伊藤ライナさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

伊藤ライナ

伊藤ライナ

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LUPIN THE IIIRD 血煙の石川五ェ門(2017年製作の映画)

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背景、キャラクターデザイン、音楽と全てにおいてリッチな新作ルパン。
圧倒的な緊張感と説得力の演出。最高傑作だ。

君の名は。(2016年製作の映画)

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結びの真意はメンタルとフィジカルを近づけることと解釈。
だから2人は実際に自分の足でその場所に行き見て確認した。
全ては自分の感情を、心を知るために。

悪魔のいけにえ(1974年製作の映画)

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最初から最後までクレイジー。
笑いすら起きそうな狂気の演出。
まさにカオス。

ミュージアム(2016年製作の映画)

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ヒトは何かしらの依存症であり、それが生きるチカラを生むし悪夢を呼んでいるとも言える。

相棒元日スペシャルで見た健太郎さんは小栗旬さんっぽいと思ってたら、まさに小栗旬役で出てたw
いい感じの雰囲気があ
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ミュージアム 序章(2016年製作の映画)

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ストーリーテリングの必要性がある場合、POVはこういうカタチが発展系と言えるのかも。

怪盗グルーのミニオン危機一発(2013年製作の映画)

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父性の代替の物語と、母性を代替する存在の登場。
希望を描いた作品だ。

ブライト(2017年製作の映画)

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いまだにこういう作品が撮られることに人種問題の根深さを感じる。

ダークナイト ライジング(2012年製作の映画)

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狂気と恐怖のテロリズムは愛ゆえに。
そこのところが最も悲しい。

ダークナイト(2008年製作の映画)

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正義の真実を悪が暴き、公平と自由を問う。
必ず暗部はある。
これは「ダークナイト」によるテロなのだ。

バットマン ビギンズ(2005年製作の映画)

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わりと旧作に寄ったニュアンス。
ドラマシリーズ「ゴッサム」のノリで観たらギャップに戸惑う。

マン・オブ・スティール(2013年製作の映画)

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本作を観ないと「バットマンVSスーパーマン」の冒頭がよく分からないが、バットマン側にスタンスを置かせる為に敢えて説明してないのだろう。
なのでスーパーマンが超迷惑感。
あとケビンコスナーはやっぱりモロ
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バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生(2016年製作の映画)

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武力は正義たり得るか。
アメリカが勝手に作ったヒーローに、勝手に危機を救わせるストーリーだが、そのアメリカの抑止力のもとに日本はある。
はたしてこの抑止力は本当に必要なのか?仮に米軍が撤退したとして、
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ジャック・リーチャー NEVER GO BACK(2016年製作の映画)

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とにかく父性を語りたがるストーリーは置いておいて、注目したいのはデジタル化されたものはなんでも足が付くというところ。
「今」を舞台に大きい話の展開を考えるのは大変だろうなあ。

スター・ウォーズ/フォースの覚醒(2015年製作の映画)

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やはり新シリーズも「父性の物語」という運命の輪を描き、キャラクター達はその「運命という鎖に繋がれた奴隷」となる。その鎖から解き放たれたのかは次作以降のお楽しみ。

アフリカの紛争地域では、集落が武装勢
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スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還(1983年製作の映画)

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ep.1~3に補完されて4~6が父性の物語として昇華していて、公開当時とはまったく印象が違った。
ラストの「イウォーク・フェス」は曲も良いしイウォーク達もかわいい。

スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲(1980年製作の映画)

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パダワンが子供だけなのはダークサイドへおちるリスクを減らし、教え導くという合理的な「洗脳」と言える。
だがそれでは真にフォースを極めたジェダイには成れない。
オビ=ワン・ケノービとヨーダにはアナキンを
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スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望(1977年製作の映画)

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こうして続けて観ると、ローグ・ワンは本当に上手く3と4を繋いでいる。
もっと言えば、2と3の間からも拾ってきてるし。

ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー(2016年製作の映画)

