ティ・チャラ(チャドウィック)の追悼映画。
ワカンダ、そして人生の核を失った人々が如何にその空白を埋めるかを現実の俳優の死とシンクロさせつつ、このスケールで描くの凄い事だと思った。
今回の敵役、ネイ>>続きを読む
「哭声/コクソン」のナ・ホンジン監督が共同制作との事だったので、同様につかみどころのない極上の怖さが漂う内容を期待して観ましたが、こちらはイマイチだった。印象としては「ワイルド色強めのエクソシスト+作>>続きを読む
4Kレストア版を鑑賞。
ものすごく前に観た記憶ではとてもエロティックな不倫映画という印象だったけど、久しぶりに観たら直接的にそうゆう描写があるわけではなく、プラトニックと不貞の境界でずっとウロウロする>>続きを読む
表面的に観てたら、まあまあ楽しめるパニックホラー。
牧場でなんだか不思議な事が起こってゆく序盤は気味が悪く、その謎が明らかになってゆく過程もモッタリしてるけどワクワクする。元凶といえるモノと対峙する終>>続きを読む
「みんなのために頑張りましょう!」
無人島で暮らす3人のカルト宗教信者達はこの言葉を合言葉に奇妙な修行を日々行っている。しかし、自分達の組織以外の世界は汚れており自分達は修行により高みを目指す、という>>続きを読む
UTAの行動は全ての人々が平等で幸せに暮らす新しい世界を作るための革命。
その革命は人々の願いに応えるという優しすぎる意志の暴走によって、誰も望まない世界を作り出し、失敗に終わる。
この映画のヴィラン>>続きを読む
アンデスの山中でリャマと羊、犬と共に暮らす老夫婦。前半は壮大な自然の中で精霊に祈りを捧げながら暮らす二人のささやかな生活が描かれている。それはゴチャゴチャとした都市生活をしている自分にとっては穏やかで>>続きを読む
最初の怪獣が出現してウルトラマンが飛来するまでは最高!
あとは12話のアニメを強引に再編集したダイジェストみたいな展開が続き、ゴチャゴチャしすぎて楽しめなかった。もっと普通に怪獣と戦っているところを観>>続きを読む
映画にはまったくリコリスの事は出てこなかったけど、リコリスってものすごくクセのあるハーブの事みたい。そんなリコリスは日本人の味覚にはとても不味いものだけど、他の地域ではポピュラーに食べられていたりする>>続きを読む
映画のタイトルが「イギー・ポップ好きの俺が室町時代に転生したらロックスターになった件」とかだったら納得できる。絶対に観に行かないけど。スタッフ、キャスト、題材のチョイスが良過ぎたのでとても期待していた>>続きを読む
GWの中日の夕方になんとなく観て、なんとなく良かったな、という感じの佳作。
薄く甘酸っぱい大人子供と子供の恋愛コメディで、主要人物全員がそれぞれに自分勝手で可愛らしかった。中でも主人公の瀬戸康史が一>>続きを読む
スタートから心地良いハイテンポでシーンが展開してゆき、正方形の対比で切り取られた場面はまるで雑誌のグラビアカットのようにかっちりとして美しい。言ってしまえば雑誌の様に構成された短編オムニバスで、各エピ>>続きを読む
テレビ局での報道番組制作は決してジャーナリズムだけでは無く、企業組織としての数字追及がより重要である様子が、テレビ局自らが内部を撮影する事によって生々しく映し出される。その中でキャスター、ジャーナリズ>>続きを読む
原作もそうだったけど、青臭く薄っぺらい自意識を解毒して薄味に味付けしたファイトクラブ仕立てのストーリーにはイライラするだけで特に何も感じない。ただ、ラストの風景とセリフでこの時代の日本にファイトクラブ>>続きを読む
三部構成で6時間強の上映時間は長く感じなかった。
この映画は今も続く水俣病の深刻な被害を扱ったドキュメンタリーだが、時にはコメディー要素もあり、時には病気の真相を解き明かしていくスリリングなミステリー>>続きを読む
60年代のロンドンに迷い込むシーンの華やかさで心がトキメク。
ヒロインの2人がそれぞれ魅力的で、その魅力がこの映画を成立させているといっていい。ホラー、サスペンス、ミステリー、上京物語の要素をミックス>>続きを読む
「人生のエキストラになるな。主役になれ」、そんなシンプルなメッセージがこれほど刺さる事があるだろうか。映画のオーディションに参加する人々の群像劇をパチパチとはぜる種火のように描く前半から中盤は心地良い>>続きを読む
8mmで撮影された映像と田舎の若者達の会話のぎこちなさになかなか馴染めず、序盤はあまり楽しめなかった。刑務所から解放された主人公だが結局地域の狭い人間関係に戻ってきただけで、ひたすら閉鎖間が漂う。ただ>>続きを読む
「愚行録」、「蜜蜂と遠雷」とハードルの高い原作を高レベルに映像化してきた石川慶監督が作ったケン・リュウ原作のSF映画なので、とても期待していました。 できればドゥニ・ビルヌーブの「メッセージ」みたいな>>続きを読む