neziさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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青くて痛くて脆い(2020年製作の映画)

3.0

「なりたい自分になる」なんていう言葉の危うさ。
結局、今の自分を受け入れないと人は前へ進めない。

ハムナプトラ 失われた砂漠の都(1999年製作の映画)

2.0

小学生の時に観てめっちゃ面白かった記憶があって、かなり久しぶりに見たらB級映画という感じで笑った。
展開とかは早くて面白いけど、ストーリーさすがにガバすぎて気になった。
あと、人が次々に死んでいって草
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レインマン(1988年製作の映画)

3.5

言うまでもなく名作。
ダスティンホフマンの演技が上手すぎてしびれた。
唐突な終わり方で続きが気になるけど、観終わってから色々考えられるから嫌いじゃない。

フットルース(1984年製作の映画)

4.0

めっちゃ好き!
ストーリーは月並みな青春映画のようだけど、80'sのキャッチーな音楽が合わさるだけでこんなに楽しい映画になるとは…
晴れた日曜日の昼下がりにでものんびりと観たいね。

もののけ姫(1997年製作の映画)

4.5

まずこの映画が自分の生まれた1997年公開だということにびっくり。
いやいや、絵綺麗すぎないか??
最初の深い森の山々があまりの美しさに神妙さを纏っていて、思わず鳥肌が立った。
あそこで抱いた畏怖のよ
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風の谷のナウシカ(1984年製作の映画)

4.0

中学生の時から10年以上ぶりに観て本当に感動した。
腐海の森や蟲たちの大切さに気づいたナウシカが奮闘するんだけれど、それがうまくいかなくて、もどかしくて、苦しい。
人間の愚かさというと大袈裟すぎるかも
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ゴーストバスターズ(1984年製作の映画)

2.5

クソくだらなくて笑える。
「ゴーストバスターズ!」が頭から離れません。

E.T.(1982年製作の映画)

3.5

これは泣くよね。
エリオットのような純粋で真っ直ぐな心をいつまでも持ち続けたいなって思った。

スラムドッグ$ミリオネア(2008年製作の映画)

4.0

ミリオネアという枠組みにはめ込まれた壮大な愛の物語。
ストーリーと脚本が秀逸で終始ハラハラドキドキしながら見ることができる。
インドの社会問題の要素を取り入れながらも重くなりすぎないバランス感覚もとて
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イージー★ライダー(1969年製作の映画)

4.0

No. 1 バイク映画。
バイクに乗ってどこかへ旅したくなる。

本当の自由とは何かっていうテーマに対しては、国も時代も違うところにいる自分にはよくわからなかった。
だけど、あそこまでして自由を体現す
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ミッドサマー ディレクターズカット版(2019年製作の映画)

2.5

カルトとかルーン文字とか好きな人には堪らない映画なんだろうな。
旧来的な風習とか思想の中の狂気みたいなものを上手く描けている。
ホラーなんだけど、どこかシニカルな面白さもあった。
まあ、好みではない。

バック・トゥ・ザ・フューチャー(1985年製作の映画)

4.5

言わずもがな最高の映画。
どんなにたくさんの映画を観ても、最後にたどり着くのはこの映画なんだろうなぁ。

大脱走(1963年製作の映画)

3.5

1ヶ月前くらいに観たんだが、レビューを書けずにいろいろ考えていたらそのまま忘れてしまった。
なので、スコアだけ。

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.0

コメディ要素満載の前半とサスペンス感のある後半。
どちらも本当に面白くてまた観たくなる。
何も考えずに観ても楽しいし、考えたり評論を観たりすると色々なメッセージに気付けてさらに楽しい。
本当にいい映画
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ペンギン・ハイウェイ(2018年製作の映画)

3.0

既視感もあるけれど、新しい感じもする。
深く考えなくても楽しいけれど、考えれば考えるほど色々なことが見えてくる。
森見登美彦の原作と絵の綺麗さが合わさって、ものすごく完成度の高いアニメ映画だなって思い
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アラビアのロレンス(1962年製作の映画)

3.5

砂漠の美しさと恐ろしさみたいに、英雄の気高さもその脆さと表裏一体なのかもしれない。

ラストレター(2020年製作の映画)

