ゆっきーさんの映画レビュー・感想・評価 - 96ページ目

Red Sun(英題)(1970年製作の映画)

3.5

浮浪者がバーで出会った美少女の家に転がり込むと、他にも美少女が4人住んでおり、実はそいつら、男殺しテロリスト集団であった!!って話。
ベティカーに影響を受けたらしく、アメリカB級映画感漂う映画。面白い
>>続きを読む

パラダイス(2000年製作の映画)

3.0

年老いた作家が自分の誕生日に元カノ、元セフレたち、元妻たち合計7人を集めてパーティーするって話。
なんじゃそりゃ!?って感じだがイヤミはなく、むしろへんな多幸感がある。まぁまぁ面白い。この映画もやっぱ
>>続きを読む

ピンク(2009年製作の映画)

4.0

ピンクと名乗る女流詩人が三人の男と順繰りに結婚してくというすげえどってことない話なんだが、傑作のなかの傑作! ルノワール+ベティカー÷2 って感じだ。三人目の男との田舎での生活と池に飛び込むシーンの美>>続きを読む

残穢 住んではいけない部屋(2016年製作の映画)

3.5

かなり怖かった。ミステリ仕立てなのだが、後半、事件がいりくみすぎてなにがなんだかわからなくなるが、(『3つ数えろ』を彷彿とさせる)それでも幽霊はお構い無しに出てくる感じサイコー。

こーゆー、お話の整
>>続きを読む

カリキュレーター(2014年製作の映画)

2.0

イマイチ。ハリウッドに似せて作ってて好感は持てるものの、まだまだハリウッドからしたらB級レベル。ただ、日本のビッグバジェットものよりはCGなんかもしっかりしててハリウッドっぽい。
あと女がかわいい。こ
>>続きを読む

話の話(1979年製作の映画)

3.5

これはヤバイブツだ。
悪夢的だが特筆すべきは光と影。
灰色の狼がジャガイモ食うシーンの豊かさ!

キツネとウサギ(1973年製作の映画)

3.5

画面は平坦なるも、ウサギの動きが豊かで素晴らしい。

ケルジェネツの戦い(1971年製作の映画)

2.0

動き出したイコン画って感じだが、画面が平坦過ぎて萎える。
超絶3D 作家パラジャーノフとはそこが決定的に違う。

25日・最初の日(1968年製作の映画)

2.0

白黒の世界を共産主義の赤が埋め尽くすって内容。
運動もモンタージュも弱く、この程度ならイメフォフェスでいくらでもかかってそう。

霧の中のハリネズミ/霧につつまれたハリネズミ(1975年製作の映画)

3.5

ヨージックが川に浮かびながら夜空を見ていたら馬が現れるショットが素晴らしい。

子熊が全然かわいくない笑

バンコクナイツ(2016年製作の映画)

3.5

大変面白い。かなり好き。別に上手いとは全く思わんが。日本に居場所を見いだせない男の話なんですごく好きなのよ。
手法的にはマンブルコアみたいだと思った。
ただマンブルコアよりは“ショット”を撮ろうとして
>>続きを読む

ReLIFE(2017年製作の映画)

3.0

まーまー楽しめたが、世界が狭すぎる感じがする。登場人物が五人だけだし。
祭りのシーンなんか祭りの描写はゼロですからね。しかも雨の中のスローモーション横移動撮影が酷すぎて萎える。
話は『素晴らしき哉、人
>>続きを読む

哭声 コクソン(2016年製作の映画)

2.0

つまらん。てかそれ以前に、韓国人のギャーギャー騒ぎ、すぐ人を殴る性質が嫌いだしギャグも寒い。
客をミスリードするための付け足しによる長さであり、タランティーノのようなサスペンスのための焦らしによる長さ
>>続きを読む

アメリカン・スリープオーバー(2010年製作の映画)

2.5

色味が薄い画面があんまり好きじゃない。
若い子達の視線の応酬かメインなのだが、視線のショットが乱れうち過ぎてちとクドイ。
あーゆーのはここぞと言うときにやったほーがいいんじゃないのかな?

双子のサン
>>続きを読む

人生タクシー(2015年製作の映画)

4.0

年間ベスト級の傑作。イラン的なフェイクドキュメンタリーだから面白い、というわけではなく、「たぶんフェイク」ぐらいの感覚で観客が望んでいるのを知っており、それに対していい按配のうそ臭さをぶち込んでくるの>>続きを読む

花嫁人形(1919年製作の映画)

4.5

神。
女の子が、人形と結婚しようとする女嫌いの金持ちの前で人形のふりし続けるギャグ映画なのだが、なんかとにかくかわいい。癒し。
ダンスもロボットちっくで笑える。
人形軍団に迫られるシーンは壮観笑

>>続きを読む

PARKS パークス(2016年製作の映画)

3.0

普通。
なんか、見てるこっちがこっぱずかしくなる感じの語り方。MVビデオのような視覚のギミックを演出だと勘違いしてそう。
あと、最近の染谷将太の演技が気にくわない。(園子温が悪い)
永野と橋本愛はアッ
>>続きを読む

