このレビューはネタバレを含みます
ワンカットの薪割り、ドライブレコーダーのような後ずさりドリーショット、淡々とした山里の営みに、違和感のある視点での映像が印象的。
そして何よりラストについてとても語りたくなる映画。
水は上から下へ…>>続きを読む
アマプラで遅ればせながら拝見。
傑作!
自撮り棒のチャンバラのシーンが好き。
その他の登場人物の大変希薄な、しかしながら都会ではありがちなペラペラの人間関係が描かれてるからこそ、顔を見て「嫌い」と言>>続きを読む
青春時代が冷凍保存されてそのまま目の前に現れたような感覚。
こちらは30年分年を取り内も外も色々と変わってしまったけど、あなたたちは高校生のままでいてくれたんだね、ともうオープニングですでに涙腺ゆるみ>>続きを読む
便箋に走らせるペンの音から始まり、ボクシングジムのミット打ちなど様々な現場音が立体的に浮かび上がる。
すっぴんで険しい表情の岸井ゆきの演じるケイコと周囲の人々との日常を淡々と描いているが、説明的なセリ>>続きを読む
久々にレビューを書いてみようという気になったくらい素敵な作品でした。
稲垣吾郎が今泉監督の世界にとてもフィットしていて、いい役者さんだなあとしみじみ感じました。
それぞれに深刻な悩みを抱えているんだ>>続きを読む
最終日に滑り込み鑑賞。
さかなクン=のんちゃんの大正解!
好きなことを貫く尊さ!
など良さは色々あるけれど、主人公をとりまく優しい世界の表現がとてもとても良くて…。
特に感動的なことは起こらないのに>>続きを読む
森田剛のファーストカットが素晴らしかった。眉間にシワ、ほうれい線、力のない目。これがジャニーズと誰が思うだろうかというほどで、工藤という人間があのワンカット一発でわかるシーンだった。
個人的にはジャニ>>続きを読む
ストーリーは王道で展開もわかりやすいものではあったけど、出てくる人物がみんな魅力的で素直に楽しめた。
歌もラストもすばらしかったけど、個人的に一番グッときたのは、途中家族に感情爆発させたとき。
家>>続きを読む
前半すごいおもしろかったのに終盤失速した感。
誰かの横やりでも入ったのかと思うくらい作品の温度感が違うような。
渡辺大和っぽいけど違う人に見えるなーってくらい彼の存在感よかったし、謎の学芸会っぽい演>>続きを読む
「空白」の印象が強すぎたせいか、勝手に伊東蒼ちゃんがいなくなって父親の佐藤二朗がさがす話かと勘違いしてた…。
いずれにせよ話はそんな単純じゃなくて、いろんな社会的なテーマを入れ込みつつ、ノワールとし>>続きを読む
やっぱり老けたなー、カッコいいけど。
俳優としての見た目や歩き方や声もそうだけど、演出面で不自然だったり都合よすぎだったりする場面が多かった。
なんだろう、これまでは渋さとかこの年で監督までやり続>>続きを読む
事前情報なくみたけど、数人をのぞいてほとんど素人っぽい人たちばかりを起用したこの作品の意図はなんどろうと考えながらみていくと、終盤から監督の傷や叫びや愛が溢れだし、結果大好きな映画となりました。
整>>続きを読む
ブランド界隈詳しくないので、こんなことがあったなんで全然知らなかった。
物語の起伏がなく出来事羅列な感じがしないでもなかったけど、アダム・ドライバーが出てればとりあえず加点されちゃう。
ぜんぶよかったけど、私は二話がいちばん好みだったなー。
瀬川さんのキャラめっちゃ好き!
あの、突然不自然ズームインは「想像」のしるしかな?
(めっちゃ笑い起きてました)
日常とかいわゆる普通の人た>>続きを読む
いやあ驚いた!ファーストシーン!!
とにかく柳楽くんがたけしそのものだったのと、大泉洋に泣かされたなあ。
カッコいい昭和の男そのものだった。
演出も凝ってて、誰が監督だったか忘れてみてたけど、特に中>>続きを読む
前作も人物ドキュメンタリーとして「こんな政治家がいたのか!」と驚かされ感動したけれど、今回はよりジャーナルな取材、視点が加わりさらに見応えのある内容でした。
想像するに監督は最初の対立候補へのインタビ>>続きを読む
大好きなシリーズ。
これまでより落ち着いたテイストになっていた感じがするけど、レイフ・ファインズと羊、最高でした!
賛否両論みたいなSNSの噂を頑張ってシャットアウトして、フラットな状態で観た結果、めちゃめちゃ面白かった!
