まさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

タイタニック(1997年製作の映画)

4.0

今観る意味のある作品
過酷な状況の中で、色んな人が色んな思いを抱きながら生き延び、一方で死んでいった

昔はジャックが死んでしまうのが悲しくて泣いたけど、今観ると、ローズがその後の人生を彼との約束を守
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アメリカン・アニマルズ(2018年製作の映画)

3.8

大きな野望があるわけでも深い憎しみを抱いているわけでもない、ただ現状を変えたい、特別な存在になりたいという漠然とした思いで、超えてはいけない一線を超えてしまう
人間は誰しもそういった危うさを持っている
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咲 Saki(2016年製作の映画)

3.4

漫画の実写映画としては、かなり頑張ってる方では?
タコスとか結構再現度高い気がする

エイス・グレード 世界でいちばんクールな私へ(2018年製作の映画)

3.8

不器用だけど、娘と真っ直ぐ向き合うお父さんの姿にぐっと来た
素敵なお父さんだ…

ケイラと似たようなタイプの人間なので、彼女の行動や心理に共感する一方、黒歴史を思い出して羞恥で死にそうになってしまった
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ドクター・スリープ(2019年製作の映画)

3.7

『シャイニング』って超能力の話だったんだ
ジャックニコルソンの顔芸とか浴室の女とかビジュアルの印象が強くて、そのあたりの設定あんまり記憶になかった

アブラがめちゃめちゃ強いのでバトル時の緊迫感は皆無
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ビッグ・リトル・ファーム 理想の暮らしのつくり方(2018年製作の映画)

4.5

理不尽な自然と、そして生き物の生死と向き合い続けるご夫婦の根気がすごい…
後半で、害虫や害獣と思われた生き物とも共生を果たし、生命のバトンが繋がっていく
その連鎖がもう奇跡としか言いようがないくらい完
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レッスン!(2006年製作の映画)

3.5

ダンスがキレキレで格好良い
ストーリーはありがちな感じ

フィールズ・グッド・マン(2020年製作の映画)

4.4

クリエイターさんが気の毒すぎて胃が痛くなる…でもすごく面白かったし、メディアに触れる層は皆観るべき映画だと思った

話を歪めて拡散する人、他人を冷笑する為にコラ画像作って載せてる人、日本のインターネッ
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スケアリーストーリーズ 怖い本(2019年製作の映画)

3.6

物語は真実を覆い隠してしまうほどの力を持っていて、それは人を癒やすこともあるが、人を傷付けることもある
戦時中のプロパガンダや、昨今のSNSにも言えることかもしれない

ペールレディの造形が強烈で良か
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アメリカン・サイコ(2000年製作の映画)

3.5

サイコパスキラーの話だと思ってたけど、マッチョイズム拗らせすぎた男のアイタタ自分語りって感じだった
名刺マウンティングのシーンが広告バナーに出てくる漫画みたいでめっちゃウケてしまった

ツィゴイネルワイゼン(1980年製作の映画)

3.4

全然わからん!!嫌なものがずっとまとわりついてくるような不安感に襲われる

どうにかなる日々(2020年製作の映画)

3.6

普遍的な感情の動きだけど、それをあえて物語として描いているところがなんだか新鮮だった
えっちゃんとあやさんの話がもっとみたい

ブレンダンとケルズの秘密(2009年製作の映画)

3.6

アニメーションも音楽もとても良い
ケルト世界について知らなさすぎた
勉強してから観たらもっと楽しめたかもしれない

あのこは貴族(2021年製作の映画)

4.2

シスターフッド大好きなんだけど、邦画でもこんなに素敵なシスターフッド作品が観られたことを、本当に嬉しく思う
女性たちの人生が、寄り添い合うかのように少しずつ交わり、変わっていく様がとても良かった
自分
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スウィング・キッズ(2018年製作の映画)

4.0

史実ではなく創作らしいが、自分の願いや夢を放棄させられ、苦しんだ人は当時大勢居たのだろう
踊っている間はどこまでも自由で、そこには人種やイデオロギーの違いもない、ただ純粋で前向きなエネルギーに満ちてい
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ピエロがお前を嘲笑う(2014年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

