ゆうかさんの映画レビュー・感想・評価 - 10ページ目

三度目の殺人(2017年製作の映画)

3.0

役所広司演じる被告人の証言が二転三転するため、結局真相は闇の中。
モヤっとする結末というのも嫌いではないですが、一貫して何を伝えたいのかよく分からず、「?」となっているうちに映画が終わってしまいました
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君の膵臓をたべたい(2017年製作の映画)

2.5

ヒロインの気持ちの動きがよく分からず、笑顔や台詞回しが終始ぶりっ子な感じで感情移入しにくかった。
通学路の橋など、映像が爽やかで綺麗だった。

ダンシング・ベートーヴェン(2016年製作の映画)

1.0

モーリスベジャール振付の「第九」を上演するまでのドキュメンタリー。
ちらっと見たことのある、ベジャールの第九が素敵そうだったので、見てみたかった。

あまり気分良く見れないドキュメンタリーでした。
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コングレス未来学会議(2013年製作の映画)

2.5

2時間のうち、ほぼ大半がアニメーションという不思議な映画でした。最初と最後の実写部分はそれなりに楽しく見ましたが、多すぎるアニメーション部分では集中力が途切れがちに。
加齢のうちにスターのポジションか
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チェコ・スワン(2015年製作の映画)

3.0

45分くらいのドキュメンタリー。ダンスチーム活動をしているチェコの田舎のマダムたちが、バレエ「白鳥の湖」のダンスに挑戦する話。プロのバレエダンサーに指導をお願いするという結構な無茶振り。
冒頭から披露
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屋敷女(2007年製作の映画)

4.0

決して好きだからの高評価ではありません。グロすぎ、怖すぎ、後味悪すぎ。こういう、犯人が攻めてきて、助けに来た人たち惨殺していく系は、普通主人公は周りの人をどれだけ犠牲にしたとしても助かるでしょう!
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セトウツミ(2016年製作の映画)

3.9

絶妙なテンポの会話劇が面白い。完全に漫才のノリです。ネタ自体は原作ありきなんだろうけど、その間を再現している池松さんと菅田君が素敵。
ただ面白いだけでなく、一期一会というか、今だけの貴重な時間、という
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バード・ボックス(2018年製作の映画)

4.0

最後までドキドキと気が抜けないパニックホラー。「何か」を見ると自殺してしまう、という奇抜な設定から興味を惹かれ、ストーリー展開も最後まで弛みなく面白かったです。
「何か」もそうだけど、引き入れようとす
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ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル(2011年製作の映画)

3.7

チームのハイテク技術とトムクルーズのびっくりスキルには笑ってしまう。勢いあって面白かった。

ニューヨーク東8番街の奇跡(1987年製作の映画)

3.3

ほっこりファンタジー。メカ宇宙人?の子供達が可愛い。

生きてこそ(1993年製作の映画)

3.8

実話を基にした映画。生き抜くために決断をしていく人々。食べ、そして雪山を超えていく。自ら助くるという人々が本当にすごいと思った。

リトル・ロマンス(1979年製作の映画)

3.5

フランスで出会ったアメリカ人女子とフランス人男子がイタリアのベニスに束の間の逃避行をする話。
少女を演じるダイアンレインは、トスカーナの休日の人だったのね。
音楽も映像も絵本のようで可愛らしい映画でし
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フロム・ダスク・ティル・ドーン(1996年製作の映画)

3.8

ずいぶん昔に見た映画を改めて。
ストーリーが前半と後半でガラッと変わるのが面白い。悪党たちの切れやすさや吸血鬼たちとのバトルに色々と突っ込みつつ、笑って観れる映画。結構グロいですが、突き抜けているので
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ラスト、コーション(2007年製作の映画)

3.5

ただエロティックなだけでなく、視線など色気を感じさせる映画でした。
大筋の話の流れは想像通りでしたが、誰にも心を許せなかったイーがチアチーにようやく心を開き、それなのに裏切られた悲しみがグッと来ました
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ザ・スクエア 思いやりの聖域(2017年製作の映画)

3.0

あらすじから予想していたのと少々違った。美術作品の展覧に伴ういざこざについては、最後らへんにオチが来て、むしろそれまでは携帯を盗られたり、厄介な人と関係を持ってしまったり。
オープニングからざわざわと
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スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

3.8

二転三転していく感じ。脚本賞取ったのは納得できる上手さでした。
ミルドレッド夫人、警察署長、不良刑事の三人を関わらせあって、話を転がしていく感じ。
最後のドライブしながらの「気が向かないのよ」に、救わ
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ウインド・リバー(2017年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

主人公の娘も同じ犯人に殺されたのかと思いきや、ネイティブアメリカンの失踪や巻き込まれた犯罪に対して手が回っていない現状や絶望を表しているのですね。

さよなら、僕のマンハッタン(2017年製作の映画)

3.4

もっと痛々しいのを想像していたけど、意外に最後は気持ちよく終わりました。
主人公の物語より、親たちの物語の方が強かった気が、、、

イングリッシュ・ナショナル・バレエ団 アクラム・カーン版『ジゼル』(2017年製作の映画)

