nokokoさんの映画レビュー・感想・評価 - 11ページ目

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愛がなんだ(2018年製作の映画)

3.5

誰かの日常を抜き取った映画。
それは自分かもしれないし、隣の誰かかもしれない。
特別な事は何も起きなくて、だからこそ心から理解できたり、逆に理解できなかったりした。
そのくらい一人一人のやりとりがリア
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アイアンマン(2008年製作の映画)

3.8

勧められて鑑賞。
マーベル系は食わず嫌いだったが、実際見ると面白い!

テンポもいいし、ドキドキと爽快が交互にやって来る。
伏線も綺麗に回収されていて気持ちが良かった。
アイアンマン誕生の背景が、意外
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映画ドラえもん のび太の月面探査記(2019年製作の映画)

3.5

面白かったが、子供向けにしてはやや難解で、上映時間も長く感じた。

いろんなメッセージが込められていたように思う。
印象に残っているのは、かなり序盤。
ルカがのび太母の「おやつの準備してたのに…」とい
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RAW〜少女のめざめ〜(2016年製作の映画)

3.8

あらすじを読んだ時に、もしやカニバリズムの映画…?
とよぎった予感は的中。
目を覆いたくなる、なかなかのグロさだった。

主演の女優さんの演技の凄みに圧倒。
序盤の、神童と呼ばれるあどけない少女から、
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パガニーニ 愛と狂気のヴァイオリニスト(2013年製作の映画)

3.6

パガニーニ役のバイオリニストの演奏技術が圧倒的すぎる。
弓使いが華やかで、音色は繊細で、バイオリンって綺麗な楽器なんだと再認識させられる。
ピチカートの演奏とかどうやっているんだろう。人間業とは思えな
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タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら(2010年製作の映画)

3.2

タッカーがいい奴すぎる。友達想いで素晴らしい友情。
タッカーもデイルも本当についてないなと見ていて可哀想になってくる。
おきまりのホラーの展開が、もしこうだったら…というIFの発想が面白い作品

ルーム(2015年製作の映画)

3.5

ルームから抜け出すだけではない。
むしろそこからがスタートに感じた。
ジャック、ジェニーの苦悩が見ていてしんどくもあるが、どうか幸せな未来があることを願ってしまう。

世の中でも、事件が解決したらそこ
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フォレスト・ガンプ/一期一会(1994年製作の映画)

4.6

フォレスト・ガンプの半生がコミカルにテンポよく描かれるコメディ
かと思いきや、ババ、ダンらとの絆、母、ジェニーとの愛が描かれて心揺さぶられた。

「自分の人生における運命を見つけなさい」
「流れに身を
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I am Sam アイ・アム・サム(2001年製作の映画)

3.8

ショーン・ペン、ダコタ・ファニング、ミシェル・ファイファーそれぞれが素晴らしい。
共通しているのは、目力。
それぞれが目に宿す力が凄まじくて、気持ちを持っていかれる。

サム視点の作品なので、やはりサ
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LION ライオン 25年目のただいま(2015年製作の映画)

3.9

サルーの幼少時代の子役がとても可愛い。
本当の家族との記憶がしっかりあって、戻りたい思いもあるだろうに新しい環境で過ごして行く葛藤が辛い。
自分を養子に迎えてくれた家族が温かいだけに尚更元の家族に対す
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ゴーン・ガール(2014年製作の映画)

3.5

エイミーの狂気がただただ恐ろしい。
途中までは同情の気持ちさえ抱かせていたのに
気づけば旦那の方に肩入れしている部分もあり、構成が秀逸だと思った。

サイレントヒル(2006年製作の映画)

2.7

同名のゲームがモデルになっているだけあって、ゲームをプレイしているかのようなストーリー展開だった。
終盤の種明かしへ面白かったものの、終わり方が何ともいえないように感じた。

ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

3.5

音楽とシーンが上手くリンクしているのが面白い。
カーチェイスもドキドキする。

リリージェームズが可愛い映画だった。

パッドマン 5億人の女性を救った男(2018年製作の映画)

4.1

「きっと、うまくいく」以来2作目のインド映画。
インド映画は長い印象があるが、今回も長かった。
インターミッションに入るまでの、村での奇人扱いが見ていて辛かった。
閉鎖的な村で暮らしていたら、決まり事
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何者(2016年製作の映画)

3.5

人間関係が見ていてしんどい。
ああいう殺伐とした人間関係が現実でも起きているから余計に。

「1分では話しきれません」
これに尽きると思う。
就活にしてもオーディションにしても、短時間でその人の何がわ
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エブリデイ(2018年製作の映画)

4.0

ちょっと不思議で、優しい心になれる映画だった。

「また明日」と言えないAが切なすぎる。
その分1日1日の重みが違ってくる、そしてタイトルのエブリデイ。

リアノン役の女優さんがとても可愛らしくて雰囲
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ラブ&ドラッグ(2010年製作の映画)

