まるさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

まる

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スケア・キャンペーン(2016年製作の映画)

2.4

ホラードッキリという性格の悪い映画。
ポスターの通り、誰がハメようとしてるのか、どこまでがドッキリなのかわからない。

発想が面白いしテンポもいいけど、見終わった後の後味はまぁそんなに良くない。
好き
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ザ・スイッチ(2020年製作の映画)

3.7

有名ホラー映画のオマージュに溢れていて楽しい。
何より乙女なおじさんの動きが可愛い。

気弱でうまくいかない人生に悩む女子高生とサイコパス連続殺人鬼のオジさん。
それが入れ替わったらそりゃ面白い。
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テリファー 終わらない惨劇(2022年製作の映画)

3.0

ちゃんとしたストーリーのある映画になったのに驚いた。
前作は正体不明、一言も発しないひたすらヤバいピエロがアーティスティックに殺しまくる不条理殺戮スプラッタ映画だった。

今回はキャラの関係性、背景、
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パーフェクト・ライズ ひび割れた家族(2021年製作の映画)

3.2

テンポが良くて短くて、畳み掛けるようにトントンと謎が明かされるので飽きない。

そして殺人がきっかけで進む話ではあるがなかなか犯人たちが優しくてグロ表現がほぼないので見やすい。

B級映画といわれる作
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ホースメン(2009年製作の映画)

2.2

母が死に刑事の父は事件に忙しく息子たちは放置状態。
息子たち、アレックスとショーンの顔がいい。

聖書の黙示録になぞらえた連続殺人事件が起き、それを追ううちに犯人像が浮かび上がるが複数人いるっぽい…?
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笛を吹く男(2015年製作の映画)

3.2

韓国のハーメルンの笛吹きをモチーフにした人怖リベンジホラー。

オカルトも獣も何ものより怖いのは人間の集団心理と自分可愛さの悪意。
ある意味カルト的な集団での欲と傲慢といった人間の悪どさを見せられる。
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ファニーゲーム(1997年製作の映画)

3.8

特に理由のない極めて純粋な悪意が見られる。
テレビリモコンのシーンや、ちょくちょく「こちら」に語るセリフが居心地悪い。

犬は死ぬが、死ぬシーンはない。聖域なき殺人が割り切ってて良い。

映画なんだし
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キャビン・フィーバー2/キャビン・フィーバー スプリング・フィーバー(2009年製作の映画)

2.7

生きてたんか!ワレ!
トマトのように爽やかに散っていったけど。

感染による恐怖というのは、今回はもはやテーマじゃないのかもしれない。
多くの人がキャリーを思い出しそうなシチュエーションの中で、感染源
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インビジブル2(2006年製作の映画)

2.5

前作より血飛沫マシマシ。
ぶしゃっと派手だが、前回の方が透明人間に至るまでの経緯や透明人間の凶行に至るまでの心情の変化が丁寧に書かれていたので少し物足りない。

政治と絡めた設定は面白かったので好きだ
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インビジブル(2000年製作の映画)

3.2

透明人間に生体実験でなった博士が普通の見える人間に戻れなくなる、という映画。
透明人間になったり戻る過程が面白い。

透明ゆえに椅子に座ってもへこむだけだったり絶妙な表現だ。
スケキヨ博士は優秀な人な
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キャビン・フィーバー(2002年製作の映画)

3.2

イーライロスだ!と監督名だけで飛びついた。
どんなホラーかな〜と楽しみにしていたが、「それ」自体はとてもシンプル。
でもそれに惑わされ、自分だけは助かりたいと自分勝手になったり、見捨てたくないけど怖が
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スマイル(2022年製作の映画)

3.4

思ったよりジャンプスケア。
「それ」の造形が好き。

グロもあるがわりと一瞬映るくらいである。
みんな笑顔がステキで良かったけど、ラストシーンの笑顔は綺麗すぎたなぁと感じた。
Pearlのミアゴスを見
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レリック(1997年製作の映画)

2.5

SFっぽくもあり、迷信というか古からの呪いの神というカルトっぽさもあるモンスターパニック映画。
キモ怖かわいいモンスターの造形やそれを解明していく過程は面白いが、意外と人が死なない。

小さな箱にたく
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ダーク・アンド・ウィケッド(2020年製作の映画)

2.4

ハッキリとは種明かしのされない悪魔映画。
とはいえエクソシストものではないので戦いもなく祓われることもない。

始終、暗くて陰鬱なシーンが続くし指を自ら切断したり家畜が惨殺されたりとグロテスクな場面も
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気狂いピエロ(1965年製作の映画)

2.6

映画と思って見てはいけない、アートとして見るべき。
色彩とファッションがレトロでビビットでめちゃくちゃ可愛い。
音楽も今の時代、一周回って斬新でオシャレ。
監督のセンスの良さはよくわかった。

でも何
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人狼ゲーム 夜になったら、最後(2021年製作の映画)

2.5

ホラーっていうかコメディというか。
真面目ではない。から娯楽映画として楽しめる。
主人公はいい奴、まわりの村人は非常にキャラが濃くてカオスな人間関係!というとこからスタートする。

まぁ犯人は分かりや
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Dominion: Prequel to the Exorcist(原題)(2005年製作の映画)

2.8

エクソシストビギニングとの時系列がわけわかんねぇ!と思ったらパラレルワールドでした。
つまり時間軸は一緒で、ドミニオンを作り直してエクソシストビギニングが生まれたらしい。

内容はほぼ一緒だけど、悪魔
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エクソシスト3(1990年製作の映画)

3.3

ホラー×サスペンスって感じで面白かった。
連続して起きる解決したはずの惨殺事件を追う刑事と、その友人の神父。
事件を追う様も人間関係もきちんと描かれるのでオカルト好きじゃなくても楽しめると思う。
悪魔
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エクソシスト2(1977年製作の映画)

