ぷさんの映画レビュー・感想・評価 - 11ページ目

ぷ

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コインロッカーの女(2015年製作の映画)

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拳銃が出てこない映画はほんとに不幸せの連続だわ。

ワンピースを来たゴウンの偽装パスポートを眺めるキム・ヘスのシーンは、凄い良かったと思います。
それ以外は物足りなさを感じます。
あまりにも人が死にす
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風が吹くまま(1999年製作の映画)

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死を待つ時間を通して、生きるということについて描いた作品。
風が穂先を揺らすように、流されるままの僕らをうたったファッロフザードの詩を読み聞かせるシーンが良かったですね。このシーンに限らず、見えない者
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そして人生はつづく(1992年製作の映画)

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1990年に起きたイランの大地震を撮ったドキュメンタリー調の映画で、監督はイランの名監督キアロスタミ。

震災で60人近くの親戚を失った翌日に結婚式を挙げていたり、テレビに夢中になったりしている。本作
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サマーフィーリング(2016年製作の映画)

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3年かけてキラキラした夏に徐々に溶け込んでいく様が素敵でした。

フューリー(2014年製作の映画)

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戦争映画というよりかは、リーダーシップとはなにかを説いたような映画だなぁと感じました。それくらいブラピが勇ましかったです。
途中、ガルパンにそっくりなシーンが映っていたようにも思いますが、重ねちゃダメ
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西鶴一代女(1952年製作の映画)

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五百羅漢の仏像を見て、今まで関わってきた人たちの顔を思い出す。
最高の悟りを得た聖職者の顔と、過去の下衆な男たちの顔を重ねてしまうほどに、もう心が草臥れてしまっているのでしょう。

捨てる神あれば拾う
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山椒大夫(1954年製作の映画)

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いつの世の中も不合理で、善人とてしばし痛い目に遭う。そんな時世で、慈悲の心を捨てずに生をまっとうすることは本当に難しいことだと思います。

己を責めても人には情けをかけよ。
人は等しくこの世に生まれて
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インファナル・アフェアIII 終極無間(2003年製作の映画)

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ラウがヤン(トニーレオン)に自己投影をするほどに、警官としての魂を貫いたヤンの生き様には惚れ惚れします。
ヤンとヨンとシェンが再開を誓うシーンは、スリービルボードのジュースくらい痺れる。

ナイト・オン・ザ・プラネット(1991年製作の映画)

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ローマの回は人事視点で観ると名作です。延々と自己語りをする応募者と、気を失っていく採用担当をよく表してたと思います😇😇

作品全体を通して流れる音楽、時々挿入されるタクシーが右左折する場面、日暮(ロサ
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1987、ある闘いの真実(2017年製作の映画)

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日本がバブルで浮かれてる頃、お隣の韓国で拷問過失致死で1人の学生が亡くなった。
光州事件に流れを汲む民主化運動は、ここから一気に熱を帯びる。わずか約30年前の話。

韓国や最近の香港然り、国民が一丸と
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インファナル・アフェア(2002年製作の映画)

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ダブルフェイス→ディパーテッド→本作と10年越しに遡りが完了しました。リメイク2作は原作に忠実ですね👏
上司警官が屋上から降ってくるシーンは何度見ても震えますね。

アンディ・ラウとトニー・レオンの演
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フレンチ・カンカン(1954年製作の映画)

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労働者階級の舞踏場で踊られていたカンカンの興隆と、ムーラン・ルージュの設立を描く。
ラスト10分間のカンカンを踊り続けるシーンは、楽しいのなんの脚を振り上げたくなりますね。

プロヴァンスの休日(2014年製作の映画)

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南仏プロヴァンスの美しい風景を舞台に、堅物の祖父をジャン・レノが演じる。祖父と孫の一夏を描いた作品。

輪になってギターを弾きながら、ボブディランを歌うシーンがとても良かったです。

ペイ・フォワード 可能の王国(2000年製作の映画)

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誰かから恩を受けた時は、別の3人に良い事をしてあげることで恩返しをするペイフォワード。そうすればクソッたれの世の中も変わるのではないかと考えた少年。

素敵な物語だなぁと思い観ていましたが、唐突のラス
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シャレード(1963年製作の映画)

