え、終わった…ってくらい短い。短編映画なのにDVD一本にするの? でもまあ、短いだけに想像力が働いて、切なさはより感じられる。結局女の子は……そいうことですかね?
このレビューはネタバレを含みます
淡々と、祖谷での厳しい生活を送る田中泯と若い女の子が描かれるのかと思って観ていたら、そうなるとは……。DVDプレイヤーの残り時間を見て、長いなあと思いながら、なんども観るのをやめようと思ったけど、なぜ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
視力を失いゆく写真家と、視覚障害者向けの映画の音声ガイドを仕事にする女。映画作りの中、その情景を目が不自由な人向けに解説する声の仕事なのだけど、そういう仕事がこうして作られるのだと初めて知った。声を入>>続きを読む
アスガー・ファルハディ監督。過去作ほどの答えのなさはないけど、それでも切実な現実が生々しく伝わってきた。人間の悲喜劇。ちょっとマンネリかも。
どうしてもおしゃれさが気になるけど、やっぱり面白いって思ってしまう。あくまでエンタメであることを忘れていないからだろうか。音楽もいい。
これだけの濃度と重さと豪華さで作られたら誰も文句いえなくなる。最高としかいえない。王道オブ王道。あまりにストレートで拒否反応起こす人もいるかもしれないけど、ぼくは気持ちよかった。続編も期待。
ショーン・ペン監督。悪くはない。最後までわからないところもあるけど、そこはいくら考えてもわからない。
ショーン・ペン監督。本当に素晴らしい。個人的人生の映画10本に入る。やっぱりぼくは映画人としてのショーン・ペンがこの上なく好きだ。人間の描き方に、不安になるまでのリアリティがある。観終わって、ああ……>>続きを読む
チベット仏教の「転生」という考え方。その転生先、菩提の化身として見つけられ、育てられるという中での、本人と家族、そして世話をする高僧たち。いろいろ考えさせられるというわけでもないけど、テーマの描き方に>>続きを読む
話はシンプル。乱獲によって絶滅の危機にあるチベットカモシカを守るパトロール隊の闘い。
冒頭は、その隊員の一人が密猟者団体(かなりの極悪人)に殺されるところに始まる。
そのニュースを受け、北京からガイと>>続きを読む
ナチス占領下のオーストリアで、国策でチベットの山を制覇する使命を受けた登山家ハインリッヒ・ハラーの話。実話。
そこ(チベットだけど英国領のインド)に行ってから戦争が始まって、その混乱に巻き込まれて、ハ>>続きを読む
ネパールの大地震があったけど、そういえばその後どうなっているのだろう。
監督の写真家石川梵さんは、地震後すぐに震源地の村ラプラックに向かった。
そこにいたのは、美しい人々。彼らの暮らす美しい村。
なん>>続きを読む
スコセッシがダライ・ラマの映画を撮っていたなんて知らなかった。映画全般を通してスコセッシ・クオリティなので、存分にその世界観を堪能できた。
内容は、ダライ・ラマ14世の幼少期から、1959年にインドに>>続きを読む
中国側(CCTV)が作った映画(教育的な意味合いが強い)なので、いろいろとダライ・ラマ近辺のことを悪くいったり中国側の侵略を正当化したりしている点は不愉快だったけど、ある意味これが一番勉強になるかもし>>続きを読む
映画としては全然面白くなかったけど、チベットの山の風景や人々や文化が見れたのでよかった。
モォトゥオという、チベットでも唯一道が通じていない僻村に学校を作った老人を取材するために、そこへ向かう上海の王>>続きを読む
なかなかすごかった。
在日朝鮮人3世のキム・スンヨンは世界一周の旅に出たはいいものの、モンゴルのあるパオで見かけたダライ・ラマの写真をきっかけに、彼のいるダラムサラへ、そしてチベットへと旅の予定を変更>>続きを読む
チベットの村に住んでいドルジェとドルカの兄妹、いとこのペマがラサに上京する話。兄は悪友と呑んだくれて働きもせず、妹は歌手になる夢を叶えようとし、ペマは敬虔な仏教徒として寺で修行。
街はいたるところ監視>>続きを読む
“スパースター” ラジニカーントの映画は何本か観たけど、これは特に彼のかっこよさが光る映画だった。
村のヒーロー的存在で、絶大な信頼を誇る彼。前半は、ラジニが悪い奴らをめっためたにやっつけるお決まりの>>続きを読む
予告編を見てずっと観たかった映画。
5歳のときにふとした事故で一人で回送列車に乗ってしまい、1000km以上も離れたカルカッタまで来てしまった主人公。わかるのは自分の名前とおぼろげな故郷の地名だけ。浮>>続きを読む