CLAY、リアルではすごい仲良さそうで良かった

デタッチメント 優しい無関心(2011年製作の映画)

4.2

優しい人は他人の重みも自分ごととして背負ってしまう、だから無関心を装わないとやっていけない なんて皮肉なんだろう
何かが劇的に解決するわけでもないし、先生や生徒が苦悩し、精神をすり減らしていく様は見て
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すばらしき世界(2021年製作の映画)

4.2

皆居場所を得るために、傷付けあったり、歩み寄ったりしながら生きている
自分を曲げずに生きてきた三上が、感情を殺して周りに同調するシーンが、観ていて一番苦しかった
「すばらしき世界」というタイトルは、ど
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LOGAN ローガン(2017年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

ローガンが、スーパーヒーローとしてというよりは、子供を守る一人の父親として最期を迎えたのが良かった
ストーリー自体はそこまで惹かれなかった
マッドサイエンティストが出てくるところとか、巻き込まれて殺さ
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エクストリーム・ジョブ(2018年製作の映画)

4.0

こういうテンポ感の映画が大好き
アクションが格闘戦メインでアツいし、間抜けそうに見えて実は…な感じもベタでたまらん
何よりチキンが美味しそうで最高

ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

4.2

面白かった!クラシックな雰囲気だけど、昨今の情勢が色濃く反映された映画だなと思った
攻撃的で厚顔無恥な人が持て囃され、真面目で優しい人ほど冷笑されるような世の中だから、正しくあろうとする人を肯定してく
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ストゥーバー(2019年製作の映画)

3.5

気軽に観れるアクションコメディ
ウーバーあるあるがたくさん
サービスに馴染みがないとちょっとネタが分かりにくいかも

空気人形(2009年製作の映画)

3.7

冷静に考えるとめちゃめちゃホラーだけど、いい意味で淡々としてて、透明感が漂う映画だった ペ・ドゥナかわいい

空っぽな心を代わりの何かで埋めようとしても、そのせいで己の嫌なところが見えてしまったり、余
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新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

3.7

マ・ドンソク兄貴ズルすぎる………好きになるしかない…………

X-MEN:アポカリプス(2016年製作の映画)

3.7

クイックシルバーくん!!!!!!お前がナンバーワンだ

X-MEN:フューチャー&パスト(2014年製作の映画)

3.7

序盤から急展開で一作くらいすっ飛ばしたかと思った
マグニートーと和解したんだっけ…?間が空くと忘れちゃって駄目だな
光属性のクイックシルバーくんかわいい

今回の話を単純化すると、被害を受ける→被差別
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フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)

4.0

昔こんなトンデモレースやってたんだ、と思って調べたら今も普通にやってた

フォードvsフェラーリよりも、純粋な勝利を求める男たちvs会社の面目を保ちたいフォード役員たち の対立構造の方が強く印象に残っ
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劇場版ポケットモンスター キミにきめた!(2017年製作の映画)

2.0

誰の記憶なんだこれは
誰だこのクロスとかいうイナズマイレブンに出てきそうな悪ガキは
パラレルワールド?なくせに過去の印象的な場面をちょいちょい被せてくるので、幼い頃の感動を雑に消費されてる感がして嫌だ
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ザ・キッチン(2019年製作の映画)

3.6

そんな上手いこといくかい!とは思いつつ、これまで弱い立場だった人たちが、闇社会でのし上がっていく様は見ていてスカッとした
3人の妻は皆個性的で、それぞれ違った強さを持っていて格好良かった

インターステラー(2014年製作の映画)

4.2

怒涛の伏線回収に痺れた
某人物の行動は最低ではあるんだけど、底知れない恐怖や絶望を感じたとき、ああなれずにいられる人ってどれほどいるんだろう、と考えてしまう

アバウト・ア・ボーイ(2002年製作の映画)

3.7

ウィルとマーカスのナレーションが軽快で面白い
ヒュー様は本当ダメ男の役が似合うね

JSA(2000年製作の映画)

3.7

悲しくて美しい友情の話
ソン・ガンホ、ふとした表情からも演技力の高さが滲み出てて、凄いな…