ニッカさんの映画レビュー・感想・評価

ニッカ

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独裁者(1940年製作の映画)

4.0

ラストのチャップリンによるスピーチは正に映画史に残るシーンの一つ。

ナチス批判だけでなく、当時の映画界に蔓延していたプロパガンダ映画に対する批判をユーモアいっぱいに表現していると思った。

ローマの休日(1953年製作の映画)

4.3

どこかふわふわした、掴み所のない世界観を堪能できた。

明らかに語り継がれる名作の一つ。 

カサブランカ(1942年製作の映画)

4.2

映画は80年前には既に完成していたのだと思わされた

プロパガンダ的な部分もあって、映画に散りばめられたナチス批判などに気がつけるとより楽しいのかも

「君の瞳に乾杯」を意訳した人すごい

海の上のピアニスト(1998年製作の映画)

4.2

本作品のサウンドトラックを担当したエンニオ・モリコーネ氏の死去を受けて、追悼上映を観賞してきた。

船の上で生まれ、天才船上ピアニストとして活躍する主人公1900の生涯を描くこの作品は音楽の美しさをベ
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ニュー・シネマ・パラダイス(1989年製作の映画)

4.4

戦後のイタリアの田舎町シチリアを舞台としている本作品は、どこか懐かしさを感じさせる人間ドラマを基調として、そこに住む人々の生活をリアルに映し出している。

主人公トトが映画技師アルフレードとの出会いで
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万引き家族(2018年製作の映画)

4.2

月並みな感想になってしまうが、家族を定義するものは決して"血の繋がり"ではないということがこの映画の、また是枝監督が伝えたかったメッセージなのだろう。

一見特に大きな問題もなく平和に思える日本にも社
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天使のくれた時間(2000年製作の映画)

4.2

本当の成功とは何なのか。
人生は一度しかないからジャックのようにはなれないが、もしあの時こうしていたら…と人生における大きな選択の重要性を改めて認識されてくれる映画。

ケイト可愛い

三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実(2020年製作の映画)

4.3

三島と東大全共闘による討論が映画の主軸となっているが、三島はもちろんこれに関わる人々の実際の肉声が聞けたのはとても貴重。

自分の拙い日本語では彼らの思想を上手く表現できるとは思えないが、右翼と左翼と
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バタフライ・エフェクト(2004年製作の映画)

4.2

ラストに感服。決して幸せな終わり方とは言えないが、最善の終わり方だったと思う。特典映像の別エンディングも見たけど、オリジナルが一番かな。Stop crying your heart out 最高。

ソウ(2004年製作の映画)

4.1

目覚めると密室で足を鎖に繋がれた男が二人。そして、密室の真ん中には拳銃で自殺した男が、、
なぜこうなったのか、本編では登場人物がその記憶を順々に紡いでいく。

正直ラスト3分まで全く予想がつかなった。
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マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015年製作の映画)

3.8

何も考えずに観ることができる、良い意味でB級アクション映画。敵味方問わずビジュアルやキャラが立っててそこも面白い。
改造車を大量に使ったアクションシーンは見事の一言。

ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

4.6

たとえどんなに苦しい立場や逆境に有っても、自分を見失わずに真摯に生きる事の大切さを嫌味なく教えてくれる至玉の作品。
そして自分に与えられた能力を天祐として正しく使うことの意義や、たとえ犯罪者でも心の片
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