胸糞鬱不条理大好きさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

胸糞鬱不条理大好き

胸糞鬱不条理大好き

THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

4.0

おもしろかった!

◇あらすじで思い描いた内容から、いい意味で裏切られた
◇電話からの声と音を頼りに事件解決を目指す展開が目新しい
(主人公が室内からでないけど飽きない)
◇マティルデかわい…健気…お
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ファニーゲーム(1997年製作の映画)

3.5

oh...f○○k

大変無礼極まりない若者2人により
普通の家族3人が無意味に悲惨な目に遭うお話。

若者は明らかに観客に対して話しかけてくる。メタい。

まるで、エンタメとして悲劇的な映画を望んで
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処女の泉(1960年製作の映画)

4.0

題名で、どんな悲劇が起こるかは想像がつくと思う

神を敬虔に信じようとも、
報われるとは限らない
(自分は無神論者のため、そりゃそうだなとは思うが)

「神よなぜです
見ておられたはずだ
罪無き子の死
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ラッカは静かに虐殺されている(2017年製作の映画)

5.0

「処刑や拘束は無作為に行われた。
だが中東や海外のメディアは何も報じない。
より大きな権力を動かさねば。
ラッカに注目を集め
この街の現状とISの真実を伝えねば。
これがRBSSの最初の叫びだ」

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否定と肯定(2016年製作の映画)

4.0

おもしろかった!

ユダヤ人歴史学者リップシュタットがホロコースト否定論の歴史学者アーヴィングに名誉毀損で訴えられるお話

被告側に立証責任があるイギリスの司法制度については初耳で驚き。

名誉毀損に
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マザー!(2017年製作の映画)

3.0

やばい

田舎にある夫婦の家に、なぜか続々と他者が集まっていく。
その人々は皆、漏れなく大変失礼かつ傍若無人な振る舞い。
窃盗、暴力、etc.....
全ての犯罪がこの家に集結していくよう。

何の暗
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それでも夜は明ける(2013年製作の映画)

5.0

これはもう学校で履修必須の教材にしよ…。

奴隷制度が現実にあり、明らかに正当性のないルールが当たり前のように跋扈し、それは全て人間によるもの。

他の映画では、「人間は根本的に異常な生き物だよ。だか
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チェイサー(2008年製作の映画)

3.5

役者さんの演技が胸熱

主人公のジュンホはデリヘル元締めの粗暴なダメ野郎だけど、応援してしまう。
犯人の目つきのネチャァ感と苛つかせる態度が憎しみを煽る。
ミジンと娘が滅茶苦茶かわいくて、最悪の事態に
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哭声 コクソン(2016年製作の映画)

3.5

不思議な感覚に囚われる作品だった

前半後半での映画ジャンル的な印象の違いと、(日本人だから感じるのか)宗教観の混雑っぷりからが原因かな、と。


全半は割とコメディ寄りホラーのような気軽さも感じたけ
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トランス・ワールド(2011年製作の映画)

3.5

ありがちと言えばありがちだろうし、斬新さは無いかもしれない

でも、とても穏やかな爽快感を得られるラストで、好きです。
少し寂しさもありつつ。

店主、かっこいいな

ドニー・ダーコ(2001年製作の映画)

4.0

噂に違わぬ難解映画!

精神不安定、銀色ウサギ、落下する飛行機のエンジン、世界の終わりまであと28日と6時間と42分12秒、転校生、タイムトラベル、、、

もうこの辺りだけで何かやばい事が起こるぞ?と
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マシニスト(2004年製作の映画)

3.5

この俳優さん、ガリガリの時の顔のほうが魅力的にみえる

ミスリードがとても面白い
明らかにトレバーがおかしいんだろうな、とはすぐにわかるのだけども
(あの不眠症とガリガリ具合では仕方ない)

見せられ
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レクイエム・フォー・ドリーム(2000年製作の映画)

4.5

曲のセンスが猛烈に良い。

冒頭からクライマックスを醸すような音楽。

古臭い映像に、いちいち神経を逆撫でするような演出。

クスリに手を出したら破滅だなんて
1+1レベルであっさり答えがでる内容なの
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エヴォリューション(2015年製作の映画)

2.5

常時、どの場面を切り取っても絵画作品。美しい。

音も物も会話も最低限のものだけを残し、ゆっくり進むストーリー。

退廃的な美しさが好きなら、お気に召すかと!

