SFというよりも幻想文学っぽい印象を受けた。ロボット周りの演出や装飾が素晴らしく、1920年代に撮られたとはとても思えない。ストーリーは微妙。
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だいぶ前に一度鑑賞した際にはセリフむずいし退屈だと感じていたけど、理解が深まったように思う。それにしても、たまたま見返そうと思った日が2/26だったのは何の因果だろうか。以下、考察?
「見ること」と>>続きを読む
やりたい放題過ぎて原作ファンから大顰蹙を買ったらしい。それは仕方のないことだろう。設定もストーリーも、キャラクターの人格までも、原作に則っている部分の方が少ない気さえした。しかし、そういった点を抜きに>>続きを読む
シーンごとに連関はないのに、イメージだけいちいち強烈で、これが子供の見ている世界なのかなぁと思う。
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評価は暫定。まだあまり整理できていない。作り込みはすごいし、丁寧だ。それゆえに思想としては無難なところに落ち着いたなぁという印象。それはつまり、解答を出すことから表現することへの移行でもある。一つの解>>続きを読む
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少女が自分でも知らぬ間に封じ込めていた感情を地下世界の旅を通じて認識するようになるという筋書き自体はシンプルで良いと思うのだが、地下世界の存在はそのための踏み台としてしか機能しておらず、退屈な時間が続>>続きを読む
『ファイブスター物語』を読んでいないので設定とストーリーはいまいち掴めなかったが、世界観やキャラクター&メカデザイン、動作へのこだわりに唸らされた。それだけにバトルシーンをもっと観たかったことは言うま>>続きを読む
極端な俯瞰や遠景の長回しが多用されており、焦点の定まらない無機質なカメラが村社会の残酷さ、醜悪さ、不気味さを直接届けてくる。舞台は本家と分家とから成る、全員が血縁の農村部落(「部落」というセリフがあっ>>続きを読む
キリスト教とお金とヒューマンドラマ。アメリカ映画のお手本という感じだった。「住宅金融」の精神性はニューディール政策と同じものなのだが、その根底に富裕層への憎悪とキリスト教信仰が存在する。これはどうなん>>続きを読む
四人(あるいは五人)の群像劇が絡み合う。場面の展開が多く飽きさせない構成となっており、完成度の高いエンタメという印象を受けた。カメラの動かし方にも緩急がしっかり付けられている。たとえば前半の、侍が村を>>続きを読む
1930年代パリが舞台。汽車や歯車が重要なモチーフとして登場するので、僕の好きなスチームパンクというジャンルにはいるのだろうが、それにしては煙が全くないというか、スチームパンクをやるなら見ているだけで>>続きを読む