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馴染みの親友カートが街に戻ってきて、マークはキャンプに行かないかって誘われる。妻に打診するけれど、「どうせ行くんでしょ」って辺り、身につまされた。流れゆく風景、空、山、川をじっくり映し出す。ラジオは、>>続きを読む
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東日本大震災にみまわれた東北人として、見てよかったと思えた。(ちなみに自分は内陸なので直接的な被害を受けていない)2004年のスマトラ島沖地震による津波。確か津波が押し寄せるニュースが流れた記憶がある>>続きを読む
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ジーン・ハックマンがプロの盗聴稼業をしている。他にもロバート・デュバル、ジョン・カザール、駆け出しのハリソン・フォード出ている。これだけでも豪華布陣か。しかし、物語は至って地味で展開が遅いし緊迫感も少>>続きを読む
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第一次世界大戦直前の北ドイツの小さな村で起こる、様々な怪事件。最初に起こるのは、ドクターが馬に乗って帰宅するときに、針金が渡してあって、それに馬が引っかかり落馬して大けがを負う。その後、牧師の子どもた>>続きを読む
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2014年のウクライナの政府軍(+傭兵…ネオナチ)と分離派の親ロシア軍との戦いを描いている。この映画は、ウクライナ映画なのでウクライナの政府軍が正しく、分離派が様々な工作をしているように描かれている>>続きを読む
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舞台は、1850年頃か。アメリカ南北戦争の前、奴隷制度がまだあり、奴隷商人らの悪だくみによって、自由黒人のソロモンが南部に奴隷として売り飛ばされるという実話。自由黒人という立場があったのは自分も初耳。>>続きを読む
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ベンは70歳となり、募集に応募してシニアのインターンとして、採用されて働くお話。歳を取れば取るほど、頑固になったり、融通が利かなくなるものだけれど、ベンは、柔軟で出過ぎず、困っている人にさり気なく手>>続きを読む
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オリバー・ストーンは、決して支配者層におもねることをしない監督。ベトナムに米軍が乗り込んだ戦争で、実際に何が起きたのか、南ベトナムの若い女性の視点から描いた貴重な映画。ベトナム戦争を知る上で、目を背け>>続きを読む
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確かに現代、誰かに叱責されたり、罵倒されたりすることは少なくなったのだろう。一人一人の個性や人権が尊重される。上手くいかなったら、すぐに諦め向いていないといって別なことに逃げることも多い。新たなJA>>続きを読む
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初見で読み解くのは、難しかった。1回見て分からないので、レビューを見てなるほどと思った。その見方に従って、少し振り返ってみて見たが、少し腑に落ちない所があった。
冒頭、赤いシーツに寝ている人物がい>>続きを読む
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芸術的な作風の映画監督は、なかなか大変なのだろなと。若いうちは創造的な力も旺盛だろうが、歳を取る度にその泉は枯渇していく。8と1/2番目の作品ともなれば、成熟に差し掛かって大成する頃。自叙伝を作るには>>続きを読む
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20~30年前に見て以来、そういえば難解な映画があったなと思って視聴。冒頭、ゴシック調の直線のホテルの廊下に、様々な装飾、陰鬱な暗さと音の無い空間。そこだけ時間の流れが止まっているかのような。廊下を>>続きを読む
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韓国のTV番組も映画も見たことがない。やはり初の外国映画でアカデミー賞となれば気になる。冒頭から、主人公の家族は卑しく、浅ましい感じが嫌な感じ。長男のギウが友人の紹介で、家庭教師に潜り込むまでは普通>>続きを読む
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南北戦争末期の戦場を、20万ドルの金貨を探しに3人の悪党がお互いに出し抜こうとする設定。何故か南北戦争絡みのストーリー。最後の方で北軍に志願してという部分では、かなり多くのエキストラが出演。橋の爆破>>続きを読む
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自分の子育てへの関わり方が良かったかって突き付けられました。自分も正直、あまり子どもたちと遊んであげたり、子どもたち目線で接していなかったので。どちらかというと良多よりの子育てだったなあと。
第一>>続きを読む
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見始めて、すぐに自分の母方の祖父もシベリア抑留者だったことを思い出した。確か3年ほどして帰国したが、骨と皮ばかりになってきた夫に祖母はびっくりしたっていっていた。
最後まで抑留されたのが、日ソ共同宣>>続きを読む
第5作まであるが、その時代背景を映して、ストーリーを作っている。女性が男性だけの職場にも社会進出、ベトナムの帰還兵、警察の腐敗と政治からの圧力、マスコミへの誇張報道など、アメリカの問題を背景にしてい>>続きを読む
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映画の作りとしては、ベタだけど、事実を基にしているので重みが違う。Wikiでエルトゥールル号遭難事件を調べると、船員が灯台まで這い上がって遭難を知ったらしいし、そこから村長に連絡が行き、3人の医師の>>続きを読む