4.0

やっぱり手紙っていいなぁ!
なんともない風景なんだけど、画になってて、さすが岩井俊二だわ。
広瀬すずと森菜々の2人の透明感と対照的なキャラクターがこの世界観を作っていた。
淡くて切ないストーリーが2つ
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フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)

3.5

モータースポーツのカッコよさをここまで表現した映画は他にはないと思う。
今の映像技術の迫力と、ロマンの詰まったストーリーは最高。
2人の姿はめちゃくちゃカッコいいけど、フォードのことは嫌いになった。

僕たちは希望という名の列車に乗った(2018年製作の映画)

2.0

自分の好みではなかった。
希望をもった若者と東ドイツの拘束感の対比がいいって言うのは分かるんだけど、そこまでして黙祷したいか?っていうのが引っかかって入り込めなかった。
背景知識とかが足りなかった自分
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フィールド・オブ・ドリームス(1989年製作の映画)

3.5

「キネマの神様」を読んでからずっと観たかった作品。平凡な映画なんだけど、上手く言葉にできない良さがあった。

テルマ&ルイーズ(1991年製作の映画)

4.0

午前十時の映画祭にて

『20センチュリーウーマン』を観た直後だったので、図らずも2作連続のフェミニズム映画だった。
2人がエスカレートして取り返しがつかなくなっていく姿が苦しいようでいて爽快で、結末
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20センチュリー・ウーマン(2016年製作の映画)

3.5

思春期の少年と思い悩むシングルマザーの母親。それと2人のシェアハウスの住人と幼なじみの少女。
キャッチーでほろ苦い親子の話で、胸が締め付けられそうだけど、どこかホッとするような。
きっと登場人物たちは
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ひとよ(2019年製作の映画)

3.5

こういう家族の話は好きだから、この作品を知った時からずっと観たかった。
あの「一夜」にとらわれ続ける家族。
流石の俳優陣でものすごい緊迫感で進んでいく。
どういうオチになるのか、ワクワクしながら観てい
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わたしは光をにぎっている(2019年製作の映画)

5.0

「人が場所を選んで生きていくんじゃなくて、場所によって人が生かされてる」
そんなようなことを上映後のトークショーで監督が仰っていたけれど、まさにそうだと思う。
人はただ住んでいるだけでも、その場所にア
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列車旅行のすすめ(2019年製作の映画)

3.5

多重階層の物語。
ここまで想像を悉く超えてくる映画はなかなかない。
ラストシーンのせいで何が真実で何が虚構なのか、何もかもわからなくなってしまった。
そこから映画の中のストーリーを思い出して紐解いてい
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時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)

5.0

高校生の時に初めて観て衝撃を受けた作品。
どのシーンを切り取っても、額縁に入れて飾りたいくらい構図が綺麗。
映画がただの物語なんじゃなくて芸術なんだってことに気付かされたのは、間違いなくこの映画だった
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イエスタデイ(2019年製作の映画)

3.5

映画館で聞くビートルズは最高だった。
字幕の翻訳された歌詞に感動したし、時代の違う現代のストーリーにも合ってた。
それが“The Beatles”が時代を超えて愛される理由の一つなんだろうなって。
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グリーンブック(2018年製作の映画)

4.0

これは誰が観てもいい映画。
細かいところの伏線が回収されていくのが楽しい。

ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)

3.0

日本にいると人種差別は過去のものだって感覚になるけど、現在進行形の問題だってことをちゃんと認識できた。
思ったより政治的で、ここまで人種差別と向き合ったのは初めてだった。
KKKと黒人解放の団体が交互
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ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い(2009年製作の映画)

3.5

腹抱えて笑える。
英語のスラングとかがわかればもっと面白いだろうなと思う。

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

3.5

いやー、おもしろい。

期待とか予想とかをどんどん裏切ってくる感じがなんとも楽しい。
映画の中で緩急があるから絶妙に退屈しないし、大前提のシャロンテート殺害事件に向けて緊張感が高まっていく感じがたまら
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彼女がその名を知らない鳥たち(2017年製作の映画)

4.5

ストーリー、構成、配役、どれを取っても良くできた作品。
十和子をとりまく3人の男はみんな「クズ」なんだけれど、それぞれがすごく極端に描かれていて、その方向性は三者三様。
その要素が誰しも少しなりとも持
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