隼人さんの映画レビュー・感想・評価 - 14ページ目

街の灯(1931年製作の映画)

3.8

無声映画にあまり馴染みがないから、映画としての面白さでいえば「独裁者」とか「ライムライト」のほうが好きだけど、見終わった後の余韻は圧倒的にこっち。最後の二人の表情ね・・

ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー(2018年製作の映画)

3.8

スターウォーズファンには怒られるかもしれないけど、本編よりこういうスピンオフのほうが個人的には面白い。ローグ・ワン然り。
チューバッカ好きなのでいっぱい出番あって嬉しかった。

ライオン・キング(2019年製作の映画)

3.7

映像リアルすぎて「ダーウィンが来た! アフリカスペシャル」かと思った。テレビにあまり興味示さないうちの猫も食い入るように見ていた。
サークル・オブ・ライフのシーンで映像美に感動したけど、わりとすぐに慣
>>続きを読む

東海道四谷怪談(1959年製作の映画)

3.7

なんとなく真景累ヶ淵と被ってたけど、これ見てスッキリ。怪談というより暴力と悪の物語として見た。迷いながらも悪の道にずぶずぶ入り込んでいく伊右衛門よりも、初めから終わりまでとことん悪い直助が好きだなぁ

私がクマにキレた理由(わけ)(2007年製作の映画)

3.7

この映画で「ナニ―」って初めて知った気がしたけど、そういえばメリー・ポピンズはナニ―か。
全体的に綺麗にまとまってた。マーガレット・ミードの『サモアの思春期』がちらっと出てきたけど、軽いタッチのコメデ
>>続きを読む

ティム・バートンのコープスブライド(2005年製作の映画)

3.7

ちょいちょい挟まれる死体ジョークみたいなのも好きだし、二人でピアノ連弾するシーンもすごい良い。

関東無宿(1963年製作の映画)

3.3

これぞ古典的任侠映画って感じ。ヤクザを美化している映画って好きじゃないけど、やっぱり着流し、角刈り、頬に傷、懐にドスをもってこられるとベタだけど、渋いな~かっこいいな~って思っちゃうよね。

若草物語(1994年製作の映画)

3.4

この頃のウィノナ•ライダーすごい綺麗(もちろん今もだけど)
原作は古典小説だけどこうして見ると古さを感じさせない。

映画 えんとつ町のプペル(2020年製作の映画)

3.9

「プペルしてますかッ!」
爆笑問題の日曜サンデーで西野さんゲストの回に太田さんが絶賛してたので久々に映画館まで観に行った。
とにかく画が綺麗でスクリーンで見て良かったと思う一方で、一時停止して街の細か
>>続きを読む

ローマの休日(1953年製作の映画)

4.5

700本目は今まで一度も見たことがなかった歴史的名作を。
今さら言うまでもないんだろうけど、本当にオードリー・ヘップバーンが美しすぎるし、可愛すぎる。無邪気に観光を楽しんでる姿は見ていてこっちまで嬉し
>>続きを読む

この茫漠たる荒野で(2020年製作の映画)

3.7

RDR2やって以来、西部劇映画が楽しい。家のテレビの画面じゃもったいないくらい風景が綺麗だった。あと、つい最近「ターミナル」見たばかりだから、トム・ハンクスのおじいさん具合に驚いた。

コンスタンティン(2005年製作の映画)

3.6

あの腕を胸の前で合わせる中二っぽいポーズ、めちゃくちゃかっこいいから鏡の前で真似してみたら全然かっこよくなかった。なんでだろう。
A.キアヌ・リーブスじゃないから。

クレヨンしんちゃん 伝説を呼ぶ ブリブリ 3分ポッキリ大進撃(2005年製作の映画)

2.0

子供の頃、テレビで再放送されていたのを見て結構面白かった記憶があるんだけど、今見たら全然面白くなかった。他のクレしん映画と比べて異質すぎる。ストーリーの起伏のなさとかもそうだけど、曲の感じとか間とかが>>続きを読む

極道の妻たち(1986年製作の映画)

3.6

終始、友近が頭にチラついていた。出てないのに。不思議。
ラスト数分間はなかなかのインパクトだった。

ラリー・フリント(1996年製作の映画)

3.4

変人をどれだけ許容できるかがその社会の度量を示す尺度だと思ってる。この映画のラリー側の立場には必ずしも全面的に賛同はしないけど、ポルノグラフィと戦争に関する演説は結構深い。

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

3.9

今さらだけどようやく鑑賞。コメディとして笑える部分もあり、怖い部分もあり、社会問題について考えさせられる部分もあり…面白かった。貧富の差が匂いで象徴的に表されてるのは分かりやすいしリアル。

ネバーエンディング・ストーリー(1984年製作の映画)

3.0

原作と映画は別物…だと思ってもやっぱりエンデの原作との違いを感じてあれれってなっちゃう。特に最後

ローズマリーの赤ちゃん(1968年製作の映画)

