まるさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

まる

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ベルファスト(2021年製作の映画)

4.5

アマプラ見放題配信が終わると聞いて慌てて視聴。
アイルランドの宗教を発端とした衝突は知ってはいる、レベル。

でもその程度の知識でも支障なく見られた。
まだ幼く純粋なバディの目を通して描かれる楽しい日
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異端の鳥(2019年製作の映画)

3.7

モノクロだから古い映画なのかと思ったが新しい映画だった。でもカラーでなくてよかったと思う内容。

セリフも少なく、音楽もない。
彼の生きる過酷な道を、歩まされた道を静かに見つめる映画だ。
まだ幼いとい
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生きてこそ(1993年製作の映画)

3.0

実際の墜落事故を元にした映画。
カニバリズムというと衝撃的だが、それがメインとは思わない。
墜落事故での死、凍死、飢餓、雪崩。

墜落事故の生存者たちが救助の来ない中で生きるのを諦めず、過酷な中でも他
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エコール(2004年製作の映画)

2.3

雰囲気を楽しむ映画というのか、理由や結末はハッキリと明かされることはない。
おとぎ話のような非現実的な世界観で、森の中の静かな寮で少女だけが暮らしている。
みんな真っ白い衣装を着て、年齢に応じた色のリ
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秘密の森の、その向こう(2021年製作の映画)

3.2

配色センスがいい。
燃ゆる女の肖像でも、どの場面を切り取っても美しいと思ったがこの映画もフランスの田舎の森の風景や服の色が素敵だ。

非現実的な内容なのにファンタジー味がなく、現実の延長のように会うは
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Mr.ブルックス 完璧なる殺人鬼(2007年製作の映画)

2.5

定番サスペンス。
殺人依存症の殺しをやめたい殺人鬼、彼に憧れるおつむ弱めヒャッハー系の若者、プライベートに問題を抱える自立した女刑事、愛する娘。

ナチュラルにもう一人の自分とでも言うべきおじさんがい
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BOYS/ボーイズ(2014年製作の映画)

3.7

すごく素直でストレートな映画。
ごく普通の陸上に打ち込む少年の、友情と恋愛の混ざった青い感情。

異性にも興味がないわけでもないし、陸上にも打ち込みたいし、友達の目も気になるし、グレた兄も心配だし。
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吉原炎上(1987年製作の映画)

3.8

名取優子の若い頃を知らなかったが、こんなに美しくて、そして幅のある俳優だったとは。
おぼこな田舎娘から遊女になり、花魁になり。誇りと強さ、貫禄を感じる花魁道中は圧巻である。

こだわりを感じる映像美と
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さくらん(2007年製作の映画)

3.8

時代を考えるとリアルかどうか、と言う映画ではない。
蜷川実花と椎名林檎、安野モヨコというクセとアクの強くて毒々しくも美しい抜群のセンスと、弱い立場にある遊女の強さとプライドの映画だ。女性監督目線からか
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スピーシーズ2(1998年製作の映画)

2.9

今回はエイリアンが男女それぞれ出てくる。
メインは男なのでやりたい放題しまくるイケメン金持ちに辟易としながらも、前作に続く登場人物とおっぱいは安心感がある。

エイリアンとの戦いは前作の方がアクション
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Summer of 85(2020年製作の映画)

3.6

決してハッピー!とはいえないが暗すぎない恋愛というかは青春映画。
青春は喜怒哀楽と展開も激しいが、怒哀も乗り越えることとできる。

ダヴィドは身勝手に思えるが、彼の船の名前はカリプソだ。愛したオデュッ
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仁義なき戦い(1973年製作の映画)

3.4

男たちの挽歌をみたら、なぜわたしはまだ仁義なき戦いを見たことがないんだ?と疑問に思い見始めた。

もはやバラエティでしか聞いたことのないオープニングテーマと大御所の出演陣にこれが日本の任侠映画のはしり
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スピーシーズ/種の起源(1995年製作の映画)

3.2

SFホラーなんだが、官能的で美しい。
エイリアンの、人間の女性に扮した姿がまぁ美しくて見応えがある。

テンポもいいしわかりやすいし、おっぱいもあるし、イイ。
自分の子孫を残すために良い男を物色するエ
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バイオハザード ディジェネレーション(2008年製作の映画)

2.5

レオンとクレアのバイオハザードフルCGアニメ。

レオンはひたすらカッコいいね。たらしだな…。バイオシリーズと分かった上で見ているので話は当然スルスル理解できるし、あまりに強靭な肉体もそんなもんだよね
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ゾンビーワールドへようこそ(2015年製作の映画)

4.0

ホラー×コメディ。
全員童貞の冴えないボーイスカウト3人組がボーイスカウトで培った対処法を活かしに活かし、ゾンビに立ち向かう。

設定もわかりやすく、話もテンポよくバカバカしさも交えながら面白い。
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クロール ー凶暴領域ー(2019年製作の映画)

2.5

犬は無事です。よかった。
悩みを持つ主人公が悪夢のような悲劇をきっかけに自信を取り戻すという王道映画。

サメ映画のワニ版であり、わかりやすい展開で見やすい。
決め台詞の私が頂点捕食者よ!は正直よくわ
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目撃者 闇の中の瞳(2017年製作の映画)

3.2

難しい。展開が激しいので頭を整理しないとあれれ?となる。

謎解きサスペンスなんだろうが、後半は何を、誰の言葉なら信用していいいのか全くわからない。
結局、たぶんこうだよね?となってしまった。

映像
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マンホール(2013年製作の映画)

1.5

とにかく汚い。汚くて穢い。
下水道にもぐる、というだけでうっすら想像はつくだろうが何でもありの映画だ。

汚くだけでなくグロさもある。
ほぼ全てのシーンがとにかく不快だし、謎解きが爽快かというとそんな
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食人族4Kリマスター無修正完全版(1980年製作の映画)

