バラバラでまとまりのないアカペラグループ｢べラーズ｣
コンテスト直前、空中分解寸前の彼女たちが自分のダメなところを見つめることで相手の良さを見つけていく
みんなの気持ちが一つになったラストステージは最>>続きを読む
一人の農場主の依頼から始まる弁護士ロブと巨大企業との闘い
十数年にも渡りこの訴訟に関わり続けた彼を単なるヒーローではなく、彼もまた大きな力に人生を飲み込まれた当事者として丁寧に描く実話ベースの物語
和>>続きを読む
何も特別じゃない、今と変わらない日常の延長線上に戦争を描いているからちゃんと恐ろしくてちゃんと心にも響くのかなぁと思いました
そのせいか鑑賞中はもしこれが自分だったら、ということばかり考えてしまいまし>>続きを読む
｢我が家に勝る場所はない｣と温かい思い出のつまった家を取り戻そうとするジミー
世間から取り残された存在の彼が、自分の心の中にしかない幸せや人生を輝かせてくれると信じる物への執着を捨てられないことが切な>>続きを読む
上映終了後、劇場内にどこからともなく拍手が起こった。私もつられて拍手した。
デイヴィッド・バーンが確固たる信念を抱き｢伝える｣ことに全神経を注ぐ素晴らしいショーだった。
人種も性別も関係なく皆同じ衣装>>続きを読む
腐った男どもへの痛快な復讐劇かと思いきやそんな単純なお話じゃない
キャシーの心に巣食い、血肉に刷り込まれた不条理への絶望や男たちへの憎悪が爆ぜ、心の裂け目から噴出したポップな猛毒をその当事者と共に味わ>>続きを読む
やっと観ました！ゲームの知識は全くナシ…でも何コレ？面白い！好き～!!
一人一人のクセ強めの技と残酷残虐極まりないとどめの刺し方！頭ブシャーとかカミソリで真っ二つとか…これか、これなのか噂のFATAL>>続きを読む
その大きな瞳に夢見る無垢さと危うさが宿るサンディ
彼女の苦痛がエロイーズに、そして観ている私にも伝染する
その息苦しさや痛みが過去と現在を交わらせる赤と青、光と影の甘美で官能的な世界観に完全に麻痺させ>>続きを読む
列車のコンパートメントで偶然出会った2人の女性
閉鎖的な息苦しい状況の中で、一見共通点などなさそうな2人の抱える濃い影が必然のようにお互いを結びつけていく運命の3日間
色彩もテンポも抑えているけど2人>>続きを読む
恋愛も仕事も冴えない男ショーンが親友エドと共にゾンビに立ち向かうゆるゆるゾンビムービー
ゾンビの世界で試してみたいと常々思っていた｢ゾンビのフリをして乗り切る｣をやってくれて嬉しかった！やっぱり有効な>>続きを読む
ベルリンの壁崩壊後の旧東ドイツの郊外にある巨大なスーパーマーケットが舞台。
そこで働く人々の静かで慎ましい生活。彼らの立ち入りすぎず、でもちゃんと相手を理解し見守る、という他人との距離感が素敵だ。
淡>>続きを読む
兄の死をきっかけに故郷に戻り再び自らの罪と悲しみに向き合う男
それらは彼にほんの僅かな光も与えようとせず、私には彼がただビールを飲んでいるだけ、立っているだけでも苦しそうに見えた
彼に｢乗り越える｣な>>続きを読む
1991年東西冷戦時代の終わり。
キューバの大学でマルクス主義哲学を教えるセルジオと、宇宙ステーションに1人取り残された「最後のソビエト連邦国民」セルゲイ。
時代のせいで苦境に立たされた2人の無線でつ>>続きを読む
｢ヴェノム、エディのどこがそんなにいいの？？仕事もイマイチだし、自分勝手だし、弱っちいし、元カノの事うじうじ想ってるし、あんたがいなきゃ何にもできない奴じゃん！｣と親友の恋に口出しする友人のような気持>>続きを読む
のっしのっしと現れたマ・ドンソクの背中、圧倒的激烈ビンタで問題解決…開始早々グッと心を掴まれる。
街の平和を脅かすものは許さねぇとばかりに地元マフィアや残虐な新興勢力に素手で立ち向かうドンソク兄貴の男>>続きを読む
ある事件を起点に登場人物たちの行動や思惑が｢偶然｣の名のもとに複雑な繋がりを見せる
スタートは事件なのか、原因は誰なのか、そもそも何が起こっていたのか…鑑賞後に陥る思考の無限ループが新感覚
ラストシー>>続きを読む
飛行機、高所、雷、海、アイツ…この中に恐怖症があったら大変です(私)
私の場合、これらに｢ピンチの時に声を上げて笑うおじさんが近くに座る｣というトッピング付きで鑑賞後の疲労感が凄かったです
タイタニッ>>続きを読む
いつも誰かの為に夢を諦め、人に尽くし前向きに生きてきたジョージ
そんな彼にも乗り越えられない大きな壁が立ちはだかった時、突然守護天使が現れて…
人生は自分だけのものじゃない、出会う全ての人達と作り上>>続きを読む
