からげんきさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

雨に唄えば(1952年製作の映画)

3.8

こういうのでいいんだよ

かなり明るいミュージカル映画で当時の色眼鏡抜きにしても観やすい

くどいくらい挟まれるお歌やダンスシーンも魅力的で特にコズモ役の人の動きがキレがあって見てて飽きない

喜怒哀
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バビロン(2021年製作の映画)

3.5

悪趣味と映画愛

ラ・ラ・ランドの監督だから油断してたら冒頭いきなり乱交パーティー始まってワロタ

象のウンコやションベンなど汚い描写も多くて意外と悪趣味

それでいながら怒涛の音楽と人間の多さと目ま
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未来惑星ザルドス(1974年製作の映画)

4.5

刈谷日劇にてリバイバル上映を鑑賞

以前にもDVDで見たことあるが序盤のザルドスの顔が浮かんでくるところ以降を見れてなかったのでようやく全編みれた。

めちゃくちゃ面白いっすねこれ

ディストピアな理
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映画クレヨンしんちゃん 謎メキ!花の天カス学園(2021年製作の映画)

3.4

珍しく風間くんが主要キャラになっており
しんのすけと風間くんの友情話になっている。

今まで考えたことなかったけどこの作品みて自分が風間くんけっこう好きだったことに気づかされた。

なんというか、素直
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映画クレヨンしんちゃん 新婚旅行ハリケーン ~失われたひろし~(2019年製作の映画)

3.5

ここまでみさえにフューチャーしたしんちゃん映画初めてみたかも

今まではヒロシに泣かされることが多かったけど、今作はみさえの奥底にある繊細な部分というか人間臭い部分が描かれていて良かった

それでも全
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アバター:ウェイ・オブ・ウォーター(2022年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

水中の表現やばい…

凄いとしか言えないんだよな
これはもう体感するしかないから
言葉で表現できない

相変わらず動物達のデザインも良いし
人間側の乗り物のガジェットも素晴らしい

最早話抜きにしても
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クレヨンしんちゃん オラの引越し物語 サボテン大襲撃(2015年製作の映画)

2.8

まぁまぁだ

ジャンルがモロゾンビモノなので脳死して見れる

サボテンである必要とかメキシコが舞台である必要性とか考えてはいけない

冷たい熱帯魚(2010年製作の映画)

3.6

誰にも勧めないし見ても嫌な気分になるだけ
でもそういう映画こそ好きなんだ


人間が嫌いだから人間は糞だって言って終わる映画が好きなんでしょうね

この映画についても登場人物全員不幸になって誰も得しな
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殺し屋1(2001年製作の映画)

3.7

邦画でここまで尖った作品もそうない

まず浅野さんのキャラが良い
顔面だけで破壊力があり、行動ひとつとっても何しでかすか分からない雰囲気があって良き。

怖い話だけどノスタルジックな雰囲気もありつつた
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スパイラル:ソウ オールリセット(2021年製作の映画)

2.9

まぁそれなりに面白かったけどセブンを意識しすぎてセブンと比べるとどうしても終盤の展開とか弱いと思ってしまった。

拷問シーンもマイルド。

オールリセットって邦題なんとかならんかったのか、なんもリセッ
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ザ・メニュー(2022年製作の映画)

3.8

自然との調和だの

破壊と想像だの

料理に意味を持たせすぎて頭おかしくなっちゃった料理長が客を閉じ込めてやりたい放題


「きっとこれには崇高な意味がある」

「これも演出の一部」

などと、空虚で
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カルト(2012年製作の映画)

4.0

ネオが登場してからの面白さは異常



白石監督お決まりのフェイクドキュメンタリーでエクソシストをやるっていう映画

と、思いきやエクソシストですらない何かだった。正直めちゃくちゃ面白いよこれ

まぁ
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オカルト(2008年製作の映画)

4.0

江野くん


『ノロイ』が好きだったので同じような作風と聞いて今作も見た。

正直怖さは『ノロイ』の方が上だったけど今作も独特な味があってツボにハマる人にはとことんハマる作品だと思う。

ただ今作の良
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RRR(2022年製作の映画)

4.0

S.S.ラージャマウリがまたやった!!!

最早タイトルコールだけで「優勝」してる作品です。

カタルシス盛り盛りのあたおかアクションをしながらも映画的な伏線回収が物凄く丁寧

よく全編ド派手なアクシ
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LAMB/ラム(2021年製作の映画)

3.3

ペットを「家族」って言ってる人間に対して違和感を覚えたことがあって

自分の欲求を満たすためにペットとして迎え入れてるのに、服を着せたり、玩具を与えたりして「家族だ」って言ってるのがなんか気持ち悪いと
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マガディーラ 勇者転生(2009年製作の映画)

3.6

バーフバリつながりで

ところどころ荒削りではあるもののカタルシスの解放盛り盛りでいいね!