ニノチカ(1939年製作の映画)

2.5

ガルボが笑うとこがわざとくさすぎて生理的に無理。
リメイクの方が好き。

極楽特急(1932年製作の映画)

3.5

怪盗カップルの話。
お洒落ぶっててムカつくが面白い。

キスするかしないか寸前のとこで顔を近づけて話すのエロい。

午後8時の訪問者(2016年製作の映画)

3.0

特筆すべき点なし。ダルデンヌの映画は終わり方がいつも良かった記憶あるが、これは全然ダメ。
主役の女がいろんな人に怒鳴られまくっててかわいそーって感じ。

無限の住人(2017年製作の映画)

3.5

面白いけどなんか普通だったな。テラフォーマーズみたいな、自己破壊的な感じはなくて寧ろ守りの映画であった。
台詞の間を作りすぎ。高級感出したかったんだろうが。
キムタクはなかなかよくてクローズアップに耐
>>続きを読む

春婦傳/春婦伝(1965年製作の映画)

5.0

野川由美子が全線におくられた彼氏を追って弾丸が花火のように飛び交う夜の戦場を疾走する横移動撮影は映画史にこびりつく。
衝撃。
人生ベスト。

ウィンダミア夫人の扇(1925年製作の映画)

3.0

言葉(中間字幕)と心が違うことを、タクシーのドアを閉める手のアップひとつで表現しちまうラストがすごすぎる。
だがしかし。
窃視の使い方や一部しか写さない構図とか、そりゃもう言わずもがな上手いわけですが
>>続きを読む

生きるべきか死ぬべきか(1942年製作の映画)

4.5

いまさらいうまでもないが超絶大傑作。
ラストのヒトラー(偽)の命令で飛び降りるとこ、爆笑した。
付け髭のシーンなんかはめちゃハラハラした。最高すぎる。
生きるべきか死ぬべきか をせりふで言うまでの間の
>>続きを読む

ワイルド・スピード ICE BREAK(2017年製作の映画)

2.5

録り方がひどくで、ヴィンディーゼルもドウェインJも首から上しか映ってないので、初見の客は彼らがマッチョかどうかもわからない。
暗がりはただ暗いだけだし。
ただ、ラスト泣きました。
あと、ステイサムのベ
>>続きを読む

レイチェルの結婚(2008年製作の映画)

1.0

糞の極みだった。
ブルーバレンタインを更に酷くした感じ。

結婚式のレゲェliveを撮りたかっただけではなかろうか?

ラストサマー2(1998年製作の映画)

2.0

なんでここまで演出力が落ちるんやってくらい1に対して劣化してた。
(と思ったら監督が違う)
とにかく、大きな音で何とかする以外のサスペンスアイデアが0でヤバイ。
ジェニファーラブヒューイットがかわいい
>>続きを読む

料理長(シェフ)殿、ご用心(1978年製作の映画)

3.5

これはなかなかの出来。ハリウッドのコメディながらヨーロッパ映画っぽい。台詞がすべて小粋。
ジャクリーン・ビセットもめっちゃかわいい。

ひるなかの流星(2016年製作の映画)

2.0

ダメだった。確かに画は綺麗だが。
亜嵐が困ったら女を抱き締めるってのが三回くらい続いて、演出的にも男の行動的にもワンパターン過ぎだろ❗と突っ込んでしまった。
亜嵐の照れを表現するために顔をCG で強引
>>続きを読む

幸福の条件(1993年製作の映画)

2.0

イケメンの金持ちが1億払うから奥さんとヤらせて~と頼み、それで夫婦の愛は維持できるのか❓みたいな糞下らねー話でワロタ。
演出も皆無で、例えば、カジノで当たるか当てないか?のサイコロふるとこなんてただそ
>>続きを読む

白鯨との闘い(2015年製作の映画)

1.0

フレーミングがぐちゃぐちゃ、撮影も酷くて(プラスチックな感じ)ほんと人生ワースト級。
何より、白鯨と全然戦わんやん!正味10分くらいか?
あとは、漂流をどう生き抜いたかの話でロマンもへったくれもないし
>>続きを読む

血ぬられた情事(1949年製作の映画)

3.5

シオドマクの映画の女ってなんでこんなに不可解なんすかね~
あ~こわ~

ハリー叔父さんの悪夢(1945年製作の映画)

3.5

結婚したくてしょうがない兄貴とそれを阻止しようとするキ***の妹の戦い。 まさに逆小津。

死刑の直前に 刑務所で会う2人のシーンでの妹のクローズアップの顔がキ***すぎてマジでビビる。

フラワーズ・オブ・シャンハイ(1998年製作の映画)

5.0

HHH のベスト。
風俗嬢と愚痴と、客との痴話喧嘩を一定の距離をおいたカメラで観測するという、劇映画なのだがほぼドキュメンタリーに近い、妙な感覚があり、こんなに新しい映画は無いんじゃないか?と思った。
>>続きを読む

Barres(1984年製作の映画)

4.0

駅の改札をどう面白くすり抜けるか?の事例集。
笑える。