ストーリーはいくつもの暗喩でつくられて
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追憶と、踊りながら(2014年製作の映画)

5.0

事故で亡くした同性の恋人カイの母は、
リチャードを疎んじる。
同性愛、言語の違い、
人種の違い、年代の違い、
それによるパーソナリティの違いが同じ傷を持つ彼らの理解を困難にする。

最終的に、彼等が共
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マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015年製作の映画)

4.0

再視聴、楽しいーーーー!!!
ドラム、ズンダカドコドコ
ギター、シャギーン(炎有り)
車ブンブン
爆発ドッカン!
神に愛されしテンポの良さ。

楽しくて偏差値が3になるぞ

聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

4.5

出だしから宗教臭い曲に生々しい物が映されて良い予感。

画面の色彩やカメラワークが独特で、聖歌隊の曲も不穏な雰囲気を煽っていい。


この家族は幸せに「見える」上辺だけの家族だった。
美しい子ども二人
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葛城事件(2016年製作の映画)

3.5

「俺が一体何をした」
って、そういうとこやぞ。

4人家族ではなく、
1人と1人と1人と1人の寄せ集め。
見事にお互いを殺しまくってる。
あなた達、バラバラに暮らした方が互いのためだよ。
家族だって、
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ホワイト・クロウ 伝説のダンサー(2018年製作の映画)

4.5

ダンスシーンがながれると思わず何度も「きれい」と呟いた。


心から尊敬する、、、。

見方によっては身勝手だろうけれど、
大事な事を最優先し、そのために捨てざるをえないと理解し揺るぎない覚悟をしたと
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ネオン・デーモン(2016年製作の映画)

2.5

色彩が毒々しいほど鮮やかで華のあるシーンや、淡く静かで美しいシーンなど、切り取った場面一つ一つがとても綺麗

主役の子の透明感と造形の良さ。
好きです…
美しい…


その圧倒的な美しさをもってしてで
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ガタカ(1997年製作の映画)

5.0

とても好き。

題名のガタカのスペルが、DNAの基本塩基で構成されていたとは
そういうところも好き。

なにものにも制限されない
何にでもなれる
ヴィンセントはそんな希望の象徴

ありとあらゆる希望と
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シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

3.5

ビール飲んで偏差値3あたりで観てめちゃくちゃ楽しい時間を過ごせる映画。
ちなみに弊社は無事だった模様。そっか。

ウトヤ島、7月22日(2018年製作の映画)

4.0

恥ずかしながら、この事件のことを知りませんでした。

映画としてシンプルに当時起こった事を追体験でき、当事者の恐怖を少しでも理解できるのではと思います。

遠くから聞こえる銃声
その音が近づいてくる不
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愚行録(2017年製作の映画)

4.5

原作を先に読み、オチも知っている状態で視聴。
それでも満島さんと妻夫木さんの演技に引き込まれ、目を離す余裕もなく見終えました。

映画だとかなりわかりやすい流れになっていましたが、構成が結構異なってい
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失くした体(2019年製作の映画)

4.5

切断された右手はどこを目指しているんだろう
度々現れる蝿は死をイメージさせる
不穏な雰囲気がずっと付きまとう

音楽が美しくもあり緊迫感を煽りもする

ナウフェル、不器用で不運な青年
でも素直で感性豊
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サイコ(1998年製作の映画)

3.0

ガス・ヴァン・サント監督と知らずに視聴。「エレファント」で好きな監督だからびっくり。
知らないうちに好きな監督のを選んでたって結構ありません??

とにかくストーリーより画面がキレイ、かわいい。
ベリ
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グッド・ネイバー(2016年製作の映画)

3.5

設定的に、ドントブリーズに似てるな…と思いつつ見始める。
最後までみると、全然違うことに気づく。設定パクリ映画とたかをくくっていた為、予想以上に良かった。

そして、ラストでとある人物をぶん殴りたくな
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キューブ■RED(2007年製作の映画)

2.5

かの有名なcube新作かと勘違いし期待してみたら、肩透かしでした。
そんだけ??感。

一緒に問題解こうと考えてるときだけ楽しいです。

アキラ AKIRA(1988年製作の映画)

3.5

金田かっこいいー!!!!!!!!
この子がアキラじゃ無かったんだー!!!!!!!!!!!!!!

これが1988年のクオリティというのがすごい…
今見て、映像的に退屈しない。

原作もとても読みごたえ
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ソウ(2004年製作の映画)

3.5

シリーズ全部みたけれど、この1作目が至高。

2作目以降は、こんな特殊な殺し方あったな〜くらいの印象のみ。

ミュージアム(2016年製作の映画)

2.0

設定的に良作映画の要素が。

*主人公を犯罪に巻き込む様はセブン
*幼少期に受けた悪意&殺し方のこだわりはハンニバル・レクター

先にセブンとハンニバル系みたから二番煎じに思えたのだろうか…
あまり響
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ザ・ギフト(2015年製作の映画)

3.0

ざまぁ!!の一言。因果応報。

でも奥さんが巻き込まれ損しかしてなくないか??と気の毒に。
彼女は誠実で良い人。

序盤はサイコサスペンスのような感じで、皆何かを隠している事を醸し出していて飽きずにハ
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