Rさんの映画レビュー・感想・評価

R

R

映画(89)
ドラマ(0)

ハーフ・オブ・イット: 面白いのはこれから(2020年製作の映画)

4.1

閉鎖的でつまらない田舎町、という環境の中でのティーンエイジャーたちの葛藤。と書くと、よくあるティーンムービーのようだが、予想以上に深みのある豊かな作品。すべてが心地良くて温かくて尊かった。
マジョリテ
>>続きを読む

ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.0

終わった後「エッッッッッッ」ていう余韻に100分くらい浸ってたしめちゃくちゃ混乱して心が渦巻いてた

時間が経ってから心に残った感想が「最強のブレイクアップムービーじゃん…」です。よく考えたらめちゃく
>>続きを読む

マイレージ、マイライフ(2009年製作の映画)

3.8

結婚ってなに?とか人生って結局生まれて死ぬだけなんだから本当はなにもかも無意味なんじゃないか?という問いに対するアンサー。

オプティミズムにもペシミズムにも振り切らず、ただなんとなく希望が淡く光るよ
>>続きを読む

生れてはみたけれど(1932年製作の映画)

3.9

BGMが全く無いサイレント映画ははじめて観た気がする!竹久夢二みたいな雰囲気の字体の字幕でとても可愛かったので追っていて楽しかった。

日本の社会構造や家族像を素朴な子供の視点から描いていて単純な展開
>>続きを読む

オー・ルーシー!(2017年製作の映画)

4.5

毎日が同じことの繰り返し、ゴミ屋敷のような部屋の中で、溢れるほどの物に囲まれながらも、心の中は空っぽで常に孤独だった節子は、たった一回のハグで救われてしまう。滑稽にも見えるカツラを被るという行為も引き>>続きを読む

アフター・アワーズ(1985年製作の映画)

4.0

伏線だらけの筋書き、むしろ笑ってしまうほど伏線しかない話、ここまで全てが悪い方向につながっていってしまうともはや感心してしまう。
金の門から出た瞬間から、それまでの鉄格子に守れた退屈な日常空間から完全
>>続きを読む

ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

3.7

ワンシーンワンカット、長回しの多用、見せ場では、浮遊感と共に振り回されるような自由自在のカメラワークで遊園地のアトラクションに乗っているようなワクワク感と臨場感があって、素晴らしかった

冒頭からパキ
>>続きを読む

生きる(1952年製作の映画)

4.3

65年も前の映画を観れてしまう幸せを噛み締めながら鑑賞した。本当にすごい。

まず神の視点からの語りと共に主人公の胃を映しながら始まるところはユーモラスで、古臭さを感じさせないキャッチーさがあり、引き
>>続きを読む

君の名は。(2016年製作の映画)

3.8

映像美に感嘆しつつ、ひとつのエンターテイメントとして素直な気持ちで見れたので、本当に感動的で期待を裏切らない映画だった

普段から見慣れていた東京に忠実な都会の景色も三葉の目線から見ているせいかどこか
>>続きを読む

ウエスト・サイド物語(1961年製作の映画)

3.6

社会性の強いテーマを入れながらロミオとジュリエットのストーリーラインに沿って展開を進めていき、ダンスや歌を通して暴力、対立、愛、そして悲劇性をも表現してるのがすごい

ダンスシーンではシャーク団とジェ
>>続きを読む

ビフォア・サンライズ 恋人までの距離(1995年製作の映画)

3.5

男女が徐々にお互いのことを知っていき、どきどきしながら恋に落ちていく様子が描かれている

三部作を全部見ないことにはまだ何も言えないが、二度と会えないのかもしれないというドラマティックな状況と時間のリ
>>続きを読む

七人の侍(1954年製作の映画)

4.2

邦画にこんなにも素晴らしい名作があったならもっと早くから観ておけば良かった!