現代と過去の繋がりがある話でベタな部分もあるが演出が良いので気にならない。

バーフバリほどではないがなか
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ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

3.7

予告篇とポスターのせいで損してる映画だと思った。

なんかありがちな映画っぽい雰囲気を感じて嫌厭してたけど見てみたら普通に良作だった。


主人公は『ダイ・ハード』
雰囲気は『キル・ビル』『パルプ・フ
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

3.3

IMAXがワンピースに牛耳られており渋々普通の画面で鑑賞。

考察要素が多めで何回も見て楽しめる映画だと思うけど何も考えなくても一定水準以上の面白さはあると思います。

難しい部分もあるもののストーリ
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サンゲリア(1979年製作の映画)

3.7

かなり好き


高校生のころから見たいなーって思ってた作品がいきなりTSUTAYAにあって感謝。


こういうの求めてた。
低予算っぱい雰囲気がたまらん。
それでいてゴアシーンは気合い入ってる。
最高
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哭声 コクソン(2016年製作の映画)

2.9

女神の継承繋がりで


ひたすらに疑念を持たせた上で、明確な解答を用意しない新しいタイプの映画。

観客の内面を鏡のように映し出すところはある種の芸術。

予備知識なしで見たら最初のうちはホラーかと思
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女神の継承(2021年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

わりぃ…やっぱこえぇわ


ツイッター界隈で糞怖いという噂を聞いて期待度高めで行ったら無理でした。

ホラー映画好きだし割と見慣れてると自負してましたが無理でした。
兎に角今まで劇場で見たホラーの中で
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テリファー(2016年製作の映画)

3.7

好きや!

ピエロものの中でもかなり好きな部類

ゴア描写に手を抜いてないのがいいね!

ピエロのデザインはかなり良い
不気味さとシュールな雰囲気が同居しているのが秀逸。

ピエロの動きや挙動も良くて
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ウィッカーマン(1973年製作の映画)

3.6

まさに視点の映画でした。

クリスチャン視点からみたら異常でも
島民からしたら正常で
そこに善悪なんてものはなく
どちらかといえばキリスト教こそ絶対と信じて島民にもそれを強制しようとする主人公の方が俯
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ジュラシック・ワールド/新たなる支配者(2021年製作の映画)

3.8

イナゴ映画の金字塔!


そもそも恐竜が出てくるだけでぶち上がるのでストーリーの粗とか気になりません。

初代ジュラパのストーリーは恐竜と人間のストーリーだったのに、もう恐竜いるの当たり前になっちゃっ
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コンジアム(2018年製作の映画)

2.8

雰囲気は好きだけどPOVの扱いが今ひとつかな。

『ブレアウィッチプロジェクト』のYouTuberバージョンみたいな話。

最初仲良さそうなのに終盤になると決裂するのは最早お約束。

序盤のテンポ感は
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呪詛(2022年製作の映画)

4.3

はいこれみんなの好きなやつでーす

特に和製ホラー映画ファンが好きなやつでーす

ホラー演出は様々な映画をお手本にしつつ、手堅く怖い。そして人間ドラマ部分もしっかり調和してて、久々に純度の高い素晴らし
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ソー:ラブ&サンダー(2022年製作の映画)

3.1

映画に罪はないんだけど
MCUの映画として完結してない感が嫌になってきたのは何故か
漫画とかドラマみたいにむりやり引き伸ばされてる感が強くて
前作エンドゲームでGotGに付いてくって流れとかも「必要だ
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アリス(1988年製作の映画)

4.7

好きな人にはぶっ刺さると思う

アマプラに来てたのは知ってたけど
やっと見れた。
風邪で体調悪いときにこれを見たのは大正解でしたね。
体調悪いときにこういう系統の映画みると臨場感が違う。

内容はドス
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.5

続編として完璧すぎるほどに完璧…

トム・クルーズ映画の中でも屈指の出来だと思う

もう冒頭の一連のシーンだけで100億点あげたい。

トップガンの続編なんて今更感が否めないのに、なんでやるのと思って
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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.4

怪奇SF…そして「シンゴジの呪い」  


まぁ面白かった。

シンゴジラのことを一旦忘れて見た方が楽しめるかもしれない。

ただ、制作陣も観客もどうしてもシンゴジラを意識してしまうところがあって、作
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ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス(2022年製作の映画)

3.2

サム・ライミのホラーっぽさが良かった。

死霊のはらわたのスピリッツ、ここにあり。


ストレンジ一作目と比べ物にならないくらい奇妙な話になって帰ってきた。

前作のスパイダーマン同様にマルチバースを
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ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密(2022年製作の映画)

3.4

魔法使い✕ケイパーモノ

まぁまぁ楽しめた。

前作が伏線やらなんやらでダラダラした映画だったのもあって今作は明朗快活で分かりやすい構図なのが好感を持てた。

逆に言えば前作の陰鬱な展開は無視していき
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ザ・マミー/呪われた砂漠の王女(2017年製作の映画)

2.7

トム・クルーズの無駄遣い感

散々言われてるだろうけどユニバース化を急ぎすぎて映画として破綻してる部分がある。

それに目を瞑ればソフィア・ブテラのビジュアルはかなりかっこいいのでまぁまぁ楽しめたかな
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シャドウ・イン・クラウド(2020年製作の映画)

3.3

まぁまぁだ…

飛行機という密室の中なので常にスリリングな雰囲気なので最後まで飽きさせずに引っ張っていってくれる。

かなりB級テイストが強い映画だけどクロエグレースモレッツの身体張った演技のおかげで
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ストーカー(1979年製作の映画)

4.8

大好物すぎる
『ソラリス』が大好きなので見ねばと思っていたけど、見たら見たでやっぱり自分の大好物だった。

「ゾーン」という未知の場所に、願いを叶えてくれる「部屋」があるらしく、そこを目指して文系男と
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THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

3.8

ヒーロー映画が跋扈する時代だからこそひときわ光る作品だと思います。


パティンソンのバットマンがかっこいい
目の周り黒いのが良い
なんか不健康そうなところも闇抱えてそうなところも好き。

正統派ヒー
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