪ドキュメンタリー、頭脳合戦モノ、サイコサスペンスと、様々な映画的要素がたっぷりと詰まった作品。そして強烈なテーマ。「相手が望む自分を演じ、自分が望む存在を相手に求める。」そんな人間関係のミステリを>>続きを読む

るろうに剣心 京都大火編(2014年製作の映画)

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とにかくアクションシーン!前作に引き続き佐藤健の殺陣は必見。また冒頭、シルエットで登場する神木隆之介くんの演出もシビれました。二人の対決は迫力満点です。一方で肝心のストーリーはというと、イマイチな感じ>>続きを読む

トランスフォーマー/ロストエイジ(2014年製作の映画)

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165分間ストーリーの無いアクションが続く映画と言っても差支え無いかと思います。それを求める映画ファンも沢山いるのも事実。ただ自分はちょっと。キャスト全員のアホ顏が高画質スローモーで見られるシーンとか>>続きを読む

ハート・ロッカー(2008年製作の映画)

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再鑑賞。良く出来た戦争映画だと思うんですけど、これ2009年のアカデミー作品賞なんですよね。うーん、作品に文句は全然無いんですけど、コレがアカデミー作品賞なんですよね、アバター抑えての。改めて鑑賞して>>続きを読む

戦場でワルツを(2008年製作の映画)

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重たそう、難しそう、面倒くさそうなどと思い、興味がありながらもずっと観れないでいた作品。
この作品、思っていたよりも、ずっとまっすぐで切実で、作り手が伝えたいと思っている事に対して誠実な作品でした。も
>>続きを読む

her/世界でひとつの彼女(2013年製作の映画)

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主人公に対する自分の気持ちに戸惑いました。これは同族嫌悪?だったらヤだなぁ…。別れた妻との再会の場で、今交際している相手の話を始めてしまう等、彼には確かに相手の気持ちを考える事が出来ないようなところが>>続きを読む

フューリー(2014年製作の映画)

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不思議なバランスの映画でした。たくさんの人が呆気なく生のモノになっていく戦争の異常な様を描いている点はPライアン以降の戦争映画。しかし一方で敵は人格の無い暴力の塊のように、味方はあくまで生きた人間とし>>続きを読む

トランセンデンス(2014年製作の映画)

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な、何がトランセンデンスじゃーい(怒涙)!。作り手の頭がトランセンデンスしてなきゃ、このスゴイ設定も酔っ払いの思いつきレベルの話でしかないでしょや。オンラインの電子情報全てに瞬時にアクセスできるんです>>続きを読む

夕凪の街 桜の国(2007年製作の映画)

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思わずギョッとさせられるような強烈なセリフが印象的でした。でもあれに苦しんだ人達は本当にそう思ったり感じたりしたんでしょうね。日本は戦争を知らない国になりつつありますが、なぜ戦争をしないのかを、僕らも>>続きを読む

恋人はセックス依存症(2012年製作の映画)

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最最最最、最っっっ低の邦題です。原題はTHANKS FOR SHARING。アディクションを真剣に扱った良作です。鑑賞して損はありません。確かにセックス依存症を取り扱った話だけれども、全く作品のメッセ>>続きを読む

オールド・ボーイ(2013年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

結論としてはオリジナルに軍配ですが、良かったところもありました!「オリジナルとの変更部分で良かったところ…・〜屋さんのボスがサミュエルだった、・催眠術要素を除外、・ラスト。」「逆に悪かったところ…・冒>>続きを読む

ブルージャスミン(2013年製作の映画)

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教訓の詰まった良作。観て損なし。が、生涯ベスト級の後味の悪さ。苦い、怖い、容赦ない。

マイ・ブラザー(2009年製作の映画)

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主演キャスト3人それぞれが本当に良かった。あと長女を演じた子も。冗談抜きであの娘の泣きガマン顏の凄まじさが、場面の緊張感を高めていたと思う。終盤は、トビーマグワイアも、ナタリーポートマンも凄い顏。顏映>>続きを読む

コララインとボタンの魔女(2009年製作の映画)

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確かに技術は凄いけれど、ストーリーに関しては、同アニメーションスタジオの次作、パラノーマンの方がずっと自分好みでした。ただそれはあくまで個人的好みの話。当時ショーレースを席巻したのも納得の、革新的作品>>続きを読む

