そめちゃんさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

そめちゃん

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夏への扉 ―キミのいる未来へ―(2021年製作の映画)

3.0

日本映画にしてはちょっとセンスが違うと思っていたら、アメリカのSF小説でした、成程。ロボットがでてきたり、冷凍冬眠があったり、更にタイムマシーンで過去に戻って謎解きがあったり、なかなか面白い。ただ、過>>続きを読む

札束と寝る女神たち(2021年製作の映画)

3.5

珍しいポーランド映画、マークが少ないので迷ったが、ワイダの国でこんな映画を作るなんて!でも、実話に基づいているってほんとかな。ポーランドでは美女を集めてあんなこと、アラブの金持はあんなことやってるので>>続きを読む

信虎(2021年製作の映画)

2.5

甲陽軍鑑を映画にしたという変わった時代劇。大きな合戦はなく、局地的な戦いも悪いけどお粗末。でも、武田信玄の遺言を基に展開される、武田家の政治的な駆け引きは興味深く、面白い。

薄化粧(1985年製作の映画)

3.5

少し前の五社監督作品。鉱山の事故の補償で裏金を掴んだ板根藤吉(緒形拳)が妻子を殺し、捕まると刑務所から脱走して逃避生活の物語。実話だというから驚き、逃亡8年と言っていた。刑務所の床下に穴を掘って脱獄と>>続きを読む

沈黙のパレード(2022年製作の映画)

3.0

このシリーズは、全部見てる訳ではないが、面白く見ている。今回も湯川博士の謎解きが面白く、また、犯人探しもなかなか考えられてて良かった。が、ちょっと無理筋(ネタバレになるので)が数点あったように思われ、>>続きを読む

ミッドナイト・キラー(2021年製作の映画)

3.0

ブルース・ウィリスと聞くと見たくなるのだが、がっかりする作品がいくつかのあった。この作品も同様だが少しは増しかな。連続殺人の事件を追うのはウィリスでなく、囮になる女性捜査官と地元の警官、ウィリスは全く>>続きを読む

42〜世界を変えた男〜(2013年製作の映画)

4.0

J.ロビンソンのことは全く知らないけど、こういう映画は、やっぱりジンとくる。ロビンソンも、リッキーも勇気ある人達だ。こういう映画を見ると、アメリカ人が、声高に民主主義を唱えるのが不思議に思えてしまう。>>続きを読む

ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)

3.5

前作は忘れた。人間とレプリカントの対立でなかなか緊張感があり、ストーリーも複雑だ。面白いのだが、歳のせいか、言葉のせいか、敵と味方とが判らなくなってしまった。

カリフォルニア(1993年製作の映画)

3.5

恋人と一緒に連続殺人の現場を検証しながらカリフォルニアに移住する。同行者を募集すると、殺人犯だった。若きブラピが、何と格好悪い役なのだと少々驚きだが、妙にリアルだ。J.ルイスもブラピについて行く天然風>>続きを読む

東京公園(2011年製作の映画)

2.5

大学生の光司(三浦春馬)と、富永(榮倉奈々)と義理の姉となった美咲(小西真奈美)、それに井川遥を絡んだ、光司と女性達のの微妙な関係を描いた映画なのかなあ。

ブギーナイツ(1997年製作の映画)

2.5

前に見た気がしたけど、も一度見みたら、ある女優だけ覚えていたが、他は全く覚えてない。アメリカのポルノ映画がビデオに置き換わる時代、最盛期にはあんな豪邸でパーティーをして、そんなに繁盛したのかな、日本で>>続きを読む

息子(1991年製作の映画)

4.0

親子のすれ違いはやむを得えません。男兄弟の、特に弟の気持ちも、同じ立場なので、良く判ります。自分も末っ子、家は商売をしていたので、かまってもらえず、寂しい思いをしたかな。それこそ、兄は私立、弟は公立、>>続きを読む

ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

3.5

タランティーノ作品のような映画。ブラピが運び屋の代役として日本の新幹線に乗り、ブリーフケースを奪うというミッション。この新幹線に、ヤクザや殺し屋が乗っていて、それぞの思惑や因縁で殺し合いが起こる。格闘>>続きを読む

オフィサー・アンド・スパイ(2019年製作の映画)

4.0

ドレフュス事件については詳しく知らなかったので、こういうことだったのかと納得。事件の全体が緻密に描かれていて、非常に興味深かったし、面白かった。日本では判らないが、ユダヤ人差別は昔からあったのでしょう>>続きを読む

世界最速のインディアン(2005年製作の映画)

3.5

アメリカ原住民の映画かと思ったら、インディアンというはオートバイメーカーとは知らなかった。実在のバート・マーローの映画だが、実話ではないらし。が、あの年で、スピードに対する執念は凄い。

イングロリアス・バスターズ(2009年製作の映画)

3.5

第二次大戦の欧州で、ナチスをやっつけるために組織された野郎ども。頭の皮をはぐなんて実際はあり得ないが、グロテスクだけど発想が面白い。最後の展開が面白いというより奇妙で、やっぱりナンセンスかな。

インフェルノ(2016年製作の映画)

3.0

ダンテの神曲はのことは名前だけで、中身は全く。なので、映画はスリリングな展開だけど、犯罪と神曲との関わりがいまいちピンとこなかった。残念だけど、教養がないので仕方ないか。

ヘルタースケルター(2012年製作の映画)