3.5

昔だったからこそ撮れたんだろうと思うと貴重だ。
もちろん殺人シーンは現代の方がリアルだ。体に血糊塗って石で触ってるのをお腹を開く表現として使っていたりするので、そういう意味では限界を感じる。
あと本物
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監獄島(2007年製作の映画)

2.9

わかりやすいというか、単純なので見やすい映画。
そしてアクションがバリバリかつ派手なので割と面白いと思う。

深みとか含蓄とかはないし、ちょっと長いし展開もわかるけど、ひたすらバイオレンスアクションと
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ノイズ(1999年製作の映画)

3.0

イケメン優秀、NASAだから高収入で有名。しかも優しい妻思い。
最高の旦那である。
そんな夫が宇宙で事故り、さよならかと思いきや無事生還した。

そんなハッピーから始まる不穏さが良い。
事故の影響か様
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デビル(2010年製作の映画)

2.5

エレベーターが止まり、狭い密室で次々と殺人が起こるホラー。
悪魔というと人の心の闇につけ入り、人間関係を壊して物事を最悪な方向に進めていくイメージがあったが、この映画の悪魔は物理主義のようだ。

みん
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エレベーター(2011年製作の映画)

2.5

狭い密室、事故ったら大惨事という最悪なシチュエーションのエレベーターに華やかなパーティー客が乗り合わせる。

そしてエレベーターが止まり、まさかの事態が起こる。
エレベーター内で判明する人々の本性や人
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地獄の門(1980年製作の映画)

3.9

どう撮ったの?といいたくなるゴア描写が素敵だ。
特に口から臓物が次々と出るシーンは若くて綺麗な内蔵がめちゃくちゃ不快な音と共に零れ落ちて、不快なのに官能的なくらいにゾクゾクする。
グロがダメな人には決
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ノクターン(2020年製作の映画)

3.2

チューニングのような不協和音がザワザワとした不快感をより一層増す。
クラシックの世界について知識はほぼ皆無だが、芸術という孤独の世界、人と比べられ点数化される世界に住む思春期の女学生の心の闇を抉りだす
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最後まで行く(2014年製作の映画)

3.6

テンポのよさと音楽の使い方で引き込まれる。
次々とせまるピンチ、だんだんとデカくなるスケール。飽きないで見られる。

要素が多いが、テンポよく進むし、小難しい設定がなくてわかりやすいので混乱しなかった
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新感染半島 ファイナル・ステージ(2020年製作の映画)

2.3

映画というかゲームを見ているようだった。
予算の都合かなと思いつつ、ゲームならすごい映像だな!と思えるけど映画だと、もっと綺麗な映像のゲームもあるよなぁと思ってしまったごめん。

あの前作から四年が経
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ロニートとエスティ 彼女たちの選択(2017年製作の映画)

3.8

都会的な女性カメラマンのもとに届いた訃報。
ぎこちなくよそよそしい故郷の人々。
亡くなったのは厳格なユダヤ教指導者の彼女の父だった。
訃報を機に再会した親友3人、しかしそこにも触れられないタブーがあっ
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クリフハンガー(1993年製作の映画)

3.4

まさに崖っぷち、高い山々で起こる事件とアクションにハラハラする。

救いようのないクソ悪党たちが強盗を企てるも作戦失敗で雪山に金が落ちてしまう。
その金を回収するために救助隊を利用して、最後は救助隊も
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トム・アット・ザ・ファーム(2013年製作の映画)

3.5

核心にいつ触れるか、と思っていたら終わってしまった。

「友人」ギョークの葬儀に訪れたトムと「友人」の関係、30歳・未婚・実家暮らし・他人を拒絶するギョークの兄、実家に寄り付かなくなった息子ギョークの
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ナワリヌイ(2022年製作の映画)

3.4

ドキュメンタリーだが、下手なサスペンスより物語じみている。
本当に?創作じゃないの?と言いたくなる展開が続いて、これは実話じゃなくて作り話だよと言われても納得してしまいそうである。事実は小説よりも奇な
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ジョーズ'87/復讐篇(1987年製作の映画)

2.5

サメがまさかのバハマにまで追いかけてくる。
サメって何だっけといいたくなる、近年のめちゃくちゃサメ映画を思わせる設定だが、造形は3よりいい。
マイクの子供も出てきて、1〜3のシーンも回顧として入るので
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ジョーズ3(1983年製作の映画)

2.2

これまでがんばってきたサメの造形、見せ方がいきなりZ級になる。
1.2で子どもだったマイクとショーンが大人になり、水族館設立に動く中で死んだサメの復讐に巨大サメが襲いにくる。

ストーリーもイマイチ盛
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JAWS/ジョーズ2(1978年製作の映画)

2.7

前作でヒーローになったかと思いきや、警察署長がリスペクトされてなくてほろ苦い。
平和な観光地に戻ったアミティに再びサメが!?という続編として完璧なストーリー。

アミティのお役人達がポンコツかつ署長が
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ザスーラ(2005年製作の映画)

3.0

ジュマンジシリーズに比べると、展開の飽きとかファンタジーなりのリアリティが減るので少し評価が下がるが、かわいい兄弟が本当にかわいいので良かった。

お兄ちゃんは好きだけど、何でも勝てないし、遊んでくれ
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ファイナル・スクリーム(2019年製作の映画)

1.4

ツッコミどころ盛りだくさんZ級ホラー映画。
映画撮影だよ!と呼び出されたらスナップビデオの出演者募集だったというストーリー。
ストーリーはわかりやすいとも言える内容だが、本当に映画撮る気あるんか?と言
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