走る屍さんの映画レビュー・感想・評価 - 28ページ目

ソウルフル・ワールド(2020年製作の映画)

4.0

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日常即ちきらめき。ありきたりのテーマではあるけど、魅せ方なのか心に響いてきた。個性があること、夢を追いかけることも素晴らしいけど、その先にも生活が続いてるわけで、どんな生活にしろ自分がその日常を美しい>>続きを読む

ノーカントリー(2007年製作の映画)

4.0

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ゴッドレスとハードボイルドの果て。アメリカの無法地帯の乾いた面を重厚に表せてる。ここで描かれてるのは、血腥いよりもっと心にズシンとくる暴力だ。人間味を一切感じさせない、無機質で完全な“悪“を演じきった>>続きを読む

ザ・コール(2020年製作の映画)

3.6

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そんなポンポンと未来変われるかよ、主人公もっと慎重になろうよ、とは思ったけど、スピード感と緊張感があって面白かった。ただ、主人公がひたすら虐げられるのを見るのがしんどい上に、チョンジョンソの中盤以降の>>続きを読む

魔女がいっぱい(2020年製作の映画)

3.8

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子供の頃みたら大人になっても忘れられないような癖の強い話。今見ても楽しめる。こういう奇妙なハイテンション映画大好きだな。アンハサウェイが強烈すぎる。

THE CROSSING ~香港と大陸をまたぐ少女~(2018年製作の映画)

4.0

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若気の衝動が体感できる。ポスターがおしゃれになってるから記録として。

アナベル 死霊博物館(2019年製作の映画)

1.5

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散々溜力した割に音すら出ない弱々しい屁なみの作品。悪霊の目的と行動の結びつきが不明。ビビらせて何したいんじゃ。そして、致命的に怖くない。いきなり出てきたらそりゃびっくりするけど、怖いとは違うね。貧相な>>続きを読む

画皮 あやかしの恋(2008年製作の映画)

3.8

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最初に観たときは話の濃度と役者の演技に惹かれてた。今回は周の美貌と旦那の真面目なのにクソというタチ悪さが印象に残った。周は史書に書き入れたいほどに可愛い…狐の妖艶も狡賢さも動物ならではの純粋さと無知感>>続きを読む

アナベル 死霊館の人形(2014年製作の映画)

2.5

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ビビらせたいだけのホラーとしか思えない。そして、大してビビれもしない。人形の存在感もあまりない…

プライドと偏見(2005年製作の映画)

4.6

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美しい田園風景の中で繰り広げられるジェーン・オースティン式ラブストーリー。密かに絡み合う視線、そっと裾を掴む指、歩み寄る足取り…クラシカルな音楽に乗せて、奥ゆかしい愛情表現で上質なときめきが堪能できた>>続きを読む

なんだかおかしな物語/ボクの人生を変えた5日間(2010年製作の映画)

3.6

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思春期boyの変わった成長物語の話かと思いきや、予想外にボビーに感情移入してしまいまして…映画的に爽やかに終わってるんだけど、わたしにはボビーが最終的に自殺してしまうと思えてならない。どんなに重いにし>>続きを読む

BLACKPINK ライトアップ・ザ・スカイ(2020年製作の映画)

4.0

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ちょっとだけ覗いてみようと思ったらそのまま見入ってしまった。人を惹きつけるパワフルで魅力的なガールズグループだと思う。デビュー数年でトップの座にいる四人とも並大抵ではない努力の結晶だ。ティーンエイジャ>>続きを読む

イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密(2014年製作の映画)

3.8

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数学も暗号も論理も苦手なのだが、叙述の仕方が上手な上、役者達の熱のこもった演技に引き込まれて、話が完全に理解できてなくても楽しめる。

オフィーリア 奪われた王国(2018年製作の映画)

2.5

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映画と服装は綺麗。ハムレットとオフィーリアの恋愛部分まるで大量生産のアイドル劇でも見てるよう。もはやセクハラ王子。
そもそもわたしが思い描いているオフィーリア像は美しく脆く悲劇的であるが、この中のオフ
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クルーレス(1995年製作の映画)

3.5

カラフルで目が楽しい。アリシアシルヴァーストーンはドールみたいに可愛い。内容はスカスカ。

ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 - 永遠と自動手記人形 -(2019年製作の映画)

3.0

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相変わらず、新鮮味のない綺麗な煽情的な(且つ凡庸的な)“いい話”を美しいアニメーションと音楽で飾り付けてる。スコア3のなかで9割はその外殻に対してである。いやらしさはないけど、明らかな意図的の百合供給>>続きを読む

アキラ AKIRA(1988年製作の映画)

5.0

独特な音楽の効果も相まって、世界観が唯一無二。神々しい。テンポがよく、壮大なテーマではあるけど重たくなりすぎず、不気味さとコミカルさがいいバランスに交わってる。

KUBO/クボ 二本の弦の秘密(2016年製作の映画)

4.0

エンディングにWhile My Guitar Gently Weepsを使用したのが作品を昇華させている…辻褄とかを色々考えずただこの世界観に浸っていたいと思えるくらい素晴らしいアニメーション。

劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

2.5

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煉獄さんと猗窩座の戦いだけが見どころ。家族愛や絆を売りにした御涙頂戴な映画は嫌いです。

お嬢さん(2016年製作の映画)

4.6

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蠱惑、耽美、エロティック、サスペンス、変態がとてもよく融合されていて、特に屋敷のシーンの閉塞的で秘密の花園感がある。チラ見のつもりが最後まですんなり見れた。子供に際どい言葉言わせたり、民族軽視の発言が>>続きを読む

旅猫リポート(2018年製作の映画)

2.5

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ラストで不覚にも泣かされたのが悔しい。
人間の思想を押し付けたセリフを猫に心の声として喋らせるのが白々しい。

グースバンプス 呪われたハロウィーン(2018年製作の映画)

3.0

ハロウィン時期にサクッとみるのに適してる。スラッピー可愛い。

ムーラン(1998年製作の映画)

3.5

ヴィランがしょぼい。立場の弱いものが実力をもって己を証明する話だから、物足りなさを感じる。
キャラクターは可愛い、音楽は良き。

ハムナプトラ 失われた砂漠の都(1999年製作の映画)

3.0

3に比べてやっぱり濃厚だけど、エンタメに徹し、主人公ら以外のキャラは道具の如き扱われるのはみててイライラする。蘇る失われた都とか死者の書とか今見てもわくわくする。

ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝(2008年製作の映画)

2.8

面白いテーマなのに、中国の神秘さと魅力を出しきれてなくてもったいない。息子生意気の割に何してもダメなの草。

残穢 住んではいけない部屋(2016年製作の映画)

4.0

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久しぶりに映画をみて本当に怖いと思った。どのエピソードもわたしのツボを抑えてて、後にひきづるからたちが悪い。

同級生(2015年製作の映画)

2.8

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恥ずかしいセリフポンポン吐くし、不思議なタイミングでキスするし、未成年の喫煙飲酒堂々としてるし、先生最低だし…画力と切り替えは繊細で綺麗、声優さんもいいけど、話と二人に感情移入できない。

アイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニング(2018年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

容姿能力はどうであれ、自分を信じるということは大切なのはよくわかる。変えるのは美容道具じゃなくて自分だというメッセージも良い。
ただ、この映画はコメディ性を濃くする為か、主人公は盲信的で、美しくなりた
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