仁義なき戦い 頂上作戦(1974年製作の映画)

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今まで描かれる事の少なかった警察勢力の登場。そのほかにもこの「頂上作戦」では、シリーズの他の作品に比べてヤクザ社会の外にたびたびスポットがあたる。これにより前作まで最大勢力として描かれていた明石組や新>>続きを読む

仁義なき戦い 代理戦争(1973年製作の映画)

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冒頭のナレーションが印象的。さあ任侠映画だと意気込むこちらへのハッキリとしたエクスキューズだ。これから始まるのは、刀や拳銃を振り回すヒーローの映画では無く、建前と駆け引きによるドロドロの権力争いなのだ>>続きを読む

仁義なき戦い(1973年製作の映画)

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全5部作のうちの広能3部作を一気に鑑賞。冒頭のヤミ市、沸き起こる活力を完全に持て余している主人公達の様子は、まるで青春映画のようだ。投獄された後に広能が身を投じた極道の社会は、筋の通った昔ながらの仁義>>続きを読む

瞳の奥の秘密(2009年製作の映画)

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素晴らしかったです!
正直最初は「ふっかけてきてんなぁ、このタイトル」と思い鑑賞を始めましたが、それに十二分に応える傑作でした。何しろキャスト陣の演技が素晴らしい。欠けた心を埋めるために過去に立ち戻る
>>続きを読む

シンプル・プラン(1998年製作の映画)

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おそらくアメリカ人にとっては馴染みのあるであろう人物配置や、台所でのベタなカメラワーク等、アメリカホームドラマあるあるで構成された序盤から始まるこの映画。日本人なのでここらへんに上手いこと乗れないのは>>続きを読む

ザ・ロード(2009年製作の映画)

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この映画の一番のウリは画の説得力。とにかくこれです。
世界に何が起こったのか、そんなことは誰にも分からない。ただ、周りの状況だけが現実なのだ。
映像演出がそれをこちらに納得させる力を持っています。この
>>続きを読む

トルク(2004年製作の映画)

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「爆走バイクがびゅーっと通り過ぎて、標識がクルクル回転して、お姉ちゃんのスカートがブワッとめくれ上がる。って感じの映画です。」とある映画ライターの方が言っていたのですが、本当にそういう映画でした。頭が>>続きを読む

死霊のはらわた(2013年製作の映画)

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スプラッター好きは安心して見れる作品。序盤に何気なく描かれる小道具は必ず後に出てくる。痛い感じで。こいつがやらかしそうだなぁと思う奴がちゃんとやらかす。安心。でも嫌な奴はいない。エッチなシーンは無い。>>続きを読む

2ガンズ(2013年製作の映画)

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ひねるなぁ!面白い設定なのでこれから一体どうなるんだろうとワクワクしながら観ました。あ、その面白い設定はその後、全然生かされませんでしたが。デンゼルワシントンは頭の良い、マークウォールバーグは頭の悪い>>続きを読む

大統領の執事の涙(2013年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

序盤のリトルロック高校事件についての大統領の決断描写の改変がどうしても納得できず…。少なくとも自分が昔調べた事実とは違っていて。あれは主人公が自らの仕事に誇りを感じるようになった大事なキッカケの出来事>>続きを読む

パラノーマン ブライス・ホローの謎(2012年製作の映画)

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間違いなく現時点で最高のストップモーションアニメ。ホラー映画の体を上手く活かしたメッセージも素晴らしい。「アイツは他のみんなと違うから、アイツが居ると他のみんなが落ち着かない気持ちになるから、だからア>>続きを読む

ホワイトハウス・ダウン(2013年製作の映画)

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清々しい位にダイハード。ツッコミどころがありすぎだけど、それは監督の名前でで分かっていたこと。何も考えずに娯楽映画を楽しんだ!でもラストだけは言いたい。最初と最後の大統領、全く成長していない…。

300 スリーハンドレッド 帝国の進撃(2014年製作の映画)

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一作目があらゆる意味で振り切れていただけに、続編の話が出た時にはこれ以上何を足すのか?と、誰もが思ったであろうシリーズ二作目。全てが想定内の勝ち目の無い興行の中で唯一観客の心を鷲掴みにしたのは、劇中で>>続きを読む