高齢者を食い物にする法定後見人マーラと彼女の背後に忍び寄るロシアン・マフィアの善悪判別不能の一騎打ち
完璧に合法的、なのにどこからどう見ても非道徳な道を突っ走るパイク姐さんに拍手を送りたくなる快作
愚>>続きを読む
大牧場主のバーバンク兄弟、未亡人のローズとその息子ピーター。
何かに縛られ抑圧された4人の複雑な思いが静かにじりじりと絡み合い、不思議な余韻と共に観る者に様々な解釈を残す。
ローズ役のキルステン・ダン>>続きを読む
ファミリーの絆と掟、お約束の裏切り…
一見情に厚いグッドフェローズの、保身の為にあっさり手のひらを返す非情さも何故か憎めず、何でもない挨拶のように突如噴き出す暴力には興奮すら覚える。
♪Sunshin>>続きを読む
裁判所を退職したベンハミンが25年前に担当した未解決殺人事件のことを小説にしようとする現在と事件当時の過去を行き来するサスペンス
タイトル通り登場人物一人一人の瞳によって紐解かれていく謎、その展開、衝>>続きを読む
精神を病み、家から一歩も出られないアナ
通りの向こうの家族の様子を盗み見るうちにある事件を目撃して…
彼女が見たもの聞いたものが果たして現実のものなのか、徐々にわからなくなる展開に不安が増す
どこかク>>続きを読む
ある日突然自分の愛する人も、彼女との思い出も全て消え、全く別の人生にすり替わってしまったら…
何とか元の世界に戻そうと奮闘するラファエルの心に起こる変化が面白い
自分が望まない世界で生きる親友や愛する>>続きを読む
ル・コルビュジエが設計した家に住む男と、突然壁に穴を開け窓を作ろうとする隣人
男の｢覗かれるのが嫌だ｣という正当な主張に見えた言い分も攻防の過程で徐々にその正当性が揺らぐ
豊かなこと正しいことを皮肉る>>続きを読む
理屈なしに面白い！好き！
序盤からチラチラ見せられる伏線をダイナミックに回収する計算し尽くされた展開にジャズセッションのようなスリリングなスピード感、｢カッコイイ｣のお手本のようなイケオジたちの台詞や>>続きを読む
久しぶりに顔を合わせた高校時代の友人6人
口を開けば、恐らく優等生っぽい女子からは怒られそうなバカにされそうな、本当にバカな思い出話ばかり。
でも雑魚寝しながら話したそんなバカ話が彼らの今を支えている>>続きを読む
近未来、第3次大戦後のパリ
廃墟化し地下の生活を強いられる人類の存亡をかけタイムトラベルをする男の物語
モノクロスチールのモンタージュで構成された説明の少ない映像は観る者の想像力をよりかきたてる
時間>>続きを読む
音に反応して人を襲う｢何か｣に壊滅状態にされた世界で声を潜め身を寄せ合い生きる家族のサバイバル
これをやっちゃダメ、と言われるとどうしてもやりたくなる性分(加えてガサツ)なので、私はこの世界では1日と>>続きを読む
この後二次会に行くのか、明日は何をするのか、 誰のことが好きなのか、将来は…まだなんにも決まっていない
そんな混沌とした気持ちの集合体のような街 、それが下北沢という街だと思った
そんな一人一人の行き>>続きを読む
『不思議惑星キン・ザ・ザ』を観て私も異星人に喜ばれる歌の一つも歌えるように、｢サルめロバめ｣と蔑まれても文明星の代表として断固として抗議できるように、義理人情を大切に受けた恩を返せるようになりたいと思>>続きを読む
突然宇宙人にさらわれた絨毯屋のおじちゃんアリフが何だかんだ宇宙人をやり込めた上に超美人の彼女をゲットして地球に帰るよー！物語はグズグズだけど、出会う仲間と口説き文句は最高でした！
続編もあるらしい…ト>>続きを読む
誰かを轢かないと一人前にはなれない、と信じる鉄道運転士たち
ようやく運転士になったもののなかなか人を轢くことができず悩む義理の息子を身をもって助けようとするベテラン運転士の父親の不器用で不思議でどこか>>続きを読む
人ごみや閉所、様々な恐怖症を抱えるマルティンとマリアナはまだ出会っていないご近所さん
仕事はぼちぼちだけど恋愛は全く上手くいかない少し面倒くさい二人がぐるぐると回り道をして運命？の人に出会う
“ありえ>>続きを読む
優しい作品でした
人生をきらめかせる夢も大好きなものも、充実した仕事も、達成感も、そんなものが見つからなくたって生きていていいんだよ、とそっと肩に手を置かれているような感じ
何をしていてもついつい価値>>続きを読む
古生物学者デビッドが突然出会った奔放なお嬢様スーザンに行く先々で振り回されまくるお話
何故だか物語の中心にいる豹のベイビーちゃんが可愛い！
ドタバタコメディなんだけどちゃんと伏線も回収されて大団円
眼>>続きを読む
