マムーラさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

マムーラ

マムーラ

映画(663)
ドラマ(0)
アニメ(0)

バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ(2021年製作の映画)

3.8

原作に忠実だろうなというのは分かるが、それ以外にあまり見るべきものはない。ただ、もう新しい表現ができないので、原作通りに行こうという割り切りは評価できる。アヴァンタイトルの不穏さは良かった。

ゴーストバスターズ/アフターライフ(2021年製作の映画)

4.6

1作目を1回見ただけなのに、ちょっと泣いちゃった、助走が長いなと思ったが、畳みかけ方が素晴らしく、最後まで楽しめた映画。親子愛、家族愛が丁寧に描かれており、小さいマシュマロマンもめちゃくちゃかわいい。>>続きを読む

大怪獣のあとしまつ(2022年製作の映画)

3.5

中途半端な映画だった。もっとコメディに振り切るか、真面目にやるかどっちかにしたほうが良かった。脚本はくどいし、演出はしつこいし、音楽も良くない。本編セットはショボい。でも、特撮はちゃんとしていた。ただ>>続きを読む

クライ・マッチョ(2021年製作の映画)

3.3

西部劇を凍結乾燥させて、大量のぬるま湯で溶かしたような映画。脚本がとにかく聞いたことのあるようなセリフをベラベラ喋るタイプのぬるい脚本。1979年という時代設定にも何の意味があるのかも分からない。もし>>続きを読む

ハウス・オブ・グッチ(2021年製作の映画)

3.6

長い。サスペンスとしては面白いし、役者の演技も良い。ストーリーも興味深いが、あまりにも長すぎる。尺に対して内容が薄いと感じた。

スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

スパイダーバースがウケたので、同じことを愚直に、真面目に、大胆にやってのけたソニーとケビン・ファイギは素晴らしい。MCUの大規模映画らしくパワーで押す部分も多かったが、きちんと感情の緩急を付けており、>>続きを読む

サンダーバード55/GOGO(2020年製作の映画)

3.8

ピアノ線のバレから、ともすると眠気を誘う独特のテンポまで完全再現していて、そこまでやるかと思った。ただ、やっぱりメカをたっぷり見せてくれるサービス精神は、特撮好きにはたまらなく、最近のCG映画に足りな>>続きを読む

レイジング・ファイア(2021年製作の映画)

4.1

なかなか良い映画だった。アジア映画のお約束で、ちょっと回想シーンが多すぎだが、アクションは素晴らしいし、カーチェイスや銃撃戦もハードで派手で大満足。何となく一国二制度が無くなった香港の政治事情も感じさ>>続きを読む

キングスマン:ファースト・エージェント(2020年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

アクションとカメラワークと音楽は良かったが、ストーリーの繋がりが悪かった。死なないと思っていた息子が死んだり、捻りはあったが、最初のキングスマンのようなスタイリッシュさはなかった。

ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

3.7

音楽は良かったが、話はそこまでという感じだった。ホラーとしてもスリラーとしても中途半端。女性へのエンパワメント的な内容だけが鼻につく。

ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ(2021年製作の映画)

3.7

無難なまとまり方をしているが、あまり突き抜けたものはないと感じた。アクションもストーリーもユーモアも良かったが、芯を食っていない感じもあった。

EUREKA/交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ANEMONEの復習もしていないので全くストーリーのの意味は分からなかったが、面白いことだけはわかった。メカ描写も良かった。ただ、ロードムービー部分が長いのと、最後のレントンがかなり唐突だった。

マトリックス レザレクションズ(2021年製作の映画)

4.9

シンエヴァみたいな作品だったが、シンエヴァがパーソナルな自己弁護に終始していたのに対して、こちらはきちんと時代へのアンサーになっていた。社会現象を作り出したクリエイターからの現代人への懺悔とエール。映>>続きを読む

エターナルズ(2021年製作の映画)

4.3

ソーとかGotGみたいなスケールが大きいのか小さいのか分からないのと、マーベル映画として地味すぎじゃない?という点を除けば、なかなか面白い映画だった。もう完全に惚れた腫れたの話でしかないんだけど、意外>>続きを読む

マリグナント 狂暴な悪夢(2021年製作の映画)

4.4

ちょっと期待値が高すぎたのもあって、B級感を強く感じてしまった。ただ、パワーとアクションと斬新なカメラワークで押しまくるハイテンションホラーなのは良かった。カメラワークは特に良くて、ジャスティン・リン>>続きを読む

クライモリ(2021年製作の映画)

3.8

全然違う映画になっていたが、なかなか良くできていた。クライモリシリーズの良さは、フリークスにも社会性があることだと思っていたが、脚本家もそこを意識して社会性の部分を膨らませた感じ。と生理的な嫌悪感があ>>続きを読む

キャンディマン(2021年製作の映画)

3.4

あまり怖くないし、ちょっと寓話的すぎてよく分からない。過去と現在の話の繋がりもイマイチで、唐突な感じがした。ホラーの撮り方もスタイリッシュで工夫が見えて良いけど、怖くない。

007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

クレイグ・ボンドの中では1番面白かった。最も007らしい007だった。アクションやギミック、セットも派手で上映時間は長いが、退屈せずに楽しめた。土下座ボンドもすごい。ただ、毎度思うが、クレイグ・ボンド>>続きを読む