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スピンオフというわりに「新たなる希望」に直接繋がるほど深く本筋に関わっている。
ということは「ROGUE」が示しているのは反乱軍であり、反乱軍の信念である「フォース」という概念であり、それは同時に「ジ
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スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐(2005年製作の映画)

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ep.1でクワイ=ガン・ジンにより母性との距離がはなれ、父性を代価するはずのクワイ=ガン自身が退席したため、シングルマザーの家庭だったアナキンには父性の影響が完全に欠落し、続くep.2では母性が完全に>>続きを読む

スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃(2002年製作の映画)

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ep.1とは違って大人の描写が多い。
そして流石の絵作り。コンテが見たい。

スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス(1999年製作の映画)

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久しぶりに観たらいろいろと描写がマイルドで、スターウォーズシリーズへの認識を改めた。
戦争としてあって然るべきシーンは大体除外されているので、シンプルにアナキン・スカイウォーカーの人生に注目してシリー
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GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊2.0(2008年製作の映画)

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押井進化論ともいうべき作品の映像進化論と解釈。
この進化の果てにあるのは孤高か孤独か。

怪盗グルーの月泥棒 3D(2010年製作の映画)

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なんか黄色いのがワチャワチャする映画かと思ってたら意外にも社会派でした。
豊かな人生とはなにかを考えさせられる。

特捜部Q キジ殺し(2014年製作の映画)

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あれで救われたのかは分からないが、闇の深さはひしひしと伝わった。

ピンクとグレー(2016年製作の映画)

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原作を大胆に再構築しているようで、人物の内面は原作を全て描いている。
「グレーゾーン」に入ってからは見る者の心を抉ってくる。

アキラ AKIRA(1988年製作の映画)

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公開からもうすぐ30年になりますが、どうやら未だに人類には使いこなせないチカラのようです。
無事に東京オリンピック開催を迎えたいですね。

マンデラ 自由への長い道(2013年製作の映画)

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チラチラとしか描かれてないけど、マンデラと看守との関係性こそが答えだと思う。
だがそこに辿り着くには時間が必要だ。

デスノート Light up the NEW world(2016年製作の映画)

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三島は竜崎に「デスノートを持ってもお前だけは狂わなかった」と言ったがそれは違う。
竜崎は確かに狂っていた。
それはもしかしたら恋と言ってもいいのかもしれない。

1922(2017年製作の映画)

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人生の選択を誤った愚かな男の末路を描いている。が、おそらく違う選択をしても同じように弱り果て敗北していたのではないだろうか。

イット・フォローズ(2014年製作の映画)

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気持ち悪い演出から浮かび上がるのは意外にも純情だった。ように思う。
ピエロ待機していたが、そういうのではなかった。

26年(2012年製作の映画)

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自分の運命に決着をつけるための人間模様が悲痛な叫びとともに描かれる。
泣けた。

4デイズ・イン・イラク/カルバラ イラク戦争・奇跡の4日間(2015年製作の映画)

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なかなかの悲壮感。
実際の現場はこの何倍もの悲壮感と虚無感なのだろうか。
そこにはメディアを通した情報戦の影響が色濃い。
真実には光が当たることは無い。そう言われた気がするラストシーン。

ディア・ハンター(1978年製作の映画)

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「ここじゃない何処か」を夢見て戦争に参加することの無知と、狂気に満ちた「ここじゃない何処か」の現実という悲劇。

その女諜報員 アレックス(2015年製作の映画)

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ダイヤモンドに南アフリカ、そして最後に明かされるUSBの中身。そのあたりをよく考えながら観るべき作品。
原題は暗喩と取れるが邦題の方はズルイ。

クリーピー 偽りの隣人(2016年製作の映画)

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「クリーピー」とは「不気味」というような意味らしいが、出てくる隣人は皆不気味で不可解な気がした。
そして、結局のところ「一番身近な隣人」を理解できなかったことが不幸であり、そこのところに真の「不気味」
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