くじら12号さんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

くじら12号

くじら12号

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獅子座(1959年製作の映画)

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歩けば歩くほどにピエールの惨めさがパリの街並みに浮かぶ。ピエールが熊のようにおっきい体なのがまたいい。

セールスマン(1969年製作の映画)

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ポールは資本主義では生きてけないのよ、その不器用さに人間味を感じる。
観せ方が上手い。

女と男のいる舗道(1962年製作の映画)

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アンナカリーナはため息が出るほどに美しい。ただただそれを思いながら大半の時間が過ぎていったのだけれど、ラストシーンで呆気なく銃で撃たれ、おまけにラウールにまで撃たれて死んでしまったのに衝撃をうける。引>>続きを読む

スパイダーマン3(2007年製作の映画)

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盛り込みすぎは否めん。
なよトビーも好きになれんが黒トビーにはもっとイラついた。ゲッツしながら街を歩くんじゃない!笑
ハリーは可哀想だったな。

適切な距離(2011年製作の映画)

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1作目からの飛躍が素晴らしい。
いい日本語のタイトル。とても面白い作品でした。

オカンもユウジも意地の悪さがそっくり。親子だなあ
オカンのは妄想日記だけど、レイジの方が本当は存在していて、ユウジが存
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美しい術(2009年製作の映画)

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絶妙な会話のずれ
思っているようにはいかないもどかしさ
人とは違うことへの諦め
時間の経過と手元のカクテルと配置

almost next to BUTI

アキラ AKIRA(1988年製作の映画)

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世界観に引き込まれる。バイクのテールランプめちゃめちゃかっこいい。
遠くから見たらキラキラしてても中に入ると猥雑で退廃的にも見えるネオ東京において金田の真っ赤な服に真っ赤なバイクは信念を貫いてる証に見
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恋の秋(1998年製作の映画)

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四季の物語シリーズもついにラスト。
これまでの作品は2、30代の若めの話が多かったので、大きな子供がいる40代のお話は雰囲気が違って良かった。
マリー・リヴィエールが本当に素敵に年齢を重ねている。若い
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怒りの日(1943年製作の映画)

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処刑されて肉体は無くなるけど、魂が救済されるというよくわからない理屈より、ヘアロフス・マーテが「死にたくない」と涙を流しながら放った一言が真実。
自分の心に従った言葉や行いがこの時代においては悪であっ
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

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映画見た後、ぽっかり浮かぶ雲にどきっとする自分がいました。

最後に馬に乗ったOJがゲートの向こうに見えた時に、映画の歴史を今、この映画で取り戻したぞという力強いメッセージを感じた。

トップガン(1986年製作の映画)

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マーヴェリック見てからの初期作鑑賞。
振り返りでも、マーヴェリックの記憶を回想しているように鑑賞したので楽しめた。

トムクルーズの口元かわいい。

こわれゆく女(1974年製作の映画)

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カサヴェテスの映画は精神を削られるほどのパワーがある。

映画の冒頭からメイベルはおかしかったが、彼女が元々おかしかったかは定かではない。
私はニックは上からの目線でメイベルを見ていて、言葉遣いや態度
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みんなのヴァカンス(2020年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

構図やシーンの繋ぎで違和感を感じることがあった。監督はインタビューで「完璧な繋ぎや正確な時間性よりも、こうした特別な瞬間の光を捉えることが私たちには重要に思えた。」と語っていて、納得した。それと同時に>>続きを読む

エルヴィス(2022年製作の映画)

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エルヴィスの人生は家庭環境(特に母親)とパーカー大佐の影響が大きかったのね。二人とも少しおどろおどろしく描かれていた。
大事なショーの裏側でパーカーの密約が交わされるショットが挟み込まれていて、もっと
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リリーのすべて(2015年製作の映画)

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二つの人格が自分の中にいるということ、また一方の人格よりも他方の人格が多く現れるようになるということが意識的なのか無意識的なのか、感覚的に理解できないことがあって戸惑った。
ゲルダが泣きながらリリーに
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女は女である(1961年製作の映画)

