走る屍さんの映画レビュー・感想・評価 - 24ページ目

ベルベット・ゴールドマイン(1998年製作の映画)

3.5

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演出が洒落てて、大量の煌びやかなアルコールを注ぎ込まれてるようで好きな人には酔えるだろうけど、個人的にグラムロックの音楽にもファッションにも魅せられなかったし、音楽映画なのにひとつも刺さる曲がなかった>>続きを読む

フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

1.5

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これはひどい。映画が、というよりは私とこの映画の相性が最悪だ。どれくらいかというと、好きな役者が沢山出てくるのにみんなを嫌いになりそうなくらいに。(ウェスアンダーソンファミリーが増えないことを祈る)二>>続きを読む

タイタニック(1997年製作の映画)

3.8

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どこを切り取っても名作中の名作だし、失ったものこそ永遠のものっていうのは美しい話だと思うけど、個人的にはあまり刺さらず…
昔家族で鑑賞した時、母が「何回観ても泣ける」と号泣してたのをすごく疑問に思って
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ロミオ&ジュリエット(1996年製作の映画)

3.6

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アロハシャツを着てシェイクスピアの台詞を発してるのに違和感があるけど、古典をギャングやら俗っぽいもので囲って、核は原作通りっていうのは中々実験的で新鮮。
このディカプリオに世界中が恋に落ちても仕方ない
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ティム・バートンのコープスブライド(2005年製作の映画)

4.8

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ティムバートンの映画の中で一番好き。音楽が良き。

早春(1970年製作の映画)

3.0

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色彩と幻想的なプールのシーンが印象的。けど、私には童貞の美学を理解できなかった。

フォロー・ミー(1972年製作の映画)

4.2

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最高に可愛いミアファローとジョンバリーの音楽。

TIME/タイム(2011年製作の映画)

2.5

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面白い設定なのに活かしきれてない。キリアンを困らせた主人公らの時間を強奪したくなる。

インターステラー(2014年製作の映画)

3.0

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ブラックホールでの伏線回収やアンハサウェイのラストシーン、ハンスジマーの音楽は素晴らしいと思うけど、傑作と評されてる割にあまり感動できず…

インセプション(2010年製作の映画)

4.2

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再観。初見は映像と設定に圧倒されてばかりだったが改めて観ると、夢の中で一緒に歳を取り、若い姿で目覚めて現実に戻るという設定にすごく浪漫と虚無を感じた。

クラウド アトラス(2012年製作の映画)

4.4

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輪廻と運命の交わり、喜劇と悲劇、物語の壮大さと役者の特殊メイクに震撼した。

ダークシティ(1998年製作の映画)

4.0

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ゴッサムシティみたいな閉塞した世界でビーチを目指すというプロットに浪漫を感じた。

海獣の子供(2018年製作の映画)

2.0

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神作画+久石譲の音楽+米津玄師の主題歌って傑作のにおいしかしないけど、いつ面白くなるんだろうと思いながら苛々が積もり、どんどん拳が硬くなっていく。哲学風のセリフが謎かけのようで全然頭に入ってこないし、>>続きを読む

ブレッドウィナー/生きのびるために(2017年製作の映画)

3.0

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画風と音楽がすきだと思ったらカートゥーンサルーンだった…気づかずに観てた。
女性が窒息しそうな過酷な社会で勇敢に生きるヒロイン、いかにも自分が好きそうな話なのにあまり刺さらなかった…タリバン政権の現実
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I AM ヒース・レジャー(2017年製作の映画)

3.5

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BMで傷つけられた心を癒すために鑑賞。関係者へのインタビューでは口揃えての賞賛ばかりでHLを神格化してる。単一的な視点でしか語られないのですごく表面的な伝記に感じられて残念。それだったら90分間ヒース>>続きを読む

ムード・インディゴ うたかたの日々(2013年製作の映画)

4.2

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“人生は泡のよう。消えないうちに、愛して“っていうキャッチコピーを考えた人を讃えたい。

タイピスト!(2012年製作の映画)

3.6

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強引な恋愛要素と薄っぺらい内容よりも、レトロな衣装やセットが可愛くて乙女心をくすぐられた。

ゴッホ~最期の手紙~(2017年製作の映画)