2.5

凄いマーク数だ、極彩色がなるほど蜷川実花の作品だと思って納得。が、どうもついて行けないなぁ。

アキラとあきら(2022年製作の映画)

3.5

人のために役立つ銀行マン、なかなか面白い映画だ。竹内涼真の表情…優しい顔にいろいろな表情を見せる…が気に入った。横浜流星も、皮肉屋だが厳しい表情が素敵だ。だけど、バブル期の銀行を見てきた人間には、銀行>>続きを読む

ユダヤ人を救った動物園 アントニーナが愛した命(2017年製作の映画)

4.0

シンドラーは一人ではないのですね、おそらくまだ知られてない何人もの人が、そうだ日本人にもいました。戦時とはいえ、危険を冒して人の生命を護る、出来ることではありません。知恵を働かせて動物園を利用し、女性>>続きを読む

孤高のメス(2010年製作の映画)

4.0

自分の地位も名誉も顧みず、生体肝移植に挑む医師。手術の場面はリアル(見たことないけど)で、見てる側も緊張感があり、疲れました。

グッバイ、レーニン!(2003年製作の映画)

3.5

20年も前の作品なので、はて誰かなと思ったら若きダニエル・ブリュールでした。何とも皮肉で面白い。ベルリンの壁が崩壊しようとしている時、母親が心臓病で倒れて数ヶ月意識不明となる間に、時代が大きく転換して>>続きを読む

大河への道(2022年製作の映画)

4.0

なかなか良くできてて面白かった。香取市…以前は佐倉市で、器械体操が強い地区でした…が伊能忠敬の大河ドラマの制作をすることになったが、地図の完成以前に伊能忠敬は亡くなっていた。とは全く知らなかった。その>>続きを読む

ジオストーム(2017年製作の映画)

3.0

面白い発想の映画で、世界の気象を衛星を使ってコントロールする。そこに悪い奴が自身の地位を利用して事件を起こす。世界中に災害がおこる。CGだからあらゆる災害が写し出される。でも、これって漫画と同じでない>>続きを読む

仔鹿物語(1946年製作の映画)

3.5

1946年というと、戦時中から作っていたのかしら。画の綺麗な映画だ。若きグレゴリー・ペックが若くてハンサム。動物がいろいろ出てくるが、上手く撮影されている。特に、熊と犬との格闘場面は凄い。古き良きなの>>続きを読む

マイスモールランド(2022年製作の映画)

4.0

辛い映画だけど、なかなか良い映画でした。クルド人のことは新聞で知っていて、イスラエルと違い、民族として独立した国を持つていない。日本の難民制度に問題が有りそうだと言うことも。日本の国と人の、良さも悪さ>>続きを読む

バルトの楽園(がくえん)(2006年製作の映画)

4.0

日本で最初に第九を演奏した、ドイツ人捕虜の映画。第一次大戦が始まると直ぐに捕虜になったので、随分と長く捕虜の生活が続いたものだ。ここは理解ある所長がいたから良かったが、他の収容所はどうだったのかな。そ>>続きを読む

親愛なる同志たちへ(2020年製作の映画)

3.5

ソ連南部のノボチェルカッスク(覚えられない)という町で起きた虐殺事件のことは全く知らなかった。ソ連であんなデモがあったのも知らなかった。最も、他言無用の誓約書を書かされるのだから、当たり前ですか。でも>>続きを読む

茜色に焼かれる(2021年製作の映画)

3.0

判ったような、判らないような映画。理不尽な世の中、"まあ頑張りましょう"と言うことかな。

女神の見えざる手(2016年製作の映画)

4.0

アメリカ議会の銃規制法案をめぐるロビーストの攻防を描いた作品。随分と緩い規制のようにも思えたが、アメリカで銃を購入するのは身分証明を嫌う人間が多数いるという事なのだろうか。映画は
規制派と反対派の攻防
>>続きを読む

特命係長 只野仁 最後の劇場版(2008年製作の映画)

3.0

例によって高橋克典が窓際係長と特命とで活躍する。バカバカしいのだが、そう思って見ているので面白くて楽しい。

楢山節考(1983年製作の映画)

3.5

もう40年も前の今村昌平監督作品、坂本スミ子が役のため前歯を抜いたと言われた。生きるための過酷な作品だ、盗みをはたらいた家族の抹殺。自ら山へ向かう老婆、命乞いをする老人。山での撮影もさぞかし過酷だった>>続きを読む

燃えよ剣(2021年製作の映画)

3.5

新選組の作成は今までいくつかあるが、これは土方歳三の新選組。新選組の近藤と土方は天然理心流の剣豪だが農家の出身だ。でも、やはり武士を意識して、新選組の御法度は非常に厳しい。この流派は実践的で、常々複数>>続きを読む

ザ・ファイター(2010年製作の映画)

3.5

家族の応援、逆にそれが足枷となる、その間で苦しむミッキーの痛さが伝わってきた。アメリカの役者はボクシングが上手い。C.ベイルがリアルで存在感がある。

Diner ダイナー(2019年製作の映画)

2.5

蜷川実花監督なので、色彩豊か、でも現実離れして、いまいちピンとこなかったかな。最後はなぜそうなったか良く判らなかった。

パークランド ケネディ暗殺、真実の4日間(2013年製作の映画)

3.0

いまさらケネディ暗殺もないかとも思ったが、結構面白いバイプレーヤーを揃えた。今までのJFKの映画と違って、現場を撮影したザプルーダーフィルムや、犯人と言われているオズワルドと彼の家族等が描かれているの>>続きを読む