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アンナカリーナの横顔とお団子ヘア
Rの練習
落とした2つの生卵
部屋の中で自転車

無敵。

ジェラシー(2013年製作の映画)

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二人の心情に寄り添えず、淡々と見てしまった。

コレクションする女(1967年製作の映画)

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当初アドリアンのアイデに対する心象が悪いから、アイデに対して好感持てなかったけど、控えめにニコッと笑う顔とか可愛いしとっても良い子じゃんと思い始める。これはモテるのわかる、てかアドリアンなんなんってな>>続きを読む

リコリス・ピザ(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

とても好きでした。
濃いキャラクターがたくさん出てくる(ディカプリオのリアル父はロン毛のミスターマリックかよ)し、展開読めなすぎて面白いのだが、1番の魅力はやはり決して性格がいいわけではないアラナのキ
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ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ソヨンという人物の生い立ちは詳しく語られていないけど、感情が一部欠けているソシオパスの様な印象を受けた。
ウソンの父親のヤクザを殺したというのも妙にリアリティに欠けるような描かれ方だった。
ソヨンにと
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ブエノスアイレス(1997年製作の映画)

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ウォンカーウァイは場所と記憶を結びつける映像を撮るのが上手い
イグアスの滝の爆流を見てみたくなった

花様年華(2000年製作の映画)

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点と点で進む映像が大人の恋愛を感じさせた。同じ構図同じ場所でも華やかなチャイナドレスが時の経過を教えてくれる。
あの時の心のうちを神秘的なアンコールワットの壁にそっと閉じ込める終わり方がよい。
アンコ
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蜜蜂と遠雷(2019年製作の映画)

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松岡茉優ちゃん、繊細で指で触ったらひび割れてしまいそうでした。
感覚的なものと技術と努力と、すべてピアノにささげている様が美しかったです。

ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

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シャラメ使いが最高。スーパーで友達に電話かけるシーン思い出して幸せな気持ちになります。
地球最後の日に食べるのは蟹雑炊だと最近決めました。

夏物語(1996年製作の映画)

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これまで見たロメール映画で1番の美男子!(服装のダサさはご愛嬌)と思ってガスパールをニヤニヤ見始める。ポーリーヌから時を隔てたアマンダ・ラングレ扮するマルゴがまたとてもキュート。二人のショットだけで目>>続きを読む

フェイシズ(1968年製作の映画)

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俳優たちの目を見てるとちょっと切なくなることが多かった
ジーニーみたいにぽろりと涙するにしても
まだ自分に切実さが足りないと思った
ブルースであんなに踊れるんだっていう発見とラストの階段ショットの素晴
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

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初期作見てないにわかですが、ストーリーは裏切りなしの王道中の王道で楽しめた。
トムクルーズがアクション最前線にいる様とマーヴェリックが重なったよ。
マッハとか重力の世界へ一緒に飛んで酸欠になって失神し
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犬王(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

世阿弥と同時代に実在したが記録がほぼ残っていない能楽師・犬王のお話ということで、その空白をファンタジーとして創り上げているところに胸がときめく。
歌うシーンは少し助長に感じたりもしたけど、数日経って友
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スパイダーマン2(2004年製作の映画)

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ドクオックの作った装置がやば過ぎて笑う。グラサンかけてなかなか良いキャラ。
一方のピーターは相変わらずイライラさせられる。ヒーローの葛藤。

スパイダーマン(2002年製作の映画)

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ウィレム・デフォーさんの悪役顔めっちゃいい。グリーンゴブリンには日本の能面ぽさとレンジャーものの悪役の質感と造形を感じて妙に親近感。
ピーター真面目過ぎて生きづらそう。

ドクター・ストレンジ(2016年製作の映画)

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地上波の録画を鑑賞。

マッツのデスパンダメイク🐼
ヒーローはマントに好かれるもんなんだな。
スピリチュアルと魔術と気功が混ざったまやかし感がドクターストレンジの色彩に詰まってる気がする。ストレートな
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