4.0

インド舞踊を取り入れたようなオリエンタルな動きがとても魅力的。
ウィリのアラベスクの群舞はオリジナル版でも好きな場面ですが、アクラム版では特に狂気も感じました。
ウィリが「精霊」というよりも、無念のう
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ボリショイ・バレエ in シネマ Season 2017-2018 「コッペリア」(2018年製作の映画)

4.8

ボリショイバレエは群舞も主役も本当にレベルが高くて、どのシーンも美しいです。
そんなに派手な技はないシーンでも手の動き脚の上げ方だけでうっとりできます。何度も見たいコッペリアでした。

ゴッドファーザーPART II(1974年製作の映画)

3.8

ゴッドファーザー三部作、1→3→2の順番で見ました。
やはり順序どおりに見るのが一番かもしれません。
1、3を見たときは、1は文句なしに面白く、3は3で外伝的に言われているけれどマイケルの人生を描くに
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オーレリ・デュポン 輝ける一瞬に(2010年製作の映画)

4.0

パリ・オペラ座元エトワール(現芸術監督)のオーレリーデュポンのドキュメンタリー。
オーレリーは小柄で、姫様系が得意なエトワールといったイメージしかありませんでした。(現役時代の演技をそんなに見たわけで
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ゴッドファーザーPART III(1990年製作の映画)

3.8

病に冒されるマイケルはやはりどうしても弱々しく見えます。
息子の歌を聴きながら、最初の妻やケイなど、失ってしまった人々を思い出し、涙するマイケルのシーン、とても良かったです。

娘を失って慟哭するマイ
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マシュー・ボーン IN CINEMA シンデレラ(2017年製作の映画)

2.0

バレエ作品としても、ダンス舞台作品としても、私には期待はずれでした。
マシューボーンは、「カーマン」は愛憎渦巻く世界観とキレのあるダンスが新鮮で好きでしたが、「眠れる森の美女」では主に振付が好きではな
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バッド・ジーニアス 危険な天才たち(2017年製作の映画)

3.7

音楽やカメラの抜き方によってカンニングシーンのハラハラが非常によく伝わってきた。
苦学生二人が割りを食う終わり方だったように思う。

やかまし村の春・夏・秋・冬(1987年製作の映画)

3.8

春夏秋冬っていうより、夏休みを描いた前作からそのまま続きで、駆け足の秋、じっくり冬、そのあと春を描いていた。
前作より男の子たち対女の子たちの対立、痴話喧嘩?が目につくようになり、いたずらも少々気にな
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やかまし村の子どもたち(1986年製作の映画)

4.2

リンドグレーン原作の「やかまし村」の映画。
原作は読んでいませんが、これはきっとかなり忠実に再現してるのでは?と思わせられる美しさ。
やかまし村の子供たちの夏休みを描きます。
1つの起承転結あるストー
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ロング,ロングバケーション(2017年製作の映画)

4.1

邦題で少し敬遠していましたが、とても良かったです。
ロードムービーの中でもかなり異色。とても印象深かった「人間の値打ち」と同じ監督と知って、この監督は結構私は好きなのだと思いました。
老いてしまうとど
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ストリート・オーケストラ(2015年製作の映画)

3.2

スラムでオーケストラを作る。
題材はかなり素敵ですが、描き方があっさり目。

92歳のパリジェンヌ(2015年製作の映画)

3.6

出来ないことが増えてきたからと最期を自分で決める。
身体の限界を自分で見切れるうちに、、、
高齢化社会だからこそ出てくるテーマ。
家族の動揺もきちんと描かれていました。

ルーム(2015年製作の映画)

3.5

監禁部分メインじゃなくて、狭いルームから広い世界への適応を少年の視点で描いてるから、事件は悲惨やけど、暖かい気持ちで観れた。
状況だけで言うと、ルームに捕らえられていた頃より、脱出で来てからの方が、(
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プリズナーズ(2013年製作の映画)

4.4

ジェイクギレンホール!好きな俳優さんです。「オクトーバースカイ」とか「ドニーダーコ」とか「ノクターナルアニマルズ」と今まで見た彼の出演作では、全てで良い演技と存在感が印象的でした。
本作でも刑事役とし
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英国ロイヤル・オペラ・ハウス シネマシーズン 2017/18 ロイヤル・オペラ「白鳥の湖」(2017年製作の映画)

4.1

初のシネマビューイング。最終日に滑り込みで見てきました。

まず、作品の内容とは関係ないですが、シネマで見ると、動きがぶれて慣れるまでとても見づらかったです。
最新作を恵まれたキャスティングで見られる
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カクテル(1988年製作の映画)

3.0

アメリカン・ドリーム物かと思いきや、どんな展開になるのか最後まで読みにくい話でした。
一攫千金を夢見る主人公がバーテンダーとして働きつつ、女性関係も含め紆余曲折していく話。
バーテンダー師匠のダグは腹
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