男が正体を現さぬよう、願っていましたが、此処でも又ジュリエッタ・マッシーナの演技に惚れ惚れとするばかり。フェリーニの世界、素晴らしい!
内田吐夢監督による素晴らしいサスペンス。貧しい時代の日本も織り込み、飢餓海峡というタイトルの詩情も相俟って、日本映画の傑作と称されるのも当然の思い。キャストも凄い面々。三国連太郎の非情感、左幸子の純情>>続きを読む
後半というか、終盤というか、正しく映画と共にあるという一体感、ラストのカタルシスも素晴らしい。深夜の何物かの音、電車の音、忘れ難い映像の数々、ゾクゾクします、魅力です。ブレッソン監督の深みとセンス、堪>>続きを読む
苦手なジョニー・ディップですが、今作は素直に味わいました。柔軟で繊細な演技、改めて良かったです。父娘のシーンは言うこと無し。
題名から室内劇のしつらえ、カーテンコールの演出まで見応え有り。1950年代の当時だからこその直截な表現なのか、米国サイコサスペンス映画の流れを想う。
一人勝手に堕ちていく外科医が痛々しく、演じるペッカ・ストラングに魅入ってしまった。どうなることか、見守っているうちに変態世界も生き生きとしてくる様な。フィンランド映画独特の⁈音楽も随所に鳴ってきて、明>>続きを読む
エルザ・マルティネリやミレーヌ・ドモンジョ、イタリアン美女が素晴らしい。
捨てられた紙幣の暗示も良いですよ。
確かに評価が難しい。知らずに観ましたが、個性的な監督とはいえ、ストーリーの流れやダンスシーンなどは構成も良く、結構面白かったです。記憶に残ります。
見応えのある、ミステリーでした。キャシー・ベイツは勿論他の豪華キャストも見事な演技でした。カラーの回顧映像には富士フィルムやコダックの相違を駆使して工夫したそう。記者役ジェニファー・ジェイソン・リーも>>続きを読む
アンソニー・ホプキンスの隅々まで神経の行き届いた流石の演技、素晴らしい。でも本当は辛いテーマで、真剣には観られなかったかな。オリヴィア・コールマンも圧倒的な力量、介護する娘を演じ切りましたね。
お洒落で美味しいカップケーキのようなアメリカのラブコメ。
主役のアンディ・サムバーグの生き生きとした演技は堪能しました。
香水好きには、調香師の物語はウェルカムでしたが、主人公二人の関係も中々良い。しみじみお洒落な感じが好感でした。
何処か懐かしい家族の面々。フランス人は未だ未だこんな調子で言い合うのか、家族だからの本音。ちょっと前まで日本でも、兄弟姉妹や叔父叔母が多かった時代、貧しかった時代にはこんな怒号も聞こえていた時があった>>続きを読む
久し振りのパトリス・ルコント作品、やはり好みでした。二人のおじ様たちのファンタジー、“詩”も絡んで、発泡頭痛薬、フランスパン、スリッパ、ピストル、などの小道具も効いていて、情感溢れました。ちょっと寒そ>>続きを読む
アルモドバル監督の脚本も、主演のバンデラスも最高ですね。人生の終わりに人生を謳う、深くていい。家の調度品、洋服など監督自身の物もあったようですが、色彩もデザインも素敵で粋。映画自身のポスターもデザイン>>続きを読む
久し振りに風合いのある映画を観ました。絵も音楽も文学もある亡命ユダヤ人一家のお話。ナチスの頃を描いて全編独特の静かな緊張感にも包まれて、スイスの山々の風景、パリの夜景も素晴らしい。
愛すべき四人の家族>>続きを読む
アン・ハサウェイとビジュー・フィリップスは上手く絡んでいた感じ。浅いけれど、格差社会問題を織り込んだところが良かったかな。
ソフィー・マルソーの若さ満載アピールだけ、の映画と思いきや
原作の有る、心理ものでした。
観光地ハイチの様子も良かったです。
シャーリー・マックレーンのブルーグリーンの瞳、ダンスで鍛えた肢体の素晴らしさ、何物にも変え難い。可愛いさを振りまいてのコメディ。洋服などのデザイン、色風味も素敵です。
以前に観た時よりも、楽しく
面白く観れました。今回は主役のケネス・ブラナーは元より、他の豪華キャストもどこかウディ・アレン調の早口に聞こえて、更には間も同様で、流れもよくて面白く観ました。ドナルド・ト>>続きを読む
途中のクィーン曲から何だか没頭して、最後まで一気に観ました。
グロ系もゾンビ系も苦手なのに、面白かった、です。