3.7

出だしが非常に軽いところから入って、中盤以降お互いの心に迫っていく感じ、とてもすんなり作品に入り込めた気がする。
見やすい作品だった。

クライマックス、ジェイク・ギレンホールの想いを聞いたアン・ハサ
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

5.0

今年見た中で、間違いなく一番エキサイトした映画だった。

クイーンのことは詳しくなく、
有名な曲を数曲知っている程度だった。
大丈夫かなと不安を抱きながらの鑑賞ではあったが、そんな不安は杞憂だった。
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レディ・バード(2017年製作の映画)

3.3

思春期の女の子の話。
色んなことを斜に捉えて、とにかく反発したい。大人になる少し前の少女らしさが前面に出ていて、可愛らしい映画だった。

マダム・フローレンス! 夢見るふたり(2016年製作の映画)

3.0

メリル・ストリープの力がすごい。
ピアニストの彼も好ましい。

ラストシーンのメリル・ストリープを観れたことがこの作品の要に感じた。

映画HUGっと!プリキュア♡ふたりはプリキュア オールスターズメモリーズ(2018年製作の映画)

4.5

2人じゃないと変身できないなぎさとほのかを見て、ああ、そうだった!と原点回帰させられた。
1人でみんなのためにも熱いけれど、2人揃って、というところにもまた熱さがある。

小さくなってしまった仲間たち
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キューティ・ブロンド(2001年製作の映画)

3.8

エルの純粋さに、観ていて笑顔になれる。
何度見ても面白い。

以前見た時はスルーしていた、
ワーナーがエルに「約束よりも自分のことだろ」的な発言が刺さる。
その言葉を聞いた時のエルの表情が印象的。
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ピッチ・パーフェクト(2012年製作の映画)

3.7

gleeを見返したくなる作品だった。

下品なやりとりがあるからこそ、歌唱シーンで引き締まるのだろうか。と、自分に言い聞かせて観る。

最後のパフォーマンスは、胸が熱くなる。
歌の力ってすごい。

search/サーチ(2018年製作の映画)

4.0

ネット世界の中のみで成立している衝撃作。

ネット環境がいざという時の助けになったり、反対に危険と隣り合わせだったり、という当然の事を考えさせられる。

誰もが発信できるネット社会。
自分のエゴのため
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世界一キライなあなたに(2015年製作の映画)

3.9


映像も、描かれる人の心も綺麗な映画だった。
人の温もりを感じたくなる作品。

本来なら出会うことはなかっただろう2人が、
ルーは閉鎖的な街にくすぶっていたことで、
ウィルは事故に遭い将来に絶望したこ
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クワイエット・プレイス(2018年製作の映画)

3.3

予想していたよりSF要素の強い映画だった。
ホラーではない。サスペンスでもない。と思う。

一番最後のカットのためにその前の90分が用意されていたのかと思うエンディング。

「喋ってはいけない」という
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マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー(2018年製作の映画)

3.6

観ていてとても気持ちの良い映画だった。

若かりしドナを演じるリリー・ジェームズの、エネルギッシュなお芝居がとても素晴らしい。歌も素敵だった。
アンダンテの歌(タイトルわからず…)がお気に入り。
少し
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きみの鳥はうたえる(2018年製作の映画)

3.6

メイン3人のお芝居が本当に素晴らしかった。
役を通り越して、そこに存在しているだけのように見えてくる。
どこからが台本でどこからがアドリブか分からない感覚だった。
特に、3人で初めて過ごす夜、笛を吹き
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銀魂2 掟は破るためにこそある(2018年製作の映画)

3.8

相変わらず、原作リスペクト感が伝わってくる。
成功しても失敗しても「銀魂」としては美味しい、と思わせてしまうのが原作の持つパワーだから流石としか言えない。

伊東鴨太郎を演じる三浦春馬の二次元感が凄ま
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映画 聲の形(2016年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

観終わった後、胸が熱くて何かがぐるぐるしている。余韻の残る作品。

前情報として、いじめ描写が辛いだとか、性格が嫌なキャラクターがいるだとか聞くが、作品の本質はそこにはないように思えた。

確かにいじ
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SUNNY 強い気持ち・強い愛(2018年製作の映画)

3.8

広瀬すずの演技の幅が凄かった。
転校先で萎縮してしまう外面と、家の中でのオープンさのギャップ、土壇場で出てくるイカれっぷりが最高だった。

篠原涼子も、篠原涼子感がなくてとても好き。
垣間見える奈美を
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はじまりのうた(2013年製作の映画)

3.5

まさに音を楽しむ音楽だった。
辛い時も、嬉しい時も、音楽が寄り添ってくれる。
私も何かやりたくなる。

ワン・デイ 23年のラブストーリー(2011年製作の映画)

3.4

割と淡々と進んでいった印象だったが、最後、現在と過去が交差するところはグッときた。
かけがえのかなった時間と、これから守るべきものがあるから彼はきっと大丈夫。

アン・ハサウェイとジム・スタージェスの
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