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良い〜!サスペンスに巻き込まれていくオードリーがかわいい🥰口調もいつも通りかわいい〜!
ファッション界のアイコンでもあった彼女が着こなすジバンシィのドレス👗

サスペンスとグラントもまた良き...🤤
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Arc アーク(2021年製作の映画)

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森絵都さんの『カラフル』のように、色を追うのも楽しい映画でしたね😌特に水色が目に留まりました。

円弧の人生と円周の人生どちらを望むか。

東洋思想に馴染みあるテーマなので、邦画SFですが安心して観て
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ゴンドラ(1987年製作の映画)

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5000万の借金を背負い自主制作するも国内での上映ができず、映画監督からAV監督へ転身。
それから30年。監督が2作目を撮ることを決意し、これを機に2017年に全国でリバイバル上映を行う。
2作目は現
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ホテル・ムンバイ(2018年製作の映画)

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首謀者はパキスタンにて一昨年逮捕されてます。

多元的な問題ですね。
米国と中東イスラム過激派の問題の上に、カシミール問題などに端を発する印パの衝突が重なっている感じでしょうか。故に。インド・米国が敵
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ホームステイ ボクと僕の100日間(2018年製作の映画)

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実写故の脚色はあるものの、骨子は変わらずで良かったです🙆‍♂️
世界は僕が思うよりも実は僕に対して優しいのかもしれない、そう思った時にカラフルな思い出が蘇ってくる。
所詮ただの魂のホームステイ。

ファーザー(2020年製作の映画)

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自己同一性とは記憶の連続性に依拠するのかもしれない。強くそう思わせてくる作品でした。

分断され、結びつかない断片的な記憶のピースばかりが増えていく。とても精神的にきますね。
アンソニー・ホプキンス👏

見知らぬ乗客(1951年製作の映画)

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『見知らぬ乗客』を観た
やけに面白いと思ったら、
ヒッチコック監督でしたか😌

テニスのラリーの場面で、観客の首が左右に動く中で1人だけ首をじっと据えてるカットや、高速回転する回転木馬での乱闘など、脳
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春夏秋冬そして春(2003年製作の映画)

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人生を季節に擬え、そして春。
確かに「鉄鼠の檻」の匂いを感じます。
榎木津さんはこの雰囲気に不要な気が..🤐

般若心経を掘らせ続ける場面。
とても良かったです。

好きな韓国映画がまた一つ増えました
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欲望という名の電車(1951年製作の映画)

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本作で2度目のアカデミー賞主演女優賞を取ったヴィヴィアン・リー。過去の裕福な生活を忘れられず自分を取り繕うも、威圧的なスタンリー(マーロン・ブランド)により剥がされていく虚飾。

 「『欲望』という名
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映画大好きポンポさん(2021年製作の映画)

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自分は90分しかこの映画を観ていなかったと唖然としましたね。何を見せて、何を切るのかについて徹底的に拘っているんでしょうね。
かなり面白かったです。

前半はコミカルに遊ぶことで軽快さを持たせ、後半は
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パニック・ルーム(2002年製作の映画)

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窮地に追い込まれた時に、とんでもない知恵を働かせる作品は数多いですが、実際のところどうなんでしょうね🤔

こういう状況において目立つ、悪に染まりきれない強盗と、守るもののために悪に染まる善良市民の構図
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カリートの道(1993年製作の映画)

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ラストシーンを冒頭に持ってきた意味を考えている。パチーノの死へと導く145分。希望のない未来へ突き進むのかと思いきや、個人的にはそうでもなかったと感じています。
愛する人の腕の中で弱る。巡る走馬灯。夢
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シェーン(1953年製作の映画)

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クールさの中に優しさを秘めた男 シェーンが再びガンマンとして挑む場面、胸が滾りましたね!
そして「カムバック」のラスト。シェーンは何故立ち去ったのか。面白いです。

本作のラストシーンについては、『交
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LEGO(R) ムービー(2014年製作の映画)

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メタな展開、良かったですね😌
そしてレコブロックで作れないものはないと思わせてくれますね。根強く愛される玩具として、これならも全ての世代を楽しませてくれるんだろうなぁ。