クーリエ:最高機密の運び屋(2020年製作の映画)

3.5

普通のビジネスマンが国家の諜報合戦に巻き込まれたり、ベネディクト・カンバーバッチとソ連将校の交流などよくできている映画だが、全体的に地味だった。

死霊館 悪魔のせいなら、無罪。(2021年製作の映画)

3.7

死霊館1、2の実録ホラーを基調としながら、スピンオフの死霊館のシスターのようなバトル要素を取り入れた作品。ウォーレン夫妻が前に出て行く。ただ、イマイチどっちつかずという感じもするし、新鮮味がなかった。

レミニセンス(2021年製作の映画)

3.6

インセプションみたいな話だと思ったら、全然違う。メッセンジャーみたいなSF恋愛映画だった。やってることは攻殻機動隊だけど。ヒュー・ジャックマンは予告で言っていたようなエージェントではないし、戦争で疲弊>>続きを読む

食人雪男(2020年製作の映画)

2.5

全体的にひどすぎる映画だが、1番ひどいのが脚本で、何を言っているかほとんど分からない。単語は分かるんだけど、全体で何がしたいのか分からない。脚本で会話を端折るのも技術が必要なんだなと思った。

パーフェクション(2018年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

コンテイジョンのような感染症ものかと思いきや、メメントのような逆行ミステリーであり、スプラッターでもあるという複雑な映画。とにかく痛くて気持ち悪い描写がいっぱい。とはいえ、指導の名を借りたレイプの報い>>続きを読む

ワイルド・スピード/ジェットブレイク(2020年製作の映画)

4.1

笑える映画。ルパン三世の劇場版の実写化みたい。荒唐無稽で、ちょっとサムいギャグと、すごいカーアクション。宇宙にまでNOSを積んで行ったのがめちゃくちゃ面白かった。そして、最後は本当にジェットをブレイク>>続きを読む

ザ・サイレンス 闇のハンター(2019年製作の映画)

3.3

クワイエット・プレイス みたいな話だが、ちょっと音の判定が雑。かつ、全体的に薄い。取り残された男の子とのエピソードも薄いし、変な牧師との戦いも薄い。最初は面白そうだったが、ピークのないまま終わってしま>>続きを読む

シャン・チー/テン・リングスの伝説(2021年製作の映画)

3.7

まぁまぁ面白かったが、MCUの中では中の中〜下という感じ。回想シーンが多すぎて、ダレるなと思った。もっと内容を詰めるか、切るかして欲しかった。アクションはすごく良かったし、クリーチャーも良かった。

ELI/イーライ(2019年製作の映画)

3.6

1回鏡を見ると3回霊が出てくる超しつこいジャンプスケア描写の割には、大したことないホラー映画だった。尻すぼみの演出。もっとバトルをするなり、派手にできたのでは。

ストレンジ・ハウス: 呪われた家の秘密(2020年製作の映画)

3.8

誰も死なないし全然怖くない、ティーン向けのホラー。地縛霊の話。でも、オタクの男の子が超かわいくて、それだけで見ていられる。

群がり(2020年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

収量低下に悩むイナゴ農家のお母さんはイナゴに血を与えたところ、一線を超えてしまうというストーリーはユニークだし、とにかくイナゴとグロい描写は気持ち悪いが、山のないストーリーが残念。淡々とし過ぎている。>>続きを読む

誰も眠らない森(2020年製作の映画)

3.3

アボミネーション双子が出てくるキャンプ場スプラッターということで、面白くなる要素が散りばめられていたのにもかかわらず、消化不良で通り一遍のホラーになってしまっていた。もう少しオリジナリティが欲しかった>>続きを読む

ザ・リチュアル いけにえの儀式(2017年製作の映画)

3.8

あまり怖くないそこそこのホラーという感じだが、テンポも良いし、何より終盤の宗教団体の描写が良い。あと、ヨトゥンもめちゃくちゃデザインがカッコいい。

フィアー・ストリート Part 2: 1978(2021年製作の映画)

4.0

真ん中なので1番パンチが少なく感じてしまうが、ちゃんとレイクサイドキャンプ場ホラーをやっていて良かった。子供がバシバシ容赦なく死ぬのも◎。

フィアー・ストリート Part 3: 1666(2021年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

最終的に、AHSのようなアメリカの暗部を描いた寓話になっていて良かった。白人の支配者層が有色人種やセクシャルマイノリティ、オタクなど弱者たちに呪いをかけて、彼らを貧困に陥れることで自らの繁栄を作り出し>>続きを読む

モンタナの目撃者(2021年製作の映画)

3.6

テイラー・シェリダンはいつもちょっとソリッドすぎる。サバイバル妊婦はかっこよかったが、起伏がないというか、ハラハラ感が足りなかった。

オールド(2021年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

不条理ミステリーかと思いきや、全然不条理じゃなくて、全部説明がつく割には、イマイチ主人公たちの行動原理がよく分からない。20年作戦を早期に実行していればこんなことにはならなかったのでは!?と思うが、こ>>続きを読む

フィアー・ストリート Part 1: 1994(2021年製作の映画)

4.0

ハッピー・デス・デイの影響を受けたと思われる、ティーン向けスプラッター映画。スプラッターの王道を少しずつ外しながら発展させていく手法は分かりやすくて良い。この映画では、学生たちが1箇所に留まって受け身>>続きを読む