主人公のエリーが魅力的で、テンポのいい編集でファーストシーンから引き込まれた。
私は60>>続きを読む
主人公まわりは優しい人たちばかりだな
そんななか、ドライだけどいつもそばにいる(親同士が)友達の彼がよかったなあ
音楽の入りどころが毎度ビクッとなるくらい不自然な入りかたで気になってしまった。必要以上にドラマチックな曲だったし。
綾子役が単なるワガママで病気治ってないよね、という風にしか見えず、もう少し執着する>>続きを読む
話題になっていたので鑑賞。
メインの2人の女優さん、見事な声の演技でした!
歌う必然性、歌詞にこめた思いみたいなものが、竜とそばかす…よりも伝わってきた。
脚本はもう少しどうにかなったのではともお>>続きを読む
タイトルにも主演女優にもひかれず観ようとは思わなかったけど、評判を聞いて鑑賞。
市川実和子の役以外に共感もてないままだったが、クライマックスの主役のことばはとてもよかったし、女性たちのあらゆる生き方>>続きを読む
う~ん…。
原作の「エモさ」が感じられず、心に響かなかったな。
今泉作品のように、淡々としていてもめちゃめちゃ響くものはあるから、演出なのかなあ。
あ、森山未來の40代と20代の演じ分けは、メイク>>続きを読む
こんなにもいい役者そろえてこんなにもつまらないなんて。
ずっと音楽うるさいし、映像カッコつけてる割に台詞チープだし、どこぞのCMかMV監督かなと思ったら案の定…。
泣いてもわめいてもなに言っても恋>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
いろんな意味で話題になっていた映画ですが、ようやく観賞。
マルグリットの描写が最初の1章のジャンの視点ではあえて悪女にも聖女にも見えないフラットな描かれ方をしていて、2章ではジャックの視点なので誘っ>>続きを読む
今泉作品の空気感が好きだ。
普通ならいれそうな台詞をそぎおとし、役者の演技と画と音でみせていく。
それで十分伝わる。
それがいい演出なんだろうと思う。
読後感としては「子供はわかってあげない」に近>>続きを読む
明らかに日本ぽくない風景とか美術とか、最初は気になったけど、最終的にそこはほとんど気にならないほど、観てよかったし、観なければならない映画だった。
教科書上の知識しかなく、いまも続く問題だということ>>続きを読む
私はこの監督とはやはり合わないかな…。
時代背景も人間関係も場面転換も全部台詞で説明していって、余韻も間もなく長尺の物語のダイジェスト版みたいに感じた。
これは前作でも感じてたことだけど、評判がよさそ>>続きを読む
お友達に誘われてIMAXにて鑑賞。
ティモシー・シャラメくんが出てるのすら知らず、「猿の惑星」みたいな映画かな?とか思ってたくらい何の情報いれずにのぞみましたが、これぞ映画館でみないでどうする!という>>続きを読む
東日本大震災から10年経ち、色んな問題提起もなされてて、いい作品だと思ったけど、些細なことがいくつか気になってしまった…。
阿部寛の台詞
脚本家以下誰も気づかなかったのかな?
汚名は挽回じゃなく>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
うーん…。
父親と女子高生とどっちが正しいこと言ってるのか、って話かと思いきや、父親はびっくりするほどすんなり認めてしまい、その後の主人公の行動が、女性としても、似たような仕事してる人間としてもまっ>>続きを読む
それなりに面白かったけど、振り返って冷静に考えるとこれまた期待値高過ぎて評価低くなったパターンかなあ。
いや、全然悪くないし飽きずに観られたんだけど、単にもっと面白いと思いすぎてた私の問題…。
推>>続きを読む
これは好き嫌いわかれそうな映画だなあ。
福田沙紀ちゃんとてもよかった。
虚無顔のダンス最高。
あと、どんな役でもいろんな映画にあらわれる新さんも。
ただ、主に中央で行われている日本の膿みたいな問題を>>続きを読む
序盤から、ああこれは好きな映画だなあと思いながら観賞。
笑いの感覚や空気感が心地よく、登場人物みんなが人間的にかわいい人たちばかり。
特にもじくん役の町田くん、もとい、細田くんはやっぱり全速力がよく似>>続きを読む
正直痛いのが苦手なので、ところどころ目をつぶりながらみてましたが、松坂君はもちろん、鈴木亮平の気持ちいいまでの悪役っぷりを堪能しました。
これまでバリバリの役どころをやってきた吉田鋼太郎や寺島進らが>>続きを読む
女子3人組が映画をつくるっていうのと、主人公のキャラもどことなく浅草氏に似てて、映像研のわくわく感を思い出しながら観賞。
殺陣もカッコよく、ラストの展開も好き。
一点、冒頭からずっと気になってたの>>続きを読む