1951thursdayさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

まわり道(1974年製作の映画)

4.2

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見過ごしていた些細な事物にも振り返るときには感情がこもる。

モンスターズ・インク(2001年製作の映画)

3.7

人間は本能的に子供が泣いてる声をものすごく不快に感じるようにできているらしい

太陽を盗んだ男(1979年製作の映画)

5.0

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最高

松本大洋の日本の友人という短編に、ビルにだらっともたれかかった男が「こうしてないと...(ビルが)倒れてしまうんだ...」みたいなことを言うシーンがあって、全く重要なシーンじゃないのに好きでず
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8 1/2(1963年製作の映画)

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10年前に姉の部屋で観た以来の鑑賞だったけど二度目も爆睡してしまった 10年後にまた観ます

TENET テネット(2020年製作の映画)

4.7

超〜面白かった

20/9/22
翌日に2回目観ちゃった。ノーランは設定屋さん
21/10/3
おもしれ〜

バンブルビー(2018年製作の映画)

2.7

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ヘンリースタインフェルドさん...

シェルタリング・スカイ(1990年製作の映画)

4.1

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かつての植民地に対して優越感を抱き驕り、無意識的に傲慢に振る舞う2人が自然のドギツい洗礼をくらうロードムービー

去年の年始にモロッコのでかめの都市だけうろついて次は僻地に行くぞと思ってたので良い勉強
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鉄コン筋クリート(2006年製作の映画)

4.5

ルーヴルの猫の上巻だけ届かないからブルーレイ引っ張り出してきた
蒼井優すご

魔女の宅急便(1989年製作の映画)

4.0

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年とったら全部のジブリで泣くようになっちゃった

ジジと話せなくなってそのまま終わってしまうの悲しすぎる、ジジと話せることより大事なことなど無いのに

愛人 ラマン/恋人・ラマン(1992年製作の映画)

3.9

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旧インドシナの熱気や純真さや埃っぽさがひしひしと伝わってくる。家庭の機能不全によって虚無感を抱えた2人がそれぞれの欠落した部分を満たすために性に耽溺していく様が切ない。
原作で克明に描かれてた青年の弱
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カリスマ(1999年製作の映画)

3.6

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本当に健全な人間が求めること、それは服従することだ←わかる

風の谷のナウシカ(1984年製作の映画)

4.7

原作読んでるから尺足りてないなというのはどうしても感じるけど良いものは良い

天空の城ラピュタ(1986年製作の映画)

5.0

パズーとシータが命綱無しで飛行機や崖に張り付いていてトムクルーズみたいでかっこよかった

TAMALA 2010 a punk cat in space(2002年製作の映画)

4.2

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トマスピンチョンの競売ナンバー49の叫びを読んだので再見 不老不滅遍在系ヒロイン素晴らしい

グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(1997年製作の映画)

1.5

見せたい自分のために他者をおもちゃにしている。感動的に仕立て上げることへの執念が強すぎてグロテスクに感じた。この後にエレファントを撮ったガスヴァンサントはすごいな

レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ(1989年製作の映画)

5.0

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小学4年生の頃、学校から帰ったら大量のバスタオルで作られた首吊りロープが二階の吹き抜けから垂れ下がっていた。親の寝室を覗くと父が西日を一身に受けながら横たわっていた。ずっとなんとなく孤独で楽しく暮らせ>>続きを読む

来る(2018年製作の映画)

4.8

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ちゃんとホラー映画してるけど人間への愛情深さの方が印象深かった。一番救い難く酷薄な父親に対しても断罪的な演出をせず憐みの眼差しを以って描いていた。ラストはうすら寒かったけど傑作

王立宇宙軍 オネアミスの翼(1987年製作の映画)

4.6

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ブレードランナー無印版を観た時くらい興奮した。異世界の描写やディテールの凝りようがすごいすごい...

レイプされかけて相手を鈍器で殴った女性が後日相手の謝罪を制して殴ったことを謝るシーンはたしかに一
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イーストウィックの魔女たち(1987年製作の映画)

3.7

自分の恋愛対象が女性だったら確実にこういう利己的で傲慢で愚かで強かで美しい女たちに入れ込んで人生めちゃくちゃになってたと思うので男性が好きで本当に良かった

何がジェーンに起ったか?(1962年製作の映画)

5.0

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ジェーンが罪悪感と孤独と恐怖から解放され少女の表情を取り戻す瞬間の美しさよ!
Then you mean, all the time we could have been friends?の私達無駄に
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浮き雲(1996年製作の映画)

4.8

劇中の人々は慎ましく無抵抗でどことなく滑稽だが、同時に力強く神秘的で官能的。演出に過剰さが一切なく息継ぎの仕方が独特なところが好き。かすかで確かな力で、彼らが生きた時代の眼差しを内包し写し出している。

真夜中の虹(1988年製作の映画)

4.6

DVDセットが高くてムカついてたんだけど1本目から素晴らしすぎてどうでもよくなった

快楽の漸進的横滑り(1974年製作の映画)

4.1

倒錯的なモチーフ群。アランロブグリエの映画を観ていると出口の無い巨大な迷路をぐるぐるとしているような気分になるな

CURE キュア(1997年製作の映画)

4.3

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無意識下の憎悪が顕在化していく過程に引き込まれた。「以前は俺の中にあったものが、今は全部外にある」という間宮の言葉通り、自我を解放し癒しを経た彼と被害者たちは記憶を失い空っぽになる。ラストで主人公がフ>>続きを読む

千と千尋の神隠し(2001年製作の映画)

5.0

良い映画すぎる
幼い主人公がものの数日の労働で凄まじい社会性を身につけ立派にやっており本当に後ろめたく辛い気持ちになる