4.4

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ゴッホ風のアートペインティングアニメーションという斬新さに感動。アートだ。 

リヴィッド(2011年製作の映画)

2.0

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期待してたゴシック感が薄く、血生臭いシーンは汚くて下品に感じたし、神秘感を出そうとしたのか分からないけどラストが意味不明で消化不良。

15歳のダイアリー(2004年製作の映画)

2.5

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大人に自分からちょっかい出していく危なっかしい主人公には苛々した。不安定で多感なティーンエイジャーを描きたかったでしょうね。アビーコーニッシュは可愛いし、雰囲気もいいと思うけど、全然共感できないのが致>>続きを読む

エバーラスティング 時をさまようタック(2002年製作の映画)

4.2

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児童文学の映像化だからストーリーは子供向けではあるけど、精霊の戯れかなっていうくらい(私好みの)美しい画面と綺麗な音楽で大好きな映画の一つ。

ハイジ アルプスの物語(2015年製作の映画)

4.0

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サンタクロースみたいなブルーノガンツ、天使みたいなハイジとクララ、綺麗な大自然に心が浄化された。

アイアムアヒーロー(2015年製作の映画)

3.6

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ZQNがいい感じに気持ち悪すぎて、ワクワクした記憶あり。

サンタ・サングレ/聖なる血(1989年製作の映画)

3.6

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初めて観たときは強烈な生理的嫌悪を感じたにも関わらず、強制的に二、三回も鑑賞させられた上、「これは愛と救済の映画なのだ!」という解説が洗脳的に注ぎ込まれ、「映画を観よう」というときはいつも強引に候補へ>>続きを読む

7番房の奇跡(2013年製作の映画)

3.6

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めちゃくちゃ泣ける!との評判で、これは催涙弾なんだ、と心に予防線を張りまくったせいで感動にブレーキがかかってしまった。ええ話〜、とは思うけど、心に響いた!とはならなかった。予備知識をつけないで観てれば>>続きを読む

ブロークバック・マウンテン(2005年製作の映画)

5.0

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寡黙だけど内に秘めた激しい感情があって抑えようにも抑えきれてないイニス、情熱的で叶わない夢を抱き続けやがて落胆していくジャック、男性的でありながら繊細な愛情とそれに唯一立ち合い静かに受け入れてくれる雄>>続きを読む

ジョン・ウィック(2014年製作の映画)

3.8

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伝説の殺し屋という割に隙が多いし、アクションシーンはやや物足りなさを感じた。ツッコどころが多々あるけど、スーツ姿の紳士たちが愉快に殺し合ってる姿を見るだけでもう満足。犬の復讐のために、金庫を燃やして関>>続きを読む

フィリップ、きみを愛してる!(2009年製作の映画)

3.8

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清々しいくらいに嘘しかつかないし、「嘘だらけの人生だけど、その下にはいつも本物があった」と開き直るし、もはや何でもありの暴走っぷりと後半の繰り返し脱獄するシーンが楽しい!
下ネタの多さには辟易したけど
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Summer of 85(2020年製作の映画)

3.6

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青春の燦きと痛みを描きたいのはわかるけど、燦き部分が一瞬なのに対して、痛み部分に割く時間がやけに長く感じた。美少年たちのケミカルにときめいたけど、後半部分の締まりのなさが残念。
選曲がよくて、クラブハ
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コンフェッション(2002年製作の映画)

2.0

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昼はテレビプロデューサー、夜はCIA工作員、どうにでも面白く作れそうなテーマなのにどうしてこんなにつまらないんだ…途中から思考停止になって映画の内容が全然入ってこなくなるし、ウケ狙いの下ネタの多さもし>>続きを読む

スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

4.0

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憎しみと“赦し“に対しての見解をみせつつ、そこに“答え“を出すわけではなく、「道々決めよう」という着地にしたのが個人的に好感を持てた。負の連鎖を断ち切るなんて簡単にできるはずがないし、誰しもが憎しみを>>続きを読む

銀河ヒッチハイク・ガイド(2005年製作の映画)

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確かに初めて観たのが高校生くらいで、「こんな面白いSF映画観たことない!!」と興奮した思い出があるのに、改めて観ると映画のテンションがズーイーデシャネルの「マダガスカルに連れて行け!」という発言と同じ>>続きを読む