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黒澤明が遺した脚本ということで視聴。黒澤らしさは、画面や演出などからあまり感じ取ることはできなかった。山本周五郎原作なので、不器用で出世とは縁遠い、心優しき浪人の話ではある。確かに主人公の三沢は、微>>続きを読む
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「秋刀魚の味」は初視聴。1962年の作品ということで、高度経済成長で日本が豊かさで激しく家族関係も変わっていく時代かと。平山(笠智衆)を中心として、サラーリーマン勤めの同僚との関係、夜のお付き合い、家>>続きを読む
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キム・ノヴァクの映画を見たくて視聴。ヤク中毒で刑務所に入っていた主人公が、元の悪の取り巻きや妻に、元通り、賭博のディラーに戻れと説得され、思いが通じている恋人の協力でドラマーになろうとするが、再びヤ>>続きを読む
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1度目は適当に見ていたからか良さがわからず。他の方のレビューの評価が高いのを見て2度目を一人で視聴。是枝監督の次第に紐解かれていく周到な演出とストーリーを堪能した。
女ができて家を出ていった父が亡く>>続きを読む
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実際の事件、佐々木哲也事件を基にしているが、二人の殺人については、本人は否認していたらしい。成田空港の建設反対運動が出てくる1976年の作品。
主人公の父母は苦労して身一つからタイヤ工場を立ち上げ>>続きを読む
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赤線のイメージは、江戸時代の吉原物の延長のように思っていたが、この映画を見て改めることができた。花魁とは違って、何とか生き抜こうとする普通の女たちの物語だった。
汚職で逮捕された父の保釈金を払うた>>続きを読む
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今は、すでに米も日も、多くの国が失われている報道の自由。政治家、金持ち連中への忖度、利益誘導、行政指導が中心で、国民が本当に必要な情報が様々な視点から報道されているか?って問うたら「否」だろう。
こ>>続きを読む
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「TENET」って、ひょっとして回文?普通の時間の流れと逆行を意識したからの表題かな?インターステラーも、自分は受け付けなかったけれど、「TENET」は、それ以上に無理。他の人が作ったことがないとんで>>続きを読む
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言わずと知れたマカロニ・ウエスタン。イーストウッド中心かと思いきや、賞金稼ぎの相棒の大佐にリー・バン・クリーフ。イーストウッドが、ポンチョ姿、茶色のハットで崩れた感じならば、大佐はダンディーで黒のス>>続きを読む
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新型コロナウイルスについては、自分は2022年1月から人工によるものではないかと疑って調べていた。自分は、科学者でも、医者でもないので断定はできないが、これは、人為的に作られた遺伝子兵器だと思ってい>>続きを読む
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一度、TV放映で途中からやっていたのを見て以来の視聴。随分と絶賛する人が多いので、どんなものかなと。
鑑賞後の第一声は、「所詮はフィクション中の善悪」このようなヒーロー物では、フィクションとリアル>>続きを読む
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潜水艦物が好きな人には、堪らない映画でしょう。シースキャン、デコイ魚雷、潜航艇、対艦ミサイル、限られた海底で如何に相手の攻撃を凌ぐかなどなど。
設定は、ロシア軍の一部がクーデターを図り、ロシアの大統>>続きを読む
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溝口健二監督の作品は初視聴。いくつかレビューを読んだが、なるほどって思わされた。金と立身出世のチャンスに目が眩んで、陶器を大量に焼いて都へ売りにでる兄弟。兄は、朽木屋敷の死霊に憑りつかれているうちに>>続きを読む
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007を意識した作りが徹底されている。音楽、上司、秘密のアイテム、カーアクション、美女スパイ、悪役とのバトルなどなど。それに、今回は最先端のデジタルハイテクにアナログ世代が挑む。わかっていても笑ってし>>続きを読む
説明が不要のドタバタコメディ。わかっていても笑わされてしまう。何分に一回笑わされているだろう。志村けんの芸風と似ているというか。お笑いキャラが完全に確立されていて、それでも奇想天外のドジぶり。相棒や>>続きを読む
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全6話のオムニバス映画。1話→「おかえし」2話→「おもてなし」3話→「パンク」4話→「爆破」5話→「愚息」6話→「HAPPY WEDDING」アルゼンチンで、ニュースになったり、溜まっていたりしたこ>>続きを読む
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沖縄、千葉、東京の3つのストーリーが同時進行。東京八王子で起こっさ残忍な殺人事件の犯人が逃走。3つのストーリーに得体の知れない若い男が現れて、素性もわからず、犯人のモンタージュが出回って疑われてってい>>続きを読む
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無粋だとわかって書くが、こういう犯罪者をおしゃれで格好良く、まるでヒーローのように描く映画は、最近好きになれない。基本的に、このような詐欺や窃盗で生計を建てている類いの人たちは、人間性もオカシイのが>>続きを読む