クラゲライダーさんの映画レビュー・感想・評価 - 10ページ目

ガンジー(1982年製作の映画)

3.9

ガンジーが「RRR」を見たらどう思うだろう?
何も分かってないね、と寂しく笑うだろうか?
それともRRRに感動して、非暴力をやめるだろうか?←これは冗談です。
ほぼ同じ時期なのに、真逆の独立運動で興味
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リディームチーム:王座奪還への道(2022年製作の映画)

3.9

アメリカの国技バスケットで、NBAのスターを集めれば簡単に金メダルが取れるはずが、世界のレベルが上がり勝てなくなった。そこでアメリカはリディーム(取り返す)チームを新たに作った、というドキュメント。>>続きを読む

サンシャイン・クリーニング(2008年製作の映画)

4.2

好きな映画。
高校までは一軍でモテモテだったヒロインが、死体清掃の仕事をする話。
若い時モテた人間のプライド、がテーマの映画。

モダン・タイムス(1936年製作の映画)

4.3

何と言ってもラストシーン。
落ち込むヒロインをチャップリンが慰める。
We'll get along!
チャップリンに言われると、何とかやっていけそうな気がして僕まで勇気が湧いてくる。

マルコヴィッチの穴(1999年製作の映画)

4.1

誰かの脳に入るなら、渡辺雄太かな。
もしくはクロアチア戦前日の森保監督に入ってPKの練習させるね。

小さな恋のメロディ(1971年製作の映画)

4.2

皆かわいいが、嫉妬する友達の男の子が特にかわいい!

CUBE 一度入ったら、最後(2021年製作の映画)

3.0

日本版に改変するという事で、主人公の過去が加えられている。
ただこの過去の話が、いかにも日本のテレビドラマにありそうなウェットな話になってしまっている。
そして当然のように、主人公は大声で泣き叫び、そ
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静かなる決闘(1949年製作の映画)

4.1

手術のミスで梅毒になった男の話。

とても面白く見応えが充分にあった。
他の方のレビューを読むと、原作の時から医学が進歩して、撮影の時点で梅毒が不治の病じゃなくなったみたいだね。
確かに映画の中の雰囲
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影武者(1980年製作の映画)

3.6

椿三十郎の楽しさはどこへいってしまったのか。

きっと役者陣は武士の所作を徹底的に練習させられたのだと思う。
でもお辞儀したり襖を開けたりの所作をイチイチ見ていると、長いなぁとどうしても思ってしまう。
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椿三十郎(1962年製作の映画)

5.0

超エンターテイメント!
掛け値なしの傑作。

何と言っても脚本。
正義と悪の知恵合戦。
黒沢、小國、菊島の脚本会議。
どれだけ頭をひねればこんな脚本が書けるのか。
もうなんか想像もできない。

今作は
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ブロンド(2022年製作の映画)

3.2

ラジー賞の本命(?)らしいけど、世間の評価は気にせず、フラットな気持ちで見ました。

テーマは、父親の不在、かな。
マリリンモンローの人生は、幻の父親を探しているような人生だった…みたいな。
でも、い
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イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

ある日突然、友達から絶縁された男の話。

テーマは、下らない事で始まったケンカが後戻り出来ない争いになってしまった2人の男を描く事で、海の向こうの戦争も同じように下らない事が発端なのだから、さっさとや
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セレニティー:平穏の海(2019年製作の映画)

3.4

サスペンス映画かと思ったら、あつまれ動物の森だった!

コメディにすべきだったと思う。
監督の勇気は買う!

アイランド(2005年製作の映画)

3.5

とにかく中盤のカーアクションシーンが見所。
高速道路で、トラックの荷台から電車の車輪(?)を落としまくって、追っ手の車に当てまくる。
ストーリーとほとんど関係ないのに、こんなド派手なシーンを撮るなんて
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こちらあみ子(2022年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

少し風変わりな女の子あみ子とその周りの人々の物語。

脚本が素晴らしかった。
あみ子が起こす事件は、全てあみ子が良かれと思ってした事。
あのお墓もお母さんの為だし、あのクッキーもノリ君の為。
だけどそ
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バートン・フィンク(1991年製作の映画)

4.5

一時期、壁の薄いアパートに住んでいて、マジでこんな生活をしていた。

ジュラシック・パーク(1993年製作の映画)

4.5

公開当時、映画館で見たけど、最初の恐竜のデカい事!
主人公のメガネがズレる気持ちもわかる。
あのちっこい恐竜も怖かった!

ブルー・ジェイ(2016年製作の映画)

4.2

昔、恋人同士だった中年の2人が、地元で偶然の再会をする話。

中盤までは、いくら心底相性が合う元恋人同士とはいえ、家庭のある女性が、無職でしょぼくれてる男と、こんな1日を過ごすだろうか、なんて思いで見
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ほの蒼き瞳(2022年製作の映画)

3.9

士官学校で殺人事件が起き、元刑事の男は捜査をすることになる。捜査の途中でエドガーアランポーという風変わりな士官候補生と出会い、彼に心を許すが、その彼も容疑者だと分かり…という話。

推理小説のルールに
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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.7

中学高校とバスケ部でした。
夏ぐらいになると、スラムダンクを読んだ野球部や他の部活の人がバスケ部に転部してきました。
多分皆、桜木花道のように素人でも活躍できると思っていたんだと思います。
でも現実の
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キャバレー(1972年製作の映画)

4.1

真面目な学生とスターを夢見るシンガーの恋物語。

自分の過去の恋愛と似ているなと思いながら見ていた。
客観的に見ると、このブライアンとサリーは絶対にうまくいかない事がすぐ分かる。
ブライアンには刺激が
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マネーモンスター(2016年製作の映画)

3.7

株で大損した男が、間違った情報を流したテレビ番組をジャックした、という話。

結構面白かった!
特に中盤。皆んなで株を買って俺を助けてくれ、とか、妻の説得の件は、安易に物事が好転せずにかなり笑えた。
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キャスト・アウェイ(2000年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

恋人のケリー(ヘレンハント)は、最初から浮気をしていたと思う。
最初の電話で留守にしているが、わざわざあんなシーンを入れているのは、そういう事。
つまり主人公は、最初から叶わない夢(ケリーとの結婚)を
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素晴らしきかな、人生(2016年製作の映画)

3.3

素晴らしき哉、人生の現代版というより、クリスマスキャロルの現代版という感じ。

愛、時間、死に手紙を出し、その概念が現れるなんて、めちゃくちゃ面白そうだったが、後半は尻すぼみ。
主人公だけでなく3人の
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ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

4.0

ロッキー1は、人生するかしないかの分かれ道で、するという方を選んだ勇気ある人々の物語。
ケイコは、人生続けるか続けないかの分かれ道で、続けるを選んだ勇気ある女性の物語。

最後、辞めようとしていたケイ
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聖なる証(2022年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

映画のセットで始まり、セットで終わる。
わざわざこんな事をした監督の意図は?

セットを映すという事は、映画は作り物ですよって言いたいのだと思う。
そして本当に言いたいのは、宗教だって作り物ですよって
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