3.8

とても怖い。ホラー的な怖さよりもサイコスリラーの怖さ。「悪魔」の話だけど、周りの無理解や余計なおせっかい、不安や孤独感なんかは現実の妊婦にとっても共感できると思う。ホラー映画のかたちをとりながら実は妊>>続きを読む

病院坂の首縊りの家(1979年製作の映画)

3.7

これで終わりって思うと寂しい…。途中、人物相関が分からなくなったけど(致命的)最後はちゃんと理解できた。この独特のおどろおどろしい雰囲気とか、いい意味での臭みみたいなのは石坂さんの金田一シリーズならで>>続きを読む

空母いぶき(2019年製作の映画)

3.8

原作読んでないから先入観で(イデオロギー強い映画だったら嫌だな〜)って思ってたけど全然誤解だった。ギリギリのところで踏み止まろうとする現場の姿が印象的。
ただ、色々配慮があるんだろうけど、相手国の細部
>>続きを読む

太陽を盗んだ男(1979年製作の映画)

3.0

色々雑だけど製作者のこの映画に対するパワーはすごい感じる。交番巡査の水谷豊、借金取りの西田敏行、全く気が付かなくて後で見返してあ〜ってなった

RED/レッド(2010年製作の映画)

4.0

こういう癖の強い人たちがどんどん集まっていく里見八犬伝みたいな感じ、ベタだけどすごい好き。

母なる証明(2009年製作の映画)

3.6

ダンスに始まりダンスに終わる…。
冒頭の不穏な展開から全く先が読めなかったけど、なるほどそういう結末か〜と感心してしまった。決して好きなタイプの映画ではないけど、かなり引き込まれたし、揺さぶられた。

最高の人生の見つけ方(2019年製作の映画)

3.6

どうしてもロブ・ライナーの方と比較して見ちゃうけど、別物と思って見たほうが楽しめる気がする。個人的には映画の醍醐味であろう旅そのものよりも、旅が終わってからの方が結構グッと来るシーンが多かった。

劇場版 銀魂 完結篇 万事屋よ永遠なれ(2013年製作の映画)

3.6

始まり方も終わり方も銀魂らしくて好き。
本編との繋がり考えて色々深読みしちゃう

ドラゴン・タトゥーの女(2011年製作の映画)

3.7

一応R15だし、デヴィッド・フィンチャー監督だから身構えてたけど、割と平気だった。どんな映画でもそうだけど天才ハッカーが味方にいるほど心強いことはない。

男はつらいよ 柴又慕情(1972年製作の映画)

3.8

おいちゃんが変わってたのが少し寂しかったけど、いつも通りの寅さんだった。
吉永小百合さんと倍賞美津子さんのツーショットは尊すぎた。
「そうかい。そりゃ、良かった」に痺れる

ナイトメアー・ビフォア・クリスマス(1993年製作の映画)

3.4

Spotifyでサントラ聴いてたら観たくなった。懐かしい感じ。子供の頃NHKで見てた「バケルノ小学校」とか「ドラムカンナ」思い出す。

フック(1991年製作の映画)

3.5

ロビン•ウィリアムズがピーターパン、ダスティン•ホフマンがフック船長っていう字面だけですごい。子供たちに囲まれて笑ってるロビンウィリアムズ見たらなんか泣きそうになった。

これからの人生(2020年製作の映画)

3.4

リメイクって知らなかった。面白くないわけじゃないけど、始終低温な感じだった。エンディングの入り方と歌詞は映画全体を表していてすごく良かった。

タクシー運転⼿ 〜約束は海を越えて〜(2017年製作の映画)

4.0

「大統領の理髪師」の時も思ったけど、ソン・ガンホの小市民的な感じがすごくいい。光州事件当時の緊張感も生々しく伝わってきて、今の香港の問題とも重ね合わせて色々考えさせられた。もちろん、普通にエンタメとし>>続きを読む

インサイド・マン(2006年製作の映画)

3.3

スリリングで引き込まれたけど、結末には若干のもやもや感が残った。人質の男の子がやってたゲームは完全にグラセフ。

ゲキ×シネ「髑髏城の七人」(2012年製作の映画)

3.7

ゲキシネ、噂には聞いてたけどNetflixに上がってたので初めて見た。かっこいい〜。
でもやっぱり、家のテレビ<映画館<生の舞台だと思うので、コロナ落ち着いたらいずれちゃんと観劇したい。

グリーン・デスティニー(2000年製作の映画)

3.6

アクションのかっこよさはさすが。色んな種類の武器が出てきて楽しいし、ワイヤーアクションもここまでやれば爽快。軽功って極めれば空飛べるんだね。

A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー(2017年製作の映画)

3.0

疲れていたときに見たせいで前半一時間スヤスヤタイムだった。セリフが少なくて静かな映画だからすごい眠気を誘ってくる。
でも、ちゃんと見れば良い映画だと思うから疲れていないときにじっくり見たい。

秋刀魚の味(1962年製作の映画)

3.4

笠智衆のためにあるような映画っていいたくなるほど哀愁漂う父親役がぴったりだった。そんなに昔の作品じゃないけど、結婚に対する考え方が現代とは隔世の感があるなぁとしみじみ思った。