2.2

難解というか不思議というか。
ホラー要素が薄く、神父と女の子の脳を同期させて同時体験するというSFっぽい感じ。
イナゴと針の筵しか記憶がない。

最後ワチャワチャしてるなと思ったら終わった。長い割にわ
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BLISS ブリス(2019年製作の映画)

2.5

ゾンビドラッグだっけ?海外で人を食べるような攻撃的な症状が出る薬物が出回ったというニュースを前に見たことがある。
それに近い。

ドラッグ映画といえばレクイエムフォードリームが思い浮かぶが、あれがドラ
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インキーパーズ(2011年製作の映画)

1.2

残念ながら合わず。
メリハリがなく感じてしまった。
その分、会話劇や細かなキャラのやり取りを楽しむべきなんだろうが…自分は派手なホラーが好きなのかもしれない。

起伏が少なく、「深追いしてはいけない」
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ALONE アローン(2016年製作の映画)

2.4

砂漠の真ん中で地雷を踏み、動けない。
救助は50時間待ち、水もない。

フラフラな中でひたすら地雷を踏み続ける極限の中で「一歩を踏み出す」思い出が幻覚として蘇る。
ギリギリだからこそ見る幻覚なんだろう
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[リミット](2010年製作の映画)

2.7

ゲリラたち?に襲われて気がついたら地中の棺の中。
あるのは携帯電話だけ。それを命綱として電話をかけまくり助けを求め続けるだけの映画。

でも電話相手はみんな事務的だし、なかなか助かる兆しが見えない中で
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ハード キャンディ(2005年製作の映画)

3.1

最後の展開は全く予想不可能だった。
あどけない少女と優しそうで紳士な男。
どちらにも肩入れしたいような、全くできないような絶妙なキャラだ。

背伸びした少女と節度ある大人、その前提からのあのラストであ
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PITY ある不幸な男(2018年製作の映画)

2.9

怖い。自分に不幸が訪れ、誰かが同情し慰めてくれるのが幸せという歪み。
裕福で恵まれた家庭、一見幸せそうなのに、不幸が起き、その不幸が幸いにも無くなったら喪失感に襲われる。

犬がかわいそうだけど無事で
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バクラウ 地図から消された村(2019年製作の映画)

3.3

オカルト系なのかな〜カルト系かな〜と思ってたら全然違った。現実的。
でも何が原因かは知らないで見た方が面白いと思うので、題名やあらすじだけでは何が何だかわからないまま見てほしい。

暴力描写は多いし、
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マザー!(2017年製作の映画)

3.7

途中までかなり不快感の高い映画。そしてキリスト教の知識ゼロだと多分難しい。

前半は特に相談もなく義理の両親と住むことになった妻って感じだ。
キリスト系カルトみたいになるの謎だったが、最後に全てキレイ
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アリス(1988年製作の映画)

3.1

アリスがかわいい。本当にアリスがいたらこんな感じなんだろうなと思う素朴さと純真さ。
コマ撮りアニメは小さな時に見ていた教育テレビを思い出してノスタルジーを感じた。
実写とアニメが違和感なく組み合わさり
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デリカテッセン(1991年製作の映画)

3.3

名前から想像する内容はおどろおどろしいが、グロ描写はほとんどないと言っていい。

独特の世界観とレトロな色使いで皮肉の効いた絵本のような不思議でフワフワした映画。
核でめちゃくちゃになった後の世界は食
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ザ・シェフ 悪魔のレシピ(2016年製作の映画)

2.2

死体からピュッて血が出るんだろうか。
血抜きしないで作って美味いんだろうか。
疑問もあるけどとにかく治安が悪くて絶対イヤな地域だ。

現代版スウィーニートッド、パイじゃなくてケバブ版。
父を殺した復讐
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ハッチング―孵化―(2022年製作の映画)

4.0

まずこれはレビューやネタバレを見ないで見た方が面白い映画だ。
絵に描いたような美しく素敵な一家。

に見える彼らの歪みが恐ろしい。その中心にいる母は、特に。
自分のことしか眼中にない母、母の期待に応え
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シックス・センス(1999年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

配信ないけどどうしても観たくて、DVDを買って見ました。

さすがシャマラン、と言いたくなる見事な構成とこだわりを感じる配色センス、小さく張られた伏線。
監督探しはかなり簡単でニヤついてしまった。
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パーフェクト・トラップ(2012年製作の映画)

2.9

ワナオトコの配信がなくて残念だが、最初の人間芝刈り機は派手で良かった。

でもそのあとは規模は小さくなっていくが、リアルバイオハザードのシーンは楽しい。
エレナの罠探知力すごいな。自分ならわーって突っ
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モーテル(2007年製作の映画)

3.1

王道ホラーと言っていい内容。
田舎に迷い込み、車は壊れ、汚いモーテルに泊まるハメになる。
不気味だけど親切な人は快楽殺人鬼で、自分達を殺しにかかる。
ある出来事で破綻していた主人公達の関係も生き残るた
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マッド・ハウス(2019年製作の映画)

2.1

カルトコミュニティに入り込んじゃった女の子の話だけど焦点ぼやけているというかイマイチ主人公に魅力を感じられず、入り込めなかった。

一人美味しいとこ持って行くいいキャラもいたけど好きになれたのはそれく
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悪魔は誰だ(2012年製作の映画)

3.0

時効の切れた誘拐殺人事件を再現したような事件が起こり、犯人を追跡していく構図のため、ストーリーは極めてわかりやすく頭に入ってくる。
操作を追体験できるのは警察と無縁の仕事をしている自分にはとても面白か
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