侍たちがひとりひとり本当にかっこよい 雨の中の戦のシーンもリアルな怖さがあり目が離せない とにかく完璧な映画だった

>>続きを読む

アニー・ホール(1977年製作の映画)

3.9

会話の途中で突然カメラ目線で観客側に語りかけたり、画面が分割したり、アニメーションを使ったり、心の中の考えが字幕で出てきたり、時間軸が自由に移動したり、過去の自分を見つめるタイムワープができたりといっ>>続きを読む

雨月物語(1953年製作の映画)

3.5

溝口作品初鑑賞、古臭さを感じさせない本当にお手本のようなカメラワーク

怒りの表情のときの京マチ子が怖くて美しい、まさに怪演

終盤の源十郎がやっと家へと帰ってくる場面でふらふらと家を一周すると突如囲
>>続きを読む

アイズ ワイド シャット(1999年製作の映画)

4.0

キューブリック作品、やっぱりおしゃれだし見れば見るほどどんどん魅力に引き込まれていく

最初はトムクルーズとニコールキッドマンの美しさにドキドキしながら見惚れていたけど中盤からやっぱりどんどんキューブ
>>続きを読む

アメリカン・ギャングスター(2007年製作の映画)

3.2

冒頭からかなり過激なシーンだったので最後まで観れるか心配だったがデンゼルワシントンの演技や裏社会の様子、ラッセルクロウがどんどん真実を突き止めていく感じはハラハラしたし、その間にふたりの正反対の私生活>>続きを読む

小早川家の秋(1961年製作の映画)

3.4

色調や構図のバランスが美しい、度々出てくる赤色のモチーフが画面にアクセントを加えているのもすごく良かった

現代の映画とは違う良さがやっぱりあって60年代のファッションや生活習慣がそのままリアルに描か
>>続きを読む

マリアンヌ(2016年製作の映画)

4.0

まずマリオン・コティヤールの魅力に絶対に完全に打ちのめされる。それだけでももう観る価値がある。全体を通してファッションとセットがめちゃくちゃ素敵でかっこいい。40年代のカサブランカ、イギリス共に街並み>>続きを読む

ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅(2016年製作の映画)

3.4

アクションもコメディーもファンタジーも恋愛もサスペンスも含んでいてエンターテイメント映画としての完成度が高く、心踊る世界観と飽きないストーリー展開で観てて楽しかった

最初から最後まで物語の展開を進め
>>続きを読む

アバター(2009年製作の映画)

3.8

公開当時映画館で見た時、人生ではじめてここまでの壮大なスペクタル映画を見てかなり衝撃を受けた 当時がおそらく本格的な3D技術の幕開けで、飛び出すというより"入り込む"3D だったという鮮烈な印象を受>>続きを読む

ポンヌフの恋人(1991年製作の映画)

3.9

人生そのものに執着心もなく自らアスファルトで額を削ろうが車に轢かれようがその痛みにすら無頓着だったようなアレックスがミシェルに会い、愛することではじめて 痛み というものを知る

全てのシーンが心に刻
>>続きを読む

シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

3.6

キャスティングが絶妙に良かった!主人公以外にもキャラの濃い登場人物がすごく多くてそれぞれ問題を抱えてるんだろうけど誰に対してもそこまで踏み込んだ描写がないところとか明確なサクセスストーリーじゃないとこ>>続きを読む

たかが世界の終わり(2016年製作の映画)

3.5

あらゆるものをクローズアアップで映すことですごく感覚的な映像になっている気がした。
冒頭の、車から様々なものをみているシーンで色んなものが意味ありげに目に飛び込んできたり、異様に通行人と目があったりし
>>続きを読む

ブロンドの恋(1965年製作の映画)

4.0

視線を交わし合っただけで男の子をその気にさせてしまったり、好きな男の子の前で他の男の子にもらった指輪をお母さんにもらったものだと嘘ついちゃうAndulaが魅力たっぷりで危なかっしくて可愛いなと思った。>>続きを読む

カリガリ博士(1919年製作の映画)

3.0

前衛的な絵画調の壁、斜めのドアや高すぎる背もたれの椅子、舞台のようなセットや登場人物たちの動き、Cezarが目覚める瞬間のアイリスショットが印象的だった。
カリガリの手袋にミッキーマウスの手袋のような
>>続きを読む

シャイニング(1980年製作の映画)

3.9

キューブリックだからこそ内装や衣裳の色使いが計算されていておしゃれなので見れてしまうけど音楽やカメラワークや様々な演出のせいで鑑賞中ずっと恐怖感の中に閉じ込められる。画面の完璧な構図の美しさは却って心>>続きを読む

シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

3.2

強烈な風刺だとか災害映画というのは理解できたが偉い人たちが専門用語ばかりをまくしたてたり細かなショットをしつこく連続させるカット割り、石原さとみの役どころや台詞があまりにも苦手だった 
楽しみにしてい
>>続きを読む

>|